クルマ、バイク、鉄道模型など趣味で人生を楽しむ

クルマ、バイク、鉄道模型など趣味で人生を楽しむ

2024.03.16
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テーマ: 鉄道模型(830)
カテゴリ: 鉄道模型
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ともかく、内容の深さ、正確性を旨として投稿に努めますので、よろしくお願いいたします。



HOの車両価格もどんどん高価になり、手放す時のことを考えると元箱や付属品はきっちり保管しておくのが賢明ですが、走らせて楽しむ時には元箱にいちいち入れたり出したりでは面倒で、走らせるのが嫌になっては本末転倒です。またヤフオクや専門ショップで中古品を買ったり、大昔に買ったモデルを再生して楽しむ時には元箱がないことが多いとは言え、そのまま無造作に保管すると傷つけたり、何がどこにあるのか分からなくなることさえあります。

こうしたことから、私は模型だけでなく収納するケースにもこだわって楽しむようにしています。
まずは市販のケースを活用するのが手っ取り早いですが、ある程度の強度があるものを選ばないと、重たい車両を入れると型崩れして車両を落としたり、互いに擦れ合って傷つくなどのトラブルもあります。
今まで試した市販品の感想を写真とともにご紹介します。

次に自作する場合も紹介しますが、結構ケースだけでなく、ウレタンクッションの調達や切断、切り抜き加工もネックになってきますので、この点も写真とともに触れたいと思います。

​​ <全体のご紹介>

長編成モノは元箱には入れず、編成を固定してIMOX金箱、銀箱、キャラテック、自作ケースに収納しています。ともかく、出し入れを早くするのが主眼です。


機関車は元箱に収納していますが、ビンテージモデルは箱や緩衝材がなかったり、劣化しているケースが多く、そういう場合は天賞堂銀箱の再生産品と特注品、エンドウの銀箱市販品にラベルを再製したうえで収納しています。


空いた元箱も保管し、将来処分する際に商品価値を損ねないようにしています。

<個別のご紹介>

マイクロエースの車両ケースは@1,700円前後と安価で手軽なので、コスパは高いと思います。



貨車は基本的にこのケースに収納しており、軽量小型車両の保管にも便利です。


「キャラテック」の車両ケースは定評があり、コスパが非常に高いと思います。出し入れが楽ですし、ケースもある程度しっかりしている割に軽いので、20m級の長編成の保管に適しているだけでなく、運転会やレンタルレイアウトでの走行などで車両を持ち出す場合にも非常に重宝しています。
アマゾンで手軽に買えますが、段々価格が上昇し、現在@1,700円ほどになっているのが気になります。


一見すると、段ボールを使って自作できそうに感じる方もいらっしゃると思いますが、二重構造の折り畳み工作やウレタンスポンジなどの素材調達を考えると、買ったほうがコスパもいいと思います。


付属のウレタンが固めなので、車両間や上下面のカバーなど薄くても車両を保護し、破れたりしません。
車両を縦に収納すると、出し入れが早くできるメリットがあります。


「IMON」のハードケースです。大人の鑑賞に堪える高級品であり、20m級の1両用から10両用まで、HOの1/87収納の銀箱と16番の1/80収納の金箱があり、種類が豊富なのもうれしいです。8両編成用で4,500円前後ですが、長年の使用や積み重ねての保管でもびくともしません。各仕切りが箱として作成されているのが特徴で強度アップに貢献しています。機関車も一緒に収納できるのが有難いです。車両によっては前後にクッションを両面テープで固定して使っています。
https://www.imon.co.jp/pages/kamibako

このように車両を横に寝かせて収納すると、出し入れに気を使いますが、簡便な陳列ケースのように編成の姿を楽しむことができます。時々テーブルに出してきて編成写真と比べながら眺めています。


IMON製車両ケースは「16番の1/80収納の金箱」と「HOの1/87収納の銀箱」との2種類あります。
同社のHPでは分かりにくいので補足しておきます。
結論的には、写真のように 日本版16番1/80の 近郊型通勤電車や客車、貨車 モデルはどちらのケースにも入りますので、好みの問題です。
写真左の「金箱」 ではゆとりがあるので多少ウレタンクッションを入れたほうが車両はガタつかずに落ち着きます。
写真右の「銀箱」
ただ、写真のサンライズエクスプレスなど 台特急のように車体が大きいモデルは写真左の「金箱」でないと、長さが足りずに収納できませんので、ご注意下さい。
分かりにくいので、次にもう1枚比較写真を追加しておきます。


上が1/87用の銀箱、下が1/80用の金箱です。サンライズのような寝台特急の場合、高さは銀箱でも入るのですが、長さが足らなくなります。


気に入った機関車はこのような木製ケースを特注して収納し、リビングのテーブルに置いています。ホコリや焼肉の油煙から保護するために密閉はMUSTです。 棚板をガラスにして、さらに奥に鏡をはめ込みましたが、モデルをいろんな方向から見れて正解 でした。 あまり詰め込まない 方が楽しめます。


ラベルはメーカーロゴや実車写真を使って自作しています。


カラーコピーや写真、PCでの造形など、様々な手段で、ケースに合った大きさのラベルを自作しています。艶々したカラーコピーはコンビニのキヤノンプリンターを使うほうが綺麗で割安です。



まだ、試していませんが、ナンバープレートや所属票、架線注意標識などにも応用できそうです。


緩衝材やラッピング素材を普段から貯めておいて、使うようにしています。黒色で適度に固いウレタンスポンジなどはありそうで中々ありません。


エンドウから市販されている銀箱です。確か@600-700円だったと記憶します。緩衝材もエンドウの別売スチロール製に統一しました。
エンドウモデルは車体塗装面と緩衝材の融着トラブルが起こりやすいので、厚手のビニールや半紙で車両を保護したうえで収納しましょう。
なお、製品ラベルはカラーコピーとワープロで自作しています。


KTM D52標準形と門鉄デフ形の2両での使用事例です。
これも製品ラベルはカラーコピーとワープロで自作しています。
出し入れの時に横向きの雄姿も観たいので、ケースは縦入れよりも横入れを多用しています。


IMONから市販されている1両用の銀箱です。
写真の20m級客車用だけでなく、色々なサイズがあり、大人の鑑賞に耐える外観と耐久性があります。20m級で600円前後です。縦に1両ずつ収納するので蒸機を省スペースで保管する場合にも最適です。ただ、全くの車両収納ONLYなので製品解説書などを入れられないデメリットがあり、私は運転会や貸レイアウト走行、模型店への修理預けなど外への持ち出し用に重宝しています。


KTMカツミから限定販売されている創業記念の青箱です。確か1600円くらいしました。
KTMはケースのみを通常市販していないので、メーカーできっちり揃えたいという場合には有用です。
また、直営店で「余った空箱があったら下さい」と頼んでみる価値はあります。


YAMA模型から市販されている化粧箱です。丁寧に作られていて木箱のように頑丈です。重いので携帯用ではなく保管に向いています。沢山重ねて積んでもビクともしません。
写真の20m級4両用で1900円前後です。
色合いもおしゃれなツートンで国鉄色の特急列車や私鉄電車の保管にピッタリかと思います。
https://yamamokei.sakura.ne.jp/syuunoubako.pdf


最近、CASCOから「天賞堂製品対応のSL用収納箱セット」が発売されています。これは天賞堂の真鍮製ブラスモデルを入れていた銀箱と同サイズで3層になっているウレタンクッションのうち、2層目のウレタンフォームには予め切れ目が入っていて、手持のモデルに合わせて整形できるようになっています。
外箱はまずまずの仕上がりですが、1層目と3層目のウレタンクッションが柔らかすぎる(コストは硬いクッションのほぼ半額のため、安物を採用)のと2層目の切れ目の入ったウレタンフォームが高級感に乏しいのが難点です。メーカーに問い合わせたところ、1,000個完売で終了するそうです。


天賞堂からは従来の完成品収納用の銀箱に合わせて、固めのウレタンクッションで予め定型で3か所を切り抜いた形で販売されています。CASCOに比べ、やはり高級感が全く違い、大人の鑑賞に堪えます。
オンラインショップで@1,760円で入手できます。
天賞堂から非常に売れ筋の商品になったと感謝されました。(宣伝のつもりはありません)
銀箱もCASCO製だと思いますが、表面はエンボス加工してあり、Tenshodoロゴはこそありませんが、同じく@1,760円で販売しています。
https://models-store.tenshodo.co.jp/products/90012829?variant=43344484204707


私の場合のリニューアル例です。
Before: 手許の天賞堂真鍮製ブラスモデルC59が入っていた銀箱は外側にスレや破れがあり、中の黄色のクッションは劣化して変色、破れもあったので、適当に黒のクッションを切って補修しておりました。古くからの天賞堂ブラスファンの方は殆どこのような状態かと思います。


After: そこで、今回CASCOから市販されている外箱に天賞堂の販売ウレタンクッションを入れて、くたびれたC59の収納ケースを入れ替えました。C59の製品名ラベルとTenshodoロゴは既往品ケースからコピーして貼っています。これで見違えるようになりました。


別のリニューアル例です。
Before: 天賞堂のブラスモデルC622に関しては銀箱の外ケースは比較的綺麗で、中のウレタンクッションのみ劣化、変色したために適当な緩衝材で補修していました。


After: そこで、中のウレタンクッションを天賞堂販売の新品に入れ替えました。


なお、天賞堂やAdachiの元箱に入っているウレタンスポンジは変色劣化しやすいので、安価で手軽に交換したい場合には エアクッション材 を写真のようにきっちり細断して丸めて仕切るのがベストと感じます。


自分で一から車両ケースを自作したこともあります。
段ボールを素材に、市販(モノタロウなど)の化粧紙を貼り、内部はニトリなどのHCで台所用品や事務用品の収納仕切りを買って加工しました。
難しいのは次の3点 です。
1. 上蓋の箱と下の底箱をきっちり蓋が閉まるように寸法を正確に完成させる。
上蓋は底箱より縦横各々5mm程度大きく します。
2. 化粧紙はスプレー糊を平滑に塗布して ​空気が残らないよう​ 貼付する。
3. 化粧紙の折り曲げ部分の始末を綺麗にできるよう、 1-2cm程度現物合わせ部分 を残して調整切断する。

上の写真は 化粧紙を敷いて箱の上蓋の上面だけをまずスプレーノリで固定 し、それから箱の周囲を張り詰めていく作業風景です。 箱の四角は化粧紙ののり代を取りながら張り漏れが出ないようにする ことと、 裏側の折り返し部分を現物合わせできっちり切断、糊付けする ことがポイントです。
小さい箱で予め練習 されることをお薦めします。

上の写真のモノタロウの段ボールケースに化粧紙を貼ると、次の写真左側の上蓋になりました。
表面にシワを出さないこと、角をキッチリ仕上がることです。

黒の厚紙はモノタロウなどで買えます。Wの羽二重折の仕切りを作る時は山側の折り曲げ部分の寸法を余分に取って高さを揃えながら貼り付けていきます。無造作に作ると仕切りの高さが揃わず、綺麗に仕上がりません。
写真の下にあるケースは キッチン引き出し用の自在収納仕切り を流用した自作例です。見栄えはイマイチですが、カンタンに作れます。周囲に発泡スチロールの薄板をはめて補強しています。
仕切りは1両分ずつ独立した箱を作って並べる方法もあり、Wの羽二重折で作るよりも寸法が綺麗に揃えやすくて楽かも知れません。IMONの市販収納ケースは車両を入れる1箱、1箱が内部に並んでいる構造になっています。


写真の向こう側に写っている2箱が自作です。
中央左はKTMのゴールドラベル製品用ケースの上蓋のみ使って下の底箱と仕切りを自作しました。右のケースは上蓋、下の底箱とも自作し、上蓋には化粧紙を貼っています。
一番手前は比較参考で並べたIMONの市販ケースで、仕切りが箱構造になっています。


仕切りをWの羽二重折りで作る場合とIMONのように独立した箱で作る場合を構造の違いが分かりやすいように断面を見せて並べてみました。


収納ケースを自作する場合でも箱を一から作る代わりに、ヤフオクやショップで頼みこんでメーカー製品用の空ケースを入手し流用すると手軽に作れます。本来、車両を処分する時に元箱がないのは絶対不利だと思うのですが、それでもヤフオクに出品される方が中にはおられ、2,000-3,000円前後で落札できます。
写真はKTMの赤箱20m級4両分の収納ケースでホルダー付属で2,800円で落札しました。本来、各車両縦置きで小箱に入れて収納するケースですが、スポンジか仕切りで車両を横置きに入れるようにしても箱が豪華なので見栄えがします。


スレの激しいKTMのブルーシルバーのケースはラッカーで修復しています。箱の作りは丈夫ですが、化粧紙が薄すぎるようです。


元箱が華奢な場合はケースのスレや破れが出ないよう、黒画用紙でホルダーを作って保護しています。


こちらは貨車の元箱を10両分まとめて収納するホルダーの作例です。
貨車は沢山の小箱 があるので、全く使わないと収納場所を取りますし、タンカーやホッパーのように特殊な形状の貨車は元箱の成形緩衝材のほうがきっちり入って安心できます。貨車の出し入れを素早くでき、持ち運びが簡単なので、一度ご検討下さい。


天賞堂のセキ3000と6000の2両セットケースの代わりに出し入れが容易なケースを自作。


天賞堂の銀箱に関しては、 クラウンモデルと同一仕様で化粧箱とウレタンクッションを特注 しました。
カンタム搭載SLの現行の青い横長ケースと同一サイズ ですが、機炭連結状態でドローワー端子脱着トラブルを避けてすっきり収納でき、しかも見た目は従来の真鍮製ブラスモデルの銀箱と同じ仕様です。
具体的には
1.寸法:天賞堂のカンタム搭載SLモデルの青色化粧箱と全く同一
     =真鍮製ブラスモデルの銀箱の横幅275mmを316mmに延長
   上蓋寸法181mmX316mmX65mm、底箱寸法176mmX311mmX60mm
2.化粧紙 天賞堂と全く同一のエンボス銀色紙
3.ウレタンクッション 天賞堂と同一の固めの高級品
   3層構造で、上下は15mm厚、真ん中は35mm厚で切り抜き無の仕様

仕様の細かい詰めと最低発注量の調整が大変でしたが、非常に品格のある化粧箱ができ、満足しています。

現行カンタム搭載モデル用の青色ケースと同サイズです。


真ん中のウレタンクッションは切り抜きまで特注すると刃型製作費が非常に高価になるため、手許の各モデルに合わせてカッターナイフ等で切り抜くことにしました。
まず、実際のモデルを置いて、要所に爪楊枝を突き立てます。


慣れないうちや目の悪い方は赤のボールペンで爪楊枝を繋ぐ切断線を書いて、切断線の外側をカットするようにします。切断後、ボールペンのインクがウレタンに残ったら、アルコールかウェットティッシュで拭き取ります。


新しい長い刃に入れ替えたカッターナイフで垂直、水平に注意しながら、金属定規に沿ってウレタンに切り込んで行きます。カッターの刃は新品を使わないと切り口が綺麗に切れませんので、惜しまず使いましょう。
下に刃が貫通するまで数回繰り返し切ります。次第にカッターナイフは手前に引く動きから前後に動かす動きに変えるとスムースに切断できます。ウレタンの切れ込みの角は次の写真のようにカッターナイフの刃を垂直に立てて綺麗に切り離します。

ウレタンを貫通してからはカッターナイフを 垂直に立てて前後に動かしながら切る ようにすると確実です。


切り抜きが終わったところです。左下は付属品入れ、右下はテンダーを切り離して単独で収納するスペースです。


前後のカプラー部分はあとで細いカッターで途中の深さまで切り取ります。


カプラー部分を切り取った後の状態です。細かい切りくずは最後に除去します。


カッターナイフで一応綺麗に切り抜けますが、より完璧を望むなら、ウレタンクッション/発泡スチロール/グラスウールなどの 専用カッター がモノタロウなどで買えます。


さずが専用カッターだけあって綺麗にスパスパ切れます。


切り口もご覧のとおり。


単に切るだけでなく、例えばカッターナイフで綺麗な断面に切れなかったときの凸凹を削って平滑にすることもできます。


機炭連結状態での特注ケースへの収納事例です。


機関車とテンダーを連結状態で収納する際は、厚手のビニールに半紙を挟み、病人をストレッチャー(担架)からベットに移す要領でビニールの端を 両手 (上の写真ではカメラを持つために右手だけで持っています)でウレタンの中に入れるようにするとモデルの損傷を完全に防げます。


両手でビニールをつまんで収納している様子です(車両が見えやすいよう、半紙は外しています)。
機関車とテンダーを右手、左手で別々に持って入れるより、はるかに楽で安全です。
それと、ビニールや半紙に包まずに直接ウレタンに入れると連結解放テコや前照灯、手すり、ステップなどが引っ掛かって損傷してしまう可能性があります。


特注ケースにクラウンモデルのD52を機炭連結状態ですっきり入れることができました。
取説のほか、下の左側に付属品も余裕で収納でき、右側にはテンダーを離して単独で収納することも可能です。写真では切り取ったウレタンを埋めてあります。
大人の鑑賞に堪える品格があり、とても満足しています。
最低発注数の関係で余ったケースをヤフオクでお譲りしていましたが、お蔭さまで11名の方に29箱をお譲りでき完売いたしました。どうも有難うございます。


​今後も引続き、更新していきますので、よろしくお願いいたします。

​閲覧数がお陰さまで244,000件を超え、鉄道模型の別稿テーマもご覧ください。​

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「プラモデルを極める―軍用機編」
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「B17アメリカ実機現地取材」:
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「プラモデルを極める:B17の作りこみ」
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「芝生は奥が深い」:
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ほかにも色々ございますので、お気軽にどうぞ。
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Last updated  2026.07.22 16:38:29
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