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私は時々、社会的なことに関して書いてみたくなります。脈絡は無いのですがそれだけに「コラム」というタイトルをはずすことは出来ませんね(笑)そして書きすぎて怒られるのですが…(爆)この投稿も消すかも~コメントは書かないでください…と書いても書いてくださる人がいるのですよね。そこのあなたですよ~(笑)今日は陪審員制度と死刑問題シミュレーション。陪審員制度が始まったある日、督促状。私が陪審員になったとします。有罪か無罪かの判断。有罪であれば死刑、無罪であれば放免。世論は明らかに有罪。しかし証拠を見れば100%と有罪とは言い切れない、「無罪かもしれない」という懸念があります。私は有罪と言う勇気があるでしょうか。わたしの一言は人の死を左右します。裁判には被告人の家族が来て4歳の子が泣いています。でも無罪といってしまえばまた彼は犯罪をおこすかもしれません。そのとき私たち家族が被害者になるかもしれません。「死刑」という問題。凶悪犯罪者が死刑になること自体には反対していません(賛成もしていませんが)。しかし死刑を人が決める事については反対。特に陪審員制度になればあなたも私も法の下の殺人者になる恐れがあるのです。あなたは人を殺すという判断が出来ますか?わたしはどんなに悪い人に対してでも、「死んでください」とはいえそうにありません。陪審員制度を適用するなら死刑を廃止する代わりに数百年という刑期を導入してほしい。なんでもアメリカ流にしたい、いえ日本をアメリカのひとつの州にしたい日本政府にとって、この陪審員制度は憲法9条の改廃や核兵器の所持同様、アメリカナイズの重要な過渡手順なのでしょうか。でも私としては芸能人の協議離婚金額調停くらいの裁判が当たることを願ってなりません(笑)
Jan 24, 2007
ご多分にもれず、私も最初はアフィリエイトをしようかな?なんて考えたのですが、労働対価が価格の1%というとんでもない低賃金のため辞めました。でもその利益の一部がBlogの運営費に回っているのですから、本当はアフィリエイトをやらない私などある意味楽天さんにとって迷惑なのですが(笑)時々の魔術師さんは、とてもよいバランスだと思います。利益はあまりあがらないかもしれませんが、しっかりとアフィリエイトに貢献しながら自らの日記を楽しんでおられます。睦美さんの日記もそうですね。私の分までがんばってください(笑)そもそも私がなぜ楽天を選んだのか、旅窓のヘビー・ユーザーだったからです。楽天に吸収されてしまいましたのでその流れからでしょうか。今でも旅窓のヘビー・ユーザーですからそういう意味では楽天さんに貢献しておりまあBlogを使わせてもらってもいいかな(笑)オンライン・ショッピング、最初使うのはすごく不安だったのですが、最近はその便利さに慣れてしまいよく利用しています。よく使うのは旅窓に加えて楽天のダウンロード。どちらもものが届くことは無く、電子的な処理だけなのでとても気軽です。ただ楽天さんも気がつかなければいけません。画像容量の関係で氏子が大量に逃げています。これは非常に低価格で働いてくれる労働者が逃げているというものすごいロスです。特に質の高いBloggerがYahooなどに移動したら本当に二重の意味で痛いです。是非画像容量の増大を!(結局そこ…(笑))変なエピソード集でしたが、ご精読ありがとうございました。
Dec 12, 2006
Blogを始めた頃、文章の勉強を目的として作家さんのBlogを読み漁っていました。そのときであったのが藤沢あゆみさん。今もがんばっておられるようですね。私とはあまりにも方向性が違うため、またコメント数が増えて人のページに積極的にお邪魔できる時間がなくなったため今はお付き合いがなくなってしまいました。本も沢山売れて今は有名人です。そのあゆみさんが作られたのはハァハァ隊、これがまた怪しいチーム名ですが内容はすごく良かったように思います。一部上場企業の社長さんまで入っておられましたね。作家の方も多数参加されていました。私も入っていた(脱退していない?)のですが、ほとんど活動できなくてごめんなさい。作家、つまり有名人の方の大変なところはしばしば「祭」状態が発生することでしょうか。また編集さんが裏に付かれており、書き込む内容はレビューされているとか。奥を知るほどに面白い側面がありました。ただし文章力が非常に高いため、私には難解でちょっと最後は逃げてしまった感があります(笑)久しぶりに覗いてきました。変わらず素敵なページでした。エロ系ではないのでご安心を(爆)
Dec 11, 2006
一時期バトンというチェーン日記が流行りました。私はシステム・エンジニアの関係で、チェーン系に反対の立場ですから、基本的には参加しないようにしていますが別に楽しんでいる分にはよいと感じています。実際にとても面白い現象でしたね。(最近は強制バトンとか少し悪化しているようです。)本来はミュージック・バトン、つまり「指揮棒」として海外で始まったそうです。日本に入るとリレーのバトンと曲解されどんどんいろんな種類が増えました。これは日本特有の現象でしたね。ミュージック・バトン、つまりオリジナルに比べると他はあまり質が高くなかったように思いますが、それでも日本風の発展が楽しかったです。そういう私も2回だけやりました。もちろん2回ともミュージック・バトン(笑)無茶苦茶熱く語ったのでいつもと違う方からのコメントが楽しかったです。私の癖のある回答には批判の声も…(笑)一方でハンガリー娘さんのすべてハンガリーに結びつけた回答もどうかと…(爆)そのバトンもいまやすっかり姿を見せなくなりました。次はどんなことが流行るのでしょうか。最近流行りはMixiかな?(笑)
Dec 10, 2006
Blogは最初日記として始められることが多いのですが、続けようとなると趣味のほうに偏り始めます。このページもいつの間にか旅のページですし(半分写真のページですが(笑))もうひとつのページは写真のページです(半分旅のページですが(爆))。すると趣味の重なった方が集まってこられるのですね。こちらのページには旅が好きな人、もうひとつのページには写真が好きな人という感じです。そうして皆さんのページを見ていくと上には上がいるなぁって。旅行が好きな人でも、海外に就職先まで見つけられるFlottieさんのような方までおられるのです。もしくは一体どこが住居なのかわからなくなってきた時々の魔術師さんなども。こんなとき思うのは私も若い頃にBlogがあったらどうなっていたのかな…って。変わらない気もしますが(笑)Chloeさんが言われていましたが、写真とBlogの親和性は非常に優れている…まったく同感です。デジタル一眼で私の写真好きは加速しましたが、Blogが無ければ写真好きにはなっていませんでした。Blogを始める前は子供の写真しか撮影していませんでしたからね。世の中の写真好きの高齢者の方々に是非Blogを活用してもらいたい、そうしたらもっと写真の楽しさが広がるのにといつも感じています。残念ながら私はシステム・エンジニアで、システム系のボランティアをすることが会社との契約上、出来ません。まだ先ですが退職後は、年配の素人写真家を集めたBlog教室ボランティアなんてやってみたいですね。まあ今は子供たちのクワガタ倶楽部に精を出します。
Dec 9, 2006
今は忙しいからあまり使わないランダム・ジャンプ機能。これはこれで面白いのですが、時々とんでもないところにジャンプしてくれます。一時期練炭を利用した集団自殺が流行りましたが、Blogでもうひとつ良くあるのがリスカ、つまりリスト・カット系のBlogです。Blogは必ずしもよい面ばかりではありません。リスカに悩まれている人を無意識に誘導してしまったりする不用意なコメントを書いてしまう可能性だってあるのです。特に大阪人は冗談と間違える危険性が高い。精神面をわずらわれている人には非常に言葉遣いが難しいので(例えば「がんばれ」などはだめとか)私はコメントを残さないようにしています。しかし一度「今風呂で手首を切りました」という日記にぶち当たりました。このときは沢山の方が「どうすればよいのか」を彼のBlogのコメントで議論し、全員で「警察に連絡するよう楽天にメールを出す」という事態になりました。また他の方のページにも失礼ながら「協力してください」というコメントを残しまくったという事件でした。その後のいきさつはわからないのですが幸い彼は助かりました。このときも良い点、悪い点があったと思いますが、最終的に彼が助かったことは良かったですね。でもこのときにコメントを残した人のほとんどが感じたのは無力感だったと思います。深夜だったので楽天が対応してくれるかどうかわからないのですが私たちにはメールを出すしか方法が無かったのです。皆さんならどうされたでしょうか。
Dec 8, 2006
ホワイトバンドでした(笑…福猫っちさん、ありがとう)これもひとつの事件になりましたね。確か250円程度の白い手首に巻くバンドを買って「私は今後募金やボランティアに参加することを宣言」しますというものでしたが、誰が間違えたかその250円がバンドの値段ではなく募金だと思っていた不思議な事件。これは日本人の募金とかボランティアに対する考え方の甘さの現われでしたね。250円はこのバンドの値段であって募金ではない、最初からそう言われていました。250円で募金って…きっと赤い羽根募金の影響のような気がします。そしてみんなが内容を理解した後、誰もが買うことを辞めたという情けない話でしたね。あ、だいじょうぶ私も買いました(笑)ただし私は募金する前に必ず内容を把握する(路上の募金には絶対お金を入れない)ので理解はしていました。しかしこの事件、とてもいい面もあるのです。日本人の募金に対する意識は決して低くないこと、文化や教育が整えば協力する人は多そうだということを証明しました。確かにホワイトバンドの説明が少なかったし、そのせいで大量に購入された方もおられたようです。だからこそ二度とこのような間違いが起こらないよう、日本でもボランティアや募金に対する基礎教育をもっと実施する必要がありますね。
Dec 6, 2006
このタイトルを使うだけでも少しビビッています(笑)それほどの怪物ページ、国際線のスチュワーデスさんが書くとても面白いBlogでした。Skyflyerさんはとても素敵で、繊細な方です。そんな中、私が大きな失敗をしたのは気軽に書き込んだコメントでした。無意識に政治的なコメントをしてしまったのです。問題はSkyflyerさんのページが一日10000ヒットを越える人気ページだったことです。私のコメントに対して反対意見がSkyflyerさんのページに書き込まれてしまいました。幸い相手の方もひどい対応をされることなく収拾してくださったのですが、数度にわたるメールを含め、Skyflyerさんにはずいぶんご迷惑をおかけしてしまいました。それ以来、私は政治的なコメントを人のページに書くのはできるだけやめています。そういいながらチャンケンさんのページにはどうしようもない部分が…(笑)その後、Skyflyerさんは批判的なコメントでBlogをやめそうになられたり(最初は私の毒舌コメントかとヒヤヒヤしました)、コメント数が一日100件を越えたためやむなくコメントの書き込みを禁止されたり(それまでコメントに全部返信されていましたからね)大変でした。その後、Skyflyerさんは諸事由によりページを辞められました。幸い後ろ向きではなく、前向きなやめ方をされました。しかし辞められる前に「次は主婦として普通のBlog日記を書きたい」と連絡をいただきました。私たちはすごいヒット数を時にうらやましいと思いますが、ヒット数が多い方にとって私たちのように楽しくBlogで会話を投げ合っている方が楽しいと感じるかもしれません。主婦ページとして再開される時は連絡をいただけるということなので、いまでも楽しみに待っています。一日10ヒットくらいから再開されるのでしょうね(笑)
Dec 5, 2006
あ、息子はすでに8歳、娘も4歳になっています。2歳になったのはこのBlogページです。最初は本当に興味本位ではじめました。Webページを持っていたのでその延長線上ということで「出張所」という名前をつけました。最初は旅のページではなく、本当に「コラム」的な個人意見を述べる場として使っていました。この最初の日の日記には昨年同じようなことを書いたときハンガリー娘さん(お元気ですかね…心配です)がかいてくださったコメントが残っていました(笑)最初の頃、一日10件程度のヒット数の私のページにコメントを残してくださった、みぃさん、ingogoさんはすでにBlogから離れられました。今でも時々コメントを下さるMiamiBreezeさんが一番長い付き合いです。2005年の3月にコメントをいただいておりました。学校の宿題の日記だって3日と続かなかった私が2年間も続けてこられたのは本当に皆さんのコメントに励まされ続けたおかげです。いつも本当にありがとうございます。その後、旅からカメラへと興味が移り、写真のBlogを立ち上げたのはご承知の通りです。でもこの旅のページは今までどおり大切にしていきます。楽天さんの画像保管庫、最初は写真100枚限定でした。その後5MB、50MBと確かに容量は増えています。写真一枚あたりの容量限度も増えました。それでもまだまだ写真容量に関しては不満。楽天さんにはがんばってほしいです。1GBくれるのでしたらアフィリエイトもやりますよ(笑)まあ2年間も続いたのですから、少しBlogのエピソード集を書いてみたいと思います。そんなにはありませんけどね(笑)
Dec 4, 2006
旅Blogなのに…あ、違った私のブログは「コラム」でした(笑)そういうことで今日はInternet Explorer Ver 7の話。IE7今日の朝から利用しています。タブ・ブラウザー、ズーム機能、いろんな新しい機能は便利でいいですね。でもいくつか気になる点も。(ちなみに使っている写真は今年のではないのでご注意を…)まずは安定性。まだかなり悪いです。例えばBlog検索などで動作しない(固まってしまう)現象が頻発。また、楽天さんでいえば写真の取り込み時に写真が表示されません。これはIE側が悪いのか、楽天側の機能に問題があるのかわかりませんが、大量に写真を取り込む私にはちょっと痛いですね。設定によっては表示できるかもしれません。もうひとつはズーム機能。皆さんがこれを使われるのも近いと予想しますが、そうすると小さな写真には痛いですね。相当荒れます。ズームのことを考えて画面構成を代え、写真サイズも大きくするかどうか…そうすると楽天さんの50MBがつらい。ただしこのズーム機能、使うとかなり不安定になって日本語が使えなくなったり止まったりします。IE7、まだ少し利用するには早いような気がします。Firefoxのほうがまだ安定性が高いですかね。好みではありますが、まだまだ使い慣れたIE6をつかい続けていいような気がします。
Nov 19, 2006
毎年この日だけは広島の話をさせていただくことにしています。このページの主旨とは違いますが、広島県に生まれたわたし達の定めのようなものです。違う意見をもたれる方も多いと思いますが、一個人の意見としてご容赦ください。昨年は両親の体験談をさせていただきました。広島の原爆教育については他のところで書きました。これがきっかけで大学の卒業論文に原爆を選んでくれた学生さんがいて、とてもうれしかったことを今でも鮮明に覚えています。今回はどうすれば核兵器がなくなるか考えます。鍵はアメリカと言う大国が握っています。この国は怖い…自国の主義を守るために気軽に戦争という人殺しの手段を使う国です。建国以来戦争をして無い時期なんてあるのでしょうか。非常に凶暴な国であり、今でも劣化ウラン弾という核兵器を気軽に使っています。核兵器など無くても世界を滅ぼすだけの軍事力を持っているのだから核なんて要らないでしょ。日本は核兵器をもっていないでしょうか。安保をアメリカに託し、そのアメリカが核兵器を使っている以上、日本も核兵器保有国ではないですか?自民党と言うアメリカ同盟組織を選んでいる国民である以上、わたし達にアメリカを攻める事はできません。ではなぜ私が、アメリカを名指しするのか…アメリカと言う国だけが核兵器廃絶を主導できるからです。アメリカがまず自主的に核兵器廃絶へと進まなければ、北朝鮮も中国もイスラエルも核を無くす理由がありません。アメリカではよく「広島と長崎への原爆投下が正当であったか」と言う議論をします。原爆を落とさなければ悪徳な国家である大日本帝国に善良なアメリカ国民が殺されたと正当性を主張します。間違えているといいません。ただ「原爆は悪であり、人類の過ちである」と言うことだけには疑念を持たないでほしい。核兵器は絶対悪であり、人類の歴史の中で二度と使ってはいけない、利用をやめなければ行けない兵器なのです。なぜアメリカが(そして日本も)北朝鮮やイラクに核兵器を作るなといえるのか…確かに間違いでは無いけれど、アメリカや日本にそんなことを言う権利があるのでしょうか。まず行動を起こすべきはアメリカであり、そのアメリカに核兵器の削減を始めさせるのは被爆国である私たちなのでは無いでしょうか。だからと言って私が何かしているか、自民党を倒すために政党を立ち上げたか、そんなことはありません。みんなの小さな意見が大きな力となる、その一助となるように8月6日にせめてこんな文章を残すのが精一杯です。この文章がきっかけで皆さんに今日だけでも核兵器について少しでも考えてもらえるとうれしいです。本日は一つ前の投稿を含め、大和ミュージアムで撮影した写真を使わせていただきました。黙祷
Aug 6, 2006
Only August 6, I post a column of Hiroshima, my home town. This column is far from this page theme, though, this is a kind of our fate who was bone in Hiroshima. Some of you may disagree or have different feeling, though, please, allow me to describe my opinion.I described experiences of my parents last year. I also described of education of atomic bomb in Hiroshima. One university student had sympathy to my idea and selected “atomic bomb disease” for her graduation thesis. I was very pleased with her decision. I just consider this how we can eliminate nuclear weapon, even this idea is silly.The key is globed by a giant country, America. I really feel scare to the country. USA easily selects a war that is polite way to say ‘genocide’, to stuck to the US opinion. Did the country stop war even once since it was founded? I feel the country is very evil, and still they are using depleted uranium weapon (I feel this is the one of a nuclear weapon even a lot of the US people say “this is not”). The US has enough weapons to exterminate the world. Why do they need nuclear weapon?Can we say “Japan is nuclear free country”? I feel say NO. We asked the US to protect Japan, and the US has a huge number of nuclear bombs. Japanese citizens support (selected, at least) LDP. LDP strongly supports the US. Therefore, we cannot criticize USA. However, I blame only the US, because only the US can lead to eliminate nuclear weapon. Why China, North Korea, Israel will eliminate nuclear weapon while the US is still using them?In the US, I hear an opinion of “bombing to Hiroshima and Nagasaki was peaceful solution”. They say that “a lot of peaceful US people were protected from evil Japanese by the bombing”. I feel this is agreeable idea. However, I would like to clearly to say “atomic weapon is a real guilty of human being” and I do not want you to have a doubt opinion. We shall not use them (or stop to use them) forever. Why we, the US and Japan, can say to stop development of nuclear weapon to North Korea or Iraq? Yes, we should say so, but why they can agree this? The US and Japan have the huge number of nuclear weapon. The US has to remove the weapon first, and Japan should persuade the US to remove the nuclear weapon. I hope this posting can be a good stat to consider about nuclear weapon.Thank you for reading.
Aug 6, 2006
先日ANAについてはこっぴどく書きました。今日はその続きでフォローアップ。良かったこともしっかりと書かなくては不公平です。シンガポール航空が約3500マイルと付け忘れた件、シンガポール航空に聞くと「ありえることだ」とまず最初に謝ってくれました。ここがまず評価ポイント。客の言うことを信じること、これはお互いの信頼関係の上で重要ですよね(私は前回それで切れているわけですから)。しかしシンガポール航空は「修正はANAでしかできません」ということで、まあここは仕方が無いにしろ少しマイナスポイントでした。ということで、ANAに電話。やっぱり半券が無いと駄目だという一点張り、ここでまた私も切れかけたのです。しかしこのスタッフの対応はとってもよかった。例外的なことでしょうからあまり詳しく書きません。まだマイルがつくかどうかもわかりません。でも彼女は上司に掛け合って例外的な対応をしてくれるようです。この心配りがとてもありがたい。マイルがつくかどうかはどうでもいいことです。シンガポール航空の否であるのに、自社のマイレージシステムの欠点を把握し、上司に掛け合ってでも精一杯の対応をする。こんなにうれしい事は無いですね。ANAは優秀な人材を持っているなと思いました。私が年間で使う航空運賃は平均で200万~300万位、ANAさんにとってはたいした金額ではないのです。しかし大企業は怖いことに航空会社の評価制度があります。社員が気持ちの良い移動ができるようにとトラブル事例をまとめているのですが「マイルの積算を忘れ、対応しなかった」と言うのは飛行機の故障より心象が悪いんです。下手をすると数億円分の客が逃げる可能性だってあります。担当者の「ちょっとした努力」の積み重ねが結局厳しい航空会社生き残り合戦の中で響いてくるのでしょうね。ということで、マイルは戻ってこない可能性大ですが、ANAさんの個人評価は大幅アップです。今後も利用し続けたいと思います。
Mar 18, 2006
ディベートと言う技術を聞かれたことが多いと思いますが、海外や外資系の会社では良く使います。簡単に説明すると、まず3つの役割を決めます。ある議題に対し、賛成者、反対者、傍観者。自分の意見にかかわらず役割は決まります。例えば憲法第9条。「反対者」の役割を与えられると私はどんなに第9条に賛成でも問題点を羅列します。賛成者はどんなに反対でも良い点を羅列する。それを第三者の傍観者が聞いて判断を下すのです。日本人はディベートと言う技術が苦手です。よくある失敗は、相手の意見にうなずいてしまう(これは私…笑)そして意見ではなく、相手個人の悪口を言う。「あなたが第9条を悪く言うなんて信じられない、それでも日本人か!」とかね。大間違いです。あくまで役割ですから第9条は大好きだったりするのです。相手の悪口を言う事はルールから大いに反します。長くなりましたが何がいいたいかというと日本での陪審員制度。検察と弁護士がこれらの役割を担いますが、傍観者である陪審員は「なんてひどい弁護士だ、殺人者を擁護して…」何て意見が発生して弁護士の身に危険が及ぶ心配が日本には絶対にあります。陪審員制度には賛成ですが、その前に日本人全員に対する十分なディベートの教育が行われることを希望します。ああ、今日もコラムだ(笑)
Feb 17, 2006
わたしのページは本来たくたく「コラム」です(誰も知らない?)。だからたまにはコラム的なことも書いてみなくてはね(笑)長いから注意してください。今朝の電車で、進学校の生徒が「歴史は覚えるだけだから楽だ」と話していました。(覚えるだけだから苦手だったのですが…)本当に覚えるだけでよいのでしょうか。歴史学習の目的は何でしょう。年代と人の名前をおぼえることでしょうか。それが私にとって何か役に立つことでしょうか。歴史の意義は、先人の行動から学び、自分の行動や現代の社会を改善することにあります。よく歴史に「…だったら」という考え方は愚問と言いますが、そんな事はありません。例えば「何故戦争はおこったか、どうすれば防げたか」を考えてみる事は重要です。一方でよいことも参考にすべきです。「なぜ日本は明治維新のときに西洋の大国に植民地されなかったか」とかね。ただ歴史は解釈により善悪が180度変わります。例えば北朝鮮と日本の歴史を見る場合、日本人は北朝鮮の事を不安要素と感じ、北朝鮮は日本を悪い国だと言う。どちらも真実ではないし、どちらも嘘ではないのです。またどちらが真実であったとしてもそれを遺恨にしていたら両国の関係が改善できません。これは間違った歴史の使い方だと感じています。高校の歴史で「どこに邪馬台国はあったか」、「なぜ豊臣秀吉は朝鮮に出兵したか」、「なぜ天皇家は平安京に遷都したか」、「関が原で西軍が勝つためにはどうすればよかったか」などという問題を出すと生徒は楽しいでしょうね。でも先生にも回答できない。だから「関が原の戦いは何年でしょう」という問題になるのです。でも社会に出たら自分に対する歴史の問題を作って回答してみてはどうでしょうか。例えば「Livedoorはどこで道を間違えたのか」(これももう歴史)なんてどうでしょう。例えば私は報道に対して疑問を抱いています。「ほりえもん」を報道がITの寵児として過度に持ち上げたため、Livedoorは世論の期待に応えたくて無理をしたのではないかと考えてみます。ここまで報道に取り上げられなければ…と考えてみればおもしろい。Livedoorはもっと良い会社だったかもしれません。一方でLivedoorが報道を利用したことも事実です。どちらの立場に立つかで、どちらかが悪いように感じるかが変わってしまいます。それが歴史です。こんな事を行っているから大学時代、予備校の先生のアルバイトをくびになったわけです(笑)きっとまた誰かにコメントで怒られるだろうなぁ。このような考え方を根底にBlogに投稿したり、皆さんにコメントしたりしています。あ、英語とか数学に発展するつもりはありません(笑)
Jan 25, 2006
昨日は風邪で倒れていたのに今日は出かけてきました。関西で一番気温が低い場所の一つ、比叡山。しかし今年の暖かさをなめてはいけません。まだまだどのもみじもきれいな緑。正確には緑のままかなり枯れて、くすんでいます。その上、大阪も京都も快晴なのに、滋賀は「霧」。幸い比叡山に上がってみれば霧のうえ、晴天でした。紅葉は探せばあるものです。本当にがんばって写真を撮ってきました。画面からあふれるような紅葉の写真とは言えませんが、紅葉の季節までもう少し。もう少しの辛抱です(でもその期間、私は熱帯にいます…だから今日行きました)。京都はあと一ヶ月くらい?
Nov 4, 2005
酒の事を考えると過去の失態を思い出してきました。なんとなく先にあやまっておきます。ゆずちゃさんからいただいたバトンです。Q1: 今冷蔵庫に張っているお酒の容量は元祖、ミュージック・バトンを尊重したいい質問ですねぇ。最近の元祖を忘れた勝手な質問をするバトンは見習わないといけません。これこそが「派生」。あ、ところで冷蔵庫には入っていません。家では酒は飲みません。家にあるのは料理酒位?(笑)Q2:好きな銘柄は?日本酒だと賀茂泉、広島出身なので。私の実家の200mほど先に本社がある千福や有名な賀茂鶴はあまり好きではありません。ワインだとドイツ産、シュペートレーゼが大体好きです。アウスレーゼクラスはあまり好きではありません。フランスワインも嫌い。イタリアワインは可も無く不可も無く、でしょうか。ビールだとスーパードライ。理由なし。外国物も好きです。ビールが一番好き。ウイスキーだと、オールド・パーかサントリー・リザーブ。ウイスキーは見た目で好き嫌いが決まります。スコッチはあまり飲みません。泡盛だと「どなん」。沖縄でしか入手できません。火がつきます。焼酎だと「いいちこ」。麦はにおいが苦手。カクテルだとロング・アイランド・アイスティーかショット、って銘柄じゃないし(笑)あと紹興酒は嫌いです。しょうゆみたい。ウオッカやジンは昔飲んでいましたが特に銘柄の好みまでありません。Q3:最近最後に飲んだ店は?家から駅までが車なので飲み会でもお酒を口にする事はできません。だから会社のみんなと泊まったときや出張のときくらいしか飲みません。台風の夜に川崎の居酒屋で飲んだのが最後ですね。場所はJRから京急に向かう途中にある2階のお店。川崎駅前の居酒屋は結構気に入っています。「北海道」も好き。ちなみに私は料理をつまみながらビールばかりを飲むので居酒屋が好きです。スナックやバーには全くといっていいほど行かなくなりました。今度はパタヤで飲みます。Q4: 良く飲む、もしくは思いいれのある5杯このお酒バトンを作った人は本当にセンスがある。音楽とお酒とに愛情を持った礼儀正しい人だと想像できますね。すばらしい設問です。答えやすくは無いですが。1.最初は大学の新歓コンパで飲んだお酒生まれて初めてお酒を飲みました。そして酔いつぶれ気がついたら女性の先輩の家で寝ていました。でも大丈夫、新入生全員が寝ていてその先輩はどこかにいっていました。その先輩と二度と会う事はありませんでした…学校でも(笑)よっぽど迷惑だったのでしょうか。本当の理由は「フォークソング同好会」の飲み会だったのに私が入ったのはその敵役の「ロック・アンサンブル同好会」だったからです(笑)ちなみにこのとき記憶をなくしたことから「私はお酒が飲めないのだ」と勘違いしこれから2年間、ほとんどお酒を飲みませんでした。記憶を失うのって怖い。あ、飲んだ酒は日本酒2升程度だったそうです。誰でも倒れるね(笑)2.各大学の合同コンサート後の飲み会このとき私は「ちびちび」とビールを飲んでいたのですが、隣の工業大学の学生が「イッキ行きます」とレッドの大瓶をイッキ。生まれて初めて救急車を呼ぶという大役に預かりました。その大学生は気がついた瞬間に看護婦さんの胸をもんでこっぴどく怒られたそうですが、そこまでは見ませんでした。3.大学ロック部合同合宿当時既にボーカルの教育担当として他のバンドにアドバイスをしていたのですが、その時のボーカルの女の子に酒の席でものすごく絡まれました。アドバイスが気に入らなかったようです。人生で初めて女性に朝まで絡まれました。これ「人生で初めて」バトンでしたっけ?私は日本酒を飲んでいましたが…酔えませんでした。ちなみに飲んで音楽議論は学生時代毎晩の事でしたから珍しいことではありませんでした。青春だなー(笑)みんな元気にやっているかな。4.酒をやめるきっかけ、第一章27歳の頃。カラオケ・バーでコンサートがあって無茶苦茶飲んでいました。あまりにうるさかったのか、警察が乗り込んできたので逃げました。別に騒音が原因で警察が来たのですから逃げる必要はなくただボリュームを下げればよかったのですが、中学生や高校生(女の子も含む)まで連れて行っていたので。ちなみに中高生には一滴も酒は飲ませていませんよ。そこだけはしっかりしたうるさいおとうさん役ですから。しかしこの走ったのが悪かった。気がついたら当時はあった大阪球場の卓球場入り口で「空けろー」と叫んでいました。このとき飲んでいたのはカクテルでした。カクテルはアルコール量が計算できないので怖いです。5.酒をやめるきっかけ、第二章で最終章27歳の頃、ショットバーに女性の友人を含む数名と飲みに行ったころ、その女性にプロポーズしていたらしい。私は記憶がなくなっても表面上は変わらないので、相手もわからなかったらしいのです。私はその女友達には彼氏がいることを知っていたし、そんなつもりは全く無かったのです。その女友達は困っていたらしく、後日実際の事を説明すると「信じられない…」の一言。本当に悪いことをしました。他にも気がつくと女子高生が私の腕に抱きつかれていたこともありました。(原因不明、途中で意識が戻り家に送っていくと怒っていました。)私は記憶をなくしたときの行動があまりにひどいことに気がつき、なにかとんでもない失敗をする前に深酒をやめました。それ以来記憶をなくした事はありません。ちなみにその女性とも高校生(今は社会人)ともずーっと友人です。特にこの高校生は私の家内とも知り合いです。酒を減らしたおかげでよい関係が保たれて良かったです。ちなみに深酒をやめるまでの失敗は数え切れません。Q5: ジョッキを渡す5人以上の理由からジョッキを置いて幾久しく…誰にも回す事はできません(笑)長くてごめんなさい。本来は長文書きなので…。
Nov 1, 2005
いよいよ紅葉のシーズンが近づいてきました。今年は色づきが悪いといいますが、全てが悪いという事は無いのでやはりカメラが好きであれば最高のシーズン。そして今年最後の撮影シーズン。(クリスマスの時期は忙しくて写真が撮れないので。)残念ながら最近少なかった出張が11月くらいにはいくつか発生しそうで、写真を撮りにいけるかどうかが微妙になってきました。それでもやはり旅行計画を考えるのも楽しみの一つですね。考えているのは次のコース。まずは日吉大社から延暦寺のコース(滋賀)。特に延暦寺という戦国の時代に一大名以上の存在感があった軍団には興味があります。「寺」という表現にだまされますが、比叡山は戦国時代の前の日本の覇者といっていい。そんな世界にも興味があります。次はやはり京都。人気の東山、北山には行き倒しているので、できれば西側で探したい。西側でどこかいいところはないですかね(嵐山、嵯峨野は除きます)。すこしガイドブックを見て考えてみます。他には奈良、六甲、和歌山近辺にもいいところが無いか探しているところです。とにかく一番行きたいのは滋賀ですからホテル探しも含めそろそろ動き出します。もう遅い?(笑)
Oct 16, 2005
この問題については書かないって言ったのに(笑)私の写真に著作権などありません。文章についてもそうです。誰かに使ってもらうのはうれしいくらい。でも誰かがここにある写真や文章をちょっと触って著作権を主張したらどうでしょうか。そして逆に訴えられたらどうでしょう。少なくともうれしくはありません。皆さんの写真や日記にも同じ危険性があります。モナーの問題はこれだけではありません。他の会社ならまだしも、著作権に強く守られている会社がその強みと知識を生かし悪用した事に問題があるのです。またこの会社に何の罰則を与えられない法律も情けない。だからといってこの会社に対する過激な批判は良くないですよ。Webに参加している以上、自分が加害者にも被害者にもなることを認識して、この問題を良く考え、記憶に残しておきたいと思います。
Oct 13, 2005
日本語の取り組みに真面目な方たちが、カタカナ英語のわかりやすい日本語対応後を作ってくれました。「リバウンド」は「揺り戻し」、「ヒートアイランド」は「都市高温化」だそうです。さあ使ってみましょう。「減量したんだけど揺り戻しでねぇ」わかるような、わからないような。「ぶりかえし」でもいいような気がする…。「練馬は都市高温化で暑くなりました」「練馬は田舎だろう!」差別用語かもしれません。(ヒートアイランドは風の影響で都市の中心部より周辺部に強く影響を与えます。)あ、ごめんなさい、練馬は例として引用しただけで、もちろん都会です(アセアセ)。結構楽しそう?
Oct 11, 2005
Dr. 中松さんがIg Novel (イグ・ノーベル) を受賞されました。この賞は人々を幸せにするようなことを行った人に授けられます。ちなみに中松さんは35年間にわたり自分の食事写真を撮り続けたそうです。今、25歳の人であれば60までに達成できますね(笑)でも二番煎じは駄目です。35年間毎日Blogを書き続ければ受賞できるかもしれませんね。しかし35年はすごい。食文化の変遷を知る上でも本当に意味のある無駄写真…いえいえ貢献だと思います。50年続けると今度は本当のノーベル賞がもらえないですかねぇ。
Oct 8, 2005
やっと気がつきました。紅葉の写真一枚に文章をつけるのは「無理」。花さんのように物語を作るくらいのことをしないとね。そこで紅葉の写真を載せるときは関係のない事を何か書くことにしました。何にしよう。そうだ、コラムにしよう。なにせこのBlogのタイトルはたくたくコラムであって、たくたく旅行記ではないのです(笑…忘れてた)折角の紅葉の写真ですから前向きに書くことにします。「の○ネコ」批判である会社を非難するような事は(やりたいけど)止めておきます(笑)ちなみにこれは今年の黄葉。少し色づいている?(だまされるな!修正済)
Oct 7, 2005
私のBlog原稿はBlogに書き込んだ文章は消しているにもかかわらず、A4 32ページ(笑)そのため一番下のほうで書いている紅葉の紹介はよく掲載を忘れ、漬物のように押しつぶされています。私の紅葉の写真は早朝撮影のため晴れの日でも空が白っぽくなってしまうことが多いのですが、帰り際に撮ればこんなきれいな透過光の写真も撮ることができます。しかし既に通りは人であふれかえっており、写真を撮るときいかに人物を排除するか(もしくは風景の一部として加えるか)が悩みの種となります。そんなこともあって、やっぱり早朝の写真撮影がいいですね。
Oct 5, 2005
もう少しきれいな落ち葉を捜せばいいのに…と思われるかもしれませんが、ここが私の限界。見渡して気に入った落ち葉があるとシャッターを押して満足しています(笑)。歩き回って最高の落ち葉を見つける…そんなことを考える事はありません。そういった意味でこの写真はとっても私らしいのではないでしょうか。道路の上にあった紅葉、幸いにも人に踏まれることなくまだ原型をとどめていました。ただそれだけで何の特徴も無い落ち葉です。子供たちの土産にと、きれいな落ち葉を何枚か拾って帰るのですが、いつも忘れてカバンの中で粉々になっています。私の性格はそんなものです。今年はもう少しきれいに撮りたいな、と心を入れ替えているところです。
Sep 27, 2005
嵐山を登っていくといくつかの建物に出会います。このお店、営業しているのか閉店しているのかわかりませんでした。随分と古ぼけた建物ですが、紅葉の木々の下にただずんで、うらやましいくらいです。紅葉のシーズンですから気温はまだそれ程低くないものの、風が肌を刺していきます。それなのに写真はなんだか暖かく見える、それが紅葉の素敵なところかもしれません。
Sep 24, 2005
天竜寺って「寺」なのに鳥居があります。神仏混合という言葉を思い出しますね。鳥居とか石灯篭など神社的なものは紅葉に映えます。紅葉が「和」の文化だからではないでしょうか。インドで生まれた仏教は本来、紅葉と程遠い地方を伝来してきましたから紅葉との融合は日本に来てからでしょう。もちろん日本に到着して1500年近くも経つ仏教ですから紅葉の名所と言う寺院が日本各地にあります。でも個人的には朱色の鳥居と紅葉の写真が好きです。あ、今日は灯篭でした。今年はどこの神社仏閣に紅葉を見に行こうかと悩む季節になりました。大阪のコンビにではたくさんの京都本を見ることができます。全て680円とカルテル状況なのが気に入らなくて、関西ウオー○ーを買い思案中です。日本の出版業界は(もちろん他の業種もですが)随分と自由競争から離れているように感じます。これぞ日本の社会資本主義。多く残る関税類も不平等さを感じますね。あー、今回はすぐに脱線する。
Sep 23, 2005
画像嵐山にある有名なこのお寺、少し入場料金が高いのですが入ってみる価値はあります。入場料金が必要なのは2箇所、館内と庭園です。もし写真撮影か紅葉が目的であれば庭園を選びましょう。一方で歴史や絵画に興味があれば館内です。これは館内の縁側からでも見ることができる景色。銀閣寺の庭園などは素人の私に解釈困難ですが、天竜寺の紅葉はわかりやすくてよいです。池とそれを囲む紅葉、単純明快に美しいですね。しかし天竜寺の庭園の魅力はここばかりではありません。裏山といったらよいのか、山に登ることができます。ここの秋の演出は最高です。
Sep 19, 2005
大阪とベネチアの日記の作成に集中しすぎて、紅葉等の日記が尽きていました。すぐに熱中するタイプなのでバランスが難しいですね。だいたい大阪、イタリア、紅葉、銀塩、イングランド、オーストラリアと浮気性にも程があります(笑)。なおイングランドはスコットランドへと移動し、銀塩との合併を予定しています。さあ嵐山に戻ります。この場所で写真を撮るとどうも青みがかるようです。実は同じようなアングルで撮影した紅葉の写真を他の人のBlogページで見かけたのですが同じように青色でした。ホワイト・バランスを狂わせる何かがあるのでしょうか。実はホワイト・バランスのせいではありません。一眼レフで同じ場所で撮影したのですがこちらも青みがかっています。こんな色の風景なのです。幻想的ですね。
Sep 14, 2005
最初に言っておきます。写真を加工しています(笑)。古いデジタル・カメラはホワイト・バランスがいまひとつで早朝だと勝手に蛍光灯モードになっていたりしてやたら青い写真が撮れたり、白みがかったりします。今は直接プリンターで印刷してもかなりきれいになりましたが、当時の写真は加工なしでは駄目ですね。しかしそれがまた面白くって、思い切り加工してみたりしています。こいつは少し赤くしすぎましたがまあそれも面白いです。そのうち時間ができればスーパー加工写真もWebに載せたいですね。9月とはいえ、まだまだ暑いですから秋が少し恋しいですね。
Sep 13, 2005
文章が下手なので印象を落とさないよう旅館名は伏せておきます(写真からわかってしまいますが)。この旅館、家族+両親と宿泊しましたが料理がおいしい上に、部屋から見る保津川の景色が美しく最高でした。超がつきそうな老舗の旅館で、京都らしい女将の「ツン」としながらも丁寧な対応が火曜サスペンス劇場を見ているようでした。(すごく高そうな腕時計も記憶に残っています。)確か娘が生まれる1年以上前、両親を含め5人で和室に泊まりましたが、部屋は十分に広く庭園が「ここまで?」と思うほどに純和風、とても値段が安いとはいえませんがお金に少し余裕があれば是非一度宿泊してみてください。
Sep 10, 2005
画像もみじばかりだと飽きるので時々紅葉以外の嵐山を紹介していきます。水がきれいな嵐山には小魚がうようよ泳いでいますから、かなり大型のさぎなどが飛来します。まだ暑い時期に見れば涼しげですが、紅葉は11~12月頃ですから寒い時期です。しかも早朝の撮影でしたので、見ているほうが寒くなってきそうでした。よく見るとこの鳥、肩をすぼめているようにみえませんか? いやへっちゃらの顔にも見えます。
Sep 8, 2005
画像紅葉のシーズン、晩秋は花が美しい季節でもあります。写真は確か桔梗。最近は海外から輸入されたトルコ桔梗などが多いため、本当の桔梗がどんな花か良くわかりません。まあもし違っていたとしても紅葉のかえでの下にこんな青紫の花が咲いていれば一段と紅葉が映えます。普通の桔梗は紫色が強すぎであまり好きな花ではありません。天竜寺の庭師さんのセンスはすばらしく、写真撮影をする上でも、ガーデニングをする場合でもよい色彩の勉強になります。
Sep 7, 2005
画像もみじは本当に不思議な植物です。緑、黄色、オレンジ色、そして燃えるような赤、散りぎわは紅紫色。全ての木々が一度に色を変えるのではなく木によって微妙に色合いが違いますし、木の上のほうと下のほうでも色が違います。人間を楽しませるために生まれてきたような植物。紅葉の一番の楽しみはこの色合いのバラエティさです。一本の木でも上のほうと下のほうで随分と色が違います。今回紹介している写真とは違いますが、天竜寺の庭園に一本だけ真っ赤に染まるもみじがあります。庭園の坂道を少し上に登ったところにあり、あまりに鮮やかなのですぐに見つけることができます。嵐山、天竜寺に行ったときは見逃さないように注意してください。
Sep 7, 2005
画像嵐山の脇を流れる保津川を愛でるには、ふたつの方法が一般的です。まずはトロッコ列車。楽しい車掌さんの解説とともに保津川の脇を登っていきます。少々スピードが速いのでゆっくり楽しむ事は難しいのですが、列車が好きな子供達は大喜びです。もう一つは船、そう保津川下りです。残念ながら私はまだ利用したことが無いのですが、山をゆっくりと眺めることができる上、急流でのちょっとしたスリルもあって楽しそうですね。実はもう一つあります。嵐山の展望台に登って景色を眺めるという楽しみ方です。展望台ではこんな写真を撮ることができます。子供でも登れる程度の山登り。私が昇った日はこんな風景でしたが、もう少し紅葉が進んだ時期の方がよいかもしれません。嵐山では麓と山間部の紅葉の進み方が微妙に違うのでタイミングを計るのが難しいですね。
Sep 6, 2005
桜に比べれば紅葉は楽しめる期間が少し長くはありますが、一方で紅葉は夏場の天候に大きく影響されきれいな年とそれほどでもない年があります。また紅葉は日々色合いや散り方が変化し、ベストの状態は1週間程度です。わたしが一番きれいだと思う時期は、緑の葉が残りながらも半分以上が紅葉になった季節と、散り始めの季節。今日の写真はその散りはじめです。早朝であれば人の踏み入った気配が無く、特にきれいな赤い絨毯の写真が撮れます。ただし早朝は光の強さが足らなかったり、晴れかと思って出かけると日が昇ってみると曇りだったりと「光量不足」に陥ることがあります。三脚は必須ですし、シャッター速度がコントロールできるカメラの利用をお勧めします。
Sep 5, 2005
画像紅葉という「なごみ」の写真を紹介しているのに、最近は文章がお堅い(笑)。紅葉は晩秋の風景であり、本格的な冬の到来を知らせます。冬場の早朝出勤がつらいだけに私にとっては「嫌な」季節の到来を告げる風景です(笑)。しかし紅葉や黄葉は日本で桜と並び立つほど美しい風景です。カナダのメープル・リーフなどもありますが、「山が燃える」紅葉は世界でも日本が有名です。日本に住んでいる一番のメリットは四季の劇的といえる変化を楽しめること、桜や紅葉の美しさが理解できたら「海外で暮らしたい病」は癒されるはず、私が海外赴任を嫌う理由がわかってもらえるはずです(笑)。
Sep 4, 2005
画像先日再び呉の大和ミュージアムに行ってきました。もう夏が終わる9月ですが、少し気になったことがあったので紹介します。8月6日、広島に原爆が投下されました。投下命令が出て場所が広島と特定されたのは8月3日だそうです。しかしそのわずか10日前、7月23日まで京都は原爆投下の第一目標だったそうです。しかしなぜか候補から外れました。文化財を守ろうとしたのか、被害者が多すぎると判断したからかはわかりません。一般に「文化財を保護しようとした」と言うのは日本人の勝手な解釈と言われています。原爆はドイツも日本も開発していた事は事実ですし、「京都に原爆が落とされなくて良かった」という表現は広島出身の私には使えません。原爆でなくても、ここ嵐山から紅葉が消える危機はあったはず。今は美しい紅葉が京都に残っていることだけに感謝したいですし、「永遠に存在する」と思われる自然の風景だって一瞬にして消える儚さがあることを知っておかなくてはいけません。さあ、「いつか行こう」ではなく、「今年こそ」。紅葉のシーズンに向けて気分を高めていきましょう。
Sep 3, 2005
画像あまりに有名な嵐山ですが、少なくとも私は関西に来るまで、いや正確にはもっと長い間嵐山の位置を知りませんでした。そんな人もいますから一応説明しておきます。嵐山は京都の西の端、桂川沿いの山です。京都中心部からは少しありますが、大阪寄りなので私にとっては好都合。大阪から向かう場合は阪急が便利です。嵐山の周辺を嵯峨野と呼ぶこともありますが、私には違いが良くわかりません。嵯峨野がエリア名で嵐山が町名、嵯峨野の中の嵐山、という印象を持っています。まあわからない事はおいといて。古くから紅葉で有名な嵐山。老舗の旅館が桂川沿いに並びます。嵐山は一時期タレント・ショップでにぎわいましたが今は減りました。紅葉の時期と夏を除けば極端に訪れる人が減少する嵐山ですから、通年訪れる人が変化しないタレント・ショップは苦肉の策だったのだろうと思います。ただ流行りものだったようです。今回は嵐山特集ではないので、嵐山の紹介はこの程度で。
Sep 1, 2005
ユアン・マクレガーがロンドンのミュージカルで週8回の公演をこなすそうです。タイトルは「野郎どもと女達」。彼はこの役のために13kgも減量したとか。役者馬鹿ですね。「もうイギリスには行きたくない」と愚痴をこぼしている私ですが、このミュージカルのチケットが取れるのであれば無理してでも行きたい。どうにか出張を組めないか画策したいところです(笑)。「ユアン・マクレガーがミュージカル?」と疑問を持つ方も多いでしょう。ユアンといえばアメリカを代表する映画スター。特にスター・ウオーズ、オビワン・ケノービとしての活躍は誰もが知っているところです。それだけに彼とミュージカルの結びつきに疑問を抱く方も多いではず。そんな疑問をお持ちの方にお勧めできるのが、バズ・ラーマン監督の「ムーラン・ルージュ」です。監督のバズ・ラーマンはデカプリオの出世作「ロミオ+ジュリエット」で有名ですが、その凝った映像が特徴的です。主演はニコール・キッドマンとこのユアン・マクレガー。パリの「ムーラン・ルージュ」を舞台にした恋愛悲喜劇。私の人生の中で最後までトップ10に入り続けるであろう傑作です。まずはマニアックなまでの凝った映像。キッドマンの冷たい眼差しの美しさもあって芸術的な域です。どのシーンを静止画にしてもポスターにして飾れそうなほど。惚れますよ、ニコール・キッドマン。ストーリーはロミオとジュリエットのバズ・ラーマンだけあって、シェイクスピア的な雰囲気が漂います。好みが分かれるところでしょうが私は好きですし、それよりもミュージカル映画のストーリーは味付けに過ぎません。色んな曲を取り込むには極端なストーリーの起伏が不可欠なのです。そのストーリーさえ面白い。そう、この映画は近年まれに見るオリジナル・ロック・ミュージカル作品。音楽はQueen、ニルバーナ、KISS、エルトン・ジョン、マドンナ、ポリスなどの名曲をカバーし、アレンジしたもの。オリジナル曲はわずかです(この曲も最高)。ニコール・キッドマンの美声には驚かされました。随分練習したそうです。本人曰く、「もう二度とミュージカルには出演したくない」とか(笑)。バズ・ラーマンじゃなければ出演しなかったとまで言っています。しかし音域の広い特に高音域の綺麗な美声は埋もれさせるにはもったいないです。声量も十分でした。問題はもう一人の、いえ主役のユアン・マクレガー。驚いたのは美声に加え声量。どうやら学生時代に声楽を学んだことがあるらしく、明らかにミュージカル・スターです。彼の歌声には涙が出る。声を張り上げたときの自然なビブラート。私がミュージカルに最も重要と考える会話からの歌への自然な移行(歌の前に声のトーンを上げてテンポを整えていく会話口調)も完璧。ニコール・キッドマンは仕方がないとして、ユアン・マクレガーがなぜスター・ウオーズなどCG作品、言葉を代えれば誰にでもできる役についているのか、スター・ウオーズは好きな映画ですが彼の時間がもったいない。ミュージカルの世界に引き戻したい俳優さんでした。ユアンが再び、しかも舞台でミュージカルに戻ってきてくれた事は私にとってビック・ニュースです。残念ながらチケットはプレミアで手に入れる事は困難でしょう。彼の忙しさから考えれば半年と言う出演期間を延長する事は難しい。邪道ですがこの舞台のDVDもしくはCDが発売されることを期待するばかりです。長文ですいません。書きたいことの半分くらいを削ってこれです。
Jun 3, 2005
この映画、日本では上映されていないのかと思ったら単館上映をしていたようなので一応紹介しておきます。タイトルはそのままカタカナ読みにしているだけの、アイ・アム・デイビット。私は感情的な評価なので…映像 ★★★★★ストーリー ★★★★☆(満点は難しいけど、その分リアル)音楽 ★★★★★総合評価は最高点です。まあ、私が紹介するのは最高と最低だけですが(笑)。ポーランドの収容所から脱走していく少年の話。良くあるストーリーですが、演技がすばらしい。主人公である少年の役割は「笑顔の作り方を知らない」事。彼が道のりで出会っていく出会う人たちはみんな良い人、普通の生活を送っている人です。しかし異常な世界で育った彼は出会った人たちをなかなか信じることができない、親切にされていることがわかっても笑顔で答えることができない。親切が「収容所に連れ戻そうとしているのでは」という不安につながり、畏れ、そして逃げてしまう。「ここで立ち止まれば幸せになれるのに…」と思わせるシーンから逃げていく、その度に涙を流してしまいました(今も書いていて泣きそう)。映画の中で彼に笑顔はありませんが、わずかなしぐさで幸せを感じている事を表現している、俳優である少年、その少年にここまでの演技をさせた監督の才能に驚かされました。エンディングは書きませんが、少年の精神描写、また出会っていく人々の描写がヨーロッパの田園風景を背景に丁寧に映像化されています。見ている側は胸が詰まる思いと開放されリラックスする瞬間が繰り返されるため何度も涙がこぼれてしまう、そんな映画です。ただ好みの分かれる映画ではあります。胸が詰まるシーンが繰り返されるため映画の途中で何度か多少落ち込んでしまいますので、精神的にかなり強い人にお勧めの映画です。今現在落ち込んでいる人には向かないかもしれません。なお1時間30分なので気軽に見る事ができます。先日テレビ放映されたグリーンマイルは良い映画でしたが3時間近くあって月曜日の会社が辛かった。おかげでパソコンの充電を忘れ、通勤中に日記までかけなかったという始末でした。
May 24, 2005
Blogの話ではありません。(本当?)アメリカ映画界の話。Batmanがまたまたリバイバルされるのは有名な話ですが、最近のアメリカ映画界はリバイバル・ブーム。ニコール・キッドマンの「奥様は魔女」から、トム・クルーズの「宇宙大戦争」、「ピンク・パンサー」や「がんばれベアーズ」まで。懐かしいのですが、ここまで多いとねた切れとしか思えません。ねた切れはアメリカ映画界だけではなく、日本のドラマでも過去に聞いたタイトルのドラマが増えました。白い巨塔とかアタックNo1とかね。どうして?知人とよく「最近は面白い歴史小説が発売されない」と嘆いています。歴史上の人物を書きつくしたから?でもSF小説も減りました。「さよならジュピター」や星新一のショート・ショートは面白かった。空想小説ですからいくらでもねたはありそうですが。本屋に並んでいる本を見てみれば、ドキュメンタリー調の本が売れているようで、小説が売れなくなってきています。これは日本ばかりではなく海外でも同様で、結果としてリバイバル・ブームにつながっているのだと考えています。映像にばかり凝るのではなく、映画監督は世界各地の本を読んで欲しい。読者は若い作家を育てて欲しい。このネタ切れの風潮を打ち破る空想が広がる映画を期待しています。そういうことで、作家の皆さんガンバッテ。わかつきさん、新刊おめでとうございます。<追記>最近では "I am David" がよかった。ドキュメンタリーじゃん!
May 20, 2005
お前が映画批評を…「無理だよ」という天の声を無視して、今頃アニメーション映画「スチーム・ボーイ」の批評をしてみます。ストーリー:☆☆☆☆☆(つまり0点、個人評価です。)面白くない。無理がありすぎ。エンジニア向けのストーリーなのに、エンジニアが見ると我慢できないほど非科学的。マジンガーZやガンダムの方がまだ現実的。タイトルにも無理があり。映像:★★★★☆描きこみはすごいがDVDで見るには少々画像が暗すぎる。子供の眼が悪くなる。全体評価:★★☆☆☆デカプリオの「ザ・ビーチ」を思い出しました。映像に懲りすぎていてストーリーが面白くない。アニメーション・スクールの生徒さん向けで、それ以外の人は買う価値なし。ちなみに私は「となりのトトロ」や「風の谷のナウシカ」にも最低評価をつけたので、この評価に信用はありません(笑)。映画の概要時はイギリス万博の頃、イギリスのエンジニアが超高圧圧縮したボールを開発。これを戦争に利用しようとする商社と政府から純粋に化学を愛する少年がこのボールを守ろうとするストーリー。科学は戦争のものではないという事が言いたかったようです。まずそもそも「科学とはそんな(戦争が云々とか言うような)小さな範囲のものではない」というテーマ自体への抵抗から私の「いらだち」は始まりました。特に科学をテーマにしているのに非科学的なところが許せない。超能力をテーマにしたAkiraで非科学的なことを扱うことには問題は無かったのですが…この20cm程度のスチームボール2個で、直径100mをはるかに超える鉄の城を浮き上がらせる、しかも同じボールで一人の人間が空を飛ぶというストーリー。もうどこから突っ込んでよいのやら。無理、全てが無理。鉄の強度、スチームボールの強度、小さなバルブによる吐出圧のコントロール、いやいやそれ以上に「質量保存則」。高圧に圧縮した「スチーム」ボール、中にはHとOが「圧縮」されているはずです。仮ブラックホールとホワイトホールの封じ込めに成功したのだとしましょう。そのボール2個で少なく見積もっても100万Tonはありそうな鉄の城を浮かせるほどの「作用物質」を封印したボールを片手で持てるか!ああ、大人気ないな。大人ってつまらないなと思います。(笑)
May 17, 2005
今日は本題のミュージカルを紹介します。宝塚歌劇の特徴はあの化粧、とおもわれるかもしれませんがそうではありません。重要な特徴は3点、全員女性であること、大人数であること、そして関西芸能であることでしょう。女性だけである点は、よいところ、悪いところがあります。良いところは歌の音程が揃っているのでユニゾンが綺麗であること。言葉を返せば音域が狭いことが弱点です。一方で、ミュージカルとは考えられない人数で歌いますので、音量は抜群です。また一人一人が十分なトレーニングを積んでいます。とにかくコーラスを聴きに行くだけでも価値ありです。問題はソロ、もしくはデュエット。ここが関西芸能。「こぶし」まわしすぎ。きっとこぶしとは言わないのでしょうが、一時期本田美奈子(早く元気になってくださいね)がやっていた歌い方。上手く説明できないので是非聞いてみてください。音楽以外にすごいのは舞台。凝った舞台セットが頻繁に変わります。最後の大階段もすごいですが、家一軒が地下から浮き沈みするというのも豪快です。金がかかっていますよ。エリザベートはテート(死の擬人化、まあ死神と考えると簡単かな)とエリザベートという名の王妃の葛藤/恋愛を描いた物語。事故で命を落としたエリザベートに恋をしたテートがエリザベートを生き返らせたところから、エリザベートは事あるごとに死の葛藤をする(最後は殺される)という物語。精神世界を表現していますので複雑ですが、よくできた物語とは思います。ただ女性が好きそう。暗い上に不幸の連続、それでいて王妃。男性用のストーリーとは思いませんね。さて評価です。音楽につきましてはこぶしが回っている点を差し引いても最高点を付けたいです。宝塚的なオリジナリティにあふれている上に質が高い。減点要素があったとしてもそれを補ってあまります。化粧、近くで見るとすごいですが、遠くで見るとバランスがいいです。また化粧前後があまりにも違うため、パンフレットを見ると大変に楽しめます。「これがこれ?」とかね。ストーリーは80点くらい。合格点です。総合的には90点くらい。もう一度みたいかと聞かれると、見てもいいかなと思います。初めて行く人にはお勧めです。間違いなく1回目は楽しめます。ただ時代劇のときがあるのでミュージカルのときをお勧めします。もう一度、金を出して行くか・・・うーん、無料だったらいく、半額だったら考える、定価だと自分で出してまではいかないかもしれません。やっぱり女性向け。
Mar 16, 2005
先週から今週にかけてパリの紹介をしてきました。過去に行った旅行を思い出していると、忘れていたシーンがまるでアルバムでも見るかのようにフラッシュバックとなって戻ってきます。しかし現れて来るのはほとんどが通りすがりに見たくだらない場所ばかりです。記憶の中でシーンはずいぶん装飾されておりいくつかが混ざり合っています。そんなシーンをいくつか回顧してみれば・・・トイレおばちゃんが座っているシーン、多分ドイツ?エッフェル塔の下で見た脚ミュンヘンのごみひらいをしているホームレスバスから見えたトロントの小さな運河カナダ、サーニアのドライブインのエントランスマンハッタン島に入るトンネルの入り口説明を間違えて顔が真っ赤になったノイ・シュバンシュタイン城ガイドのおねえさんミラノ郊外の街路樹シンガポール、ジュロンの船着場(今はレストラン)オーランドの空港からディズニーワールドに向かうハイウエイの街灯のオジンヂチューリッヒのケーブルカーを登りきったときに見た道路グアムのつぶれかけたスーパーマーケットニューオリンズからバトンルージュに向かう湿地帯の上を走るハイウエイエジンバラの植物園に向かう途中で2階建てバスから見たカーブイギリス、ドーキングのスーパーマーケットこれらは本当に面白くない場所ばかり。何故覚えているのか考えてみれば、何か驚きや恐怖があったか、家内と大切な話をしていたなど感情に起伏があったのではないでしょうか。そのときの驚き、恐怖、会話は覚えていないのですが、シーンだけが記憶に焼きついたのでしょう。中でもイギリスのドーキング、私が始めて一人で訪れた海外の街のシーンが他に比べて極端に多くなっています。しかし2回目にドーキングを訪れたとき、記憶のシーンと現実に大きなずれがあることがわかりました。しかし現実を再認識した後でも記憶のシーンは消えないんです。これらのシーンは多分一生消えることが無い私の財産です。最近はシーンの定着率が悪くなっています。旅に新鮮味がなくなってきているからではないでしょうか。それでも新しいシーンを求めてまた旅に出ます。
Jan 29, 2005
先日の大阪編に引き続き東京(関東)編。すんでいた期間は短いので一つの旅行先として書きました。、好きなところ: 日が昇るのが早い嫌いなところ: 日が沈むのも早いコメント: 広島育ちの私にとっては本当に驚きでした。実感として1時間くらい違う。朝の通勤には喜ばしいことです。好きなところ: 親しみやすい嫌いなところ: 近所づきあいまでビジネスライクコメント: 引越しが多い人にとっては助かります。ビジネスライクに感じるのはみんな互いの方言が出ないよう標準語を使うせいでしょうか。好きなところ: ディズニーランドが近い嫌いなところ: ディズニーランド年間パスの料金が高いコメント: ディズニーランドが近いというだけで関東に引越しをしたい人がどれほど多いことか。好きなところ: 店が多い嫌いなところ: 店の中が狭いコメント: 店が多くて便利なのですが、地価が高いためスペースが狭い。特にレストランの通路の狭さや席の間の狭さは着膨れする冬場につらい。好きなところ: 乗車マナーが良い嫌いなところ: 電車が混雑しすぎコメント: 乳幼児を抱いているとき、東京圏では必ず席を譲ってくれる人がいましたが、大阪では一度も譲ってもらったことがありません。これは本当に驚くほどの文化の差。ただ東京の通勤電車に子供が乗ると窒息死してしまうのではないかと思うほど。好きなところ: 緑が多い嫌いなところ: 皇居が邪魔コメント: 東京でかつての江戸城、今の皇居は緑に覆われ、東京の環境維持に見えない効力を発揮しています。天皇制がどうなろうと気にしませんが、皇居の緑は未来永劫維持してほしい。しかし巨大な皇居は観光にはすこし邪魔。好きなところ: コンサート、ミュージカル公演回数が多い嫌いなところ: チケットが取れないコメント: いくら回数が多くてもチケットが取れなきゃ一緒ですね。好きなところ: 町に活気がある嫌いなところ: 風俗店が多いコメント: 別に東京に限ったわけではないですが、呼び込みが多い。出張のときホテルを見つけることができず重い荷物を持って歩き回っていると、前に立ちふさがられるので迷惑。好きなところ: パチンコの換金率が良い嫌いなところ: 回らないコメント: 個人的な戯言(ざれごと)で・・・好きなところ: パチンコ屋が多い嫌いなところ: 回らないコメント: ごめんなさい。回らないけど結構勝ってるかも。好きなところ: 地下鉄を含めた鉄道網が発達嫌いなところ: どこまで潜るのか判らないほど深い地下鉄の駅コメント: 電車に乗っている時間より地上と地下を上下している時間の方が本当に長い駅があります。六本木とか。このくらいで
Jan 15, 2005
シンガポール移動の飛行機でも見たのですが、ハリーポッターの第3弾アズカバンの囚人を家内と子供とDVDで見ました。映画の感想は得意ではありませんがチャレンジしてみます。「風の谷のナウシカ」を覚えていますか?あの宮崎アニメ出世作は当時アニメージュだったと思いますが雑誌に掲載されていた漫画を連載途中で映画化したものです。ストーリーが漫画と大幅に異なっているため漫画ファンには大ブーイングな映画でした。前作のカリオストロの城や次のラピュタに比べるとどうしても納得のいかない仕上がりです。その影響か、今でも宮崎映画といえばナウシカ派とラピュタ派に分かれるようです。最近では「鋼の錬金術師」に似たような傾向が見られました。漫画とアニメーションで微妙にストーリー展開が異なります。ただこのハガレンと呼ばれる漫画/アニメのすごいところはどちらも面白いことでしょうか。「ハリーポッター」は似ているようで異なる背景があります。非常に繊細に描写された膨大なページ数の本をわずか3時間の映像に収めようという試みです。試みは好かったのですが無理がありました。ここまで省略すると単なる本のダイジェストとしかいえません。短縮しすぎたためハリーの微妙な心の動きはわからないですし、主人公ハリーへの感情移入(ハリーになった気分で物語を楽しむ)ということができませんでした。確かに映画も特撮も良くできているのですが、本を読まなければ面白かったかもしれないと感じています。本を読まずに映画を見た人はぜひ感想を教えてください。上記3作共通の特徴は「原作が良すぎる」ということです。これは映画監督にとって不幸というかプレッシャーというか。普通の映画はたとえ原作があっても、映画の観客のほとんどが原作を読まずに映画を見るでしょう。しかしハリーポッターの場合(ナウシカやハガレンもしかり)ほとんどの観客が原作を読みしっかりしたイメージを持って映画館に来るわけですから、イメージからはずれればすぐに不評につながります。この映画を見てからハリーポッターの原作を英語で読むのも良いかもしれませんが、結末を知ってからあの長い原作を読む気になるでしょうか。とにかく第3巻でこの状態、第4巻は3部作くらいの映画にしてほしいものです。そういうことで、申し訳ないのですが私の評価は中の下(★★☆☆☆)でしょうか。最後にもう一例、昔ロンドンで「ファントム・オブ・ジ・オペラ」を見たとき、隣の日本人の女性が「日本で四季のオペラ座の怪人を見ているから面白くない、日本の方がいい」なんて事を言っていました。私は彼女が不幸だと思いましたし、日本語でミュージカルは見ないと心に決めました。コピーがオリジナルを超えることなんてありえないと感じています。ちなみに不幸かどうかは個人的な感覚です。日本でもロンドンでも見ることができたのであれば幸福かも。なおファントム・オブ・ジ・オペラも映画化されました。ミュージカル好きの私は今からDVDが楽しみです。(映画に行く時間はなさそうですが・・・)失望しなければいいのですが・・・*********************ところで今出張先のビジネスホテルで日記を書いています。パソコンの向かいが一面のガラス張り。ラブホテル?と思わせるようなつくりですが部屋は広い(ツインのシングルユーズ)しソファーもあるしインターネット使い放題で、7300円くらい。こりゃあ安いですね。
Dec 20, 2004
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