風に恋して ~自由人への応援歌~

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2007.06.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
6月21日、東京から付知に帰ってきた。
その訪問者は22日に来たいと言ってきたが、東京から帰った後の整理などがあるので、23日にお願いをしていた。




23日朝午前7時頃、今からバスに乗りますとの電話が届く。
12時50分には、付知道の駅「花街道」に死ぬことだけを一心?に見つめている62歳の男性を迎えに行く。




1週間くらい前だっただろうか、ある友人からメールが来て、「どうしても山の中に入って自然死すると言ってる62歳の男性(ホームレス)がいるので、死ぬのならそれでもいいけれど、死ぬ前に岐阜にいるTA^^KOさんに会ってからでも遅くないじゃない?と言ってしまったので、TA^^KOさんの連絡先を教えてもいいですか?」という内容だった。


話を聞いてあげてもいいけれど、すべての決定は本人がするということならいいよと答えておきました。





そして、落ち着きのないセカセカ波動の男性と向き合いました。

のっけから履歴書を渡された?
就職試験でも受けに来たつもり?







今日までの人生がどんなに不幸であったかをセカセカ話し始める。



何を伝えたいの?
彼が話し終わるのを待ってから「どうして、今もなおあなたが不幸であり続けているか、その原因はお分かりですか?」と聞いてみた。

答えは「僕に根性がないからです!もう少し根性があれば・・・・」

「根性があれば、その会社で頑張れて、今こんな形で死ぬことを考えるような人生になっていないと思っていらっしゃるのですね?」

「・・・・・・」

「どのように思っていただいても構いませんが、私から見えるあなたの最大の原因は、あなたは自分を信じていないし、愛していない。自分を嫌っている。それが本当の原因だと思いますよ。」


「あなたは人間を愛していない。この世も会社もすべて人間が作り上げてきたものなのに、そこで働くことが出来るとは思えません。あなたは自分を嫌い、自分を卑下し、自分を無能だと決め付けていらっしゃいます。幸福とは会社勤めが続くこととは何の関係もありません。どんなに会社を変わろうと、何をしようと、そこが変わらない限り、あなたの不幸は続いていくでしょう。」と申し上げました。




そして「常にやりたいことができないのはお金がないからだと思い込んでいますね。心からやりたいことに目を向けないで、お金の額にばかり目を向け、人の顔色や評価だけを気にしている・・・・・。それをやめませんか?

あなたは自分で自分の力を知ろうともしない。
自分は何をしたかったのか、考えるのではなく感じることをやってみましょう。


どうしますか?
滞在して本来の自分探しをするのも、このまま帰るのも自由です。ご自分で決めてください。」



すべての会話内容を書き出すことは無理ですが、そんな話から彼の滞在がスタートしました。







そして滞在5日目、底抜けの笑顔が現れて、饒舌になり、一日中どんな話に対しても無邪気な笑い声が轟くようになったのです。
全身から喜びのエネルギーが放射し始めました。






硬い表情で、常に何かに追い立てられているかのようなセカセカした波動を出し続けていた彼が、別人になったかのようでした。


その日、タイミング良く、彼を私の元に送り込んだ友人も付知にやってきたのですが、その友人も驚いています。

「長い付き合いだけれど、こんな彼を見たことがない!」と・・・・

「心のカウンセリングを定期的に2~3年受けている人でも、こんな状態にはなっていませんよ。たった5日間の滞在で、こんなに変われるなんて!」と絶句していました。






彼が変わった理由の最大のポイントは、「草抜き」なんです。




滞在4日目の朝、大家さんの畑に連れていき、一緒に草抜きをしてもらいました。

「会社はあなたのエネルギーを奪い続けましたが、大地はあなたにエネルギーを与え続けてくれますよ。」と伝えただけで、後はどうすれば簡単に草抜きを出来るようになるかお教えしただけです。

腰の痛みなどを口にされていましたが、滞在5日目の朝もご一緒していただきました。





その直後に彼の内部で変化が起きたのです。
もちろん、滞在初日から、彼の内部に硬くへばりついているネガティブエネルギーを吸収し、ポジティブエネルギーに変換し放射してくれるミューアペンダント「かぐや姫」を手渡し、寝るときだけ外し、起きている間は常に首にかけておいてくださいねと伝えてありました。


彼は微細エネルギーを感じとることはできないようでしたが、それでもいいのです。(変化した今でも、彼はかぐや姫のエネルギーを感じ取ることはできていません。)





二つ目の変化の要因は、「食事」です。




彼が現れた時から、ここに居たのは私一人でしたので(共同生活者は、仕事で長期外出中でした)、朝、昼、夜三度のご飯は、すべて私が作りました。


彼は62歳の独身であったからでしょうか?
料理をしたことがないというのです。
最初、「僕は年もとってるので、あまり量を食べません。」と言われていましたが、翌日からの食べ方は異常でした。



ご飯3杯、味噌汁3杯、おかずは4人分くらい作っているのですが、すべてを食べつくしてしまうのです。
私の食べるものがなくなるくらいに食べ続けます。
これまでの人生で食べ損なってきたものを一気に食べつくしているかのようでした。






食べることと生きることは、ある種同意語だと思っていますが・・・・・
ここまではっきりと見せ付けられると、驚嘆してしまいます。





料理の上手下手でもなく、材料の問題でもなく、愛が調味料なんだということをまざまざとわからせてくださいました。
彼に欠けていたのは、彼のために作られた当たり前の家庭料理でした。






チャンスあるごとに、日常性の中の出来事から、意識の方向性などのお話はし続けていましたが、ネガティブからポジティブへ大きく彼を変えてくれたのは、私のお話ではなく、この二つだと思います。





人の蘇生って、こんなにシンプルなことなんですね。
すべては天地が与えてくれる!





彼は、今、ここで共に暮らしたいと言っています。


そのまま受け入れることはできませんので、次なる課題にトライしてもらっています。
「金がなければ生きられない」という固定意識を外していくことと、自立してもらう事の二つです。





共同生活を維持継続していくには、誰がボスでもなく、全員が対等であり、自立していながら全員の調和を図るために助け合うことです。
料理も出来るようになってもらう必要がありますし、全体(共同生活者への、村への、環境への・・・・)への奉仕を自らの意志で実践していただく必要があります。

誰かのせいで人生がうまくいかないのではなく、すべて自分の意識が作り出した人生です。





6日目の今日は朝から大雨で、草抜きは中止しました。


私が初めて種をまき、収穫できたルッコラをトッピングしたシンプルなパスタをほおばりながら、彼は「自然なんだなあ~!うまい!こんなにうまいものが食べられるなんて!自然は本当にすごいですねぇ~」とはしゃぎ続けています。





そして夜、「明日は草抜きができるかなぁ~?草抜きをしたくて仕方ないんです。草抜きは腰が痛くなるけれど、しないとつまらない。草抜きが大好きになりました。」と照れながら話してくれました。






自立して生きるとはどういうことなのかをこれから彼に身体で学んでいただきます。
今までの人生で詰め込んできたガラクタ知識の数々をゴミ箱に捨ててもらい、「活きる」ことの真髄を身につけていただくつもりです。




どなたかの言葉「エゴからエヴァへ」です。
それが言葉としてではなく具体的な活き方として身につけば、彼は私たちの共同生活者としていのちを再構築することができるでしょう。





私と会った後、駄目ならそのまま死ぬ気だったらしく、着替えも持ってきていらっしゃいませんから、私の衣類をお貸ししていますが・・・・・
どうやらもう自殺願望は消えたみたいです。






これからかけがえのない全能のいのちや力、活きる喜びを知る旅に出てもらえそうで、楽しみです。




すべては、誰が作ったのではない自分自身が作る人生ですから、自分の意識が変われば人生は瞬間的に変貌していくでしょう♪









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Last updated  2007.06.29 22:22:20
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