■疲れた身体を癒した意外な液体
昨日は一日、外で仕事でした。
車の外気温を示す温度計は39℃。
できるだけ水分と塩分を取っていましたが
かなりばてました。
帰宅してからも少々だるく、
これはいかんと思っていた矢先、
目に留まったのは 梅酢
でした。
ちょうど前の晩に梅干しを漬けていて、
梅の防腐・消毒に梅酢を使っていて、
台所に置きっぱなしになっていたのです。
コップに梅酢を小さなティースプーン1/3程度(1~2ccほど)入れ、
水150~200ccほどで薄めて飲みました。
それがまたとても美味しかった。
ごくごくと1杯を飲み干すと、
すうっと体にしみこむように馴染んでいくのが分かりました。
そして間もなく、のどの渇きが取れ、
だるさもいつの間にかなくなっていました。
■梅酢は自然のおくすり
梅酢は、梅干しを作る際、梅を塩で漬けた時に出てくる液体。
「酢」といっても、米酢やりんご酢などのようにツンとする酸っぱさはありません。
塩分(結構しょっぱい)+マイルドな酸味+梅のいい香り
てな感じ。
一昨日仕込んだ梅干し。
梅に塩をまぶして漬けておくと・・・
↓
3日でこのくらい水分が出てきます。この液体が梅酢です。
つまり梅のエキス+塩。
ナトリウムやカリウム、マグネシウムなど
汗で流れ出てしまう ミネラル
ほか、
疲労回復やミネラルの吸収をよくする クエン酸
、
人間のエネルギー循環システムである「クエン酸サイクル」に直接働きかけて
生命活動を活発化させる働きのある リンゴ酸
などが含まれています。
まあ、難しいことは置いておいて(^-^;)
要するに、疲れた時、汗がたくさん出た時には
ポカリや経口補水液のように、
あるいはそれ以上に
身体に直接働きかけてくれる、「自然のおくすり」だということが
身を以てよく分かりました。(個人の感想です)
自然の恵みってすごいなあ。
■砂糖水より梅酢を
熱中症の症状が出た場合には
冷やしたポカリや経口補水液はとても有効ですし
私も夏には1本だけ冷蔵庫に備えています。
ただ、
予防として、また喉の渇きをいやすために
日々常飲するには
私たちが想像する以上に塩分も糖分も多く、
かえって糖尿病や腎臓、肝臓の病気を引き起こしかねません。
*ちなみに
ポカリスエットのペットボトル(500cc)1本の糖分は
3gの角砂糖11個分です。
レモンウォーターは9個、アクエリアスは8個。
■いろいろ使える梅酢
梅酢だってたくさん取れば塩分過多になりますが
日々の水分補給に
ほんのひとたらし。
今後、猛暑の中、急な 停電
でエアコンが使えなくなる、
なんてことも起こり得るご時世。
生命のはたらきを助けるものは備えておくと安心です。
そうそう、 おむすび
を結ぶ時、
塩の代わりに梅酢を使うと、傷みにくくなりますよ。
梅雨のお弁当によいのです。
キュウリやナスの 浅漬け
、
塩の代わりに梅酢でさっぱりします。
梅酢+胡椒+オリーブオイルで
ドレッシング
にしても美味しいよ。
風邪やインフルエンザ予防の うがい
にもよいのだとか。
(これは私も知らなかった!↓このサイトに書いてありました(^-^;)
梅干しを自分で作らなくても、
梅農家さん手作りの梅酢があります。
梅酢は1本が4~500円前後で300杯くらい飲めちゃうんだから超経済的。
お米に虫を寄せ付けない、農家の知恵 2024.05.22
なぜ今ワカメの味噌汁なのか 2023.11.01
今更ながらふるさと納税のメリットが分か… 2023.07.07
PR
Keyword Search
Calendar
Category