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2009年01月10日
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カテゴリ: クラシック
 NHKホール  18:00~


 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 シューベルト:交響曲第8(9)番 D.944 「ザ・グレート」

 ヴァイオリン:リサ・バティアシュヴィリ
 指揮:デヴィッド・ジンマン

 ジンマンN響に登場!というわけで、実はちょっと楽しみにしていた公演であります。
 ベートーヴェンの交響曲を改訂新版スコアに基づいて録音した最初の指揮者、てなことでチューリッヒ・トーンハレ管共々知名度が上がった指揮者ですが、もう70を超えているのですね。なんとなく勝手に「際物」イメージがついてしまってますが、それも失礼な話ですよね。
 今回はシューベルトの第9番を振るというのでちょっと楽しみに。あー、ちなみに、新校訂版の呼び方に従い第8番....なる賢しらな言い草は個人的に嫌いなので、敢えて第9番と呼んでいます。大体が、シューベルトの場合そんなもん後世勝手に便利の都合で付けてるのであって、それをやれあれがどうだの何が正しいの数え方がどうのと小理屈を捏ねくり回すのが気持ち悪いので。それを言うなら「ザ・グレート」って表記をやめなさい、と。後世の理屈を捏ねるなら、ドイッチュ番号を使えば十分なのでして。いや、プログラムの解説2ページの内1ページ使ってぐじゃぐじゃこんな話書いてるので、少々気に触りまして.....


 ただ、やっぱり「音を楽しむ」には、NHKホールは広過ぎるかも知れないですね。まぁ、それはもうそういう大きさのホールなのだから仕方無いことなので。

 後半はお目当てのシューベルト。
 正直聞いている時は気が付かなかったのだけど、演奏時間はトータルで50分程度でした。CDなんかだと、もう少し掛かってるのが一般的ではないか。つまりは、比較的速いテンポではなかったかと思うのだけど、「速いな」といった印象は殆ど無し。
 一言で言えば「充実した演奏」という印象。構成の見通しも利いて、よく整理されているけれど、決して薄っぺらいとは感じない。上述の通り聞いている最中は「速い」とは感じなかったけど、シューベルトでよく言われるような冗長さを感じることもなかった。終始一貫して聞く側を飽きさせない、だれさせない、という演奏でした。シューベルトのソナタ形式の常で、結構長い第2楽章でも、決して長いなとは感じさせなかったし。
 N響は相変わらずN響で、時々ホルンがとちったりするのは御愛嬌にせよ、特別凄い何かがあった演奏ではなかったと思うんですけどね。音は、とても良かったと思います。14-12-10-8-6の弦五部。この編成、確かに大きめですが、NHKホールということを考えると、決して多過ぎるとは言えない。むしろ中庸。これを、そこそこ鳴らしながら、うまく纏めていた、というところかと思います。
 それがジンマンの力ということなのかどうかは分かりませんが、飽きさせない、という意味でいい演奏だったのは確か。こういうのは私好きですが、人によっては軽過ぎる、とか感じるのかしら?







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最終更新日  2009年01月11日 10時40分22秒
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