田中 0
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今日もまた銀座でランチ。すっごい久しぶりにad Lib(中央区銀座8-12-15八千代産商ビルB1F 03-3248-5544)を利用した。ご存知の通り、ad Libは隣にあるマノワールダスティンの五十嵐シェフのお店。私の東レスのレビューは2003年2月だったので、2年半ぶりの利用ってことになる。2年半前に利用した時には、もっと居酒屋チックなメニュー構成だったんだけど(おでんとかもあったし)、今回のメニューを見る限りかなりビストロメニューに変わった気がする。私は手打ちパスタのボロネーゼ サラダつき(1155円)を選択。このパスタかなり旨い。パスタ自体も旨いが特にソースが旨い。本当に久しぶりの利用だったがかなり満足だった。整体や十字式といった怪しい治療法のおかげなのか自然治癒なのかわからないが、一応普通の人の90%位の速さで歩けるようにはなっている。まだ痛いが。腰が痛いというと、色々な人が、とっておきの怪しい治療法を教えてくれる。私も結構好奇心旺盛な方なので(痛いのとか恐いのとかは駄目だけど)、突撃レポーターのように体験してしまっている。そもそも十次式を教えてくれた第三春美の長山さんによると、十次式からでて波動療法友の会(ますます怪しい)という名前で、週に一度火曜の午後にニュー新橋ビルの中の貸しルームで施術を行っている人が上手だと言うので、今日突撃した。十次式と同じように上半身裸でズボンをさげて半ケツ状態で背中を見せるところまでは同じ。こちらの方が丁寧にここの背骨が曲がっているとか説明してくれるのと、十次式よりもかなり強めにたたくところが違う。それでもこの方法はあまり合わないのか改善はしなかったけど。価格も十次式と同じ初診料3500円也。私の腰が悪いと聞いて、某社の女性社長が教えてくれたのがソフトカイロプラクティック高橋治療院。こちらはまだ利用していないが、このままのペースだと怪しい治療法破産になる日も近い。レストラン・飲食店blogランキングへ!料理・グルメホームページランキングへ!
2005.09.27
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何だかすっごい疲れてしまって、結局4時頃まで身動きできず。Lucyもお昼寝して5時半過ぎまで寝ていた。妻が和食が食べたいと珍しく積極的な発言をしたので、トライしようとしたのだが、考えたらみんなお盆休み。そりゃ築地も閉まってるもんな。私の主張はフレンチ。オマージュに行きたいと言ったら、開いてたらいいわよと言うやさしいお言葉だったので、電話をしたらやっているし、Lucy付きでもOKとのお答えだったのでタクシーを呼んで、Lucyを起こして向かう。最近はすっかり人気店となったオマージュ(台東区浅草4-43-4 03-3874-1552)。数ヶ月前に出たLe Chef(volume 3)にも大きく取り上げられている。4年ほど前から通い始めているのだが、まだ若いシェフであるが荒井シェフはそれだけ(それ以上)の実力のあるシェフだと私は思う。今日はLucy用に秘密兵器背もたれ付テーブルチェアーも持参。そして、ヴェルジェのピュリニー・モンラッシェも持込(いつもゴメン)。荒井シェフはLucyを見て大きくなったと言いながら、抱いてくれた。Lucyは緊張しながらも泣かずに抱かれていた。Lucy、荒井シェフは、技術だけでなくセンスの面でも将来あるシェフだから可愛がってもらいなさい。多少メニュー構成が前回から変わっていてアラカルトのメニューをだいぶ絞り、前菜&メイン(3990円)の一番安いコースも種類は1本にしたが、もちろん他のメニューに変更は可能だ。Lucyの耐えられる時間の問題もあるし、量の問題もあるので、いつもの通り前菜&メイン(3990円)の一番安いコースを選択。まず豚肉のパテとオリーブの実が出てきて、アミューズで白身魚の上にトマトソースを載せたものと、ビーツのガスパチョ仕立てが出てくる。相変わらずセンスある美味しさ。前菜で鶏肉とコンソメのジュレを私が、妻の分はかえてもらってオマールと赤ピーマンのムースや七味のアクセント。どちらも旨いが、オマールと赤ピーマンは極めて完成度が高い。鶏肉とコンソメのジュレの方は、しっかりした味付けだが、例えば、柚子胡椒みたいなものでちょっとアクセントをつけたらもっと旨くなると思う。メインで妻は魚のスズキのポアレ、ピスタチオ。私は豚バラの煮込み、ジロール茸。この豚バラめちゃうま。ソースもしっかりしているし非常に良い。スズキのポワレもソースが非常に良い。自家製のパンも相変わらず美味しい。オマージュのデザートはその面白さ、味の面でも東京唯一のレベルだと思うのだが、デザートの前にミント&フロマージュブランのソルベがまずでてきて、妻の選んだ桃のコンポート&かき氷(桃のやさしい甘さに氷のシャリシャリ感がいい)、私の選んだパインのコンポート(パインも旨いが、中央のソルベ、パッションフルーツのアクセントがいい)ともに旨いし、更に小倉ミルクをイメージしたと言うレンズ豆の甘煮と自家製練乳もなかなか面白い。そしてコーヒー。やっぱ安いし旨いは、本当に。荒井シェフがどうでしたと話しかけてきて、以前より味が濃くなったことを言ったら、ワインを楽しむ人が増えたので以前より意識して味を濃くしているのだそう。Le Chefに書かれていたように都心に店を出す時は年金代わりに個人的に是非出資させて欲しいとつくづく思う。レストラン・飲食店blogランキングに参加しています。クリックのご協力お願いします料理・グルメホームページランキングにも参加しています。こちらもクリックのご協力お願いします
2005.08.14
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今日はちゃんと昼前には起きて、昼過ぎにはいつもの通りLucyを抱っこ紐で抱いて電車で妹夫婦の家に向かう。2時過ぎには妹夫婦の家に着いた。今月の24日には常磐新線も開通するのでもっと時間距離は近くなるはずだ。提灯を持って寺へ向かい、寺でロウソクに火をつけてもらって戻ってくる。この辺りでは、迎え盆にはこうして仏様を家に連れてくる慣わしで、途中で火が消えちゃったりするともう一度火をつけてもらいに寺に戻らなければならない。子供の頃、提灯を持たされたりするとやけに緊張したことを思い出す。今日、妹夫婦の家に行くことは事前にわかっていたので、勝手に食べたいものを今日の午前中指定で送っておいた。デザートでミシェルブラスのケーキ(クーラン ショコラとクーラン カフェのセット 、エクラ・ド・ドゥスール、デリス・ド・オランジェ 妹には事前にミシェルブラスの冷凍デザートを送ると言ってはいたが全種類が送られてくるとは思ってもみなかったようだ)、そして夕食用に福岡口福倶楽部の会員メールで褒められていた米久の香菜ローストビーフ。ご存知の通りミシェルブラスは3星シェフで、ウィンザーホテル洞爺にもミシェルブラストーヤジャポンを出店している。私も2年前に洞爺湖まで食べに行った一人だが、名物デザートであるクーランはめちゃ旨だったことを記憶しており、冷凍デザートの存在を知ったときにどうしても食べたくなったのだ。あまりに大量のデザートを買ってしまったので、一度には食べられないだろうと、おやつにこの2種類のクーランとエクラ・ド・ドゥスールを先に食べることにした。クーランショコラは、洞爺湖で食べたものとちょっと異なっていた(もっとビスケットっぽい食感だった)が、ホットチョコレートケーキとしては濃厚で美味しい部類だと思う。クーランカフェはコーヒー風味のチョコレートソースでこれもまた旨い。ハーゲンのバニラアイスを添えて食べるのがいい。エクラ・ド・ドゥスールは、ナッツやフルーツが入ったミルクムースをキャラメルコーティングしたケーキなのだが、想像したよりはずっと甘さが控えめで、まあまあ上出来な部類だ。そして夕飯では米久の香菜ローストビーフと格闘。何しろ900gもあってでかいし、自然解凍してもらっていたのだが、湯煎で温めた後に切ってみると中心部はまだ凍っている。ひょえー。電子レンジを使ったり散々な結果となった。その割には、香ばしく、ソース、肉質を含めなかなか美味しいローストビーフだった。4人でも食べ切れない量(妻と妹は元々肉好きでないだけに、義理の弟がかなりの量を引き受けてくれた)で、4750円という価格は安いと思う。もっと上手に解凍できればもっと旨かっただろうと思うと残念。妹がマッシュポテト、スープやサラダ、ガーリックトーストなどを用意してくれたがかなり腹にこたえた。とはいうものの、最後のデザートも食べねばならない。目の前が真っ暗になりながらデリス・ド・オランジェにフォークを入れるとこれが美味しい。適度な酸味を感じさせる上質なタルトで特に上にのったオレンジのコンポートと一緒に食べると一層味が引き立つ。ミシェルブラスシリーズはどれも良かったが、やはりクーランが一番。次いでデリス・ド・オランジェ、ちょっと離れてエクラ・ド・ドゥスールというのが私の中の順位。ローストビーフを含め、通販物としてはベストに近い選択だったのではと自画自賛(もうちょっと解凍技術を学ばねばと反省)。昨日からいつもよりアクセス数が増えていると思ったら、伊藤章良とさとなおの「うまい店対談」で紹介してくださったようだ。いつもすみません。レストラン・飲食店blogランキングに参加しています。クリックのご協力お願いします料理・グルメホームページランキングにも参加しています。こちらもクリックのご協力お願いします
2005.08.13
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青山一丁目界隈で遅めのランチとなった。青山ツインタワーの中でちょっと探したら、ブラッスリーの文字が目に入り決定。ブラッスリー・ルコント(港区南青山1-1-1新青山ビル東館B1 03-3479-2838)に入店した。サービススタッフに急いでいる旨伝え、早く出てくるメニューを尋ねた上で、ロールキャベツ(1470円)をオーダー。サービススタッフから厨房にちゃんと急ぎのオーダーだと伝えられており、かなり早く料理が出てきた。サラダにパン、そして、透き通ったスープに2つのロールキャベツ。このロールキャベツ、結構美味しい。たまたま入った割には、料理もサービスも当たりだった。店に入ったのが12時40分過ぎだったが、食べ終わって店を出たのが12時55分。我ながら食べるの早いと感心。そういえば、前回福岡に出張した時に食べて美味しかったもつ擴の恵比寿支店(渋谷区恵比寿3-7-3 大倉ビル1階 03-5789-8881)が8月4日にやっとオープンしたらしい。3月17日のブログでは5月にオープンと書いたのだが(店の人にはそう聞いたのだが)3ヶ月ずれ込んだようだし、電話番号も変わっていた。いずれにしろ、もつ擴の恵比寿支店是非行きたい。レストラン・飲食店blogランキングに参加しています。クリックのご協力お願いします料理・グルメホームページランキングにも参加しています。こちらもクリックのご協力お願いします
2005.08.11
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7月の初めにDMが来た。そこには伊藤章良とさとなおの「うまい店対談」でも紹介されているコムシェヴ(渋谷区大山町46-9ヴィラタナカ1F 03-5452-8033)の裏メニューであるカレーの専門店ラ・ソース古賀が7月21日にオープンと書かれていた。このDMの送り主は株式会社ソース工房とバジリコ株式会社、そしてコムシェヴのオーナーである古賀義英さん。ってことは古賀さんはプロデュースしているに過ぎないってことなんだろう。バジリコ株式会社って出版が中心のようなんだが、恐らくはこの展開のために作った子会社が株式会社ソース工房ってことなんだと思う。コムシェヴにはオープン当初に1度行ったきりだったので、この裏メニューの存在は知らなかったが、大人の食べ歩きの伊藤さんも褒めているので是非とも一度食べたい!と思いながら今日まで行けなかった。念願かなってラ・ソース古賀(中央区銀座6-13-7 03-6226-0671)を初めてトライ。メニューは牛すね肉と十数種類の野菜からとったブイヨンにカレールーとスパイスを加えたというソースキュリー(1250円)と伊勢海老と魚介類を煮込んだフォンをベースとしたブイヤベースソースであるソースブイヤー(1250円)の2種類のみ。私はソースキュリー(1250円)にトッピングで3種類の野菜(400円 今日はトマト、ほうれん草、しし唐)をオーダーした。このソースキュリー旨い!サラッとしたスープ状のカレーなのだがデリーのカレーほどサラッとはしておらず、フォンからくるのであろう適度な粘度もあるのでご飯と非常に良くなじむ。いやーこれは美味しいです、まじで。ランチではラタトゥイユとドリンクが付いて1250円。この味なら高くはない。次回は是非、ソースブイヤーも試してみたい。今日は早めにあがって、社で暑気払い。一次会はトラジ庵(渋谷区恵比寿南1-1-10 03-3719-2229)で焼肉。サクッと1時間で終えたのだが腹いっぱい。ハラミやカルビもそこそこ旨いが、ギアラ、シビレ、カシラといった内臓特に旨し。2次会はバーリベロ(渋谷区恵比寿西1-10-16ウエストパークビル1F 03-5489-3668)を貸切。30年物のスコッチやら何やらを飲ませてもらった。疲れた身体にはスコッチは効きすぎ。でもすっごい香りが良かった。レストラン・飲食店blogランキングに参加しています。クリックのご協力お願いします料理・グルメホームページランキングにも参加しています。こちらもクリックのご協力お願いします
2005.08.09
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今日もまた4時半を過ぎて外に出る。三越に地下鉄に乗っていこうかと思ったのだが、ちょっと雨がぱらついてきたのでタクシーを拾って行くことにした。ちょっと買い物をしてから夕食をどうしようかと話し合い。Lucyが恐らく30分はもたないだろうという結論になり、当初はASOに赤ちゃん連れでいいか確認してみようかとか言っていたのだが、結局デパ地下のテイクアウトという選択になった。三越のデパ地下なのでまずダロワイヨへ。ダロワイヨではトマトのファルシー(840円 大きなトマトの中に赤ピーマンやトマトピューレ等を詰めたものでアメリケーヌソースで食べさせる。見かけは非常にいいのだが、いざ食べてみるとアクセントに欠ける。さっぱりした味ではある)とポトフ アン ジュレ(840円 牛のほほ肉をはじめ人参等の野菜を煮込んだものをゼリーで固めたものだが、まわりを覆うチリメンキャベツがちょっと固め。あまり印象には残らない味)、海老とニョケッティのサンレモ風サラダ(420円 平凡)を購入。ダロワイヨはメインディッシュ系の品揃えがイマイチだったので、ホテルオークラのコーナーへ。サーモンステーキ・カレークリームソース・オリエンタル風(1260円 テイクアウトなのでやむを得ないことなのだが、サーモンに火が入りすぎていてぱさつき気味。ソースは予想していたよりもよかった)とビーフシチューヌーボ・ダーリングダウン(1417円 牛肉はオーストラリア産?かなと思える歯ごたえ。ソースはしっかりしている)を購入した。デザートは久しぶりにアンジェリーナのモンブランとロールケーキのカットしたものを三越新館で購入。アンジェリーナのケーキは久しぶりだ。ここのモンブランはマロンクリームはもちろんだが、中のクリームがミルキーのように濃厚な味でちょっと甘さがきついのだが、疲れた身体は甘さを欲するらしく美味しく食べられた。また、ロールケーキのカットしたものは、マロンペーストとマロングラッセのクラッシュが入ったロールケーキでこれは予想以上によかった。レストラン・飲食店blogランキングに参加しています。クリックのご協力お願いします料理・グルメホームページランキングにも参加しています。こちらもクリックのご協力お願いします
2005.07.24
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昼はメルキュールホテルのビストロ・レ・シャンソン(中央区銀座2-9-4 メルキュールホテル銀座東京2F 03-4335-1100)でランチ。メルキュールホテルってここにあったなんて知らんかった。ビストロ・レ・シャンソンに入ったらびっくりしたことに女性しかいない。ひょえー。私は本日の肉料理(豚肉のグリル)のランチ(1600円)にした。サラダ・スープ・バケットはおかわり自由でコーヒー付き。その代り水もセルフのようだ。このバケット、めちゃ旨い。このバケットだけでも食べにくる価値がある。サラダも結構種類がある。肝心のメイン、豚肉のグリルは美味しく焼けてはいるのだが、ハチミツとレモンのソースと書かれていたと思うソースはあまり酸味が感じられず甘味に偏った印象だった。ガーニッシュもカボチャでこれも甘く、全体としてしまりのないゆるい料理になってしまっていた。皿まで熱々で供されていていい感じなだけにちょっと残念。内装はイマイチセンスに欠ける。液晶テレビをセンターに置いてある意味もわからない。サラダ・スープ・バケット・コーヒーで900円らしい。バケット目当てにこっちでもいいかもと思った。レストランガイドジャパンが、前回大失敗したシステムリニューアルに再度トライしているようだが、その結果このブログで貼っていたリンクがみんな機能しなくなっている。おいおい。レストラン・飲食店blogランキングに参加しています。クリックのご協力お願いします料理・グルメホームページランキングにも参加しています。こちらもクリックのご協力お願いします
2005.06.30
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昨晩の深夜2時頃から観はじめたのに結局寝てしまい、朝から再度アバウトシュミットを観る。ジャックニコルソンってやっぱりすごい役者だと実感できる作品だった。先週からのフレンチモード対策で、結局岡部さんに無理矢理頼んで、2時から遅めのランチをオーグードゥジュール(千代田区四番町4-8野村ビル1F 03-5213-3005)でとらせてもらうことにした。オーグードゥジュールは2002年10月10日のオープンであるにもかかわらず、その繁盛振りからも老舗の風格が漂う。2号店であるメルヴェイユ(中央区日本橋3-8-13 03-6202-1991)がオープンしてからこちらにはすっかりご無沙汰してしまっており、岡部さんとお会いするのもオープン当初のメルヴェイユで何度かお会いして以来だ。店に入ったのは2時ちょっと前だったのだが、まだ満席でびっくり。Lucyはタクシーの中ではすやすや寝ていたのだが、店に入ったら起きてしまった。「泣き叫んだらどうしよう」と心配しつつも個室に入る。Lucyは面食いらしく岡部さんにはなついていたのだが、それでも時々泣くので抱いて歩いたりちょっとせわしないランチとなったが、それでもこうして子連れで入れてくれるフレンチがあることは本当にありがたい。ただ、あまりに人気店なので他のお客さんに迷惑にならないかとやたら心配だったが。。。折角だからとアラカルトで前菜に私はアボガドとヴァミセリー、ガスパチョソースのハーフ(2205円)とモリーユのスープのハーフ(2940円)、メインには子羊のローストのハーフ(3360円)、デザートではフォンダンショコラ(1260円)をチョイス。妻は前菜で赤ピーマンのムースのハーフ(2940円)とモリーユのスープのハーフ(2940円)、メインでイサキのポワレのハーフ(2940円)、デザートでバナナのケーキ(1260円)をチョイスした。どれも安定した料理であったが、大好物のモリーユのスープは濃厚で特に旨かった。NY時代の友人のシェフLaurent Grasのモリーユのリゾットとかめちゃ旨かったなと思い出した。もう一度Laurntの料理が無性に食いたくなった。東京レストランガイドのレビューにも書いたが、ここの料理は適度に美味しい料理で、旨すぎることがない。決してはずすことなく、奇をてらうことなく、万人が満足できる料理を丁寧に作っている。サービスである岡部さんがオーナーであるというキャラクターがある意味反映された料理だと思う。岡部さんとの付き合いは2000年1月のルブルギニオンのオープン以来なのでそれほど長くはないのだが、ずっと昔から知っているような気にさせるのも彼の魅力の一つなのだろう。岡部さんのすごいところは、その気が利くサービスはもちろんだが、出店場所のセンスだ。麹町のうすけぼーの隣というロケーションで繁盛店ができるとは素人には想像もつかなかった。メルヴェイユも日本橋の吉野寿司の隣というしぶい場所だ。ともに共通しているのは近所にまともなフレンチがないことと家賃が安いこと。経営者としてのセンスもしっかりしているのだと思う。結局4時頃まで食事していたので、夕食は軽く道場六三郎の鯛のお吸い物を使って簡単鯛そうめんでさっぱりの夕食。道場六三郎の鯛のお吸い物を少量のお湯で戻して後は冷水で薄めたスープとヒガシマルのぶっかけそうめんつゆで割ったスープに南高梅を入れて、冷したそうめんにぶっかけて食べたらこれがなかなかさっぱりして旨かった。今日はLucyも早く寝てくれたので、レンタルビデオ屋で借りてきたボーンスプレマシーを観た。このシリーズはなかなか脚本もよく面白い。このままシリーズ化していきそうな作りだった。アダムサンドラーのN.Y.式ハッピー・セラピーも借りたがこれは明日のお楽しみのつもりだったのだが、結局観てしまった(やべー観終わったら4時じゃん)。うーん、はっきり言ってイマイチの出来。アダムサンドラーは最近作品に恵まれてないなあとつくづく思う。私はアダムサンドラーの大ファンで特にウェディング・シンガーとビッグ・ダディーは大好きな作品だ。特にビッグ・ダディーはアダムサンドラーがニューヨーク大学のロースクール卒業生という設定になっていることから、母校の周りの懐かしいシーンが出てきたりしてそんな意味でも大好きな作品だ。イマイチ日本では人気がでないのでアダムサンドラーものは上映される期間が非常に短かったり映画館も少なかったりするのだが。。。レストラン・飲食店blogランキングに参加しています。クリックのご協力お願いします料理・グルメホームページランキングにも参加しています。こちらもクリックのご協力お願いします
2005.06.25
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昨日からフレンチモードだったのに結局どこも入れてもらえず、やむなく日本橋高島屋のフォーションへLucyと一緒に行く。サラダニース、フォアグラのゼリー寄せ、カニと帆立貝のアスピック、カニのムースキャベツ包み、平目とメークインのポワレを購入。どれもなかなか美味しいかったのが、特にカニと帆立貝のアスピック(さっぱりした食感と美味しいソース)とカニのムースキャベツ包み(キャベツがさっぱりした食感でソースも軽めで旨い)。久しぶりにピュリニーモンラッシェをあけたらマジで飲みすぎ。考えたら今日はLucyと一緒の初めての父の日だ。こんな酔っ払いでゴメンな、Lucy。この夏、我が家で流行っているのはシークァーサーのクラブソーダ割り。酸っぱさにソーダのシュワー感がたまらない。そしてデザートはヴィタメールのケーキ。モンブランはちょっと甘かったけれど、マンゴのケーキやフランボワのケーキゼフィールは素材の味がしっかりして美味しかった。料理・グルメblogランキングを確認!料理・グルメホームページランキングを確認!
2005.06.19
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今日も朝から鳥越祭りで賑やかだ。山車の太鼓やら子供神輿やら神輿やら。ベランダでLucyを抱いてみていた。Lucyもご機嫌でいい感じ。今日は晴れているので、そんじゃ屋台にでも行ってみるかと抱っこ紐(最近立て抱っこになっている)にLucyと一緒に屋台巡り。今年は中国風おやきが流行のようだ。ちょっとしょっぱく、皮の味もイマイチだったが。他に焼きそばとお好み焼きを買って家に戻る。思った以上に今日は日差しが強く我々もLucyもちょっとぐったり。それにしても屋台で選ぶのは難しい。今日買った焼きそばはウスターソースをかなりきかせたソース焼きそばでこれは結構美味しかったのだが、お好み焼きはアクセントに欠けハズレ。味見も出来ないしなあ。家に帰ったら疲れて3人でしばらくお昼寝。夕食は私はフレンチが食べたかったのだが、外出は嫌とのお答えだったのでやむなく日本橋高島屋で買い出しに出かける。フォーションで何か買おうかと思っていたのだが、今日はパ・マルのパイが残っていたので、パ・マル中心に組み立てることにした。鶏のコンフィとキャベツのパイ(840円)、豚バラと白インゲンのパイ(840円)、サーモンと帆立のパイ(840円)の3種類のパイを購入。パ・マルのパイは4月17日以来だ。更にストロバヤ(台東区西浅草2-15-8 03-3841-9025)のロールキャベツ(840円)とピロシキ(367円)&カレーピロシキ(315円)も購入。パ・マルのパイはどれも旨い。ちょっとした遊び心のある素材のマッチングも楽しい。ストロバヤのロールキャベツも相変わらず柔らかくやさしい味だ。ピロシキを含め全て旨かった。デザートには和菓子コーナーで鶴屋壽の嵐山 さ久ら餅(892円)と二條若狭屋のやき栗(840円)を購入。東京では桜餅と言えば長命寺の桜餅(墨田区向島5-1-14 03-3622-3266)がベストだと思うのだが、このさ久ら餅はもっと小さめのサイズで桜の葉の塩加減も良い。餡の甘さも控えめだが、個人的には長命寺の桜餅の方が好みに合っていた。二條若狭屋のやき栗は丸ごとの栗の周りを餡で覆い焼き目を付けたものでちょっと甘め。これはもういいかなって感じだった。料理・グルメblogランキングを確認!料理・グルメホームページランキングを確認!
2005.06.12
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今日は私の40歳の誕生日。とうとうこんな歳になってしまった。義母にLucyの面倒をみて留守番してもらって、妻と二人で久しぶりのランチ。どこに行こうかと悩んだのだけど、まだ行ってない店で真っ先に頭に浮かんだのがジョエル・ロブションだったので、ジョエル・ロブション(目黒区三田1-13-1恵比寿ガーデンプレイス内 03-5424-1338)に予約を入れておいた(予約を入れた後にレ・クレアシヨン・ド・ナリサワにも行ってないことを思い出してちょっと後悔したんだけど、その上さとなおさんと伊藤さんのブログでも評判良いし。)。改装してフォーシーズ経営になってから初めての利用だ。予約の時にシェフのアランが今もいるのかということと、壇崎さんが今はどこに移られたのかとか聞いたせいか、席もよく、そして一皿サービスされたり楽しく過ごさせてもらえた。ちなみにシェフのアランは私の友人のローレントがギーサヴォアのシェフだった際に学校を出たてでギーサヴォアに入ってきたそうで、レトワールの三鴨さんも良く知っているシェフだ。まずは内装について。タイユヴァン・ロブションの時代の内装はどうも安っぽく好きになれなかったのだが、新しい森田恭通のデザインの内装はスワロフスキーいっぱいで好き嫌いがわかれそう。ちなみに私はあまり好きではない。特にテーブルの上の花、特にピンクのゼリー状の物質がつめられた花瓶は、色合いが会わないような気がしたが、フロアーの色調、椅子の座り具合はいい。全般的には以前の店よりは良くはなっていると思う。7500円のコースメニューに魅力的なものがなかったので、アラカルトを選択。オープン当初はディナーでは35000円の20皿のコースしかないとの情報があり、そんなに食えるかと今まで行ってなかったのだが、今ではアラカルトも始めたらしい。ちなみにアラカルトメニューはランチ・ディナーとも現在は共通だそうだ。私は前菜でオシェトラキャビア 甲殻類のジュレになめらかなカリフラワーのクリーム(9000円 キャビアは上質だし、カリフラワーのクリームも、甲殻類のジュレもどれも旨いのだが、それぞれが旨すぎて疲れてしまう味。もう少しジュレを軽めの味にしてもらえるとよかった)、妻は活オマール海老 甘酸っぱい蕪のラヴィオル仕立てにナツメグとローズマリーの香り(8500円 オマールは上質だが、全般的に甘さが強すぎる。もう少し酸味をきかせてくれないと料理がぼやけて感じる)、次にシェフからのプレゼントとのことで新グリーンピースの香る軽いスープ なめらかなオニオンヌーボーのロワイヤルと共に(ちょっとパンチェッタのアクセントが効きすぎだが、スープ自体は美味しい)、メインとして私は子羊 パストラル風にローストし、ハーブのサラダを添えて(8000円 真空調理法で70度でじっくり火をいれたという子羊は香り豊かでしかも完璧なロゼの仕上がり。トリュフの香りといいこれは美味しい。本当に美味しい)、妻はブルターニュ産平目 香味野菜をのせ火を通し黒オリーブオイルの香り 花ズッキーニのフライを添えて(7500円 これはガスパチョを思わせるようなすがすがしい仕上がりで美味しい)。そして最も楽しみにしていたのはデザート。私はTATERU YOSHINOからジョエル・ロブションのオープンとともにうつられた成田さんのデザートのファンなのだ。彼はタイユヴァン ロブション、ピエールエルメ、エノテカピンキオーリやミクニといったレストランでパティシェとして名をはせている名パティシェだ。私は大好きなルバーブのデザート(2200円)妻はフレーズ(2200円)を選択。ルバーブは海外のフレンチだと必ずメニューに載っているのだがなぜか日本のフレンチではあまり見ない食材で、知り合いのシェフにはお願いだからルバーブをメニューに入れてと頼んだりしているんだけどイマイチ反応が悪い。デザートメニューにルバーブを見つけてしまった時点でデザートは決まった(そのためにアラカルトになったと言ってもいいくらいルバーブが食べたかった)。どちらも遊び心と計算がしっかり入ったすばらしい出来。やっぱり彼はすごい。初めて成田氏から色々なお話を聞くことができて大満足だった。前菜で多少不満が残っても尻上がりで料理のレベルが上がっていくと満足度が高まる良い例だと思う。メインが美味しく、デザートが完璧となると食後感の印象はかなり良くなる。グラスワインの質も高く、それほどの価格でもなく(2000円程度)かなりの満足度で過ごせた。フォーシーズの経営ということで、六本木のL'ATELIER de Joel Robuchonのチーフソムリエのようにアルコールのぬけたワインを今開けたてだと見え透いた嘘をつく(しかも、それならこれを飲んでくれと渡すとお客様がそこまで言うのなら取り替えますと言い放つ)常識ではありえないサービスなのではと心配したが、そんなこともなくかなり楽しい時間が過ごせた。成田さんがいる間はまた来ることだろう。内装はベージュ東京の方が断然いいが、料理は12月11日の日記に書いたとおりのベージュ東京より上だと思う。家に着いたのが4時過ぎになったが、Lucyは義母と2人きりでの5時間はちょっと勝手が違い疲れた様子。妹夫婦がクレモンフェラン(港区南麻布4-5-65広尾アーバンB1 03-3444-6944)でお誕生日ケーキを買ってもってきてくれた。苺のムースがいっぱいつまったケーキは甘さ控えめで美味しい。4本のローソクというのが複雑。妹の娘は10ヵ月になりつかまって立つことが出来るようになった。目がクリクリでいかにも女の子っぽく可愛らしい。生まれた直後はなついていたのだが、最近は目が合うと泣かれていたのに今日は抱いても手をつないでも泣かれないという歴史的な和解の日となった。これは大きな収穫だ。本当は一緒に食事をしたかったのだが、あまりに雨も激しいので妹夫婦は早々に帰っていってしまった。食事を作る元気もなく、天婦羅みやこし(台東区三筋2-5-10 03-3864-7374)に電話をして雨なんだけど出前お願いできます?とまた無理な注文。そして大丈夫ですよとありがたいお答えに甘えて家で天婦羅。Lucyと二人でちゃんと昼飯もとれなかったであろう義母も美味しい江戸前天婦羅を喜んでくれた。明日には義母も高知に帰ってしまう。Lucyが、かなりなついていただけにちょっと残念だ。今度はLucyと一緒に高知旅行というのもいいだろう。Lucyを連れての義父の墓参りもしてないし。料理・グルメblogランキングを確認!料理・グルメホームページランキングを確認!
2005.06.04
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青山周辺でミーティングだったので、久しぶりにル・カフェ・ベルトレ(港区北青山3-5-15ミヤヒロビルB1F 03-5412-8851)でランチ。クラブハウスサンドやチーズバーガーといったカフェメニューが特に美味しい。いっぱい過ぎるフライドポテトも旨い。あまりにわかりにくい場所なのでオープン当初はいつも貸切のような状態だったが、今日は結構入っていた。柳舘シェフの店では、ご本家のランスヤナギダテ(港区北青山3-10-13 03-3407-3538)よりもル・カフェ・ベルトレの方がずっと好きで、ランスヤナギダテは1度しか利用してないが、こちらは少なくとも5回以上利用している。昼飯を食べ損なって2時過ぎてしまった時なども通し営業なのでここなら食べられるところもいい。それにしても柳舘シェフの出店攻勢はすごい。ル・シャルボン(港区麻布台1-7-2サンケイビル1F 03-3560-1764)を出店したと思ったら、こんどは中華のJi-Qing 吉慶(港区北青山3-10-13 03-3498-8144)だそうだ。そんなに流行っているとは思えなかったんだが、どうやって資金調達しているんだろう。歳をとるごとに日々の過ぎ行く速度が速くなっていく。あっという間に30代も今日で終わりだ。料理・グルメblogランキングを確認!料理・グルメホームページランキングを確認!
2005.06.03
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深夜からDVDでLoversを観た。相変わらずの美しい色彩美とアイデアたっぷりの格闘シーンなのだが、ストーリー的にはあまりにチープな終わりかただった。朝からはTROYを観る。あまりにもたくさんのエキストラを使った戦争シーンが圧倒する。この手のギリシャ神話物は人物の名前が覚えられず苦労する。ストーリーはご存知のトロイの木馬の話で完結するのだが、そこに至るまでの話とかはちょっとお勉強って感じだった。夕食はオマージュ(台東区浅草4-43-4 03-3874-1552)の荒井シェフにお願いして、通常の営業開始時間より30分早く入れてもらってLucyのフレンチデビューとなった。ワインはヴェルジェ ピュリニー・モンラッシェ・レゾンセニエール1998年を持ち込ませてもらった。妻と一緒にレストランでフレンチを食べるのは3ヶ月ぶりで今日は朝からウキウキ。Lucyは私が抱っこ紐を揺らしている時は静かにしているのだが、抱っこ紐から出してころがらせると泣き出すので、アミューズの段階では何と私は立ちながら食べる羽目に(荒井シェフ本当にごめんなさい)。それでも10分位揺らしていたらLucyが寝てくれたので、他のお客さんが入りだした段階では私も椅子に座れてLucyもベンチシートの上で静かに寝てくれたので迷惑は最小限ですんだと思う。そして肝心の料理。最近はマスヒロ氏が色々なメディアで紹介していることもありかつてとは比較にならないほど混んでいるのだが、そうした経営の安定を原材料のレベルアップで還元しているようなすばらしい料理だった。前菜では人参のピューレを私は選択。人参のムースはマノアールダスティンの五十嵐シェフ、そして五十嵐シェフの下で働いたことのあるルブルギニオンの菊地シェフやシュマンの小玉シェフ等の店で食べられ、どちらかと言うと人参を感じさせないような美味しさでこれもまたすばらしく美味しいのだが、オマージュの人参のピューレは全くベクトルが違っていた。いかに人参の香りを引き出すかといった方向の料理で人参の香りが引き立っておりオマールやトマトのジュレとの相性も良く非常に美味しかった。メインでは鴨肉のカイエットフォアグラ入り(+630円)を選択。濃厚な赤ワインベースのソースと鴨肉のミンチで作られ網脂で形を整えられた丸いハンバーグのようなものの真ん中にとろける様なフォアグラがたっぷり入れられている。これまた旨い。デザートはチャイ風のアイスにマンゴーのソルベ、パッションフルーツのソース。これもまた旨い。このコースが3990円(+630円)という安さ。もちろんこれ一本ではなく、妻は前菜にオニオンのヌーベ、メインで舌平目のポアレ、デザートにフランボワーズのマカロン仕立てを選択しているし、前菜、メイン、デザートとも5品くらいから選べる。この安さ、そして美味しさ。Lucyもデザートあたりから目が覚めちょっとご機嫌斜めになってきたので、7時には退散したのだが、生き返るような美味しさ、そして楽しさだった。少なくとも1時間以上静かに寝ていてくれたLucyは本当に親孝行だし、荒井シェフはLucyを見て「可愛い可愛い」と何度も褒めてくれた。本当にいい奴だ。やっぱりレストランで食べるのはいい。特に妻と食べる料理は格別だ。充実したGWの締めくくりだった。料理・グルメblogランキングを確認!料理・グルメホームページランキングを確認!
2005.05.08
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天気がよかったのでちょっと歩いて東京レストランガイドで評価の高かったメゾンブランシュ(港区芝大門1-4-4 ノア芝大門ビル109-1 03-3432-1817)でランチ。店名の通り白を基調にしたシンプルな内装でカウンターとテーブルで20席弱。シェフと厨房兼サービスの女性の2名でオペレーションしている。牛肉の赤ワイン煮込み(1500円)をオーダーしようとしたら1日5人限定とのことでもう売り切れだったので、黒豚バラ肉のトマトソース煮込み(1200円)をオーダー。ベビーリーフのサラダと全粒粉パンが付いてくる。サラダはドレッシングのビネガーがきつすぎる印象。黒豚バラ肉のトマトソース煮込みは肉質があまり高くなくぱさついている上にちょっと臭みがある。この程度の肉質の豚肉を使うのならこんな軽いスープのようなトマトソースではなく香草を効かせたしっかりしたソースにした方がいい。ちなみに全粒粉パンは温めて出しており美味しい。フレンチレストランとしては標準のレベルに達していないが1200円程度の価格を考えればまともな部類ではあると思った。今日フルーツショップオザキさんからまたオーダーしていた徳谷トマトの7番が到着。徳谷トマトも5月一杯で終了だそうだ。後1、2回頼んだら今年も終わりかなと思う。今日はちょっとトマトの薀蓄。私が初めて徳谷トマトを知ったのは15年以上前のことだ。当時高知の実家に帰っていた妻(結婚する前だけど)が送ってきてくれたとんでもなく旨いトマト、それが徳谷トマトだった(ちなみに私の妹はこのトマトがきっかけでトマトが食べられるようになった)。おそらく高知の千疋屋といわれる堀田で送ってくれたのだろうから、とんでも高かったはずだ。当時はインターネットもまだ普及しておらずアクセスの方法も限られていたので、徳谷トマトはなかなか手に入らないものだった。妻に聞くとこの徳谷トマトがあまりに高価だったので、他はないかと色々試した。高知にいる義理の母に小粒のトマトを見つけたら農家の名前とともに送ってもらい色々味見をした。高知にも徳谷以外でも高糖度トマトを栽培している地域がある。徳谷の隣のあぞのトマト、南国市のまほろばトマト、春野周辺の諸木(もろぎ)トマト、日高辺りのシュガートマト等々。こうしたトマトはみなかなりレベルは高かったのだがそのなかでも徳谷トマトはダントツの味だった。一時期は春野の生産農家で比較的価格も安く(2kgで2000円程度)上質のトマトを生産している人を見つけて実際に見学に行かせてもらったりもしたし、知り合いの近所のレストランで取り扱ってもらったりもしたのだが、私がアメリカに留学していた2年の間に春野が水没したことのせいかどうかはわからないのだが連絡がつかなくなってしまった(信金を辞めてトマト作りを始めたという人だったのだが)。春野等の多くは水耕栽培であり、徳谷と比べると食べ終わった後の後味に差が出るような気がする。一時期は他地域で栽培されたフルーツトマトを徳谷トマトとして売っていたこともあったが、現在は原産地規制というかブランド管理が比較的しっかりされているように思う。徳谷トマトが栽培されている土地は作物に障害のある塩分を含んでいるため、農業に適さない土地と言われており、これが結果として根の発育を阻害したため、水分の吸い上げが少なくなって結果として濃度の高いトマトが出来たという偶然の産物だったそうだ。永田農法などは水を極力与えず人為的に同じような環境にして糖度を上げるのだが、ユニクロが一時期売っていた永田農法のトマトはかなり品質が安定していなかったしかなり栽培は困難なような気がする。熊本産の塩トマトも徳谷と同じような土壌だというので何度か農家から取り寄せたこともあったが品質が安定しておらず、味の深みも徳谷には遠く及ばなかった。徳谷の中でもやはり生産者番号7番(確か中沢さんと言う方だったと思う)の徳谷トマトが甘味と酸味のバランスが一番良く、はずれがないと私は思う。高知市の日曜市にフルーツショップオザキさんが出店されているので高知に行かれる機会が3月から5月までの間にあった場合は是非一度訪ねられてそれぞれの生産者の徳谷トマトの味見を一度されることをお薦めする。同じ徳谷トマトでも味だけでなく食感もそれぞれの生産者でかなり幅があることにびっくりすると思う。逆にこれだけ差があったら生産者番号を指定しないで買うリスクということも認識されると思う。また日曜市では、まほろばやもろぎ、あぞのを専門に扱っている店の出店もあるので試食をして歩いて徳谷トマトとの差を確認するのもトマト好きにはたまらない楽しさだと思う。料理・グルメblogランキングを確認!料理・グルメホームページランキングを確認!
2005.04.22
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昼過ぎにLucyと一緒にアカチャンホンポへお買い物。私用の抱っこ紐をとうとうゲット。いくつかのおもちゃと洋服を買って早々に帰宅。Lucyは泣かずにおりこうにしていた。えらい!とりあえず、一度家に戻ってから私だけ再度買い出しに外出。高島屋に向かう。昨日は三越でイマイチの品揃えのなかでの選択だったが、今日はちょっと買いすぎてしまった。まず、ストロバヤ(台東区西浅草2-15-8 03-3841-9025)のキャベツロール(840円)とカレーピロシキ(315円)をゲット。このキャベツロールは酸味がきいた柔らかく仕上がったキャベツロールで美味しい。カレーピロシキも上出来だった。あわせてパマルの新作、ハムペーストのパイ、アンズのパイ、苺のパイを購入。ハムペーストのパイは玉子ハムサンドのようなパイで美味しい。アンズのパイは酸味が効いて美味しく、苺のパイは普通っていう印象だった。また、北島精肉店(荒川区西日暮里1-41-3)のメンチカツサンド(4切れ 630円)も購入。この金メダル北島メンチカツサンドは典型的な肉屋のメンチカツって感じだがパンは上質で期待していなかっただけに結構いけた。そして、フォーションに場所を移し、キノコのキッシュ(735円)、鴨のテリーヌ(525円)、鶏肉のムース(682円)を購入。フォーションについては前回初めて利用して以来非常に評価が高まっている。今回買った3品も充分満足できる出来で特に鶏肉のムース旨し。そして、8Fの催事場に出店していた大好物の花月(文京区湯島3-39-6 03-3831-9762)のかりんとう(630円)をゲット。花月のかりんとうが食べたくて毎週自転車で買いに行こうと思いながらもいけずじまいだったので本当に嬉しい。光沢溢れた美しい花月のかりんとうは普通のかりんとうとは全く異なるものであるがこのかりんとうは本当に旨いのだ。 さらに龍華(中央区東日本橋2-16-7 ANNI東口本橋ビル2F 03-3851-0616)のマンゴー杏仁豆腐(273円)とやわらか杏仁豆腐(252円)を購入。この龍華って家の近所なのに全く存在を知らなかった。やわらか杏仁豆腐はなかなか美味。マンゴー杏仁豆腐は、福臨門のマンゴープリンと比べるとコクが足りなく、ゼラチンが多めであるが、逆にサッパリした食感を狙っているのかもしれない。これはこれで美味しいと思った。メニューを見る限り価格も手頃で家からも近いので一度利用してみようと思った。料理・グルメblogランキングを確認!料理・グルメホームページランキングを確認!
2005.04.17
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午前中恵比寿でミーティングだったので、三鴨シェフに電話してル・レストラン・ドゥ・レトワール(渋谷区恵比寿1-14-8ベル・ツリー恵比寿1F 03-3473-1026)でランチ。あの三鴨シェフが従来のフレンチのコースではなく、1000円程度のパスタランチを始めたと業界でも噂になっているのだが(実際私も複数人のシェフから聞かされていた)、実は三鴨シェフは元々スタートがイタリアンだったという事実はほとんど知られていないようだ。私はパスタではなく10食限定と言うビーフストロガノフとフレンチピラフ(1100円)を選択。ワインの効いた丁寧につくられたビーフストロガノフはさすがに非常に美味しいが、三鴨シェフのフランス直輸入のガツンとくるフレンチの大ファンなだけに、きっとそんな彼の実力も認識してないであろうおじさんだらけの客層がちょっと悲しく感じてしまう。こういう料理も美味しいがやっぱり三鴨シェフのちゃんとしたフレンチを食べたい。彼のレンズ豆とアカザ海老のスープやビスクの美味しさ、そしてジビエの季節のロワイヤルの旨さ等、東京でも舌の記憶に残る料理を作れる数少ないシェフなのだから。夕食は、Lucyが静かにしている間に簡単にカルボナーラ。冷凍なので香りは落ちるが常備してあるトリュフのみじん切りを混ぜて食べる我が家のカルボナーラはやっぱり美味しい。そして水牛のモッツアレラと徳谷トマト7番でつくるカプレーゼは至高の美味しさだわ、やっぱ。料理・グルメblogランキングを確認!料理・グルメホームページランキングを確認!
2005.04.14
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高島屋で夕食の買出しに。B1Fのフォーションをチェック。鴨のサラダ、魚介のテリーヌ、サーモンの詰め物マスタードソース、舌平目のブレゼ帆立マッシュルーム包みを購入。トータルで3780円。結構安い。味も思っていた以上によかった。鴨のサラダははずれがないのは明らかなのだが、魚介のテリーヌも、持ち帰りを前提にしているのでちょっとゼラチンが強めだが軽めの味付けでサーモンの味を生かし非常に仕上がっている。サーモンの詰め物マスタードソースもソースはホワイトソースに粒マスタード、白ワインを入れてアルコールを飛ばしたオーソドックスなソース(一人暮らしのときよくつくった懐かしい味)ゆえ、はずれようもなく、これも軽めな味付けで美味しい。舌平目のブレゼ帆立マッシュルーム包みもクリーム系のソースの割には軽く仕上がっており上出来。お好みでフルールドセルを一振りしてくださいという味付けになっているが、下手なレストランよりはずれが無かった。今後利用が増えよう。デザートとして、期間限定で出ていたアンジュ(横浜市青葉区青葉台2-26-1スクエアハイツ1-C 045-988-5527)で和三盆のシュークリームと黒ゴマのシュークリームを購入。クリームの味は悪くないし、アイデアも悪くは無いと思うのだがシュー皮の味とバランスがイマイチ。シュークリームって実は難しいものなんだって実感した。もう一品、まめや(山形市旅篭町2-1-40 023-623-0554)の元祖冨貴豆(630円)を見つけて購入。まめやの元祖冨貴豆もシンプルな味だが和菓子の傑作の一つだと思う。山形に親戚がいたためかどうか記憶が定かではないが子供の頃からよく食べていた。食べだすと止まらない後を引く程よい甘さの加減がたまらない。普段はベビーバスでLucyを沐浴させているのだが、今日から同じ湯船で入浴。Lucyと裸の付き合いってやつだ。泣き叫ぶことも無く気持ち良そうに風呂に入ってくれた。本当にかわいい。最近だいぶ視力が出てきた感じなので妻の許しを得ておもちゃを購入しようと楽天のウィンドーショッピング。妻が見つけたSassyのおもちゃがポップで我が家のデコレーションにも合うのでやなどSassyのグッズを数品購入。今から届くのが楽しみ。クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.04.09
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仕事で九段下界隈でランチとなった。名前がLucyに似ていたからではないがLuce(千代田区飯田橋1-7-4 03-3222-0011)に5分待ちで入店。昼は結構繁盛しているようだ。ローストポーク(1150円)を選択。グレービーソースは悪くないのだが、肝心のローストポークがぱさつき気味で、肉質がイマイチだった。クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.04.07
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昨年の12月にテナントの入れ替えで入店したChef's V(千代田区丸の内2-4-1丸ビル5F 03-5288-9005)を初めて利用。Chef's Vはヒューリブという会社の経営で二子玉川、恵比寿ガーデンプレイス、田園調布、たまプラーザに展開している。シェフがつくるVegetable野菜たちというサブタイトルがついたレストランだが、メニューを見ると刺身丼だったり、魚プレートだったり、あれれれって感じ。魚プレート(1800円)を選択。ごく普通のカップスープがでてきて、五穀米と鯛のポアレが出てきた。魚にはドライトマトが挟まれており、塩分軽めの味付けを補っているのだが、肝心の付け合せの野菜がごく普通の味の薄い野菜にすぎない。最近は野菜を売り物にしたレストランが増えている。以前は駒澤大学のラターブルドコンマ(未往訪)ぐらいだったが、ウィンザーホテル洞爺のミッシェルブラスは野菜のガルグイユがシグニチャーメニューだし、本郷のSASAOも極めて上質な野菜を使っている。日本料理では銀座の六雁では野菜のコースを提供しているし、最近ではホリエモンがよく出没するという南青山のGOKAKU(未往訪)も野菜料理の店だ。これらの店に限らず、一定レベルのレストランで使用されている野菜の質はかなり高くなっているというのに、「シェフがつくるVegetable野菜たち」というサブタイトルをつけながらこの野菜は何よって感じだった。食べた印象では1800円の魚プレートの原価率は25%というところ。丸ビルという高い家賃の商業ビルゆえ仕方ないのかもしれなが、割高感を感じざるを得ない。何よりコンセプトと実際のメニューのギャップが気になる店であった。クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.04.05
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今日は朝から横浜方面。午後のアポも横浜近郊だったので、コートダジュール ミクニズ(横浜市西区高島2-19-12 スカイビル29階 045-442-0430)でランチ。30分程度で料理を出してくれと無理を言って1575円のスープ、メイン、デザートのコースをオーダー。11時半から女性でいっぱいだった。スープはおいしかったが、メインは牛タンの煮込みはちょっと手抜きって感じ。特に添えてあったマッシュポテトが水っぽく旨くない。デザートはチョコレートが濃厚で美味しい。1575円というのは価格相応のレベル。30分以内にちゃんと終わらせてくれたのは立派。三國シェフも汐留の店を閉め、JRとの蜜月も終わった感じでターニングポイントを迎えているような印象。相変わらずJRと組んでやっている回転寿司もどうよって感じだし、アズカフェにしろこのコートダジュールミクニズにしろ、デフュージョンの作り方がイマイチなところがひらまつの利益率との差なんだろうと思う。クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.03.15
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お客さんとオーグードゥジュールメルヴェイユ(中央区日本橋3-8-13 03-6202-1991)でランチ。野菜と蟹の前菜はもちろん、鯛を使ったメインがなかなかの出来。2800円(税サ込み)のランチはかなりの充実感がある。久しぶりのフレンチは元気にしてくれる。妻と一緒にはしばらく来れないので、今度は土日にテリーヌや煮込みを持ち帰りさせてもらえるよう松本シェフと糸沢支配人とただいま交渉中。夕飯は、秀鮨(台東区小島2-15-1 03-3865-7857)に出前をお願いした。この秀鮨は、以前天婦羅みやこし(台東区三筋2-5-10 03-3864-7374)の宮腰さんに紹介してもらった店。宮越さんとは幼稚園からの知り合いとかで、第三春美の長山さんとも鳥越神社の神輿仲間らしい。お店にも一度伺ったことがあるが、浅草の松波まではいかないものの接待にも使えるような結構おしゃれな内装で、小ぶりな握りのレベルも悪くないわりに価格も手頃でいい店なのだが、こうしたちゃんとした店も出前してくれるところが下町の良い所。特上握り、太巻き、鉄火巻き、穴きゅう巻きで5400円。二人で食べても結構腹いっぱいだし、出前というハンデにもかかわらず丁寧な仕事でなかなか美味だった。クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.03.10
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先日オーダーした徳谷トマト52番が届いた。7番以外の徳谷は久しぶり。52番は充分美味しいが7番と比較するとバランスの意味でちょっと落ちる気がする。今は徳谷トマトの出始めなのでこれからどんどん美味しくなっていくのが楽しみ。今日は、一番上の義理の兄の家族がLucyを見に来てくれたり、義理の母が家に帰ったり、私の妹夫婦がまだ8ヶ月の姪を連れてきたり盛りだくさん。夕食は、結局オマージュ(台東区4-43-4 03-3874-1552)の荒井シェフにお願いの電話。私「あのー、やっぱフレンチ食べたくて、何か持ち帰れるものあります?」荒井シェフ「自家製のハムとかパテとかどうです?」私「スープはどう?」荒井シェフ「いいですよ。」私「肉とかも食べたいなあ」荒井シェフ「鴨のコンフィーだったらいいですよ」私「(小躍りしながら)まじですか。後で取りに行きます。」ってことで、妹夫婦含めて我が家でフレンチってことに。今日届いた徳谷トマトとベビーリーフのサラダ以外は、オマージュ自家製のハム、田舎風のパテ、人参のポタージュ。鴨のコンフィーは、多めのオリーブオイルでフライパンで焼いてから、ポメリーのマスタードで。オマージュ自家製のパンも付けてくれていた。どれも旨かーーー。デザートでは妹夫婦がクレモンフェランのケーキを買ってきてくれたので充実した夕食。ちょっとフレンチ禁断症状がでてたんで、荒井シェフの親切が本当に嬉しかった。今日は、妻の指導をうけながら、Lucyの沐浴。私も赤ん坊の頃風呂の気配を感じただけで泣き叫んだそうだが、Lucyもそっちの方向らしく、手足をバタバタさせながらあばれるが、これはこれで楽しい。Lucyも私も日々是精進。読んだ後にはクリックお願い! 人気blogランキング読んだ後にはクリックお願い! ホームページランキング
2005.02.27
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ラーメンが食べたくなり、昼に一風堂上野広小路店(台東区上野3-17-5 03-5807-2772)へ。一風堂は博多ラーメンの店で、今年の1月3日にオープンしたばかり。しかも旭川ラーメンの山頭火の隣に出店というなかなか挑発的な出店だ。店の外には行列ができているが、かなり回転は早そうなので待つ。10分程度で店内に入れた。思った以上に広い。私が赤丸新味煮卵付き(850円)、妻が白丸元味煮卵付き(750円)をオーダー。加えて餃子(420円)を1枚。テーブルの上に置かれた無料のもやしと高菜が旨い。肝心のラーメンはというと、赤丸はまあまあって感じ。コクと深みが赤丸の売りらしいのだが、その方向にいくと、東京も豚骨醤油系が増えているので、あまり独自性が感じられなくなってしまうのかもしれない。それに比べて、白丸はあっさりしていて美味しい。こちらの方が私的には好み。餃子もさっぱりしている。上野広小路に昼時に来れたので、ここ数ヶ月の課題のうさぎやのどら焼きを買いにうさぎや(台東区上野1-10-10 03-3831-6195 http://www.tctv.ne.jp/usagiya/)へ。いつも来るのが夕方になってしまい売り切れちゃっているため、思いはつのる一方だったのだ。うさぎやのどら焼きは間違いなく一番だ。あんの上品な甘さといい、皮の味といい、その両者のバランスといい最高。うさぎやの名前の店はいくつか東京に存在しどこのどら焼きも美味しいのだが、やはりここのうさぎやが最高。私の亡くなった母は、うさぎやのどら焼きと言うと目の色が変わるほど好物だった。この後、三越に場所を移す。三越新館でいつも行列が出来ているバームクーヘン屋のカフェ CLUB HARIE B-STUDIO(中央区日本橋室町1-4-1 三越新館B1 03-5205-1080)でバームクーヘンセット(950円)をオーダー。バームクーヘンを製造する工程を見せながら焼き立てのバームクーヘンを売っている店にも行列が出来ているし、そのバームクーヘンを食べさせてくれるこのカフェもいつも行列が出来ている。ここの名前は三越新館が出来るまで知らなかったのであるが、近江八幡の会社のようだ。出てきたバームクーヘンは、柔らかいカステラのような食感で、まあ一度食べればいいかなって感じ。このオペレーションは極めて利益率が高いだろうと推測できる。このカフェはケーキはバームクーヘンだけなので、ロス率は低いし、バームクーヘンは粉と卵と砂糖だけだろうから、原価率は低いし季節要因による仕入れ原価の変動も少ない。スタッフはコーヒーと紅茶以外はバームクーヘンを切って出すだけだからアルバイトで対応可能。26席で客単価1000円、平均滞在時間30分なので日商40万、原価率10%程度、アルバイト5人でF/L後粗利益31万って感じだ。家賃として売り上げ歩合で15%位取られて家賃後粗利益25万/1日。隣の物販の行列と相乗効果でぼろ儲け。単品商売のこれがオイシサなんだろう。夕食はトンカツでも食べに行こうかと言っていたのだが、高島屋の食品売り場をウロウロしていたら、パマルのパイが売っていた。びっくり。パマルはアピシウスの元料理長である高橋徳男さんがはじめた店。六本木ヒルズはちゃんとしたレストランになっているが、1号店であるパマル(千代田区鍛治町1-5-3泰成ビル1F 03-3254-2320)は、パイとスープのテークアウト専門店(立食用のテーブルも一応ある)。この店は土日休みだったこともあり、なかなかここのパイは手に入らないってイメージだったのだが、まだいっぱい在庫があったので急遽持ち帰り飯に変更。若鶏のパイ(800円)、茄子ミートのパイ(800円)、牡蠣のパイ(800円)の全種類を購入。このコーナーには他にも浅草のストロバヤ(台東区西浅草2-15-8 03-3841-9025)のロールキャベツ(800円)、カレーピロシキ(300円)も魅力的だったので迷わず購入。それじゃサラダでも作るかと高知のフルーツトマト(小玉3個498円)と水牛のモッツアレラ(924円) を購入して帰宅。オーブンでパイを温め、付いていたソースを湯煎し、ロールキャベツは電子レンジでチンして、カプレーゼとともに食す。これが全部旨い。3種類のパイはどれも美味しく、とりわけ牡蠣のパイは入れ味の良いラギオールのナイフを入れた途端に香りが立ち込める。若鶏のパイは香ばしく、茄子ミートのパイは懐かしい味だ。それぞれについてきたソースも旨い。アピシウスで4800円で提供していた料理を800円で提供していると言うだけのことはある旨さ。売れ残っていることが不思議だが、これだけ毎週のように高島屋に行っている我々も今日まで売ってることを知らなかったのだから、誰も存在を知らないのかもしれない。子供が出来たらしばらく外食は出来ないのでしばらくは知られないままいて欲しい(とか言いながらここに書いてどうする)。そしてストロバヤのロールキャベツとカレーピロシキ。ストロバヤはマノスとともに浅草を代表するロシア料理の有名店。このロールキャベツはトマトソースをベースにしたやさしく温かい味で美味しいし、カレーピロシキも絶品だ。高知のフルーツトマトも、だいぶ糖度が上がってきており、オリーブオイルとフルールドセルと粒胡椒でシンプルに味付けたカプレーゼもなかなか美味しく(原価で1700円もかけてどうする)、なかなか満足の夕食となった。楽天で購入してから一度も使っていなかったラギオールのナイフの切れ味も良かったし。食後のデザートは一保堂のいり番茶でうさぎやのどら焼き。至福の時。クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.02.13
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昨日のル・クープシューの雰囲気が子供の頃よく行っていた銀座のステーキ屋(名前も場所ももうわからないけど)に似ていて、どうしてもステーキ屋さんに行きたくなってしまった。そんなこんなで今日はちょっと早めの8時には家に帰ってきて、以前から気になっていたレストランカタヤマ(墨田区東向島4-2-6 03-3610-1500 http://dabintyo.com/index.html)へ。このレストランは前沢牛とオージービーフのステーキを中心にした洋食屋さん。私は脂肪の少ない肉をガッツンっていう気分だったので穀物飼育のオージービーフ300gの駄敏丁カット(この店が特許取得したカット方式とのことでランプを丁寧に筋、脂肪を取り除き、分厚いけど柔らかく仕上げている 2100円 サラダ、味噌汁、ライス付き)をオーダー。ソースも美味しく、鉄板にのって供される。3cmぐらいある厚さといい昔のステーキ屋のステーキって感じ。しつこ過ぎず、ガンガン食える。妻は特選オムライステーキ100g(オムライスとA5クラスの和牛のランプ100g 3680円 サラダ、味噌汁付き)をオーダー。この肉良すぎる。柔らかく、ジューシーで甘く旨いのだが、旨すぎてあまり量は食べられないのではないか。100g程度で充分だ。オムライスはシンプルで美味しい。この店安くて美味しい。ファミレスのような店造りで、フライやグラタン、ハンバーグといったメニューもあり、実際子連れのお客さんが多い。予約は出来ないため、休日は行列になっているとの事。このクオリティーなら当然のことだろう。良い店だった。クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.02.07
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東急ハンズで買い物をしようと新宿ステーションモールへ。茶語アラン・チャン・ティールーム(渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 新宿タカシマヤ6F 03-5361-1380)でちょっと休憩。お茶の種類が充実しているがお茶自体は高めの価格設定。その一方、わずか380円プラスでケーキ3種類がワゴンから選べるのはお得感がある。ケーキも結構美味しかった。新宿での夕食はあまり選択が無い。最近はオステリアヴィンチェロ(新宿区新宿5-1-13 MOAビル1F 03-5367-1967)の利用が多いのだが、昨年の12月に大人の食べ歩き(http://allabout.co.jp/gourmet/eatout/closeup/CU20041213A/index.htm)で伊藤さんが紹介していた彩蕎庵 吉遊(新宿区新宿3-30-11 新宿高野第2ビルB1 03-3353-0205)にしようと何度も電話するのだが誰も出てこない。日曜営業とぐるなびに書いてあったんだけどどうしちゃったのかしら。どうしようかと迷い、急遽思いついたのがル・クープシュー(新宿区西新宿1-15-7 西口ライフビル 03-3348-1610)。10年以上前によく行っていたフレンチビストロだ。特に理由は無いのだが、7年以上ご無沙汰していた。電話するとまだ席があるとの事だったので久しぶりだねーと妻と話しながら来店。店に入ると時代を感じさせる落ち着いた内装が7年前と同じ姿でそこにあった。白い壁が時間の経過とともに灰色がかり、深紅のベンチシートのへたり方が何ともいえない味わいを出している。本当に変わっていない。サービスをしているオーナーに話を聞くとオープンしてもう30年になるのだそう。コースは3500円から。我々は4500円のコース(前菜、スープ、メイン、デザート、コーヒー)を選択。前菜ではこちらの名物ウニグラタン、スープは野菜のポタージュ、メインではオマール海老、デザートでフロマージュブランを選択。シェフが変わったらしく、メニューも変わり味も、7年前と比べてちょっと落ちている。ウニグラタンの味の決まり具合も、メインのオマール海老はこの価格ではしょうがないのだがジューシーさに欠けていた。妻が選んだ子羊のローストはソースがちょっとずれた感じ。この雰囲気に合うのはオーソドックスな香草焼きのマスタードソースだと思うのは私だけか。それに加え、例えばパリパリのジャガイモで包んだ肉料理とかここの名物というか好きだった料理がなくなってしまっている。ちょっと残念。無理してオマール海老など出さずに、安めの食材で手間をかける昔の料理に戻って欲しいと思った。でもこの店の雰囲気はかなり好き。店の周りの雰囲気とのギャップも楽しい。クリックお願い! 人気blogランキングクリックお願い! ホームページランキング
2005.02.06
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浜松町界隈の探索。ビストロてぬきやだいもん(港区芝大門1-16-5 03-5472-3346)でランチ。ビストロって言うのにイタリアの国旗が掲げられているのが不思議。大門駅のA4出口の上に建ったビルの2階で結構にぎわっている。1000円のランチは数種類のパスタ、ビーフシチュー等から選べて、サラダにフリードリンクが付く。私が選んだのはビーフシチュー。肉の筋が一部未処理だったりするのだが、肉自体は時間をかけて柔らかく仕上げている。デミグラス自体はおそらく市販のデミグラスをベースに手を加えたものだと思うが(てぬきやって名前だから文句は言えないが)、ちょっと甘めだったけれど、全般的にはまあまあの部類だった。置いてあった夜の宴会メニューを見ると、鍋のコースだとか、完全に居酒屋メニューでどこがビストロなんだろうと思える内容だった。本当に不思議な店だ。
2005.02.03
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今日も寒いので、貿易センタービルの開拓。今日はあおしま(浜松町2-4-1貿易センタービルB1 03-3432-8147)で煮込みハンバーグ(1000円)をオーダー。煮込みハンバーグと言えばつばめグリル。つばめグリルはデミグラスのソースが美味しいのだが、こちらはラタトゥイユのようなちょっと軽めなソースだった。鉄板の上で出てくるスタイルも懐かしく、結構満足だった。夜はお客さんとオーグードゥジュールメルヴェイユ(中央区日本橋3-8-13 03-6202-1991)で夕食。メニューがかなりかわっており、ベーコンのブランマンジェ、アスパラガスのクーリがなくなり、海老のブランマンジェ、菜の花のクーリになっていたがこれも美味しい。蟹とウニに甲殻類のジュレもまた旨し。メインでは久しぶりに子羊の燻製を選択。これもまた旨し。デザートではフルーツにライチのゼリー、これも美味しい。やはり、ここは旨い。松本一平シェフは才能溢れている。そして、糸沢さんのサービスも楽しいし、糸沢さんに選んでもらったシャサーニュモンラッシェも旨く、グラスの赤ワインも上出来。今日も大満足であった。
2005.01.31
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昼はあまり時間がなかったので、貿易センタービルのサンドイッチハウスグルメ(港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルB1F 03-3435-5458)で茄子とミートソースのオムライス&サンドイッチセット(930円)を食べる。今まで知らなかったが、この店はうどんのグルメ杵屋の経営らしい。グルメ杵屋にはうどん店以外もそばのそじ坊、オムレツのロムレットの業態があるようだ。食べた結果はうーんイマイチ。茄子とミートソースは全く深みが無くて、これならケチャップかけてもらった方が数倍良いって感じだった。夕食は、麻布から六本木に移転したトレフミヤモト(港区六本木7-17-20 名泉ビル1F 03-5772-7755)で。友里征耶さんのホームページで(http://www.9393.co.jp/tomosato/kako_tomosato/2004/04_1118_tomosato.html)宮本さんの店が閉店とガセネタが書かれていたので彼に移転しただけですよとメールしたのが11月18日(どうして彼は何も確認しないで書き散らすのか本当に不思議)。お店から移転の知らせはいただいていたのだが、宮本さんの料理は本当に久しぶり。彼の料理は麻布のクリニャンクールという店をやっていたころから食べているのだが、その後、東銀座にトレフミヤモトとして移転してわずか1ヶ月程度で共同経営者ともめて手を引いて麻布に移転。元美容室だったと言う店で2000年からトレフミヤモトとして営業、そして2004年の10月に今の店に移転という経緯。ホイチョイのいい店やれる店ではナンでこんな場所に移ったのかと酷評されていたが、私的には駅から近くなって便利になって嬉しい限り。場所は六本木ヒルズ向かいのampmの横の細い路(近くには創作料理のICHII、青柳出身の人がやっている龍吟という日本料理屋がある)沿いにある。宮本さんはやりたかったというテラスのある店だ。ホームページの絵を見ると(http://www.3fff-miyamoto.com/index.html)なんだか菊地シェフのルブルギニオンのような雰囲気に見えるが、内装は結構落ち着いた雰囲気で私は悪くないと思った。料理は6500円のコースを選択。アミューズの一皿はスモークサーモンをはじめとする8種類の一口サイズの料理、前菜は3種類で、てんとう虫に仕上げたずわい蟹と帆立貝のブランダード 赤ピーマンのクーリ(見た目がかわいらしく、味は軽め)、フォアグラとトリュフの一口コロッケ(宮本シェフと言えばこれ!トリュフとフォアグラが溶けて熱々のコロッケは小籠包のようにすすって食べるんだけどやっぱ旨い!)、白子のムニエル(やっぱこの季節は白子でしょって感じ)、メインでは+1000円の追加料金でアラカルトメニューからフランス産鴨のフォアグラのポワレ トリュフソースに変えてもらったが正解。やっぱ旨いわー。パンも美味しい。天然酵母のパンが6種類から選べて、ちゃんと温めてから提供してくれる(クリニャンクールの時代はエシレの発酵バターが無料だったのだが、さすがにそれはなくなった。)。そしてリンゴのデザート。グラスでマコンヴィラージュの白(800円X2)を、そして赤で2000年のVolney(7800円)をオーダーしてもう食べきれないくらいになって2人で29000円。充分満足。料理も美味しいし個人的には好きな店だが、店はガラガラで我々を含めて客は5人しかいなかった。是非頑張ってほしい。そして〆は久しぶりのマッサージ。六本木駅近くの台湾マッサージ順順(港区六本木7-14-11 9F(1Fファーストキッチン)03-3475-0610)で60分全身マッサージ。夏頃に経営者が変わってからしばらくここには来てなかった。inc6のクーポン(http://www.inc6.com/website/pc/cate/search_result3_1.html)を使って60分5000円で夢心地になっていやー気持ち良かった。旨い飯食って、マッサージってのは生きてて良かったと思える瞬間でやんす。
2005.01.20
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昼にはお客さんと日本橋の吉野鮨本店(東京都中央区日本橋3-8-11 03-3274-3001)でちらし寿司(大 2310円)を食す。ほたてや穴子をあぶってあったり、マグロもこの価格にしては極めてハイレベル。酢飯の加減もよい。そして何よりもすばらしいのは所謂きまりものと言われるにぎりやちらしのオーダーがきわめて自然にできる敷居の低さだと思う。屋台からはじまったすし屋の歴史を忠実に守る極めて気持ちいい店だあった。夜はお客さんにまっくろう(港区六本木5-16-8エジックハイツB1 03-3586-0960)でご馳走になる。隠れ家のような店で内装は歴史を感じさせる。オーナーはウシオ電機のオーナーらしい。そうした背景を反映してか、箸で食べるしかも日本食のような軽いフレンチである。前菜が5皿程度にメインでアワビのソテー肝ソースのような伝統的な料理が食べられる。身体に優しそうなおじさん向けフレンチの価格はかなり高めらしい。
2005.01.18
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昨日の寒さのせいか、妻の体調がイマイチでずっと家で過ごす。そもそもの計画では上野の国立博物館の唐招提寺展で鑑真和上像を観て心が洗われる気分になってから新聞屋さんにもらったただ券で錦糸町に映画観に行こうって言ってたんだけど。私は昨日テレビでやっていたオーシャンズ11の録画(やっぱこっちを観てからオーシャンズ12を観ればよかった)を観たりしてだらだら過ごす。夕方を過ぎて妻がだいぶ体調が戻ったと言うので、久しぶりに家から歩いていけるビストロカンパーニュ(台東区蔵前4-20-9塩川ビル1F 03-3866-3202)で夕食。ビストロカンパーニュは、約4年前我々が今の家に引っ越してきた日の初めての夜に夕食を食べたある意味想い出のレストランで、いい街に越してきたと実感させてくれたレストランである。ビストロらしくポーションも大きめなので我々はいつも前菜+メイン+デザートの2800円(まじ安でしょ!)にしている。前菜もメインもデザートも約10種類程度から選択できるのもこの店の強み。私はここの煮込み料理が特に好きで、今日は妻が前菜で鶏レバーのパテ、私が牡蠣のグラタンを、メインでは妻がビーフストロガノフ、私が豚肉のスペアリブのベルギービール煮込み、デザートではクレープのバニラアイス添えとレアチーズのムースを選択。どれもほのぼのした美味しさだ。私は白のグラスワイン(800円)を妻がオレンジジュースを飲み、そしてしめにカフェオレ(500円)を1杯ずついただいて二人で8200円。相変わらずのコストパフォーマンスの高さ。この近辺のレストランは自宅の1階でないともたないと言われているのだが、このレストランも自社ビルの1階(まだ40歳前半のオーナーである塩川さんの話だと、おじいさんの代も食堂だったそうだ。)。内装もフランスのビストロを忠実に再現したような白壁のすすけ方といい、椅子の質感といい本当に趣味がいい。唯一残念なのは1年前まではフロアーに立っていたオーナーの塩川さんが厨房に復活しているため、あまり話が出来なくなったこと。満足満足の夕食だった。
2005.01.16
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鴎外荘で古式檜風呂の朝風呂に入ってからチェックアウト。久しぶりに根津、千駄木、谷中方面へ歩く。次から次へと昔の店がマンションに変わっている。千駄木の駅前にあった大学イモ屋さんがなくなっていたことにショックをうける。いせ辰や、菊見煎餅といった懐かしい風景を眺めながら三崎坂を上がって、乱歩(台東区谷中2-9-14 03-3828-9494)という喫茶店で一休み。猫とマイルスデービスが印象的な喫茶店だったが、妻が谷中に住んでいた84年から88年にはなかった店だと思う。懐かしくなって、三崎坂をもう少し上がり彼女の昔の下宿がまだあるかを確かめに行くとまだあったことにびっくり。トタン屋根で小雨でも嵐のようにうるさい下宿だったのに。上野桜木まで歩いてから、タクシーで千束方面へ向かう。土曜日のアド街で紹介されていたデンキヤホール(台東区浅草4-20-3 03-3875-2987)が気になってしょうがなかったからだ。着いてみるとテレビの影響か、店はいっぱい。元祖オム巻き(600円)とカレーライス(600円)とゆであずき(450円)をオーダーしたのだが、慣れない混み具合のせいか待たされること1時間。両サイドにヘビースモーカーに挟まれ辛かった。出てきたオム巻きは焼きそばを薄焼き玉子で包んだものなのだが、味にアクセントが足りない。だから七味などが一緒に置かれたのだろうと納得。カレーライスは半熟の目玉焼きがご飯にのせられてでてくるのだが、学食の味って感じだ。ゆであずきはちょっと甘いがしつこすぎず、上出来の部類だった。店を出る前に同じくアド街で気になった大学イモの松葉の場所を店の人に教えてもらう。アド街で紹介されていた松葉(台東区浅草5-10-1 03-3872-3386)のちょっと皮を残した大振りの大学イモや、出ていたおじいちゃんの眼鏡や、黄色に赤い文字の看板の感じが千駄木駅前にあった大学イモ屋さんにそっくりだったので気になっていたのだ。店にたどり着くと見覚えのあるおじいちゃんが奥の座敷で寝っころがっていた。大学イモはもう売り切れとのことだったが、おじいちゃんに千駄木のお店と関係あるのか聞いてみたら、千駄木はここの支店だったとのこと。身体もきついので5-6年前に千駄木店は店じまいしたのだそうだ。おじいちゃんは1月15日から入院するそうでちょっと心配。大学イモが買えずに残念だったが、喉の奥につっかえていたものが外れたような爽快感が味わえた。一度家に帰って一休みしてから、夕食はオマージュ(台東区4-43-4 03-3874-1552)へ。土曜日に来ようと思って電話したらもう満席と言われてしまったのだが、何とか今日は席が確保できた。2000年のシャサーニュモンラッシェを持ち込む。4周年記念メニュー(3990円)1本とのことで、前菜はマグロのタルタル、地鶏のコンソメジュレ、温泉玉子、ニシンのキャビア、塩昆布添え。(マグロも上質でコンソメのジュレも旨い。塩加減的には塩昆布かニシンのキャビアどちらかだけで良かったような気がする)、魚料理は鯛のポアレにサラダ仕立てのラタトゥイユ(このラタトゥイユがめちゃ旨い)、肉料理は豚肉のハンバーグ仕立てにブータンノアール、リンゴのピュレ(豚骨系も入れたようなしっかりした食感で旨いし、豚の血のソーセージであるブータンノアールを春巻き仕立てにしてリンゴのピュレと合わせるところがニクイ)、そしてデザートは金柑のムースにチョコのアイスクリーム(荒井シェフのデザートはいつも季節を感じされてくれて美味しい)、そしてミルクティー。オマージュに初めて伺ったのが2001年10月末のこと。つまりオープンして1年弱の頃だったことになる。荒井シェフは浅草ではライスを出さないときびしいが、この店ではライスを出さないフレンチで貫きたいと言っていたのだが、当時はまだガラガラだった。私はこの店の旨さと安さに感動して、そして荒井シェフのセンスに感動し、事あるごとに人に薦めていたのだが、最近はマスヒロや、オールアバウトの伊藤さんにも紹介されかなり予約困難な店になってきてしまった。嬉しいやら悲しいやらという感じだ。オマージュには申し訳ないのだが、いつもワインをわずか500円の持ち込み料で持ち込ませてもらって、我が家は二人で飲んでも2/3が精一杯(特に今は妻が飲めないのでせいぜい1/3程度しか飲めない)なので、食事がすんでから荒井シェフと残ったワインを飲むのも一つの楽しみ。そういったアットホームな雰囲気をつくれる荒井シェフの人柄もこのレストランの魅力の一つである。
2005.01.10
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昼はお客さんに連れられて長崎飯店(渋谷区道玄坂2-10-12 03-3476-4671)で皿うどん(850円)を食す。パリパリの細麺に白菜をベースにしたあんかけでなかなか美味しい。夜はかつての同僚と二人でオーグードゥジュール・メルヴェイユ(中央区日本橋3-8-13 03-6202-1991)。オープンして3ヶ月、12月ということもあるが満席。糸沢さんをはじめとするスタッフがいきいきとサービスしていて本当に楽しめるレストランである。料理もすばらしい。牡蠣のポシェ、トマトペーストに甲殻類のフォンのジュレを前菜で選択(三鴨さんの牡蠣もうまいが、これも違ったアプローチだが旨い)、メインではエゾ鹿とフォアグラのパイ包み(どちらかというとブルギニオンっぽい料理だが美味しい)、デザートではミルクのアイスクリーム、苺のスープ(これもさっぱりして美味しい)。ワインは糸沢さんに選んでもらった97年のPommard。土曜日に親知らずを抜いて以来はじめてのアルコールはちょっと効いたが全て良し。満足の一日であった。
2004.12.21
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覚王さんのブログでオープンしたってことを知ってからずっと行きたかった山本屋総本家(千代田区神田和泉町1-10-8 03-3861-5030)で味噌煮込みうどんにご飯を付けて食べる。90年から92年の2年間名古屋でさんざん食べた味噌煮込みうどんと同じ味で安心した。この濃厚なスープに対抗できるのはこの麺しかないというのは消去法的には理解できるが、個人的にははっきり言ってこのうどんの麺自体は好きではない。このスープに最も合うのはご飯だと思う私は、いつもの通り、サクッとうどんだけ食べてしまい、残ったスープにご飯を入れて、それから玉子とご飯を混ぜるようにかき混ぜ、味噌煮込みおじやにして食べるのが好きだ。可能なら、味噌煮込みうどんのうどん抜き、ご飯をいれて雑炊にしてと頼めたらどんなに幸せだろうと思う。13日は妻の誕生日なので、プレゼントを買いにVan Cleef & Arpelsの銀座本店へ。Van Cleef & Arpelsは客を選ぶので我々が入っても声さえかけてくれない。そういえばVan Cleef & ArpelsのNY店では傑作なことがあった。妻のVan Cleef & Arpelsの時計のバッテリーが切れてしまったのでNY店に行き、店員のおばさんにバッテリーが切れちゃったんで交換して欲しいんですけどと言うと、そのおばさんが一体どこの時計をお持ちなの?って馬鹿にしたような態度で答えてきた。これですとバッグに入れていたVan Cleef & Arpelsの時計を見せたら急に態度が豹変してお客様どうぞこちらへって感じになった。まるでプリティーウーマンの一シーンを観ているような感じの経験だった。話が脱線したが、銀座店でも延々5分ぐらいほっておかれてやっと声をかけてくれて、これを見せて欲しいと言ったら買う気あんの?ってな感じの態度で、おつけになります?とも言われず、私も今日はVan Cleef & Arpelsの時計してるのに(でもAshford.comで買っちゃたんで。ちなみにこのサイトではVan Cleef & Arpelsの時計が半額で買えます。私の時計も30万円以上の時計が1500ドルで買えました。)と、寂しい思いをしながら、つけてみても良いですか?と言ってやっとつけさせてもらった時に妻がつけていたブルガリのネックレスを見てから態度が豹変し、アクセルが入りだして親切に次から次へと商品を持ってきた。その内の一つのネックレスが気に入り購入すると顧客カードに記入してくれって言い出して、本当に現金なスタッフだと思う。そして今夜のメインイベント、ベージュ東京(中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング10階 03-5159-5500)へ。アランデュカスとシャネルのコラボの約100席のレストラン。エレベータのボタンまでシャネルなのが笑える。エレベータを降りるとモダンな金属系の内装が広がり、そこがウェイティングスペース。しばらく待って席に通される。さすがに新築の建物のため天井が高く、NYのレストランにありそうな内装である。名前の通りベージュを基調にした椅子で、開放感のある景色もよい。リザベーションスタッフがあまりを要領を得なかったので心配していたサービス陣も悪くない。コンファメーションの時に伝えた、妻が妊娠してるのでアルコールが飲めないと言ったこともちゃんとサービスに伝えられていた。肝心の料理なのだが、印象としては既にクローズした舞浜のスプーンの料理長だったダヴィット・ブラン氏がシェフのためか、スプーン程度の料理である。NYのデュカスでも2段階位レベルの高い料理だし、モナコとパリの料理長だったLaurent Grasがつくる料理は3段階高いレベルだ。まあシャネルのテーマパークの中の料理だと思えば上出来の部類だろうが、料理を楽しみにくるとガッカリするレベルだろう。アランデュカスは、本人が昔遭遇した事故の後遺症で細かい作業ができないため、包丁を握らなくなって久しいにもかかわらず、これだけのミシュランの星を獲得・維持していることからわかるとおり、才能ある若手料理人の発掘に才能のあるシェフだ。にもかかわらず、この店にはスプーンのダヴィット・ブラン氏以外にありえなかったのかと思うと残念だ(奥さんが日本人のシェフからの選択となると必然的に選択肢は限られてしまうのはわかるのだが)。個人的な印象としては舞浜にあったスプーン自体は、決して悪い店ではなく、客層とあまりに不釣合いな店でミスマーケティングの典型のような店だったのではあるが、スプーンでの料理もアランデュカスに期待するレベルの料理ではなかったのは事実だ。アランデュカスのホームページ(http://www.alain-ducasse.com)にベージュ東京へのリンクが貼られていないことがアランデュカスにとってのこの店の位置づけの全てを語っているのかもしれない。今日我々が何をオーダーしたかというと前菜で温製ポアローと黒トリュフ、金箔玉子、ミニムイエット(4200円 味にアクセントが無い)、ポテトと黒トリュフ、カプチーノ(3900円 ポテトと黒トリュフのバランスがイマイチ)、メインでは平スズキ、オシェトラキャビアのソース、貝のコンディマン 6100円 このソースは適度な酸味がアクセントになって旨いのだが、平スズキ自体への味付けに工夫がないためバラバラの印象。キャビアを載せてもソースと魚の間のストーリーがつながっていない)、ブルターニュ産のオマール、紅玉りんご、くるみ、シードル風味のサバイヨン(9800円 オマールは上質で美味しい。ガーニッシュの薄切りりんごとソースの間のストーリーもつながっており違和感無く食べられる(くるみは蛇足だと個人的には思う)のだが9800円もとるならもう一ひねり欲しい。)、デザートでチーズケーキ(2100円 濃厚で旨し)、酸味の効いたモンブラン(2100円 これも上出来)にグラスワイン2杯とコーヒー&紅茶でしめて37136円。料理に関して言えば、4000円で食べられる浅草のオマージュの方が美味しい。ただ、内装、サービススタッフの質はレベルが高いのでこの程度の価格を払ってもあまり損をした気分にはならなかった。一応の合格点はあげられるのではないだろうか。そんなこんなで盛りだくさんな一日だった。
2004.12.11
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日本橋高島屋の加賀百万石と北陸の味めぐりへ。柴舟小出のふくさ(スポンジ状の柔らかな皮とつぶあんの和菓子)をつまむ。美味しい。まだお昼を食べていなかったので、出店していた森六(http://www2.fbc.jp/sobabito/kenbun/10_moriroku/)でそばを食べる。おろしそば、めちゃうま。せいろもそばつゆがしっかりしておりこれも良し。当たりだった。夜は日本橋高島屋から歩いてすぐのオーグードゥジュールメルヴェイユ(中央区日本橋3-8-13 03-6202-1991)で。アラカルトメニューのハーフポーションがはじまったようだ。オープン後約2ヶ月だが、ほぼ満席で一安心。前菜で京野菜のテリーヌ1/2 2500円と長なすのテリーヌ1/2 2500円。どちらも旨かったが、特に京野菜のテリーヌはすばらしい出来。メインですずきを蒸してもらったもの1/2 2400円と山うずらとフォアグラのちりめんキャベツ包み 3800円。山うずらには付け合せでラヴィオリとトリュフのスライスがのり、これがまた旨く、すっかり良い気分。〆は木苺のスフレ。松本シェフの料理はやっぱり良い。この調子で頑張って欲しい。
2004.11.27
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先週もいっぱいで食べられなかったオマージュ(台東区浅草4-43-4 03-3874-1552)。今日も電話したらいっぱいで「8:30からでないと」とのこと。それでもいいやと予約をいれて往訪。通いだしてもう3年くらいになるがオマージュの料理で裏切られたことは無い。前菜+メイン+デザート+コーヒーで3800円(+消費税)。荒井シェフはまだ30そこそこの若さだが非常に才能ある料理人だ。浅草の駅から徒歩15分という不便な立地で自宅の1階を改装したレストランのため内装は家庭のリビングルームって感じなのだが、料理は本当にすごいのだ。最近はすっかり山本マスヒロ氏に見出されてしまって彼のアターブルの会の会合までされてしまっている(http://www.gillie.co.jp/atable99/report/040710.html しかも18000円の会費で。マスヒロの取り分が2/3くらいだったろうけど)。今日食べた料理は、前菜でホタテのソテーイベリコハムのチョリソークスクス添え、メインで小鳩とフォアグラのパイ包み栗のムース添え、デザートでマロンパフェ。メインの料理が+500円だったのでこれで4500円という安さ。しかもワイン持ち込み料500円。パンも自家製の焼き立て。10000円以上の価値のある料理がこの価格で食べられるお薦めのレストランである。
2004.11.21
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ランチは16年前からのお客さんと日本橋のオーグードゥジュールメルヴェイユ(中央区日本橋3-8-13 03-6202-1991)で。岡部さんの2号店、オーグードゥジュールメルヴェイユには9月13日のプレオープンのパーティ、その週末のディナー、そして10月末に友人の夫婦と4人でディナーの利用を今まで行っているが、4回目にして初めてのランチでの利用。オープン後約1ヶ月こちらにつめていた岡部さんは完全に麹町に戻り、今はラトゥーエル出身の糸沢さんが支配人に。この糸沢さんのサービスも岡部さん同様に心地よい。2800円のランチメニューを選択したのだがベーコンのブランマンジェグリーンアスパラのクーリはお客さんの評判も良く、メインで選んだイトヨリのポワレ、ビスクソース(?)も上質。デザートで選んだクレープも美味しく満足度は極めて高し。まだ30歳の松本一平シェフの料理は個人的には麹町の中村シェフより面白みがあって私好み。ただ、仕事中ゆえワインを飲めなかったのが寂しかった。夜は送別会でオフィスの近くのダイニングっぽい居酒屋草庵みみずく(港区浜松町1-27-13 八大浜松町ビル8~9F TEL 03-5777-1910)で送別会。いくつもの部屋に分かれた造りになっていてそれはそれでよいが料理は極めて平凡なもので全般的に量も含めてイマイチ。ただ、飲み放題メニューの酒の種類が豊富なところは評価に値するが。
2004.11.09
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今日は14回目の結婚記念日だというのに最愛の我妻は仕事。ひどいやんけー。ランチどうしようかなと思い、日本橋高島屋に551HOURAIの豚まんが来ているって情報あったので高島屋へ。そしたら大行列で45分待ちだとー。そんなにまっとったら死んでまうでーと思い、L`Atelier de Joel Robuchon Salon de theへ。ここテーブルがやけに安っぽいが、料理は美味しい。特にガスパチョ旨し。恵比寿のジョエルロブションは12月オープンだが、壇崎さんは辞めて、アランは残るそう。パティシェはタテルヨシノの成田さんになるとの噂。ただデザイナーが森田さんだそうなので、ちょっとギラギラ系の内装になるのではと心配。記念日のディナーは仲良しのシェフに任せることにしているので、フォリオリーナデッラポルタフォルトゥーナの小林さんか、金田中庵の高橋さんか、第三春美の長山さんか、ルブルギニオンの菊地君か、メルヴェイユの松本君かと迷ったものの、結局ご無沙汰していたle restaurant de l etoile(渋谷区恵比寿1-14-8 03-3473-1026)の三鴨さんに任せることに。三鴨さんとは私がNYCで仲良しだったシェフLaurent Grasとギサヴォア時代に一緒に働いていたということをお聞きしてから無理を言える関係になってます。友里氏の心無い本のせいで三鴨さんがちょっと投げやりにになっているのが心配。アカザ海老とレンズ豆のスープは相変わらず絶品。そしてジビエ。青首鴨のサルミソース。フレディージラルデの鴨のコンフィーのようなパリパリの皮といい身体が震える旨さ。ここは本当にフランス直輸入の塩加減。三鴨さんのパスタも実はとっても美味しい。二人で2万円もかからなくってびっくり。こんなに安くていいのかしら。
2004.11.03
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