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ロバート・マッコーネルのダンヒル・レプリカ・シリーズから今回は「マジェスティーエリザベス」をレポートします。勿論、ダンヒル「エリザベシアンミクスチャー」のレプリカ煙草という事になります。 本家ダンヒル「エリザベシアンミクスチャー」を吸った私のレポートはココにありますが、簡単に言えば、上手く美味しくまとめられた常喫向け非着香バージニア系煙草という感想でした。その煙草のレプリカになるロバート・マッコーネル「マジェスティーエリザベス」は、果たしてどんな仕上がりになっているのでしょう。早速開けてみます。 開封時の香りは、程好く熟成された干草系・枯草系で、ちょっと洋酒のような香りと、ヨーグルトっぽい匂いが微妙に混ざります。カットは基本的に細いリボンカットですが、やや大きいラフカットも混ざります。湿気は強めに感じます。 これを火皿内径21mmのパイプに詰めて着火しますと、少し甘味のある紅茶系の味が来ました。ちょっと桃のような果物系の甘さで、非着香の煙草としては珍しい感じの甘味です。もしかしたら微妙に着香してるのかも知れません。それと、ヨーグルト的な風味も微妙に感じます。 本家ダンヒル「エリザベシアンミクスチャー」にどれ程似ているかについては、それを当時吸った時の記憶が曖昧なので何とも言えない所ではありますが、当時のレポートを読み返すと、大筋で悪くない線を行っているのは確かだと思います。 火付きと火持ちは、湿気を強く感じた手触りの割りには悪くありません。気持ち緩めに詰めたのが効いているのだと思いますが、まぁまぁ普通に吸えます。燃え進みは遅めです。 喫煙中盤になっても喫味の変化は特段ありません。少し果物系のような甘味を伴った紅茶系の喫味です。微妙に舌を刺す刺激がありますが、糖度の高さに由来するアルカリの刺激が少し出ているのだと思います。 喫煙終盤で少し甘味が後退したように思います。やっぱりちょっと着香がしてあったのかも知れません。ただ、まとまりの良い常喫系の喫味である事に変わりはなく、さして目立った特色がある訳ではないですが、不思議と飽きずに淡々と最後まで吸えます。 という事で喫煙終了。後味には微妙に甘さのある紅茶系の味が残り、残り香は焚火系でした。 全体的に見て、少し甘い着香が施されているかも知れませんが、基本的に良く出来たバージニア系の煙草だったと思います。目立つ部分はないものの、まとまりの良さが感じられます。 喫味の方向性とか、まとまりの良さといった部分で見れば、ダンヒル「エリザベシアンミクスチャー」を良く再現している煙草だと思います。ただ、これも発売即終了という事で、残念な銘柄となってしまいました。運良く入手出来たら吸ってみて下さい。[良く出来た煙草ブログは此方 Click!]
2019.06.30
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ロバート・マッコーネルのダンヒル・レプリカのシリーズから、今回は「シティオブロンドン」をレポートします。ダンヒル「ロンドンミクスチャー」のレプリカで、ラタキア銘柄です。尚、ダンヒル「ロンドンミクスチャー」の私のレポートはココにあります。 「シティオブロンドン」の開封時の香りは、軽めのラタキア臭に、ナッツと何かの爽やか系薬品を混ぜたような匂いです。洋酒系の匂いも少しあるかなぁ。カットは、フレイクを良く解したリボンカットに、ラフカットが少々。解し切れてないブロークンフレイクも混ざっています。湿気は、やや強めに感じます。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、軽いタッチの出汁系の味が来ました。こってりした出汁系の味を水か何かで薄めて軽くしたような感じです。香りも軽めの出汁系で、やっぱりちょっと爽やか系の匂いが混ざっているような感じがします。ラタキアっぽさは薄く、むしろ非ラタキアのオリエント葉系統の方が強いように思えます。 火付きと火持ちは問題ありません。湿気を強めに感じたので、やや緩めに詰めたのが良かったのかも知れません。燃え進みも意外に普通です。 喫煙中盤になると、ラタキア感が更に希薄になりました。ブレンド内容の情報が見つからないのですが、この煙草の軽いタッチは、ちょっとバーレー葉っぽい所があります。ただ、オリジナルのダンヒル「ロンドンミクスチャー」にはバーレー葉はブレンドされていないようなので、この「シティオブロンドン」の軽いタッチもバーレー葉のものではないのでしょう。糖度が低めのバージニア葉なのかなぁ・・・。 喫煙中盤からの軽いタッチは終盤になっても変わりません。希薄とは言えラタキア感があるにはあります。ただ、何かタッチを軽くするものがあって、それがラタキアのこってり感を上手く適度に隠しているように思います。 5年前に書いたダンヒル「ロンドンミクスチャー」のレポートを読み返すと、今回の「シティオブロンドン」と大筋で似たような方向性である事は分かりますが、「ロンドンミクスチャー」の方がコクが太かったような書き方になっています。ただ、まぁ、5年も前の事なので、私も記憶が曖昧で、今回の「シティオブロンドン」がどれ程「ロンドンミクスチャー」を再現しているのか良く分かりません。orz という事で喫煙終了。後味も残り香も、軽いタッチの出汁系でした。 全体的に見て、開封時の匂いで感じたラタキア感よりも、実際に吸った時のラタキア感の方が弱く、かなり軽い感じの常喫系ラタキア銘柄だったと思います。 この銘柄も発売即廃止という事で、実際に吸うチャンスに恵まれる方は少ないだろうとは思いますし、これがダンヒルをどれ程再現できているのか何とも言えない所ではありますが、こういう常喫系の煙草が姿を消すのは大変に残念な事です。[強い煙草ブログは此方 Click!]
2019.06.26
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ロバート・マッコーネルのダンヒル・レプリカのシリーズから、今回は「スタンダードミディアム」をレポートします。ダンヒル「スタンダードミクスチャー」のレプリカであろうと思われます。 因みに、本家ダンヒル「スタンダードミクスチャー」の私のレポートはココにあります。その中で当時「TobaccoReviews.comの仕様欄」では、ラタキアはブレンド内容に入っていませんでした。けれども現在の同欄ではラタキアがブレンドされている事になっています。この辺りの変化は興味深い所ですが、少なくとも当時の私がラタキア入りではないと感じる程、ダンヒル「スタンダードミクスチャー」のラタキア感は希薄であった事が分かります。 それでは、その煙草のレプリカであるロバート・マッコーネル「スタンダードミディアム」はどんな煙草に仕上がっているのでしょうか。早速開けてみましょう。 開封時の香りは、・・・う~ん、やっぱりラタキア=オリエント葉の燻製は入っていないような気がします。深めに熟成されたオリエント葉に特有の鰹出汁系の香りがするのですが、ラタキア特有の糸を引くような腐敗臭はありません。ですから、少なくともラタキア・ブレンドである事を主張して来ない程度のラタキアしかブレンドされていないようです。カットは、細かいラフカットとリボンカットの混合で、湿気はやや強めに感じます。 これを火皿内径21mmのパイプに詰めて着火しますと、鰹出汁と味醂で味付けしたお吸い物のような味が来ました。殆どのラタキア・ブレンドの場合、この着火直後にはラタキア特有の糸を引くようなネバネバ腐敗臭が出るものなのですが、この煙草にはそれがありません。そして、この喫味は、以前にレポートしたダンヒル「スタンダードミクスチャー」と同じです。そういう意味では、今回のロバート・マッコーネル「スタンダードミディアム」はレプリカとして上手く出来ているようです。 火付きと火持ちについては、特段の問題はありません。やや立ち消えしやすく、燃え進みが遅いようですが、火種の維持にそれ程苦労しませんし、ましてや燃え過ぎるという事もありません。さほど気難しい煙草ではないようです。 喫煙序盤を過ぎると、お吸い物っぽい味に加えて、バージニア・ストレートの煙草に近い紅茶系の喫味も混ざって来ました。直近で言えば、先日レポートした同社の「ロイヤルアイランド」と同じ喫味が、今回の「スタンダードミディアム」のお吸い物系の味の背景にあるような感じです。ですからブレンド内容としては、程好く熟成したバージニア葉に、深めに熟成したオリエント葉を多めに加えたという所でしょうか。ちょうどそんな味です。 喫煙終盤、やっぱりオリエント葉入りのバージニア・ブレンドの煙草にしか思えない喫味が続きます。良~~く探すとラタキア的な喫味を見つけられない事もないのですが、漫然と吸っているとラタキアが意識に上って来る事はありません。また、喫味の変化は乏しく、且つ燃焼が遅く喫煙時間が長くなるので、そういう意味ではちょっと飽きやすい煙草かも知れません。 という事で喫煙終了。後味はお吸い物系で、残り香は鰹出汁と焚火でした。 全体的に見て、やはりラタキアが入っているかどうか疑わしいバージニア&オリエントが主体の煙草でした。本家ダンヒル「スタンダードミクスチャー」のレプリカとして良く出来ていると思いますし、ラタキアが苦手な人でも普通に吸える煙草だと思います。 もし生産が継続されるならダンヒル「スタンダードミクスチャー」の後継として重宝されただろうなと思います。そういう意味で、ダンヒルファンにとっては残念な生産終了でしょう。また他のブランドからレプリカが発売されるのを待つしかなさそうです。[良く出来ている煙草ブログは此方 Click!]
2019.06.23
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ロバート・マッコーネルのダンヒル・レプリカのシリーズから、今回は「ロイヤルアイランド」をレポートします。ダンヒル「ロイヤルヨット」のレプリカという事になります。因みに、本家ダンヒル「ロイヤルヨット」の私のレポートはココにあります。 さて、「ロイヤルアイランド」の開封時の香りは、程好く熟成された干草系です。余り発酵系の臭みがないので、干草系の匂いの中でも比較的取っ付きやすい匂いです。カットは細めのリボンカットで、湿気はやや強めに感じます。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、やや酸味が先行しつつも、適度に熟成されたバージニア葉による紅茶系の味が来ました。何だか微妙にペリクが入ってそうなコクのあるウェットな熟成感があって、甘味もあり、かなり美味しい煙草だと感じます。本家のダンヒル「ロイヤルヨット」はバージニア・ストレートのブレンドになっているという話なのですが、今回の「ロイヤルアイランド」も同じ葉組だとすると、かなり上手い加減で熟成をかけているイメージです。 火付きと火持ちは特に問題はありません。やや燃え進みが遅い感じがしますが、火が消えやすいとか、吸いにくいとか、そういう感じはありません。 本家「ロイヤルヨット」を吸ったのは、もう8年も前の事ですので、記憶が定かではないのですが、少なくとも当時のレポートを読む限りに於いては、今回の「ロイヤルアイランド」はレプリカとして非常に良く似た味を出せているように思います。全体的に本家よりちょっと軽い仕上がりになっているような気もしますが、ニコチンも強めに効きますし、イイ線行ってるのではないでしょうか。喫煙中盤辺りから甘味に軽さが出てくるのですが、それも本家と似ています。 喫煙中盤からの喫味は終盤までそのまま続き、結局そのまま喫煙終了。燃え進みは遅くて、喫煙時間が長め。で、その為もあってなのか、ニコチンの効きが強く感じられました。後味には干草系のコクが残り、残り香は焚火系でした。 全体的に見て、程好く熟成されたバージニア・ストレートの美味しい煙草だったと思いますが、ニコチンが強く効くので、空腹時の喫煙は避けた方が良さそうです。 本家「ロイヤルヨット」の後継として、やや軽い仕上がりだとは思いますが、喫味は良く似ていたと思います。本家と同時に吸って比べたら違いが分かるかとは思いますが、そうでなければ製造ロットによる個体差程度の違いしかないように感じます。このように上手く作られた煙草なので、諸般の理由で製造が打ち切られたのは残念です。[上手く作られた煙草ブログは此方 Click!]
2019.06.19
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パイプ煙草の人気ブランドだったダンヒルが昨年パイプ煙草から撤退したのを受けて、ロバート・マッコーネル社がダンヒル銘柄のレプリカを発売し、昨年日本に入荷しました。残念ながら、諸般の理由でそのレプリカ・シリーズは結局廃止になったのですが、幸い、その内の幾つかを入手する事が出来ました。それで、これから順次それらの銘柄のレポートをして行きます。 今回は「ナイトクラブ」という名前の煙草で、ダンヒル「ナイトキャップ」のレプリカです。ダンヒル「ナイトキャップ」の方のレポートと合わせて読んでいただくと、レプリカとしての再現具合が分かりやすいかも知れません。 さて、ロバート・マッコーネルの「ナイトクラブ」ですが、開封時の香りは軽めのラタキア臭でした。割りと硬質な匂いで、糸を引くような腐敗臭ではなく、むしろ熟成の効いたオリエント葉の出汁臭の方が強いようで、ちょっと果物的な甘味も感じるような匂いです。カットはリボンカットで、少しブロークンフレイクも混ざっています。湿気は強めです。 これを火皿内径20mmのパイプに詰めて着火しますと、最初に来たのは開封時には感じなかった糸を引くようなラタキアの腐敗臭でした。ただ、着火時に感じたその匂いは直ぐに弱まり、出汁系の匂いの方が上回ってきました。味の方は、軽い出汁系の味に少しの味醂とナッツを加えたような感じで、ラタキア物にしては随分と軽いタッチです。 火付きと火持ちは、特に問題ありません。強めの湿気を感じた手触りでしたし、確かに燃え進みは遅い方だと思いますが、燃え難くて困るという事はないです。勿論、燃え過ぎるような感じもありません。 喫煙中盤で、少しラタキア感が薄まってきて、熟成オリエントの軽い出汁系の喫味がより前に出て来ました。ラタキアの姿が消えてしまうという事はないのですが、この程度のラタキア感なら、ラタキアが苦手な人でも何とか大丈夫でしょう。何より全体に軽いタッチなので、取っ付きやすい喫味だと思います。 喫煙終盤になると出汁系の喫味の方もますます軽くなってきて、何だかちょっとスカスカな喫味になってきました。軽くて硬い金属のような感触です。吸いやすい喫味ではありますが、奥深さとか味わい深さとか複雑さとか、そういった感じのない、少し尖った味です。缶のラベルには「A BLEND FOR THE EVENING」とあるのですが、こういう喫味は私はどちらかと言えば昼間の方が似合うような気がします。 という事で喫煙終了。後味は軽い出汁系で、残り香は出汁系と弱いラタキア臭でした。 全体的に見て、硬くて軽い出汁系の味が前にあるラタキア煙草だったと思います。全体のまとまり具合も良く出来ています。ダンヒル「ナイトキャップ」も大筋でそのような煙草であったと以前にレポートしているので、レプリカとしての「ナイトクラブ」は上手く出来ている方ではないでしょうか。 ただ、「ナイトキャップ」もそうでしたが、個性とかインパクトとか奥深さとか、そういう部分は弱いので、軽い常喫向けの煙草だとは思いますが、惚れ込んで吸うという方は少ないかも知れません。[味わい深い煙草ブログは此方 Click!]
2019.06.16
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今月分の煙草の買出しに行ってきました。購入したのは上の写真の通りです。 いつもの煙草屋さんで売れ残っていた限定の100g缶二つと、国内輸入が復活したパウチ物のフレイクを買っています。限定の100g缶は他にも売れ残りが幾つもあったので、多分来月も同じように買うつもりです。復活銘柄の方は、確か昨年で輸入終了したばかりだと思うのですが、余程惜しむ声が大きかったのでしょう、早々に復活です。私としても好きな銘柄なので、嬉しい所です。 という事で、どれも既にレポート済みの銘柄ですが、一応簡単に記事にはする予定です。お楽しみに![お楽しみな煙草ブログは此方 Click!]
2019.06.12
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先般個人輸入したニーロップ「ストラクチャー・グレード2」の慣らしが終わりました。 ピーター・ジェップセン氏の作る「ジェップセン」銘のパイプも、今回の「ニーロップ」銘のパイプもそうなのですが、私が過去に購入した同氏のパイプの全てで、新品からの使用開始時の喫煙終盤に、薬品が焦げるような味と香りが必ず発生します。多分、パイプ外面の塗装が煙道内に流れ込んでいて、それが喫煙時の熱によって気化して口に入って来る為だと思うのですが、少なくとも数回以上の慣らし喫煙を行わないと、この匂いと味は消えません。今回の慣らしでは、事前に煙道内をある程度エタノールで清掃してから慣らし喫煙を始めたのですが、やはりあの喫味が発生しました。そして、その喫味が消えるまで数回の慣らし喫煙が必要でした。 この余計な喫味を消すための慣らしが面倒ではあるのですが、使い始めの初期だけの話ですし、こういう手間をかける事も趣味喫煙の楽しみの一つなので、まぁ、許容範囲です。 という事で、喫味のレポートです。使用した煙草は、例によってラールセンの「ファイン&エレガント」です。 煙草をパイプに詰めて着火し、吸い始めて最初に感じたのは、少し煙が暖かいなという事です。その所為か、着香分とベースの煙草のコクや旨味が同じくらいの割合で感じられます。同時に個人輸入したウィンズロウ・パイプと比べて少し煙の温度が高い感触なのですが、同じ9mmフィルター仕様とは言え、今回のニーロップの方が全長が短いので、煙の温度が少し上がるのはしょうがないかなと思います。まぁ、味が完全に乱れるという訳ではないので、これはこれでパイプの個性として受け入れられます。 そういう事で、味の傾向としては、ベースの煙草のコクや旨味が意外と前に出てくる喫味で、微着香や非着香の煙草に向いているパイプのように思われます。 持つ手に伝わる熱は少なめです。ボウル内径の割りに厚めなボウル壁になっている外観そのままの特性です。サンドブラスト加工による仕上げで、ボウル外面の表面積が大きく、冷却効果が大きいというのも効いているかも知れません。 ベースの煙草の味が前に出てくる特性は、パイプ全体の温度が上がってくる喫煙後半で益々強くなってきます。吸っている煙草が欧州系着香煙草で、元々後半に着香分が薄くなる傾向があるのですが、それ以上に着香の喫味が後ろへ下がるのが早いように感じます。 という事で喫煙終了。全体的に見て、煙の温度がやや高く、着香よりも煙草のコクや旨味を楽しみやすいパイプであるようです。ボウルサイズの割りに小柄で咥えやすいパイプですし、非着香バージニア系の煙草も好きなので、このパイプも一軍ローテーションに入れたいと思います。[楽しみやすい煙草ブログは此方 Click!]
2019.06.09
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今月も国内通販でパイプ煙草を購入しました。購入したのは上の写真の通りで、利用したお店は「リビングショップ安藤」さんです。 ロバート・マッコーネルの例のダンヒル・レプリカ・シリーズの内7銘柄を4月に地元の煙草屋さんから購入していますが、その時入手できなかった銘柄が一つだけ買えると知り、とにかく急いで注文したというのが今回の国内通販です。ギリギリ間に合ったようで、この注文の直後に「Sold Out」という表示になりました。 で、そのダンヒル・レプリカ以外は、一つだけ通販で買うのは送料が勿体無いので、ついでに購入したという次第です。 それでは各銘柄のレポートをお楽しみに![ギリギリ間に合った煙草ブログは此方 Click!]
2019.06.05
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先般個人輸入したウィンズロウ・パイプ「グレードC」の慣らしが終わったので、いよいよ本格使用して喫味のレポートをします。使用した煙草は、いつものラールセン「ファイン&エレガント」です。 吸い始めて最初に感じるのは、着香分の味や香りが、随分とストレートに感じられるなぁという事でした。ウィンズロウのパイプは全体的にこういう傾向があると思っているのですが、今回のパイプはその中でも特にガツンと来ているように感じます。これは多分、普通のボウルサイズがあるのに対して、全長がやや短いという今回のパイプのシェイプに起因しているのではないでしょうか。全長が短いと、ボウルトップから出る煙が自分の鼻に直に入って来やすいですから、少なくとも香りは強めに感じる傾向があります。 また味に関しては、煙が良く冷えていて、味を感じ取りやすくなっています。人の舌というのは熱に対して強くないので、煙が熱いと味を感じ取り難くなります。逆に煙が冷え過ぎると、気化して出てきた煙草の葉の成分が煙道内で凝集してジュースとして煙道に吸収されてしまうため、人の口まで届く成分が減ってしまいます。今回のパイプは、煙の冷やし具合が丁度良く、結果として味が濃く感じられるのではないかと思います。ボウルサイズの割りに全長が短いので、基本的には煙が冷え難いはずなのですが、そこは9mmフィルターが良い仕事をしているようです。 味の方向性としては、まず着香分が前にあって、ベースの煙草の味は後ろで支えているという感じになっています。ですから、非着香系よりも着香系の煙草に向いているパイプだと思います。 持つ手に伝わる熱は、やや少なめでしょうか。厚手のボウルなので、こんなもんでしょう。最後まで熱くならずに持てるのは、使い勝手としては良いです。 全体的に見て、いつものウィンズロウらしい良く出来たパイプだったと思います。着香煙草の良さを十分に引き出せるパイプなので、着香がメインとなる私の喫煙内容に良く合います。一軍ローテーション入り決定です。[良い仕事をしている煙草ブログは此方 Click!]
2019.06.02
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