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工作車の横向き座席は外したが、ギャレーを残したままにしていたので、バイクの積み降ろしが一人では難しいかもと思い、年度末で忙しいとだろうと思いつつもデアベルさんを無理やり誘って回収に向かった。
持ち帰ったバイクをバイクブロスの写真と基本スペックを参考に一通り調べてみた。
このバイクはHONDA XLR250Rの1992年(平成4年)モデルでXLから続くXLRシリーズであるMD16型、MD20型と続き、最終バージョンのMD22型である。1995年からはXRシリーズになったようである。
MD22型のエンジンはSOHC空冷単気筒4バルブ249cc、最高出力28PS。6速リターン、ブレーキは前後ディスクでバッテリーレス仕様となっている。
社外品取り付け箇所はブレース付きアルミカラーハンドル、ナックルガード、アルミスリップオンマフラー、エキパイガード、リアキャリア(純正)、スマホホルダーその他にレンサルのステッカーが貼ってあるアルミ製のスイングアームだが、純正なのか社外なのか良く分からない。
残念な点は、左のフロントフォークからのオイル漏れ、左右ダストカバーの欠品、左右フォークブーツの欠品、インシュロックで留められた社外の安っぽいフロントカウル、ワイヤが外されているデコンプ、変形した右ステップであるが、フロントカウル以外は直せそうである。
バイクブロスの写真ではテールランプとナンバーの取り付けが違うので、この車両は改造しているのかも知れないが、こちらの方がスマートなので全く問題無い。タンク内は錆一つ無くピカピカだったので一安心だ。走行距離はメーター読みで35,490㎞なのでまずまず走っている車両のようである。
エンジンはバイク屋で一度掛けていたが、主人が言うにXLは掛けるのにコツが必要、キーをONにする前に2、3度キック、キーをONにしてチョークを微妙に引いて、アクセルは煽らずキックするとの事だったが、普段通りやってみると掛かりは悪いが何とか掛かった。エンジンが温まるとアイドリングも安定してくる。この状態だと再スタートは1発で始動する。最初に掛ける時にはセルが欲しいと思うが、慣れの問題だろう。
バイクの走行状態を確かめるために近所を少し走ってみた。ブレーキは前後共ガツンとは効かないが、この当時のバイクなら許容範囲だろう。クラッチはビックリするほど遠い。これは調整が必要だ。エンジンは流石HONDA車回転もスムーズに上がり、パワーもある。シフトの感覚も問題ない。このままツーリングにでも行けそうである。
取り敢えずはフロントフォークのオイルシールとダストシールそれにフォークブーツを発注して、4月になったら名義変更をして置く事にしようと思うが、もう4月だ。
右側1
右側2
左側1
左側2
スピードメーターと走行距離
アルミハンドルとスマホホルダー
ピカピカのタンク内部
凹みがあるスリップオンマフラー
アルミのナックルガード
エキパイガード
レンサルのステッカーが貼ってあるアルミスイングアーム
オイル漏れを起こしている左側フロントフォーク
フォークブーツが欠品となっているフロントフォーク
表面がザラザラに劣化したフロントフェンダー
カラーも形状もへんてこな無理やり取り付けられたフロントカウル
ワイヤが外されているデコンプ
変形した右ステップ
プラグの交換 2022.05.29
フロントフェンダーの塗装 2022.05.25
チョークの交換 2022.05.23