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また、ハギの季節がやって来た様である。「ハギの季節」と言ってもハギの花が咲く訳ではない。昨年から閲覧されている読者は憶えておられるかと思うが、鉢植えの花の着かないニシキハギの上で、様々な虫たちが繰り広げる物語の季節が始まった、と言うことである。
例年夏ともなれば、このニシキハギにアブラムシがそう沢山付くことは無いのだが、今年は何故かビッシリと付いている。アブラムシが居れば、何処からともなくテントウムシの幼虫が現れて来てそれを食べ始める。しかし、アブラムシと捕食者との平衡がアブラムシの増殖の方に偏っていてアブラムシは増える一方、捕食者が更に必要の様である。
先日、何時ものベランダの椅子で一服していると、横に植わっているクチナシの葉表に5mm位の丸いものが付いているのが、葉を透かして裏側から見えた。ヒョッとして、と思い葉表を見てみると、案の定、クサカゲロウの幼虫が居た。これも強力なアブラムシの捕食者である
クサカゲロウの幼虫の多くは、自分が食べた獲物の残骸や色々なゴミ?等を体の上に背負い込んで歩く。それで丸い影が出来る。尤も、昨年紹介した「 クサカゲロウ類の幼虫
」の様に、何も身につけない種類もある。
ヒゲナガカワトビケラ 2010.05.22 コメント(2)
ヨツモンホソチャタテ(成虫) 2010.05.11 コメント(4)
ヨツモンホソチャタテの幼虫(終齢=6齢) 2010.04.29 コメント(4)