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このHONDAの純正ホーンはカバーを本体にカシメてあるので、カバーだけ付け替えてやろうと精密ドライバーで根気よくカシメをこじって外して行く。悪戦苦闘の末やっと外れてので、カバーを外したままバッテリーに繋いでみるが鳴らない。カバーを取り付けると濁った聞くに堪えない音で鳴る。どうやらこのカバーが共鳴効果の鍵を握っているらしい。
サビの無いカバーに取り替えても、カシメを完璧に復元しないと本来の音が出ない事が想像できる。カバーのカシメ部分のミミは非常に細いので、元の通りに復元するには神業が必要と判断して断念した。ホーンは分解するなという事だろう。撃沈である。
仕方なく小振りの汎用品をamazonで探したら、安物が沢山出品されていた。いつも中華メーカーの安物ばかり買っているので、ここは心機一転、信頼の日本メーカーのデイトナにしたが790円だったので、たぶんこれも中華製だろう。何時までたっても中華のスパイラルから抜け出せられない。
届いたホーンはメッキが気持ち悪いくらいピカピカだ。初期不良確認のため、バッテリーに繋ぐと少し低い音で鳴った。取り付け場所が分からないので、一番邪魔にならないライトの下の三つ叉に切ってあるネジを利用して取り付ける事にしたがホーンのステーを曲げる必要がある。このホーンは購入前の写真ではステーをナットで取り付けていたのを確認しているので、ホーンからステーを外す事が出来るのだ。外したステーをハンドベンダーでL型に曲げて再び組み立てて取り付けた。
サビサビでも鳴るホーン(左)とサビは無いが壊れたホーン(右)
カシメを外して分解したホーン
デイトナのホーン
車体に取り付けたホーン
やっちまった電装 2020.05.24
エンジンが掛からない訳 2020.05.22 コメント(6)