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2025年04月13日
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カテゴリ: 音楽祭



 5階左手

 ヴェルディ:「ナブッコ」序曲
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
 レオンカヴァッロ:「道化師」間奏曲
 ジョルダーノ:「フェドーラ」前奏曲
 プッチーニ:「マノン・レスコー」間奏曲
 ヴェルディ:「運命の力」序曲
 カタラーニ:コンテンプラツィオーネ


 東京春祭オーケストラ
 指揮:リッカルド・ムーティ

 近年ムーティは割と日本に来ている気がします。ギャラがいいのか、何かを気に入っているのか、よくわかりませんが、去年も春に来ていた筈で、秋にも来て振ってましたしね。
 ムーティのファンかお前は?と聞かれると、なんとも言えません。心情的にはファンではないです。ムーティがスカラのトップに就任して、それ以前からのスター歌手主義排斥の流れでやった椿姫とか、唾棄すべきと思ってましたし、それは基本変わらない。ただ、確かに今現役の指揮者の中ではなかなか並び立つ者はいないでしょうし、聞きゃ上手いには上手い。何より、最近はウィーン・フィルとの共演が増えているようで、ここ数年はザルツブルクに行くと丁度ムーティの指揮に当たるんですよね。あれは、それとも、日本人にムーティのファンが多くて、それを見越して日本のお盆休みの時期に狙っているのか?で、オーケストラのコンサートなので、腹立たしく思うオペラではなくて交響曲や宗教曲のプログラムに当たる。そんなわけで、近年は結構聞いてます。その流れで去年も日本で聞きに行ったし。今回もそういう感じです。

 プログラムは見ての通り。前半が序曲・間奏曲集、後半はローマの松で、その前にカタラーニの作品。これは聞いた事ない曲で、まぁ、ああ、うん、時代的にそういう感じなのね、というような曲。
 まぁ、正直いうと、これ、ムーティが振るのでなければ、来ないなぁ、というプログラム。東フィルとか定期演奏会持ってるのでこれだったら、まぁ、なんだかなぁとか言いながら来るでしょうけれど、普通は買わないよね。ムーティだから買う。

 で、どうだったか?
 まぁ、うん、そうねぇ.........金返せとは言わないですけれどもね.............悪くもないのだけれども.......
 いや、公平に言って、いい演奏だったとは思いますよ。ただ......

 前半聞いてて、まず思ったのは、「うわぁ、これ、ムーティボコボコに絞り上げてんな」と。聞いてて、緊張感がかなり強い。あれは集中してるんじゃなくて、緊張だよなぁと。緊張でガチガチ、っていうんじゃなくて、「ああしなきゃ!こうしなきゃ!」って必死な感じなんですね。あれは、多分、指揮者に相当絞られてるんだろうなと。で、相手がムーティだから、指揮者を馬鹿に出来ない。そらそうだ。だからもうやるしかない。悲愴感じゃないですね。そんな余裕ない。もう必死。
 その甲斐あってなのかどうか、演奏自体は、いい演奏だったと言っていいと思います。つまり、殆ど抜けがないんです。金切り声というよりはちゃんと鳴らすべくして鳴らしている。そして弾き飛ばさない。完璧じゃないけれど、ちゃんと最後まで弾いてる。だから充実した音にはなっている。で、まぁ、ムーティがこういうので「?」と思わせるような運びはしないので、確かになかなか聞けない演奏ではあります。


 5階の脇の席でオーケストラを聞くのは久し振りですが、結構舞台が見えるんですよね。で、見ていて、「あれっ?」と思ったのですが。
 どの曲だったか忘れたのですが、見てたら、曲の中で、フレーズの終わりで、弦楽器奏者の一人が、弓を弾き上げてたんですね。あれ、どう言ったらいいのか......弦楽器奏者、例えばヴァイオリンの独奏者が、自分の独奏パートを弾き終わったところで、弓を勢いよくアップデ弾き終わって、その勢いで格好良く手首なんか返したりして見せたりする......わかります?まぁ、ああいう感じ。それを、曲の途中で、フレーズ終わり程度で、パートの奏者の一人が、やってる訳です。
 なんというか、そのね、マインドがね...........ああいうことやってりゃ、そりゃ、ちゃんと弾き切れないというものですよ。ああいうことすりゃ、当然音の最後はどっかに消えてしまうのであって。それでも、独奏者なら、結果消えてくなりに聞こえたりもするものでしょうけれど、それオケがやっちゃダメでしょ。例えば、チャイコフスキーの弦楽セレナーデの第1楽章、主題の弾き終わりで「ジャン!」って弾き上げるけれど、ああいうのならともかく、こんなとこでやるもんじゃない。
 それと、もう一つ。カヴァレリアだったか、弦のトゥッティで鳴らしてるところで、明らかに、ボウイングが合ってないんですよね。ボウイングというより、ブレスと言いたいのだけれど、楽曲的には均質にそのままずぅっと行ってほしいようなところで、明らかに、ブレスみたいなのが聞き取れてしまうんですよね。勿論弦楽器ですから、息継ぎなんてしない。しないけれど、弦の返しとか、力の入れ具合が変わってしまうところがある。そこを感じさせずに行くべきなのだけれど、見て取れてしまう。それが、合ってないんですよね。ムラになってしまう。
 結局ボウイングの問題だと思います。それがはっきりムラになってしまう、ということは、ボウイングをちゃんと調整し切れてないということだと思います。これはさぁ、指揮者の仕事じゃなくて、オーケストラの仕事ですよ。


 言い換えると、これが今の日本のオケのレベルってことなんじゃないでしょうか。

 でも、まぁ、演奏者と聴衆の共謀の産物、という気がしないでもないかな。

 この日はムーティがCDやDVDの購入者にサインをしてくれるというので、終演後に長蛇の列が出来ていたのですが、前の方で、先に並んでた人が、後から来た連れを入れてたんですよね。100人じゃきかないような、ありゃ300人くらいはいたんじゃないかと思うんだけれど、その列のかなり前の方に。なんか隣の人が怒ってたみたいだけれど.....
 これ、最近、結構こういう人いるみたいなんですよね。こういう時だけじゃなくて、私は行かないけれど、限定幾つ、みたいなスイーツ販売とかで、先に並んでた人のところに入っちゃうとか。当然それで後ろの人は買えないとか。まぁ、それ言い出したら、以前のLFJで自由席あった頃は、前に並んでたのが後から来るのの席取っちゃうとか、ありましたしね。
 思うんだけれど、こういう人達って、結局、美醜というものがわからないんでしょう。やっていいか悪いか、じゃなくて、美しくない。やっていい悪いは、法律とかで決まってます。じゃぁ、列に割り込むのは違法か、と言われると、少なくとも刑法犯ではない。でも、そもそも、醜悪だと思うんですけれどもね。
 よく分からないのは、こういう美醜というものがわからない人が、どうして、わざわざ少なからぬ金と時間をかけて、こういう音楽会とか、つまりは美しいはずのモノにそんなに執着するんですかね。それこそ無駄以外の何物でもないと思うんだけれども。LFJで自由席取ってた連中なんて、その最たるモノだと思うし。今でもたまに見掛けますけどね。何をどう言ったところで、いい年して美醜もわからん奴らが何しに来てんだろうな、と思って冷笑してますけれども。
 でも、まぁ、破れ鍋に綴じ蓋、そういう虚栄虚飾に満ちた連中にふさわしい程度のものだ、ということなのかしらね。あんまり言いたくはないけれども。





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最終更新日  2025年04月13日 23時41分53秒
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