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友人から寒中見舞いが届いた。「ブログ10年以上も続いてることにびっくりしました」ということが記されてあった。いまだに年賀状に「ち○こ」とか「う○こ」とか書いてくるのと比べると、非常に気の利いたメッセージだった。振り返ってたどってみるとたしかに10年以上前にここを開設していた。たとえば11年前の、29歳だったとしてそのときの日記を3つ4つ読んでみた。非常にどうでもいい日常のことをよくも大したことのように書いているなあ、とか、二日酔いを自慢するような日記が多いなあ、とかいう印象を受けた。中には恥ずかしいことも書かれていそうだったが、そこまでくまなく読み返してはいないし、10年前の自分が書いたことなんか、ほとんど他人が書いたものとも思える。ブログを始めるときにひとつだけ自分にルールを課した。「書いたものは消さないこと」だから10年続いているというよりも、10年間消されずに残っているだけともいえる。ここのほかにもいろんなSNSをやってみたけど、なにかよそ行きのことをかかなきゃいけないような気がしてそれが面倒でほとんど長続きしていない。そういえば「書きたいことを遠慮なく書く」という思いも当初はあったかもしれない。思ったことをそのまま書く、というのとは違う。何を書いて何を書かないか、その都度細かい選択というか決断はしていたと思う。そういえば、一時期は毎日ここに何か書くという縛りをも自分に課していた。なぜそんなとち狂ったことをしようかと思ったかは今となっては思い出せないけれども、そういった経験は間違いなく、今の自分に活かされているとは思う。さておき過去を振りかえるのはこの辺にして、近況でも発表しようと思う。まず夏に買った幸福の木はこの冬の寒さにやられて枯れてしまった。茶色く萎れた葉を全部ハサミで切り落として剪定してみた。木は冬に葉を落としてまた春にはあたらしい芽をつけたりするが、果たしてそうなるか。あいかわらず下手な将棋で遊んでいる。NHKの将棋トーナメント観戦と、日々の激指コンピュータ対戦は習慣になった。将棋トーナメントのMCをやっている矢内理絵子女流棋士は、コンピュータ将棋のキャラクターにもなっていて、負けそうなときの表情がまたかわいい、勝勢になったときの笑顔も素敵だから、のきなみ負けてあげてるけど。正月にひいたおみくじは「吉」だった。「この人は苦労おゝきうまれつきなれど、すこしづゝ小さい望をもちてしんぼうすれば、ついには大望とげるべし、神仏を念じてよし」と書かれていた。まあ悪くはないのだろう。神仏に関しては、わりと「星座占い」は信仰しているほうだと思う。前年は「ざいほうを くるまにつみて ゆくべしとなり」という啓示だったにも関わらず、特に財宝を積むようなこともなく1年を過ごした。今年はぜひとも大望をとげたいものである。最近、軸足は仕事におかれている。半年ぐらいかけて計画して開発したやつが今年この1月に世に出たばかりなのである。24時間365日、高負荷のまま稼働し続けなければならないミッションクリティカルなやつである。このごろたまに、システムが急に止まってしまうような夢をみる。もちろんそんなのは悪夢である。この話は、もうちょっと落ち着いて他人事になったら書くかもしれない。
2013.01.27
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