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2009.07.08
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カテゴリ: 昆虫(蝶)




デュランタ・タカラズカ の花がお気に召したらしい。デュランタは普通は秋になってから咲くが、今年は冬の間に枝を切らなかったせいで、今、かなり沢山の花が着いている。


カラスアゲハ(雌)1
デュランタ・タカラズカで吸蜜するカラスアゲハ

(2009/07/06)



 子供の頃は、カラスアゲハは クロアゲハ ナミアゲハ キアゲハ と大して変わらない程の普通種で、飼育して羽化させたこともある。しかし何故か、最近では殆ど姿を見せない。ナガサキアゲハよりも珍品になってしまった。

 図鑑に拠れば、カラスアゲハの幼虫はコクサギを特に好むとのこと。しかし、この辺りには昔からコクサギは生えていないと思う。我が家では専ら サンショウ に付く。柑橘類の葉は余り好まないのか、我が家のユズやヒメユズに幼虫が居るのを見たことはない。サンショウならば、今でもこの辺りの家には沢山生えている。鳥の落とし物で、自然に幾らでも生えてくるのである。だから、餌不足でカラスアゲハが少なくなったとは思えない。一体、何が原因であろうか。

カラスアゲハ(雌)2
裏面には青色~緑色の鱗粉が少ない

(2009/07/06)



 この個体は雌である。カラスアゲハ類(他にミヤマ、オキナワ、ヤエヤマの3種がある)の雄には、前翅の後の方(第1b室と第2室)に暗色の「ビロード状性斑」があり、容易に雌雄の判別が出来る。写真の個体は、下の写真で明らかな様にこの性斑がない。従って、雌と言うことになる。

 雌ならば、我が家のサンショウに産卵して行けばよいのに、残念ながらデュランタの花蜜を吸っただけで何処かへ行ってしまった。或いは、もう務めを済ませた後なのかも知れない。

カラスアゲハ(雌)3
前側の後翅が妙な具合に開いて、左後翅の表面が見えている

中々美しいが、残念ながら左側の尾状突起は切れている

(2009/07/06)



 今年は余りWeblogの更新はしないつもりであった。しかし、最近は何故か虫の新顔がかなり出現している。「夏枯れ」になるまで、2日に1度位は更新することになるかも知れない。







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最終更新日  2009.07.08 13:34:24
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