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この頃は、児童文学に限らず、いろいろ読んでいます。児童文学が好きなのは、わかりやすくて、さわやかで、「がんばろう!」と思わせてくれたり、優しい気持ちにさせてくれる作品が多いからなんですけど、だいぶ生きてきて、酸いも甘いも経験してみると、人の「どうにもできない暗~い部分」に目が向いてくるものなのですねえ。白石一文さんの「草にすわる」を読みました。本の帯にある本文、「あーあ。もういやになっちゃったなあ。なあんにもいいことなんてないんだから。どんなに我慢して頑張って生きてたって、きっと もうどうにもならないんだよね」こういう気持ちになった人が、何かのきっかけがあって、あるいは勢いで、死んでしまうということは、世の中ではよくあることなんですよね。もちろん、悩みに悩みぬいて、もう苦しくて苦しくてどうしても生きていることができずに死を選ぶ人もたくさんいるのでしょう。本人が亡くなってしまっていて、その心の内を知ることができないのですから、どちらの方が多いのかわかりません。でも、世界をもう一度見まわしてみるチャンスがあれば、生きる理由も、かすかな光も、見い出せただろう人がたくさんいたのだと思います。この本のタイトルは、私の大好きな詩人、八木重吉さんの詩からつけられています。「わたしのまちがいだったわたしの まちがいだったこうして 草にすわれば それがわかる」児童文学ばかり読んできた私には、まだ、最後まで救いのない物語を読むことができません。でも、この本は「覚醒」の物語です。「生きてみよう」と思わせてくれる物語。この先、私が、もし絶望するような状況に陥ったとしても、こういう物語を読んでいる蓄積が、私を救ってくれるに違いありません。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2017.02.10
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長い冬休みの間、実家に帰っていました。実家に帰ると、いつも、ブックオフでた~くさん本を買います。20冊くらいかな。ブックオフが世に出てきてから、古本がとっても身近になりましたよね。わざわざ神田に行ったりしなくても、古本が買えるんですから。おかげで、わたしは全然無駄遣いができなくなりましたよ。「この100円で本が1冊買える」と思ったら、軽々しく100円を使えなくなった…。私にとって、100円の価値がすごく高まったんです。私の将来の不安、それは「読みたい本、全部読まずに死んだらどうしよう!」デス。このままのペースだと、読みたいのに読んでない本をたくさん残したまま、この世を去らなければならなくなってしまう可能性大。そこで、極端な並行読みを始めました。同時進行で何冊も読む。私の場合、歯磨きタイムにしか読めないので(歯磨き、ものすごく長くなります…)、なかなか進まないんですけど、いろんな世界を楽しめていいですよ~。ほんとにいい。現在、読んでいる本、「鹿の王」上橋菜穂子「狐笛のかなた」上橋菜穂子「西の善き魔女」萩原規子「横道世之助」吉田修一「雪と珊瑚と」梨木香歩「桐島、部活やめるってよ」浅井リョウ「旅をする木」星野道夫「生まれ出ずる悩み」有島武雄「レインツリーの国」有川浩「ストーリー・セラー」有川浩「魔法使いハウルと火の悪魔」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「ルーシー・M・ボストン自伝 メモリー」このようにして、白石一文さんの「草にすわる」を読み終えました。読み終わったら、自分の想いを整理しておかないと、本当に読み終えた気がしません。ブログは、私にその機会を与えてくれるありがたいツール。明日は大雪みたいなので、ゆっくり想いをまとめてみるつもりです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2017.02.10
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