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汚れを水洗いして、車体のインナーフェンダーと比べてみると、バッテリー、ICイグナイター、レギュレーター、ウインカーリレーの取り付け部分は全く同じだったので、安心してバラシに掛かる。電装部品を全て外し後部のビス2本を外せば車体から抜き取る事ができるのだが、フェンダーレスに改造してある後部のアルミ板を取らないと外せない事が分かった。面倒くさいが、リアカウルやウインカーを外してアルミ板を外してみたら、何と!後端が千切れた板を使用しているので、車体に留めるビス穴に届いていない。届いていない部分に厚めの両面テープを両面から貼って穴を開け車体とナンバープレートステーにボルトで共付けされていたのだ。両面テープをボルトで締める荒技は初めて見た。アルミ板は前方4箇所でボルト留めされているので、問題はないとは言え凄い加工だ。
流石にこれは見てしまった以上直す必要がある。補修部分の大きさにZ金具を切断して、アルミ板と共に4箇所の下穴を開け、リベット留めを行いボルト穴を開けて修理完了。今度は車体にしっかりと取り付ける事が出来るだろう。
アルミ板を外せばインナーフェンダーは抜き取る事が出来る。予備のインナーフェンダーを取り付け、電装部品をもとに戻し、シートロックのスプリングを取り付けようとして、異変に気づいた。このフェンダーにはスプリングを引っ掛ける突起が付いていないのだ。オマケのフェンダーはC3用ではないようだ。やられた。しかし、スプリングを引っ掛ける何かがあれば良いので10ミリ厚のアルミの切れ端を削ってビス留めしてやろうとグラインダーで整形して合わせてみると、更に気が付いた。このフェンダーはシートロック機構が作動する凹みの形が違うので、ロック機構が動かないのだ。もうこれは細工をしてどうのという問題ではない。使えないし、どうにもならない。
と、言う事で元の割れたフェンダーに戻した。後部のアルミ板の補修が出来たのがせめてもの救いであった。とんだオマケだった。やれやれである。
後部のステーを外さないとインナーフェンダーが外れない
インナーフェンダーを外した車体
一見全く同じに見えたインナーフェンダー
スプリングを掛ける突起とシートロック機構が作動する溝が異なる(上部がC3用)
両面テープに開けられたボルト穴
欠損部分をZ金具で補修したアルミ板
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