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等倍以上の接写をする方法
を羅列したとき、1つだけ書き忘れたやり方がある。コンバージョンレンズを使う方法である。
コンバージョンレンズとは、カメラに付いているレンズに装着することによりそのレンズの焦点距離を変更する簡単なレンズで、普通は焦点距離を長くする為に使用する。カメラ・メーカーから出ている場合もあるが、昔からケンコーのテレプラスが有名である。
これは、お金がなくて値段の高い長焦点レンズが買えない、極く稀にしか長焦点を必要としない、或いは、全体の重量を軽くしたい場合等に使う方法で、私も40年前のビンボー学生時代に使ってみたことがある。しかし、解像力の低下が甚だしく、コンバージョンレンズを付けないで撮った写真の部分拡大と大して変わらなかったので、その後「無用の短物」として頭から消えていたのである。
しかし、このコンバージョンレンズを接写に使えば撮影倍率を上げることが出来る。焦点距離を2倍にするコンバージョンレンズの場合、画角は1/2になっても撮影最短距離は変わらないので、撮影倍率は2倍になるのである。また、この方法では被写体と焦点面の距離が長くなるので、巧く行けば、内臓ストロボでもケラレが生じることなく、外付けストロボとディフューザーを必要としないかも知れない。これは撮影の簡便性にとって重要なことである。
先日、どうせ解像力が落ちるだろうと思って考慮外にしていたクローズアップレンズを使って良い結果を得た。其処で2匹目の泥鰌を狙って、コンバージョンレンズも買ってみた。値段はクローズアップレンズの5倍位するが、まァ、1万円を少し超える程度だから、もし巧く行かなくても大した痛手にはならない。
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