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今日、仕事帰りに本屋に立ち寄り、久美沙織さんの『小説エマ(2)』(エンターブレイン、2005年11月/新刊)を買ってきました。まだ、最初の序の部分しか読んでいないのですが、期待を裏切らない出来栄えです。買って良かったー!と思い、こうして喜びを書き記している次第です。このお話は、森薫さんが描いている『エマ(2)』が原作となります(アニメ『英國戀物語』でいうと、ちょうど後ろ半分です)。原作も大好き!(とくにあの絵の雰囲気がもうたまりません)なのですが、小説版はヴィクトリア朝についての細やかな描写や解説、森さんの原作の幕間を埋めるシーンが書かれています。原作を読んでいて描かれていない幕間を想像してして楽しんでいた私としては、ここは私の煩悩があっていた、ここは違う、という間違い探しをして先に出た『小説エマ(1)』を嬉々として読んでいました。そもそも、歴史を専門に勉強していた(今でもしているつもりですが…。)私は、小説やコミック、映画等にはまると図書館へ行って色々小道具やら、時代背景やら調べて1人悦に入るという人間です。また、古いものが大好きで『エマ』の舞台となっている19世紀末のイギリス、ヴィクトリア朝は、NHKでやっていた『シャーロック・ホームズの冒険』を中学生の時に見て以来、ドツボにはまり続けているジャンルです。さて、この本の内容や感想、さらに、『エマ』の世界については、とりあえずこれが読み終わってから長々と書き連ねたいのですが、一言だけ言わせて下さい。今回も森さん力作の見開きのイラスト、エマ、ヴィヴィー、グレイス、エレノアの4人が迷い込んだ不思議な世界、良かったです!序の動物園のお話も、最後が私の好きなペンギンで締められていて最高!でした。最後に最近、私、『小説エマ(1)』と『エマ・ヴィクトリアンガイド』をついに勤め先の図書室に入れてしまいました。アーァ…。
2005年10月31日
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「ブックトークに使おうかな」と今、読んでいるのが、田中芳樹さんの『ラインの虜囚』(講談社、2005年)です。 この『ラインの虜囚』、『「本」の復権(ルネッサンス)を願い…』と題して講談社から発刊されている『ミステリーランド』シリーズの最新刊です。ちょうど昨日の「文字・活字文化の日」の趣旨にピッタリですね。ちなみに、このシリーズの第1回配本は、敬愛する『十二国記』の小野不由美さんが書いた『くらのかみ』だったので、狂喜した覚えがあります。 さて、その内容は、 ナポレオンが、ヨーロッパを引っ掻き回した余波が残る1830年冬。カナダからパリへとやって来た少女、コリンヌは祖父から奇妙な命令を受ける。それは、ライン河岸にある奇怪な塔に幽閉されている人物の正体を確認すること。コリンヌは夜の街で、編集者と借金取りに追われる自称天才作家のアレクサンドル・デュマ、スペイン・イギリス・アメリカの政府から賞金をかけられた海賊王ジョン・ラフィット、そして謎の剣士モントラシェら3人の大人たちと共に、謎と陰謀渦巻くへと旅立つことになるのですが、その様子を影から窺う怪しげな影が…。 というものです。 いやもう、この本は私の嗜好にドンピシャリ。活躍するのが、実在した軍人・海賊・文豪等々。歴史モノ大好き人間には堪りません。田中さんの『アップフェルラント物語』と同様、当時の歴史背景・国際情勢を巧みに利用して物語を造り上げていて、さらに、歴史好き・文学好きの人間にはたまらないネタが、作品の中に振り撒かれています。そして作品の雰囲気は、『三銃士』や『鉄仮面』等の昔懐かしいヨーロッパを舞台とした冒険活劇風に仕上がっています。 対象が小高・中以上なので、文章量が少々少ない中篇といった作品ですが、裏返せば気軽に読める一冊。田中芳樹さんのファンなら買って損は無い作品です。私は、読んで面白かったですし、内容等々にも満足しました。また、この本は装丁が綺麗ですので、子供さんにプレゼントとして贈って、後で読むという手段もとれるおいしい本でもあります。
2005年10月28日
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今日は、読書週間の初日にして記念すべき「文字・活字文化の日」です。これは、今年の7月に成立・施行された「文字・活字文化振興法」という法律で定められたものです。この法律は、昨今問題となっている国民全体の活字離れを食い止めようとする目的で作られました。(この問題に関して讀賣新聞社が出版業界と協力して、21世紀活字文化プロジェクト発足させていますので、詳細は下線をクリックして覗いて見て下さい。) で、なんでこんなもの書いたのかと言いますと、「ブログ始めよっかナー」と考えて早、2月。何かきっかけでも、と思っていたらちょうど、このイベント(職場が学校図書館なので)があったので「ちょうど良い機会だ」と思い、今日メデタク開設の運びとなりました。 これからこのブログで、徒然なるまま気の赴くままに、読んだ本の感想などを下手くそな文章で綴っていきたいと思っています。
2005年10月27日
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