PR
Keyword Search
Calendar
Category
Comments
翌日の午前8時、山陽道の吉備SAでディアベルと待ち合わせ。何時ものように、ディアベルは既に到着していた。今日は神戸まで高速なので、風をもろに受けるネイキッドのV7は辛いところであるが、フロントの皮剥きも出来るので苦にはならない。しかし、排気量が2倍近くあるディアベルの巡行速度は何時ものように少し高めなので、追い越し車線を走る時間が長い。
タイヤもフロント回りにも異常が無い事を確認しつつアクセルを開け続けると、三木SAまではクルマで走るよりは早く着いた。ディアベルがSAの売店で丹波の枝付き黒枝豆を買い込んで勝ち誇ったように見せびらかす。悔しい。この枝豆があったら今夜のビールが進むに違いないのだが、V7のシートバッグは小さくて枝ごと入り切らないのが何とももどかしい。
黒枝豆に後ろ髪を引かれつつ三木JCTで第二神明方面へ分岐、阪神高速3号線を東進、京橋ICで高速を降りて少し引き返すと道路沿いに大きな市営駐車場があった。ディアベルの事前調査ではこの駐車場はカワサキワールドと南京町の丁度中間辺りにあり、どちらにも近い。しかも市営なので、バイクを1日駐めても110円は有り難い。
暑くなってきたので、シャツを1枚脱いで海に向かって歩き出す。300m程でカワサキワールドに到着だ。カワサキワールドは神戸海洋博物館の1階に併設されており、カティーサーク等の帆船を見た後入館。カワサキはバイクを造る前は蒸気機関車やタービン、飛行機は知るところであるが、扇風機やフライパンまで作っていたようである。
展示バイクの数は思っていたより少なかったが、メグロ、マッハⅢ、ZⅡなど新品同様のバイクがずらりと並んでおり、写真撮影もOKとの事。輸出仕様の白タンクのマッハⅢなどは現在でも十分通用する美しさがあり、何時まで眺めていても飽きない。
11時30分近くなったので、昼飯を食べに南京町に向かう。途中、暑さが増して来たのでジャケットをバイクに置いて、観光客で賑やかな中華街を散策していると、強引な客引きの中国人に声を掛けられなかなか進めない。同じような派手な店ばかりで、何処にして良いか全く分からないので、看板がおとなしめで少し奥まった広東料理昌園に決めた。
色々と食してみたいが、昼なので沢山はたべられないので、3,500円の中華コースとノンアルコールビールを注文。本場の中華はどうだろうかと思いながら運ばれた前菜を食すと「美味い」どれを食べても美味い。日頃の昼食は少食なのだが、最後の杏仁豆腐のデザートまで2人で全部たいらげた。満腹で満足満足。
帰りは阪神高速3号線の入口を間違えるミスをやらかしたが、何とか高速に乗り、加古川バイパス、姫路バイパスと繋いで、相生でR250に分岐。通常なら山陽道が早いのだが、9月5日の事故により、播磨JCT~赤穂IC間の下り線尼子山トンネルが未だに通行止めになっているので迂回しなければならないのだ。開通は本年末になるらしい。
赤穂から山陽道に復帰。ガラガラの高速を岡山に向けてひた走る。吉備SAで最後の休憩時に涙目になった私にディアベルが黒枝豆を分けてくれ、カワサキワールドと中華堪能ツーリングは目出度く幕を閉じた。晩酌時に食べた熱々の黒枝豆は「美味い」に決まっている。
フロントタイヤを外した車体
タイヤを外したフロントホイール
タイヤを装着したV7
メグロ
ZⅡ
マッハⅢ
双発ヘリのコックピット
神戸ポートタワー
南京町中華街
コース料理の前菜
ディアベルとV7
浜田のポークと天空の駅見学ツーリング 2024.09.20
呉の海岸沿いで旬の牡蠣堪能ツーリング 2024.02.15 コメント(2)
恐怖の酷道R482と香住蟹堪能ツーリング 2023.11.08 コメント(2)