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皆さん、商品詐欺サイトがあることはご存知ですか。銀行やアマゾン、KDD/ソフトバンクなどからの連絡を装った口座情報、クレジット情報の詐取が横行しているので、商品詐欺サイトにも用心しているつもりでしたが、今回引っ掛かってしまいました。皆さんもぜひ被害に合わないよう、ご一読下さい。商品を買いたいと思ったら、皆さんはアマゾンやヤフーショッピング、楽天などの通販サイトやヤフーオークション、フリマのようなオークションサイトで探されると思います。ところが、高額な商品で安い出モノはないか、例えば亡くなった父の遺品を何も知らない息子が処分するとか、あるいは中々見つからないレアな商品をあちこち探し回るということになるとネットで検索していくうちに怖い商品詐欺サイトに遭遇するのです。例えば、鉄道模型の有名ブランド天賞堂のHOゲージ蒸気機関車 C62で安い出モノがないかネットで検索すると、初めは天賞堂やIMON、ジョーシンなどの専門店、量販店の通販サイトやヤフーショッピング、楽天などの通販モール、そしてヤフーオークションやフリマなどのオークションサイトが出てきますが、そのうち、次のようなサイトが出てきます。画面の上2件が商品詐欺サイトです。検索で出てきたこのようなサイトに実際アクセスしてみると・・・名前を聞いたことがないような通販モールやオークションモールに格安商品が出品されています。商品詐欺サイト例①写真は他のサイトの写真を盗用している場合が多く、商品が手許にないのに堂々と「在庫あり」とか、「何日以内に発送」とか、書いてあります。この例ではオークションサイトを装っており、ヤフオクなどでの実際の写真や商品説明を盗用して、あたかも個人からの出品であるようにしています。商品詐欺サイト例②これも写真はヤフオクから盗用して、自社在庫商品の処分を装っているようです。商品詐欺サイト例③これも写真はヤフオクから盗用しているようです。ただ、専門知識が乏しいせいか、肝心の「カンタム搭載機」である旨のタイトルや説明がありません。また、カンタム搭載機に必須の動作確認結果も記載されていません。やさしそうな漫画を添付して悪質です。商品詐欺サイト例④詐欺者に相場感がないのか、あるいは強引にサイト来訪者を誘惑する目的かは分かりませんが、極端に安い価格でも出品されています。商品の掲載写真や説明が一般的に少ないのも特徴です。商品詐欺サイト例⑤検索した商品とは別のカテゴリーの出品商品の写真を出して、巧妙にショッピングモールを装っている場合もあります。先出のサイト事例①や③も同じで、サイトへの来訪者を他の商品にも誘導しようとしています。商品詐欺サイト例⑥検索した商品と同一カテゴリーの商品をほかにも沢山出品し、サイトへの訪問者をより高額で引っ掛けようとしているサイトが多いです。掲載価格が同一になっている雑なサイトもあります。商品詐欺サイト例⑦被害届け出が出たのか、警察などによりアクセスをブロックされている詐欺サイトもあります。こういう詐欺者がサイトをそのまま残している間抜けなケースは稀で、被害が発覚すれば詐欺者は通常直ちにサイトを閉鎖して痕跡を全くなくしてしまう例が多いです。私が騙されたサイトは今アクセスしても、すでに閉鎖され「現在、機能していません」のエラーメッセージが出ます。詐欺者とコンタクトする術を失い、被害者としては振り込んだ口座情報以外に何もない状態になります。商品詐欺サイト例⑧サイトを閉鎖して逃げた後の例です。ただ、私が引っ掛かったレア商品を販売する詐欺サイトは当時このひとつしかなかったのに、今はほかに4サイトに増えていて同一詐欺者が色々網を広げて待っていると推測されます。商品詐欺サイトの会社概要記載例①特定商品取引法で会社概要の表示が義務付けられているので、一応、会社名、個人氏名など表示していますが、架空の場合がほとんどで、固定電話番号や携帯番号が記載されている場合でも。実際に電話すると「現在使われていません」とか、出た本人が「違います」と答えます。したがって、まず疑わしいと感じたら、電話番号の記載の有無を確認して、無ければ中止、記載があっても取引に入る前に実際に電話してチェックすることが必須です。商品詐欺サイトの会社概要記載例②株式会社と銘打っていますが、連絡先が固定電話ではなく、個人の携帯になっています。怪しい!商品詐欺サイトの会社概要記載例③連絡先のメールアドレスが個人のフリーアドレスになっています。怪しい!商品詐欺サイトの決済条件記載例クレジットカード、銀行振り込み、コンビニ決済など、各種決済方法が案内されていても、実際に注文を確定させて決済しようとすると銀行振り込みしかできない事例が殆どです。警察に伺ったところ、クレジットカードは信販会社と代理店契約を締結する必要があるのと、現金化があとになってしますので、詐欺者は通常、クレジットカードの決済を受けないとのことです。もし、クレジットカードの決済ができるようになっている場合は、あなたのカード情報を詐取する目的ですので、被害が膨らむリスクがあります。また、銀行口座は詐欺者が闇で買った口座で入金があれば、すぐ引き出して、長期には使わず、口座をドンドン変えていくそうです。警察や銀行が被害者からの連絡で口座を振り込め詐欺口座に登録すれば、他の方が振り込んでも入金されません。詐欺者は犯罪口座に登録される前に引き出します。なお、「コンビニ決済」として、コンビニでプリペイドの電子マネーを買ってそれで決済するように指示される場合もありますが、これは不正入金を資金洗浄するための方策で絶対応じてはいけません。商品詐欺サイトのクレジット個人情報詐取画面例注文確定後に決済に進んで、クレジット決済が可能なようになっていると下記の画面で個人情報が詐取されてしまいます。商品到着を待っている間にカードを不正使用されても、信販会社は本人からの詐取の通知を受けるまでの使用額に関しては救済してくれない可能性があります。商品詐欺サイトからの振込口座指定例私がだまされて振り込んだ銀行口座の詐欺者からの指定例です。この口座は後日、商品が届かないので私が銀行に電話したところ、すでに他の被害者からの通報で振り込め詐欺使用口座に指定され、残金は数十円しか残っていないとのことでした。口座開設者は実在人物で、口座開設時の本人確認はされていますが、その後、出国時に口座を詐欺者に闇で売却したようです。商品詐欺サイトからの商品欠品連絡と代品ないし返金希望の案内例振り込み後、4-5日経過してから、詐欺者より商品欠品の連絡と代品ないし返金の希望をLINEで通知してほしいとのメールが来ました。この時点で私は初めて詐欺だったことに気づき、銀行に電話したわけです。銀行と警察からは「このような案内には絶対返信せずに無視してください。詐欺者は連絡先を次々変えてあなたが返信すると代品があるからとさらに追加の振込みを要請したり、Paypayサイトに誘導し、言われるままに数字を打ち込むと引き出されたりと二次被害に遭います。」とのことでした。私の例では二次被害を避けて無視していると、反復してLINEへの連絡を勧誘するメールが来ます。何という大胆で厚かましい詐欺者でしょうか。以上、最後までご覧いただき、どうも有難うございました。皆さん、くれぐれも馬鹿な私のように被害に合わないよう、注意してください。なお、有名人の推薦を装った投資詐欺や結婚相手を紹介するロマンス詐欺も手口は同じです。投資詐欺サイト例①ホリエモンの写真を盗用して係争事件に発展している詐欺サイトです。投資詐欺サイト例②前澤友作さんの写真を盗用して係争事件に発展している詐欺サイトです。投資詐欺サイト例③断定はできませんが、私が中身を見た限り、詐欺サイトの可能性が極めて高いです。ロマンス詐欺サイト事例断定はできませんが、私が中身を見た限り、結婚相手を紹介するロマンス詐欺サイトの可能性が極めて高いです。ほかに「ご高齢で再婚相手が見つからずにお困りの方に朗報」とか、「引き込もりで結婚しない息子さんの相談に乗ります」とか、「子女のご結婚でお困りの親同士のお見合いをご紹介します」など、NPO団体とか社会奉仕の相談コーナーを装おうサイトもあります。なお、ドコモやAUなど通信キャリアを装ったスマホに対する商品・サービス詐欺も増えていますので、十分ご注意下さい。銀行、証券会社、保険会社は「スマホに通知や案内を流すことはない。」と言明しているので詐欺メールを判別しやすいですが、通信キャリアからのメールは毎月の利用料金やOSの更新案内がスマホに配信されているので、これに紛れた詐欺メールはうっかり引っ掛かりやすいです。通信キャリアを装ったスマホ配信詐欺メール事例下の写真画面に連続しています。キャンペーンサイトに誘導して個人情報やクレジット情報を詐取します。「沖縄セルラー電話」という架空名義になっています。こちらの画面は毎月配信されている正規のメールです。詐欺メールと比較してください。こちらはHPの法人URL、会社名ともにきっちり入っています。以上、嫌な世の中になりました。できれば、身内、知人の方などにも共有いただき、全員で被害を防ぎましょう。
2024.05.02
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皆さん、突然次のような画面が出てきたら、対応サポート料金と個人情報の詐欺です。電源をOFFにして完全にシャットダウンしたことを確認のうえ、再起動すれば正常に復帰します。EscapeボタンやControl+Alt+Deleteボタンを押しても画面は一切動かなくなるので、通常の左下に出るスタート画面から再起動やシャットダウンをさせることもできません。電源長押しでOFFにしてください。好奇心を誘うようなニュース、商品のサイトがゲートになっている場合が多く、不用意にクリックすると何度でも出てきます。見慣れないサイトに余計なクリックはしないことです。マイクロソフトまがいの表示された「Windowsサポート」電話番号に電話すれば、個人情報を搾取されたうえ、外人と思われるオペレーターが出てきてマイクロソフトの社員と名乗りますがウソです。画面ロックの解除と再発防止のサポート料金として、1年間で2万円、3年間で5万円、永久で8万円というようなサポート料金を請求され、コンビニでプリペイド電子マネーを買って払うように指示されます。くれぐれもご注意を!
2024.04.16
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