衝動と成り行き系ドール&写真ブログ『こちら(株)高丘エージェンシー』

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2017.06.04
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こんばんは~。

明日は午前中が歯科です。

終わり次第,速攻で秋葉原へ向かいます。すずさんの服を買いに行きます。

11日にすずさん同行するか否かはこれに掛かっています。

あとすずさん向けの投資といえばセレンズですね。

結局買いました。やっぱり安定しませんね。ちなみにDDDy用サドルの三脚穴付きです。

そんなわけで11日はすずさんも同行で調整しています。撮影の優先もすずさんで行こうと思います。

というわけで昨日まで3本のフィルムの話をしてまいりました。

トイラボさんで現像出していたわけですが,ネット現像って一体どんな状態で帰ってくるかご存じない方もいるかなと思いまして…。それをオマケとして書きたいなと思います。




更に中からはこんなものが出てきます。


見覚えあるアレが出てきます。

かなり普通です。その中身も当然ながら……


かなーり普通です。

ただ2点ほど普通とは違うものがありますね。


まずは一番違うもの。SDです。

CD/DVDが標準ですが,高丘的にはオプションのSDをオススメします。

というのも前回頼んだ時のDVDがなぜか読み込まず高画質版をパソコンに入れられないという事態が発生したんですね。SDの方が融通がききます。小型ですしね。

ちなみに通常は2GBですが,ご厚意でその前回読み込めなかったデータまで入れてもらいました。なので8GBの大容量で送られてきております。

あとこんなものも。


次回送る際に使えるシールです。これに注文番号と名前を書いて封筒に貼るんですね。



あとは普通のフィルム現像と特段変わりません。


もちろんインデックスもちゃんとついてきます。

ちょろっと見えてますが,なぜかトライXで露光ミスが起きています。

時たまシャッターの調子が悪いことがあるようです。

ポピーの時は不良発生なかったんですがね~。うーん。



せっかくなのでフィルムの方も見ていきましょう。


まずは皆様ご存知,カラーネガのポートラさん。

フィルムのイメージは大体こんなもんですね。映画のフィルムも撮りたてはこんな感じです。

※映画の場合はネガで撮ってポジフィルム(リバーサルフィルム)に転写して量産するスタイルを取ります。例外として例えば学生の自作映画とかでポジフィルムを最初から使用する場合があります。

次はモノクローム。トライXです。ネガですが雰囲気は全く違います。


全くもって見た目が違います。

これは現像のプロセスがカラーネガとぜんぜん違うからです。フィルムは銀の化合物+αの化学反応で記録します。んで問題は露光して化学変化した銀をどうするかに違いがあります。

ざっくり言うとカラーネガは銀を落とすという方法を取ります。逆にモノクロームはこの銀を残す方法を取ります。リバーサルフィルムでまま行われるクロスプロセスという手段がネガ同士には基本存在しないのはここにあります。

つまりモノクロームフィルムにカラーネガの現像をすると,写真そのものがフィルムから完全に失われることになります。こういう事故はありえないことはないそうで,今でもかなりの注意が払われます。


そして一目瞭然はリバーサル,ポジフィルムです。

このとおりそのまま写真となっています。

これが発色と解像度の良さ,転じて書籍・ポスター作成での適性を生みました。後者の用法はデジタルにすべてを奪われましたが,性能の良さは永遠に変わることはありません。もちろん設備さえあればプロジェクターでスクリーンに映すことも可能です。

というわけでフィルム写真の話を4日続けてお送りしました。

あなたのフィルム写真の印象を変える一助になれば幸いです。





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最終更新日  2017.06.04 23:35:24
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