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2026年05月10日
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で、例によって総括なんて書いてみるわけですが。

 今回の開催報告が上がっています。
 ​ https://www.lfj.jp/lfj_2026/news/release_LFJ2026.pdf

 来場者数19万人、内国際フォーラムへの来場者が15.5万人。有料公演は90公演で、10.5万席のチケットに対し実販売率は79.2%。2割以上売れ残ったという話になります。
 これは、去年とそれほど変わりません。コロナ明けの2023年は規模も小さく、動員人数は2024年以降そう大きく変わらず。販売率は約9割から落ちて来ています。過去の実績は​ このリンク ​から見られますが、確かに、かつての動員100万人という話からは程遠いかなと。
 ただ、率直に言うと、数字以上の変化を今回は感じています。と言うのは、肌感覚で、人が少ないんですよね。恐らく、滞留している人が少ないんです。
 顕著なのが夕方以降の人出。以前のLFJは18時過ぎてからが本番、みたいなところがあって、その辺から3本聞くのは当たり前、みたいな勢いでした。それはお前だけだろう、てな話はありますが、それにしても、夕方以降も熱気があって、地上広場も地下展示ホールも、周辺含めて人出があって、屋台村で何か買って食べようとしても座るところが全然見つからなかった。


 昔と比べて、なんとなく滞留しようという雰囲気になってないのは感じます。こちらは公演聞きに行くからお構い無しではあるんですが、そういう、いわば「雰囲気を楽しみに行く」的なライト層が抜け落ちちゃってるし、来ても滞留してない感じですね。
 確かに見て回ろうというものが少ないのは確かです。加えて、地下展示ホールは有料公演のチケット持ってないと入れなくて、まぁそのシステムは理解は出来るし仕方ないんですが、そうすると、試しに寄ってみた人はどうしようもない。ただ屋台村があるねぇ、で終わってしまう。その屋台も高いですからね、最近は。
 一方で、会期中にも書いたけれども、皆さん健全化しているのかなとも思います。夜遅くまで聞いて回ろうという人が少ないのかも。

 正直言うと、日頃のコンサートでも感じるところだけれど、今の日本のクラシック音楽市場は相対的にすっかりシュリンクしてしまっているし、そもそも音楽界全体に音楽として耳目を引く存在がいなくなってしまったし、だから、多数に訴えるものが減っているのは分かるんだけれども..........厳しいですね。
 いつも言うことだけれども、やりようはあるとは思います。ただ、今までのようにはいかないでしょうし。やっぱり、「LFJとはどういうものなのか」を再定義しないと長続きしないと思います。
 いろいろ意見はあるとは思うけれど、やはり私はアクセスのしやすさをもっと訴求していいんじゃないかと思っています。ただ、それも色々難しいんですよね、確かに。というのは、私のような古い人間が見ている世界と、今時の若い人が見えている世界とでは、見え方が違うと思うのです。この間、​ CDが売れない話 ​を書いたけれども、音楽はパッケージで聞くものと思っている私みたいなのは全体数で言えばもう少数派で、当たり前にネットで聞くもの、という人が圧倒的に多いのでしょう。確かに、中途半端に沢山CDを持ってる私のライブラリーよりも、ドイツグラモフォンのアーカイブにサブスクリプションでアクセスして聞いて回る方が合理的です。どうせ全て聞けないんだし、と思えば。
 LFJの会場ではCDはサイン会へのエントリーチケット同然に機能していて、でも多分それは割と一般的なもので、CDはもうただのグッズの一つでしかないんでしょう。音楽そのものではなくて。
 だからこそ生で聞く、現場で聞く、ということに価値が再発見されているのだとは思うのですけれどもね。ただ、そうした時に、今のLFJはちょっと色々な意味でアクセスしにくいんじゃないかな、という気はします。チケット代もそうだし。一方で、結構空席もあるようで、例えば唯一聞いたホールAでの最終日最終公演、もうホールAはB席でいいかな、と思ってB席買って行ったのですが、行ってみたら2階席の前側、A席のエリアだと思いますが、ガラガラ。後で聞いたら1階席も後ろの方は結構空席があったようで、B席も満席ではなかった様子。初日に聞いたホールD7の最終公演も当日まで席が残ってたし。多分売れ残ったんじゃないですかね。確かに「映画にインスパイアされた即興演奏」を夜9時過ぎからやる、というのは、ガチ勢にもライト層にも響かなかったのかも知れないですけれどもね。そうしたことの積み重ねとしての販売率8割なんだと思います。

 なんかね、去年と同じで、ただ、盛り上がってるのか?というのは悩ましい気はします。運営はしやすくなってるんでしょうけれど、結果低調なんだとしたらそれはそれで問題だしね。
 今年はマルタンがトラブってて日本に関われなくて、勝手にやってる感じですが、その辺も来年以降に影響しないか気になるところではあります。ただ、こういう状況を総じて言うに、今の状態って「やめちゃおう」って思ったらやめられちゃう状況でもあるのかな、とは思いますね。そういう意味では静かな危機感も無きにしも非ずです。






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最終更新日  2026年05月10日 16時18分15秒
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