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turu164 @ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
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グリフイス@ Re:フレンディーでキャンプに行ったものの(04/18) 良いですね。最高じゃないですか。ひとり…
2014.05.05
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カテゴリ: HONDA TLM50
TLM50のクラッチカバーを開けた。フリクションディスクを交換するにはクラッチのボルト4本を緩めるのだが、緩めようとするとクラッチが回ってしまうので、ギアにウエスを嚙ませて回り止めとした。ボルト4本とスプリングを取り外すと、センターボルトにサークリップ(エキスターナルサークリップ)が仕込んでいるのが見えた。このクリップを精密ドラーバーで外すとクラッチセンターが外れる。その次ぎからはフリクションディスクとクラッチプレートが交互に3枚づつ入っているので全て取り出す。
フリクションディスクをよく調べて見たが、大きな摩耗は起きていないように見える。どういう事だろう。よく分からない。
新しいプレートにギアオイルを塗って奥からクラッチプレッシャープレート、フリクションディスクの順で交互にセットして組み立てる。
次は、クラッチカバーに付いているクラッチレバーのスプリングの取り替えに掛かる。クラッチレバーがワイヤーと繋がる部分に赤サビが発生しており、首の部分が弱くなっていたので交換しようとHONDAに発注したが敢えなく廃番の受けた。錆を落として黒サビ転換剤で処理したが、スプリングはどうにもならなかった。交換するにはクラッチカバーを開ける必要があったのだ。
スプリングは錆で真っ赤、今にも折れそうで心許ない。HONDAに発注したら在庫があったのでフリクションディスクと一緒に購入しておいたのだ。
早速、レバーを外そうと構造を調べる。レバーはボルトやナットで留めてある箇所は見あたらず、カバーに挿し込んであるだけのようであるが、ひっぱても抜けない。センターにクラッチを押す小さなピンが嵌っているので引っ張ってみたら抜けた。どうやらここだったらしい。レバーを引っ張ってみるも抜けない。レバーがネジになっているようでもない。レバーのフックにタガネをあてて金槌で叩いてみたが抜けない。手で回すとクルクルと回るし、カバーの中側のレバーロッドはオイルに浸かっているので当然錆はなくピカピカである。いろいろといじくり回していたらスプリングがとうとう折れてしまった。もう後戻りはできない。このレバーをどうにかして外さないと今までの苦労が水の泡だ。
頭に来てドライバーを使ってテコの応用の如くこじってみたらスポッと抜けた。何と呆気ない。水の浸入を防ぐゴムのOリングが入っているので、手で引っ張った位では抜けなかっただけなのだ。これでやっとスプリングを新品にできた。
P1020022.JPG
クラッチセンターを留めているエキスターナルサークリップ
P1020023.JPG
クラッチレバーとスプリング/下側はフックの部分が折れてしまったスプリング





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Last updated  2014.05.05 06:08:44
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