偐万葉田舎家持歌集

偐万葉田舎家持歌集

2019.03.27
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カテゴリ: 銀輪万葉
承前 ​)
​​​ ​ 前ページの続きです。
 傘松公園は籠神社前の駐車場にバスを停めて、籠神社の境内を通ってケーブル乗り場またはリフト乗り場へと向かい、そこからケーブルカーまたはリフトで上がることになる。​

(籠神社・神門)

(同上・由緒)​<参考>​ 籠神社・Wikipedia
 籠神社(古称 吉佐宮)の主祭神は彦火明命
 彦火明命
(ヒコホアカリノミコト) ​は、古事記では「天火明命 (アメノホアカリノミコト) ​」、日本書紀では「天照国照彦火明命 (アマテルクニテルヒコホアカリノミコト) ​」または単に「火明命 (ホアカリノミコト) ​」と表記されるが、先代旧事本紀では「天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊 (アマテルクニテルヒコアメノホアカリクシタマニギハヤヒノミコト) ​」とし、ヒコホアカリとニギハヤヒとは同一神としている。であるなら、わが地元の石切神社の祭神はニギハヤヒであるから、籠神社と石切神社は共に物部系、親戚筋ということにもなる。
 神門脇の狛犬。
 鎌倉時代のもので、重要文化財に指定されているとのこと。​

(左側の狛犬 吽形)

(右側の狛犬 阿形)

(狛犬の説明碑)
 狛犬の足に傷跡というかひび割れの補修跡というか、白い部分があるが、これは岩見重太郎によって切られた痕らしい。
 岩見重太郎とは薄田隼人正兼相のこと。彼は豊臣秀頼に仕えた武将。わが河内は羽曳野市にその墓がある。またまた、こちらと縁のある狛犬さんの登場でありました。
<参考> 薄田隼人正兼相の墓 ​ 2014.6.26.
薄田兼相・Wikipedia
 さて、神社の神門に入ると「境内は撮影禁止」の立て札。本殿などは従って写真で紹介することは出来ません。
 神社を出て、ケーブル乗り場へと向かう途中に、奥宮の真名井神社の石漂が目にとまりましたが、団体行動とあっては、これに足を向けることは叶わぬこと。
 バスの中での案内や行程の取り仕切りは、店主・ももの郎女さんのご主人である桃麻呂さんが一手に。これがなかなかユーモアに富んだ語り口で楽しく愉快、名ガイドであったのですが、ケーブルカー、リフトの乗車券の購入などのお世話も桃麻呂さんがして下さいました。
(なお、ももの郎女さんのハズバンドということで桃麻呂と呼ばせていただいていますが、ヤカモチはその本名を存じ上げてはいない。同氏も小生を「ヤカモチさん」と呼ばれているので、これでいいでしょう<笑>。)
 切符を受け取り、リフトで傘松公園へ。​

(リフト)
 リフトの右側はケーブルカーの路線になっていて、ケーブルカーで行く人、リフトで行く人、それぞれである。
 リフトを降りたところで、下を見やるとこんな眺め。この一つ上が展望デッキになっている。​

(リフトと天橋立)
 一つ上の展望デッキからの眺めはこんな感じ。
 余り変わりませんか?
 リフトの架線が下に見えていることと、並行して走るケーブルカーの線路が見えている分、眺めはよりスッキリしているかと。​

(展望デッキからの天橋立 南方向を見ています。北側から見る天橋立です。)
 所謂、「股​覗き」の場所もこれと同じ高さですが、もう少し左手にあります。またのぞき、はしませんでしたが、どうしてもそれを見たいというお方は、写真を上下反転させてご覧下さい。
 パノラマ撮影の写真を併せ掲載して置きます。​

​(天橋立パノラマ写真)
 下は、天橋立側の南向きから135度左に旋回した北東向きの眺めです。
 若狭湾、伊根町沖合の東方海上に浮かぶ二つの小島
​が鳥居中央に見えます。

(冠島沓島遥拝所)
 このサイズの写真では分かりにくいのですが、クリックして大きいサイズの写真
(特大サイズか元画像サイズ) ​でご覧いただくと、鳥居の中央、遠くに冠島、その左側に沓島が写っています。​

(冠島、沓島の説明碑)
 ケーブルカーの麓の駅を「府中駅」、山上の駅を「傘松駅」と呼ぶそうだが、その傘松駅前には小型のバスが停まっていた。更に1kmほどウネウネと上り坂を行くと西国28番札所の成相寺があり、駅前と寺との間を往復しているようです。
 そのバス道と並行してある階段道を少しばかり上った高みから眺めたのが下の写真。此処が「元祖・股覗き」の場所だそうな。​

(元祖・股覗きからの天橋立)
 この場所から成相寺までは1kmと表示されている。
 少しばかり、坂を上ってみたが、寺まで行って帰って来るとして、バスの集合時間に間に合うのだろうかと考えてみて、その集合時間が聞き漏らしたのか記憶にない。ということで引き返すことに。
 リフトで下山する。​

(下山)
 ここから更に下った場所で、右側の上りのリフトに乗った何人かのグループかと思われる若者の一人が、ふざけて盛んに腰を上下動させてリフトを揺らせているのが見える。どうやら一つ前の女性を怖がらせているよう。接近して来たので「コラ~ッ!」と一喝、怒鳴りつけて叱る。何処にでも馬鹿が居るものである。
 「リフトは絶対に揺らさないで下さい。事故につながります。」という表示もあり、その旨のアナウンスもされているのに、何をするやらである。
 彼が揺らせた直後に、ガクンと低速運転に切り替わったのは、それを感知してのものだろう。その後1~2分して再び低速運転に切り替わった瞬間があったので、ひょっとするとその馬鹿がまた揺らせたのかも知れない。
 麓の府中駅に到着。前の土産物屋で適当に何品かの土産を買って店を出たところで目に入ったのがこれ。​

(西国第二十八番成相寺の石漂 <参考> 成相寺 ​)
 奥に見える赤い旗には「ご朱印の寺大谷寺」とあるので、成相寺とは関係なさそうだが、少しだけ、と細い坂道を上って行く。​

(大谷寺)

(同上・説明碑)
 大谷寺は籠神社の神宮寺のようだが、京都市下醍醐の地にあったのが養老2年(718年)にこの地に移転して来たという。
養老2年は大伴家持の生誕年。すなわち、ヤカモチのブログ上の生まれた年である。ここでも何やら縁のあるものとの出会い、面白き事にて候。

(大谷寺石漂)
 これが本堂なんでしょう。​

(本堂) ​​

 お堂の右脇には、こんな石碑も。​

(智海の板碑)
 智海というのは、15世紀半ば頃、応仁の乱の時代の、大谷寺本坊大聖院の僧の名。​

(同上・副碑)
 籠神社に戻って来ると、神門と二の鳥居との間の空間でこんな光景が。​

(神輿)
 これは、来月4月24日に開催される葵大祭のリハーサルだそうな。
 神輿を覆っている白布は、神輿の支度が未だ完全ではないので、それを隠しているもののよう。神様のお渡りにて畏れ多いと白布で覆っているのではなかったのでした。
​ これは、同行のひろみの郎女さんが帰宅後に籠神社に電話で問い合わせされて判明したもので、小生は彼女からのメールでそれと知ったのでありました。​

(同上)
 神輿が鳥居を出て左折、去って行くのを見送ってからバスへ。
 途中、バスは海産物のお土産屋さんに立ち寄って、帰途に。
 帰途のバスではビンゴゲームなどもありました。
 ヤカモチも何番目かのビンゴでお米を賞品としてゲット。
 最後に、ペリカンの家のアルバイトスタッフの「越の郎女さん」からのご挨拶。ももの郎女さんから皆の寄せ書きの色紙贈呈。
 彼女は、富山県滑川市のご出身なので、ヤカモチは勝手名・越の郎女とお呼びしているのであるが、3月一杯で退職、保育士の資格を取るべく新しい道を歩まれるとのこと。彼女の前途に幸いあれ、であります。どうぞお元気で。ヤカモチも応援していますよ。
 暗くなった午後6時58分、バスは無事、ペリカンの家の前に帰還。
 向かい側の病院のの駐輪場に停めて置いたMTBで家路に。
 この記事、カテゴリ「銀輪万葉」に仕分けしましたが、朝夕の自宅~ペリカンの家間だけが銀輪にて中味はバス。しかし、一部でも銀輪があれば、わが偐万葉的分類法では「銀輪万葉」に分類して差し支えないという内規になって居りますので、ご理解のほどを。
 何にせよこれでペリカンの家バス旅行記事、完結であります。3日間ものお付き合い感謝です。(完)​​
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最終更新日  2019.03.27 22:08:21
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