2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全6件 (6件中 1-6件目)
1
娘の傷の状態も一段落して、気が抜けたのか、逆にあの時のことを思い出すことが多くなってきた。特に、キッチンでシャワー状の流水に触れるとき。手に触れると、当然ながらものすごく冷たい。5秒も当て続けると、頭に血がのぼる感じで、少しでも早く。手もカチカチに痛みが出てくる。この何十倍もの苦痛を、私は娘に与えてしまった。それも、受傷後の適切な処置にはならず、まったく別の部分を冷やしてしまったという意味のないどころか暴虐な行為を犯してしまった。過失でさえない。あわてずに、少しだけ注意を払えば、確実にこんな暴挙は防ぐことができた。今後もシャワー水に触れるたびに思い出し、毎回いてもたってもいられない感情を味い続けることだろう。しかし、すぐに手を引っ込めることのできる私とは違ってひたすら泣いて、加害者の私に助けてくれと訴える、あのときの娘の姿。体はどんどん冷えて、傷は痛くて、どれだけの恐怖心を持たせてしまっただろう。本当に涙が出てくる。すぐにやめろ!と叫びたくなる感覚。何ということをしてしまったのか。いつまでも私は忘れない、せめてもの償いなどと言うつもりはないけどこの痛みがやがて心の奥に引っ込んでしまうかもしれないその前に、しっかり向き合っていなければと思う。できるだけ風化させぬまま、ありありと持ち続けなくてはいけない。もしかして娘の心の中で、恐怖心が潜在意識に残って心の傷となってしまったとも考えられなくもなくそれを癒すためにも、いつかふさわしい時期が来たらしっかり話して娘なりに消化できるようにしてあげたい。その時はもう傷跡などまったくなくて、2歳時のことだからもちろん記憶にもなくてでもあえてその過去を表出させる作業は必要ではないのか。不要であればそれでもいい。わざわざどうして、嫌な感情を植えつける必要があるものかという考え方もある。しかし低体温に陥っていく恐怖、一番信頼していた親に裏切られた悲しみ、その傷は小さくはないだろう、影で情動に悪影響を与えることはないだろうか。状況を見ながら考えていくことになるだろう。心の成長をしっかり見守っていく必要がある。でもどちらにしても私はいつまでも今の痛みを忘れない。絶対に。少なくともこの件に関しては。泣き続ける。ずっと心で謝り続ける。
Feb 7, 2008
コメント(2)
熱湯をかぶった際に、顔にもかかっていたと思われ(日焼けのように赤くなり後日皮がポロポロむけた)眼球に何か異常はないのかずっと心配だったが傷の治りのほうにばかり気を取られて、眼科の受診はのびのびになっていた。あれから3週間が経過しているが、HPでしらべて診療内容に「小児眼科」の文字を見つけたクリニックを受診することにした。電車で3駅ほど先の隣の市。でも逆に市内の医者にかかるより交通の便がいい。駅前の雑居ビルの中で、それほど新しくもないフロアででも患者は切れることなく入ってくるし、子どもの姿も何人かあったので若干ホッとした。はじめての目の検査、あごとおでこをつけて検査機械の前に座ると特に嫌がるでもなく、操作されていたふくよかなおじさんに褒められ無事終了。しかし、ランドルト環のほうは反応せず、絵を答えることもできず測定不能。診察室に入ると、40代半ばといった感じの近所のおとうさんタイプのドクター。あららららら、やけどしちゃったの、あらー、たいへんだったねー、とかなんとか言いながら検査を開始しひどいやけどになるとねー、まぶたも黒焦げになって目とくっついちゃうんだよー、まぶしいよねー、おお、おりこうさんだー、えらいえらいとしきりにつぶやきながら検査終了。結果は角膜などに異常なし、とにかく私はその一言が聞きたかったんだと思う。受傷時にはもしかしたら炎症などを起こしていたかもしれないけどまったく問題ないからね、とのこと。遠くから来てもらって悪いんだけど、薬もないよー、と言われイヤ、それほど遠くないです、とくに薬は欲しいわけではないですし、と思ったけど逆に恐縮してだいじょうぶですーぐらいのことを言っただけ。やけどの関連は何も問題なしとのことだったが、ほかの所見としてさかさまつげのようだ、数年経てば治るはずだが、目をこすらないように注意すること、機械の検査から、いくらか近視傾向があるようだから、3歳児健診では注意すること、そちらの市の健診項目にも同じ検査があるはずだからね、とのこと。さかさまつげはともかく、近視?少なからずショックだった。パパママは近視?と聞かれ、どちらも強度近視ですと言ったら、そうですかー…とだけのお返事、どうも近視は遺伝傾向があるらしい。ほんとかなあ。ここのことろ家で遊んでばかりで、テレビ時間がどんどん長くなっていたし寝室での絵本もまずかったかなあ、そのへんも改めようと思ったりした。受診までは、たぶん大丈夫なはずだ、でも実際に検査してみないとという両方の気持ちがあってのびのびになってしまっていたが、いいドクターに診ていただいたし、安心できたし、目に関して他に気をつける点も知ることができ受診してよかったと思う。
Feb 6, 2008
コメント(0)
やけど後、上皮化が進んだあと薄い皮膚の部分に紫外線があたって色素沈着でシミになるのを防ぐため日焼け止めをぬるのが有効とのことで毎日せっせと塗っています。子どもの肌にも負担にならないものをと思いジョンソン&ジョンソンのベビーローションを選択。SPF15でPA+++、印象としてはSPFが小さくはないか逆にPAは強いかなと言う感じ。SPFは表皮のダメージをカバー、欲を言えばもうちょっと高いほうがいいのかな。ドクターは、物理的に覆うのがいいよと言っていたので、遮光カーテンのきれっぱしを貼ることに。肌色テープで全面固定し絆創膏ふうに作成。これなら白いのよりも比較的自然。でも、服も通すというA波は、もっと深いところに影響するとか。色素沈着回避のためにどっちを気にずべきかと聞いたら、どっちもしっかり避ける必要があるとのこと。でもどうやら幼児にPA+++は若干肌に強すぎるんだとか。とは言っても、このベビーローションは、紫外線吸収剤とか不要な添加物フリーとのことで、石鹸で落とせるという説明書きを信じて使ってみようと思います。最近「経皮毒」についての記事を読んで衝撃を受け、(以前からそれなりに知っていたし親もよく注意をする人だったもので、その感覚はあったけど最近はそれほど気にしてなかった、でも人体にこれほどの影響があったとは!)シャンプー・ボディーソープ・洗濯洗剤を最近すべて天然のものに変更していて(ミヨシ製品ばかりになった(笑)子どもの肌に毎日毎日一日中日焼け止めを塗りっぱなしというのも、ごく一部分ではあるけどどうしても気にはなる、でもとりあえず夏が終わる頃までは塗り続けることに。黒くなってしまったら取り返しがつかない。ドクターは、赤みについては絶対きれいになるといってたから、信じて塗っていこう。念のため、部屋の中で遊ぶときも塗るのを忘れずに…。貼ったり剥がしたりが苦痛のようでかわいそうだけど、慣れてもらうしかないなあ…でも、ピリピリ違和感を感じながらも「痛くないぉーっ」とこらえる姿にはほんとに申し訳なく悲しいです。毎日のことで負担をかけるけど、一緒にがんばろう!ごめんね!おねがいね!
Feb 2, 2008
コメント(0)
たくさんの方々の手によって、おかげさまで娘は完治に向かっています。・救急関係電話交換士 落ち着いた口調で対応して下った声が今も心に残ってます。 「冷やして下さいね」とせっかくアドバイスし始めてくださったのだから 続けて質問などすればよかったです。救急隊 迅速に急行してくださり、 だいじょうぶだよーとのんびり言ったりしながら、 こちらの心配を的確な言葉で受け止めてくださいました。・ER警備の方 救急車を誘導してくださいました。 病院の入り口で、大きく腕をふっている姿が目に焼きついています。若いドクター 救急入り口で出迎えてくださり、処置していただきました。ナース 娘の保温などいちはやく対処してくださいました。ベテランドクター 跡は残らないと思うよ、体質にも寄るけどね、と言ってくださったことが心に残っています。・形成外科ドクター うちの子もやったことがある、そうやっておおきくなるもんだよと励ましてくださいました。ナース やけどは親の責任なんだよ、もう家に危険なものはないでしょうね?と言われ、 貧血を起こし倒れてしまったのですが もっともな言葉だと思うし娘をかばおうとしてくださったのだ、と思うことにしました。 倒れた私を待合室で励ましてくださいました。・薬局薬剤師 薬の使い方を丁寧に教えてくださり、跡が残るかという質問にも丁寧に答えてくださいました。・外科ドクター 湿潤療法を採用してくださって、傷の管理をしてくださりありがとうございます。 初診時は特に、長い時間をかけて治療方針について説明してくださいました。 瑣末な質問にも、フフっと笑いながら答えてくださいました。 子どもはそうやって大きくなるもんだよと励ましていただきました。 浅黒い顔の、間違いなくシャープなイケメンドクターです。 ナース こちらのクリニックで、全部で6人のナースにお世話になりました。 最初に待合室で軽くお話したナースは(今思うと、ここからケアは始まっていた) 自分の子もやけどさせちゃったことがあってね、と言って緊張をほぐしてくださいました。 診察のあと、ベテランのナースがセルフケアについて丁寧に説明してくださいました。 うそのない笑顔と完璧なムンテラで、親の私のこともケアしてくださいました。・皮膚科 目の周りのやけど、首の後ろの表層やけどについて見ていただきました。 一度別件でかかったことはありますが、 メールでの質問にも、何度も迅速に回答していただきました。そして、湿潤治療のパイオニアの先生方。 こちらの療法を世に知らしめてくださるご活動、ありがとうございます。 メールで取り乱した質問をしてしまい申し訳ありません。 傷についての見解や治療法の疑問にも、迅速に丁寧にご回答くださいました。 なんというかあこがれの存在です。 製薬会社主催で今度講演会が開かれるとの事、問い合わせたところ素人の参加もOKとのことで 是非ご尊顔を拝したいと…楽しみにしています。
Feb 2, 2008
コメント(2)
「今日で終わりだよ」と言われホッとして診察の終わり、気が緩んで「先生はどちらでこの治療法を?」と不躾なのを承知でお聞きするとめんどくさがらずにまた丁寧に答えてくださった。「コレの原理としてはね、大学病院でも十分に経験してはいたことなんだよね、おなかの中がぐちゃぐちゃで大手術をした患者さんでも、消毒やめてお風呂に入ると目に見えて手術の傷が治ったりね、そんなのをいくつも経験してると消毒とか従来の方法ってマズイんじゃないかと思い始めていはいた、あとは推進されているドクターがHPを開設してたから、その方とのやりとりはあったかな」そんな内容だった。推進されているドクターというのはやはり夏井先生のことでしょうか…。「そのうちね、傷は乾かさない消毒しないってのはあたりまえの処置になると思うよ」とおっしゃっていたがいつになるやら、この国の医療界全体をあげての「白い巨塔」構造はそうそう簡単には崩れないのではないかと思ってしまいます。だってヘンな話、悪性腫瘍とか心臓外科あたりなら、10年前に発表された医療技術だってけっして「最新」ではないんじゃないかな、ましてやずいぶん前に海外ではスタンダードになっている治療法がこうまで定着を見ないのって一体。何か故意にブレーキがかかってないと無理でしょう。「傷を消毒するってのはね、まったく意味がない」外科医特有の?ばっさりと切り捨てる口調。「それどころか単に傷口を悪化させるだけ、ガーゼだって同じ、古いっていうかやっちゃダメなんだよ、明らかなんだよ、そんなの治療でも何でもないから」いやもっと厳しい口調だったと思う。ああ、もっとお聞きしたいことはあったんだけどなあ……大学でも医局でも、ドクターがこの治療法に触れることはないわけですよね、スタンダードになるためにはやはりドクターが個人的にとかいわゆるクチコミ的にあるいは先生のようにご自分で気付かれるとかの道に限られるんですよね、医学生が知るためには教授が納得してないとありえないわけだし、そもそも創傷治療自体がろくに授業に入ってないとか、それって本当ですか?とにかく早く当たり前の治療法になって欲しいです……ぐらいのことはお聞きしたかったなあ。さらにどんなおはなしをいただけたか、もったいなかったなあ。せっかくの機会だったのに。じゃ、そういうことでね、とカルテを閉じながら「ああ、またなんかあったら聞きに来て」そ、それって湿潤療法について、ドクターの見解は?というご質問でもいいですか?とちらっと思いながら診察室をあとにした。お世話になりました、先生もハードスケジュールの中、お体を大切にどうぞこれからも、先生を待っている患者たちのためにお骨折りいただけますように。
Feb 1, 2008
コメント(0)
今日、外科で「治療終わりね。」との診断。先生、ありがとう。日本ではまだ数パーセントのドクターしか認知してない湿潤療法を採用してくださって。大げさかもしれないけど、なんというか、親子ともども救われました。ナースのみなさんにもありがとう。ホームケアのこと、精神的なケア、いろいろな面で何人もの方々にお世話になりました。今日はお会いできなかった方も多く、きちんとお礼もいえなくてすみません。受傷から2週間、辛かったりホッとしたり泣き呻いたりこれで助かったと思ったり感情の起伏のアップダウンの日々。親の不注意でやけどを負わせ、しかも処置の間違いのせいで傷を悪化させそのこと自体どれほど悔やんでも悔やみきれないことでほんとうに言葉で言い表せないような心を切り刻まれる思いをしたがでも一方で、精神面を含めたくさんの「新しいこと」を得た日々だった。そして、湿潤療法をはじめ「それまで知らなかった本当のこと」を知る日々だった。でもまだ周囲の皮膚より白っぽく、まだらな部分もあってこれから数ヶ月、紫外線に注意しながらきっちり治るのを見守る日々が残っている。「小さい子だからずっと外遊びをさせないわけにもいかないと思うし、帽子をかぶったり日焼け止めをぬるなりして、外にも出してあげてね」と言われたが、前回の「ドクターの奥さん?」と直感したナースとお話した時の内容と同じ。あ、やっぱりそうだったのかな?てか、診察はしてなかったからナースだと思ったけど、実はドクターなのかな?他のナースと違って、患部にワセリンの塗布もしていたし?まあ、どっちでもいいや。また一つの山を越えた。娘にも、がんばってくれてありがとうと言いたい。どんなにか辛い思いをさせてしまったか、特にお風呂場で、傷にベッタリ張り付いたガーゼをはがした時の激痛は、しっかり記憶にのこってしまったのだろう、今でも父親とお風呂に入るのを全身で嫌がる。あんなに大好きだったのにね。毎日楽しみにしてたのにね。でも、そんな心の傷だって少しずつ癒えてくると信じるよ、私ももちろんできる限りのことをするからね、今後も一緒に完治までがんばろうね。
Feb 1, 2008
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1