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先日行った民族博物館は万博公園の中にあります。 思い出の万国博覧会は、何と私が二十歳の時です。 あれから~43年ですか 岡本太郎さん、太陽の塔は、 今もデンと立ち・・・ここに万博公園ありのシンボルです。 広い敷地には、イベント広場 日本庭園 民博 子どもの遊びひろば バーベキュー広場 様々な施設があります。 我が家からは、1時間20分位かかるので、高齢者大学校に行っていなければ おそらく行くチャンスは無いといえるでしょう。 先日、民族博物館に行く道中 若い娘さんが、道にしゃがんで何やら撮っておられる と何だろネ 近づいてみると・・・ これです・・・ 蟻がアブラ蝉の羽を引いて行く・・・ああ〇〇のようだ! 蟻が蝶の羽をひいて行く ああ ヨットのようだ 三好達治の詩を思い出しました。 この詩の題名が「土」ですから・・・(土=海)?? 驚きです。!! やはり、詩人はすごい!! と思いますね。 ところで、あぶら蝉の羽は何に見えるでしょうか?? 比喩が思い当たらないです。 万博の中にある花屋さんで見つけました。 私が可愛いなといつも思うフウセンカズラ ホントに好き 種も可愛い!! この可愛い緑の風船が茶色になる頃・・・ 秋深しです晩秋ですね。
2013年09月17日
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9月3日・・・国立民族学博物館に行きました。 モンゴル草原における自然 ー人と家畜の共生関係― 小長谷 有紀 先生 の講義を聞いてから、午後から見学をしました。 モンゴルの草原 緑のじゅうたん 遊牧民 その暮らし が、 楽しくお話されてあっという間に2時間の講義が終わりました。 経済社会の変化が自然破壊を引き起こさないことを願っています。 子どもたちは、7歳で寄宿舎で学校に通うそうですが、 教育を受けるためとは言っても日本では信じられないですね。 興味深かったのは、なんと飼育している家畜がモンゴルでは、 雄雌がほぼ同率・・・これは世界では珍しいことだそうです。 雄は闘争するので、多くはメス集団にするということです。 では、モンゴルでは雄をどうしているのか? 去勢するのだそうです。 羊の子育て、親から見放された子をどう飼育するか? 人懐こい人間に育てられた子羊、こやぎは群れから離れてしまうこともあり 襲われることも確率として多いようです。(ほんの一コマです。) 知らないことばかり、興味深いお話・・・ 長い間モンゴルで遊牧民の家族と生活を共にされ、研究された小長谷先生の お話は、自然と人間の関わり方 家畜と人間の共生 など 考えさせられました。 大阪に在りながら初めて訪れた民族博物館でした。 膨大な資料です。又ゆっくり訪れたいです。 素晴らしい博物館でした。 世界の民族が仲良く平和に生きたいものです。
2013年09月15日
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一番重く脳裏から離れない 浪江町 浪江町を訪れることについては色々な人の力添えが必要だったことは、 容易に理解出来ました。 南相馬の道の駅で、浪江町に入るためのバスに乗りかえました。 必要な物だけを手に、容易されたバスに乗り込みました。 (バスは、除染が必要なこともあるとか・・・) まず、行った所は町役場です。 詳しく副町長の方、係の方が、被災(地震、放射能)の当時の様子 今後の課題などを話して下さいました。 微力な私たちのために資料を用意し時間を裂いて下さった事に 何とも恐縮致しました。 職員の方々は皆さん、単身赴任です。 放射能の影響が、皆無だとは誰も言い切れません。 そんな中、全国に散らばった浪江町民のために頑張っておられました。 (私達は、マスクを用意して下さい・・と旅行会社の方に言われていて、 夫々付けていました。しかし、役場の中の職員の方々は誰も着用していません。 マスクを付けることは失礼だと思い、ポケットに忍ばせました。) 2年半経った今も時間があの日の3月11日で止まっている町・・・ 瓦礫にも出来ない、瓦礫の引き受ける所がない・・・ 何とも言いようがありません。 この光景・・・ 津波と放射能の2重の影響を受け町。 多くの人にこの状況を知ってほしいと願います。 仮設に住む高齢者の方が、このまま仮説から あの世に行きたくない・・・と この叫びは、仮設住宅に住まわれる皆んなの願いでしょう。 関連死がどんどん増え続けています。 土上げ問題もなかなか進展しません。 そんな中、東京オリンピック が決定しました。 7年後の福島、東北はどうなっているのか、報道の中で一番に思いました。 (高齢者は7年後、私はオリンピックを見れるだろうか? こんな思いが交錯し、目標にした人もいると聞きました。) 原発汚染漏れ、漁業一時停止、高濃度の汚染水が漏れたと東電は報じ・・・ それなのに、0.3キロで完全にブロックと世界に向けて公言した。 世界の多く科学者、医学関係者はこの嘘を見抜いていると新聞で報じている。 惑わされていけない、470億の予算を投じてそれで可能なのか? 世界一の嘘つきにならない事を祈りたい・・・ 「東京オリンピックも嬉しいですが、私達東北の事も忘れないで欲しい」 ととても控えめな穏やかな主婦の方が、その日のニュースに出ておられました。 あの光景が7年後に生まれ変わって欲しいと切に思います。 スポーツで一つにオリンピックを決して否定するものでは無いことを書き添えて おきます。
2013年09月15日
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宿泊は、昨年もお世話になった大島の民宿です。 今年は、人数が倍になったため2箇所に分かれました。(海鳳館 石田) 食事で一番気に入ったのは、ウニでした。 さて、翌朝は、大島のヤマヨ水産で・・・ 牡蠣の養殖場の見学です。 一年ぶりに、お元気で頑張っておられるヤマヨ水産・・・(去年一口オーナーに) 加工場も住宅も流されましたが、1年後の昨年養殖を再開されました。 2年後の牡蠣は大きくなっていました。 が・・・加工場がなければ流通出来ません。 商品化するには、加工場で検査を通過しなければなりません。 去年は、影も形も無かった加工場が・・・ 建設中の加工場です!! ご夫婦です。(応援しています。) 牡蠣の卵を見せてもらいました。(産卵時には、海水が白濁、牛乳色?になるそうです。) そして、大島の頂上から、見下ろす風景は美しい 来年もまた来て下さいねと、熱い約束と別れのテープ 気仙沼 ・石巻 被災地を被災された方のお話と聞きながら廻りました。 気仙沼鹿折地区乗り上げられた共徳丸です。 折しも、残すかどうかの市民投票で 解体が決定されたというニュースを前日の新聞で知りました。 あの巨大な船が、気仙沼港から家を押しつぶしながら鹿折まで来た・・・ 思い出したくない・・・被災された方々の思いなのでしょう。 夏の終わりとはいっても日差しは強く照りつけていました。 ひまわりの花がここにも咲いていました。 石巻・・・日本製紙工場をはじめ工場が建ち並んでいましたが、 海と旧北上川からの津波が押し寄せ大きな被害が出ました。 工場の中には、潰れて再起できない工場も・・・ 石巻は、石ノ森章太郎のふるさとで記念会館もつくられています。 復興商店街の前にも可愛い〇〇ちゃんです。 一途その日の宿泊地 女川温泉 華夕美へ とバスは行きました。 ~ 3日目は 松島と浪江町です。~
2013年09月10日
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8月27日~29日 一日目・・・名取市閖上 昨年の東北被災地に訪れなかった所が閖上です。 今年は、各被災地で3人の語り部ボランティアの人の体験を聞きました。 仙台空港着(9:30)→ バス (南三陸交通) → 閖上 → 気仙沼港→気仙沼大島 (宿泊) 仙台空港から車窓から見える1年後の風景は、 瓦礫が取り除かれていることと 今年から初めて稲が育てられたという青田が広がっていました。 閖上の被災を語るボランティアの方(家を流されたということです)がバスで案内。 多くの犠牲者を出した所ですが、跡形も無くなって・・・ 所々に家の土台が残されています。 震災から2年半経った今も復興、復旧はなされていない所です。 バスは、神社のある山へ ここもはるかに上回る津波が、襲いかかっています 松に残された傷跡が津波の高さを物語っています。 土上げの高さが、3メートルと決められていることに対して、 安全面で充分ではないと多くの反対があるそうです。 安全に暮らせる高さ、果たしてこれで充分でしょうか? 生命を守れる高台も想定外の大津波から身を守る建て物も より確実なものを構築しなければいけないと思いました。 妥協を許さない住民の声を行政はしっかりと受け止めてほしいと思いました。 地震の時刻で止まったまま小学校の時計です。 この歩道橋は、3月11日ここで小学生数人が下校の途中に地震に遭いました。 5年生の男の子が、「家に帰るのは駄目だ、学校に戻ろう。」 低学年の子どもを引き連れて学校へ戻り、助かったという歩道橋です。 名取市閖上地区には高台がない、逃げるときに多くの人は車を使いました。 地震による事故で大停滞になった道路に避難しようとした車がさらに渋滞を引き起こし、 大津波にのまれたということです。 住民の1割の600人の犠牲者が、未だ行方不明41人が・・・ 瓦礫は取り除かれたが、未だ遅々として進まない復興、復旧です。 避難所の公民館も2階建て、 ゆりあげ小学校も体育館避難から一保護者の「津波がきている、ここは危ない」 の一言から、多くの人命が助かったそうです。 町ごとなくなった、地域が如何に広いか、今回はその思いを強くしました。 草原が広がり 遠く海原が広がり・・・ 2年半の歳月・・・ 時間の流れは、人と共にある筈なのに・・・ なかなかブログに向かうことが出来なかった思いが強く 一週間が過ぎてしまいました。
2013年09月02日
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