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turu164 @ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
906tom@ Re:フロントブレーキ修理(05/09) 太田ガレージに入庫する中古物件にしては…
turu164@ Re[1]:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) グリフイスさんへ 今年は不動車になってし…
グリフイス@ Re:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) バイクも車も同じですが、ほおって置くと…
グリフイス@ Re:フレンディーでキャンプに行ったものの(04/18) 良いですね。最高じゃないですか。ひとり…
2014.02.02
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カテゴリ: HONDA TLM50
いよいよTLM50のフロントフォークの分解にかかる。アウターブーツの底に6ミリのキャップボルトがあるので、これを緩めるだけなのだが、共回りをしてしまうので、ここは一気にトルクが掛けられるインパクトレンチを使用する。

次は予め緩めておいたインナーチューブの頭に付いているフォークボルトを緩めれば全て分解できる。右側のフォークの中のオイルは灰色に変化して僅かに残っているだけであった。新車時から一度もオイル交換していないような感じである。左側のフォークを分解してビックリである。中からは真っ黒なオイルが混ざった水が、しかも大量に出てきた。このフォークはスプリングと水で動いていた。アウターもインナーも中が酷い事になっているし、バネ類の部品もオイルが変質した塊のような物が付着している。これは予備のフォークを使った方が良さそうである。
水が入っていたフォークは初めて見た。どうやらダストシールに問題があるようだ。TLMはアウターチューブの口にフロントフェンダーブラケットを取り付けるためのネジ穴の受けが2箇所作ってあるので、通常の上から被せるタイプのダストブーツは使えない。従ってアウターチューブの口に嵌め込むタイプを使用している。だからダストブーツではなくダストシールとなっているのだ。このシールはオイルシールほどは精度がないので、アウターチューブとダストシールの隙間から長い間に水が浸入したのだ。しかし、ひっくり返すとバシャ、バシャと出る程水が溜まるにはどれ程野外に放置していたのだろうか。
P1010667.JPG
アウターチューブ底を6ミリの六角で緩める
P1010670.JPG
水の浸入に弱そうなダストシール





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Last updated  2014.02.02 07:19:56
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