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2009年10月17日

コーラス指導

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今度の、篠山混声合唱団のリサイタルに、参加出来るのは、
自分の努力もさることながら（笑）、幸運である。

客演指揮の足立先生を、全く当方存じ上げなかったが、
時々来てくださるので、
そのたびに、すごいな、と感じて、
なんでも、カリスマ、、らしいんだけど、さすがカリスマ、と
納得している。

他に、団員の中から、2名さま、指揮をしてくださる。

明らかに、客演、となると、これが出す声に差が出る。

なんでか。と、考えた。

リーダーたるもの。。。ってわけである。

つい2ヶ月前に入団したばかりのあたしは、公平に、、ってか
素直に考える事できるし。

まず、外部の方である。（団員ではない）だから、
皆がある程度、緊張して上手にしないと。との心構えになるかもしれない。
まあそういう要素も確かにあるなあ。と。

昨夜は、その足立先生の3回目の稽古であった。

歌を途中で止める、、これはよくあるのだが（練習だから当たり前）
この、止め方にストレスが無い。
止める限りは何かの理由がある。それも良いものではなく。

ちょちょちょっと待って！パンパン！とか、大げさで無いので
指揮棒を持っていたらそれで何かを叩くとか、、

そうなると、歌い手は、
身構える。しかも、何か悪いことしたか。。と首がすぼまる。
体が固くなり、気持が小さくなる。

（指揮者として普通）
それがないのだ。

うまいと思う。

それと、
何より、マイナスのメッセージを出さない。
これは、指導者としてだと、言わざるを得ない事なのである。
だけど、注意して聞いてみると
細かい事も、全体の事も、一切、マイナスのこと、

例えば、音が合わない、揃わない、言葉の表現が足りない、、などなど
ない。の方向で指導者が表現する事って、多いわけ。

事実、そうなんだから、言ってなにが悪いか。悪くないのであるが。
それを、、
ない。の方向でなく、ない。を表現される。

聞くほうは、ま、乗せられるわけだ。

なるほど。とか思っている間に、90分経過。

昨日は、通しでやった。20分（に近い）組曲である。腰、に来る。

詩が、
わたしたちは、日常と言う名の、
水の表に生きている。
浮いている、だが、潜れない。もぐらない。。とか。

それは暗示的なこと　浮くだけでなく潜る事。（みずすましより）

どこに純白の心などあろう、（雪より）

とか。

奥深い表現を要求される。これはこれで、芸術の一面である。

すざまじきは、移住の改築の、ビジネスの、金子の、、、と
多種多様な宿題、不義理、山積の今日この頃。。

こういう、まったいらな時間を過ごせるのは本当に
有難いことなのである。

スイッチが切り替わっての夜の練習。
実は、昨夜は税理士の先生をお見送りして少し家事をしたら
寝てしまい。

遅刻しそうになり、
疲れ果てておったので
休もうか、、と逡巡した。

結局、。いや、行こう！と決心し、少し無理した。
でも、
いってよかった。

ぐっすり眠った。

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