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ロンドン五輪の選手の皆さん、本当に素晴らしい顔をしていますね。競技中の彼ら彼女らの表情は真剣そのもので私たちにも気迫が伝わってきます。一生懸命の顔はみんなどれも素晴らしい。 特に私が感動するのは、ウェイトリフティングです。バーベルをもちあえる瞬間のあの表情は私たちには絶対にできないものです。日本人女性で初のメダルを獲得した三宅宏実選手の競技には本当に感動しました。一生懸命を凝縮した最高の表情ですね。 八木かなえ選手もその翌日のニュースでは盛んに放送されていましたが、彼女は三宅選手とは 対照的で、バーベルを持ち上げた後にニコッと笑います。極限のパワーを出している時にこのようなパフォーマンスができる彼女は本当にすごいと思います。随分練習しているんでしょうね。 欧米人は勝った時や負けた時のパフォーマンスが派手で、表彰台では常に笑顔です。でも私は、少し控えめで内に秘めたる思いをかみしめながら演技する日本人がやはり好きです。勝っても大はしゃぎせず、冷静さを保つ日本人が好きです。柔道を見ていると、欧米人との違いがよくわかります。 負けた相手に対しての思いやりを重んじる日本人。派手な振る舞いを良しとしない日本文化。大切にしてほしいです。この素晴らしい文化。
2012.07.30
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「銃・病原菌・鉄」 ジャレド・ダイアモンド 著 久しぶりに読んだ本です。人類発祥から1万3千年の進化から繁栄に至るまでの壮大な過程を面白く説明してくれます。人類の繁栄のキーワードとして表題の3つを挙げていますが、これも面白かったです。いろいろな疑問を提唱して、筆者の考えを述べて、詳しく考察してくれます。例えば、なぜ、人類発祥の地と考えられるアフリカがその後の世界をリードしなかったのか?なぜ、それぞれの大陸で異なった進化の過程をたどったのか?文明が最初に発症した地域がなぜ現在世界のトップになっていないのか?沢山のなぜ?をひも解いてくれます。答えは実際に読んで見てください。 1つだけ、興味深かった点をお教えします。農業や言語、発明品や病原菌に至るまでほとんどすべてのものは、南北よりも東西に広がりやすい。横長の大陸、ユーラシア大陸では素早く広がった文明が、縦長の大陸、南北アメリカやアフリカ大陸では極めて長い時間を要しました。理由はここでは述べませんが、なるほど、です。シルクロードが栄えたユーラシア大陸が眼に浮かびました。
2012.07.17
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最近学会の発表していないなぁと思い調べてみると2年前の沖縄の学会でしゃべったのが最期でした。毎年学会へは行っていますが、長い間発表していないことに少し反省です。でも、全く研究をサボっているというわけではなく、じっくりコトコト煮込んだ味の濃い研究ネタがいくつかあるのです。時間をかけて仕込んだ大作です。そろそろ放出の時期です。 現在、抄録をせっせと作成しているところです。9月に締め切りの学会が2つ。1つは日本整形外科学会で国内最大の整形外科の学会です。これに演題出すのは実に10年ぶりです。そして、もう一つは国際学会で来年カナダで開催される国際スポーツ医学会です。これに演題出すのも2009年以来です。 抄録書くのは疲れるけど、なんかワクワクもしますね。
2012.06.27
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外人とのメール交換ではいろいろと難しいところが多いです。初っぱらの「相手の呼び方」から悩みます。日本語だとずっと、(姓名または名字) 様で間違いありませんが、外人では最初はフルネームでも次第にお互いを知り始めるとfirst nameだけになります。この変化の瞬間、ちょっとした幸せを感じますね。 だけどこの変化を注意してみておかないと大変失礼なことになります。相手が文章の最後にfirst nameだけを書いてきたのに、その返事に相手をフルネームで呼んだり、自分の名前をフルネームで書いたりすると、関係は台無しになります。ちょっとした文化の違いが難しいけど、面白いです。
2012.06.22
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ちょっとドイツ語を勉強しようと思って教科書を購入しました。大学時代の教養ではドイツ語専攻していたので少しくらいは理解できるだろうと思っていたのですが、全く駄目ですね。英語に似ているが、少し違う。発音はローマ字読みに近いので何となく声に出せますが、文法がややこしいです。主語によって動詞が変化しますが、これが結構複雑です。 まともに勉強しようと思ったら、集中してやらないとだめなことが分かりました。メールでちょっとしたドイツ語が書けたらいいなと思い、軽い気持ちで取り組んだのでこれではだめです。そして、ドイツ語に独特の文字があります。ウムラウトといった文字の上に点がついた文字やβがそうです。日本語のキーボードではウムラウト書けない… 挨拶くらいでいいかな。
2012.06.13
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今日のこの悲しい気持ちは忘れませんし、忘れたくはありません。スポーツ整形外科の難しさを改めて思い知らされました。 私が治療している高校1年生の男の子が再度怪我をして私を訪れてきました。膝の靭帯再建術を行った男の子ですが、サッカーをとても愛している人です。サッカーをもう一度したいという希望を胸に私のところを訪れて手術を行った男の子です。手術後もとても熱心で、いつも私のアドバイスを真剣に聞き、頑張ってリハビリを続けていました。いつも一緒に来る父親もまたとても熱心で、自分のことのように息子の治療に真剣に取り組んでいました。2人3脚と言った感じのとても熱い親子でした。 6か月のリハビリ期間を過ぎて、ようやくサッカーに復帰して、練習試合にも参加できるくらいの状態になっていた頃です。サッカー中にバキッ!と音がして再受傷したのです。本日、私の外来を受診しました。私も無事であることを強く願っていたのですが、MRIで靱帯が損傷していることが分かりました。 靭帯再建術後の再断裂は約5-10%ほどと言われており、レベルの高いアスリートでは決して珍しい事ではありません。私も今までに沢山経験してきました。そのたびに、辛い説明をしなくてはいけません。この男の子の父の落胆ぶりは強く、涙をこらえきれずに「もうサッカーはあきらめさせます」と訴えました。 こんな時に、一番いい返事は何なんでしょう。正直言って、私も涙が出そうになりましたが、なんとか希望を持ってもらいたい。必死に説得して、もう一度頑張る事を約束しました。じっと我慢して私の説明を聞いていた男の子も診察が終わる直前に無言の涙を流しました。私は本当に胸が締め付けられるような、辛くて悔しい気持ちになりました。彼の青春の一部に影ができてしまった。スポーツ選手にとっての1年のブランクは我々の想像を絶するほどの苦痛であり、悔しさでもある。なんとかしてあげたかったが、無力であった私。 もっともっと、自分を磨いて、多くの患者を幸せにしたいと真剣に思いました。今の医学で足りないのなら、なんとかして医学を発展させなければと思いました。患者があっての医学であり、患者のための医学である。この辛さは忘れたくないし、忘れてはいけないと思った。
2012.06.11
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着々とドイツ行きを企んでいる今日この頃です。その準備の一つとして、会話です。 英語には日本語にある丁寧語、尊敬語、謙譲語などと言ったややこしい言葉の使い分けはないと聞いた記憶があります。でも、初対面の目上の人に対してしかるべき話し方もあるはずです。「Hi!」なんて、いう人はいないでしょう。 早速、「英語の敬語」という本を購入。うーん、上品な会話。こういう言葉を覚えると、少し紳士になったような気になります。でも、話す内容が幼稚だと、逆にかっこ悪い。 でも、まず出張できるように上司を説得しなくては。
2012.06.08
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先日、整形外科のセミナーに行った時に、ドイツ人医師の講師Lobenhoffer先生にしゃべる機会がありました。横須賀のT先生がレセプションで突然紹介してくれたのですが、つたない英語で必死にしゃべりました。Lobenhoffer先生はドイツのSportsclinic Germanyという病院で教授をされています。日本と異なりドイツでの教授職はかなり偉大だということをT先生から聞いていたので、汗タラタラで緊張しながら話していました。余談ですが、つたない英語だけが会話の壁になっているのではなく、ドイツに関する教養のなさが最大の問題だったように思えます。ドイツについて詳しく勉強しようと思いました。早速、Amazonで沢山のドイツ関連本を調べました。(Amazon便利ですね。) 話は戻って、そのレセプションでの会話で、思い切ってドイツ訪問を切り出してみました。「ドイツであなたの手術を見てみたい・・・」即座にOK.あっけにとられました。早速、名刺を貰って、メールを送ってくれということだったので、昨日、辞書と英語手紙の書き方の本数冊を抱えてメールを送りました。 そして即座に、教授から承諾のメールと、秘書から詳細の打ち合わせに関するメールが届きました。なんか、とんとん拍子に進むこの展開に自分でも信じられない感じです。9月に1週間くらい滞在したいということを連絡しました。 どうなるかはわかりませんが、ドイツの歴史、現代史、いろいろと勉強しようと思います。実はドイツの事ほとんど知らない私。(世界史を選択していない、ということが通用しないくらい一般教養がありません。)また、英会話も練習し直そう。
2012.06.06
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日本人男性の平均寿命が発表されました。男性は79.55歳。およそ80歳ですね。この生命力、すごいと思います。私は先日40歳になったところですが、ようやく人生の折り返し点と言うことです。 20歳代にはできなかったことが、今でできるようになりました。深いものの考え方、相手の気持ちの読み方、身の回りのことに対する見方などは、昔に比べると格段成長したと思います。また、20歳代の時にできていたことが、できなくなったものもたくさんあります。精神的、肉体的なパワーは衰えました。不眠不休の作業はもうできません。スポーツ後の体調回復にもずいぶん時間がかかるようになりました。 人間、年相応に生きるのが一番だと考えるようになりました。無理に若作りしない。年老いた考え方もしない。外見も、中身も、無理をしないことが大事です。それぞれの年齢に光るものがあるはずですから。 マラソンで言うと、中間地点はまだまだ疲れを知らない地点です。体も動くし、気持ちも軽い。30kmの壁は有名です。突然、体が動かなくなる。人生で言うと、60歳くらいになるのでしょうか。前半とばしすぎると、後半は大失速します。最後まで抑えすぎると、余力を残しすぎてしまい、不完全燃焼となります。 この先も、いいペースで行きたいものです。
2012.05.31
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先日、久しぶりに家族で遊園地に行きました。本当に久しぶりでした。息子が小さい時には関西一円の遊園地や水族館などひたすら行きまくっていたのですが、家族全員が飽きたことと、娘が小さかったこと、私の仕事が忙しくなったために、ほとんど行かなくなりました。久しぶりの「ひらぱー」で、子供たちは大興奮でした。昔は、遊園地に行っても、子供用しか乗らないので、私たち大人はお付き合い程度にしか乗り物には乗らなかったのですが、息子も大きくなり沢山乗れるようになりました。 一番の驚きが、怖いもの嫌いの息子が自らお化け屋敷に入ったこと。本当にびっくりしました。ここのお化け屋敷は全く怖くないのでちょうどよかったのかもしれません。 そして、大人用のジェットコースターに乗った事。ジェットコースター事故があってから私も極力のらないことにしていたのですが、これも乗れるようになっていました。 しかしかわっていなかったところ。ひらぱーの人気アトラクション「ぐるり森の大冒険」という、カードゲーム式のアトラクション。入るたびに1枚カードがもらえて、最後のカードゲームで勝つと賞品がもらえるアトラクション。7~8回、入りましたね。私も付き合わされ、私がゲットしたカードはしっかり息子のものに。 次の日曜日も行きたいと訴えていましたが、もう勘弁願いたいです。
2012.05.28
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これ、以前に載せたかもしれませんが、このCM大好きです。自分の息子が同じくらいの歳だろうな。子の親の気持ち、すごくわかります。
2012.05.25
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月曜日と火曜日には京都で開催された「高位脛骨骨きり術」の研修に行っていました。朝の8時半から夜6時までみっちりと講義や実習で勉強していきました。休み時間もあまりなく、本当に内容の濃いcourseでした。講師の先生はこの分野で著明なスイスのDr. StaubliとドイツのDr. Lobenhoffer、オランダのDr. Heerwaarden、日本の澤口先生、竹内先生、ゲストスピーカーには韓国のDr. Jungと超豪華なメンバーでした。高位脛骨骨きり術の歴史、臨床成績、手術手技、基礎研究などこの2日ですべてが網羅される日程でした。先日の横須賀への手術見学でも感激するほどの刺激を受けたのですが、まだまだそれは氷山の一角でした。知れば知るほど、素晴らしいものが見えてきますし、怖いものも見えてきます。物事を習得する時に必ず経験するものだと感じました。ある事を習い始めると、何もかもが目新しく、また、到底自分にはできない難しい事と思ってしまいます。しかし、練習していくうちに、少しずつ出来るようになりますが、これは本当に表面の一部に過ぎないのです。自信過剰となり、調子に乗って失敗するのはこの段階だと思います。しかし、その後も勉強と訓練を重ねていくうちに、そのものの表面だけでなく、内面も分かってきます。その内面には素晴らしいものもあれば、とてつもなく恐ろしいものもあります。さらに勉強と経験を積むことにより、その両面性を見極めることができ、偏見で傲慢な事をしなくなります。物事の習得には時間をかけてしっかりと勉強しなくてはいけない。決して自己満足に陥ってはいけない。一流を見習わなくてはいけない。そして、それらを後輩に伝えなくてはならない。
2012.05.23
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昨日、地域の医師会の講演をしました。上司のはからいで私が担当しました。大きい病院なので主任部長の所に依頼がよく来るそうです。赴任して1年ちょっとの私の顔みせということで選んでいただいたという経過です。「膝関節疾患の治療 変形性膝関節症を治療・予防する」というお話。 私の専門は膝関節ですが、その中でもスポーツ膝障害であり、関節鏡を使った靱帯手術や半月手術、軟骨手術といったものです。少し分野を広げて初期の変形性膝関節症に対しては「高位脛骨骨きり術」という手術も行ってきました。しかし、当院ではさらに治療範囲は広がり、重度の変形性膝関節症に対する「人工膝関節全置換術」も行っています。今回の講演では演題の通り、スポーツ障害と言うより最近広げた分野での発表でした。 そこでエビデンスに基づく発表をしようと思い、沢山の論文を読んで、まとめてみました。結構整理された内容となり、上司で座長を務めてくださった部長にも好評でした。何よりも自分の頭の中が整理された気がして、とてもよかったです。 時々、自慢タラタラのスライドや自己満足だけの発表を見ますが、あれは面白くないですね。信憑性がなく、非常に疑わしいです。学会発表と違って学術講演では決して個人的な意見で進めてはいけません。そういう意味で、本当に勉強になった講演でした。
2012.05.16
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先日は横須賀へ出張に行ってきました。いいところですね。自然も豊かで、景色もきれい。お洒落な避暑地といった雰囲気でした。横浜から横須賀への道中には富士山も見ることができました。何年振りだろう。日本人の心に富士山は響きますね。 横須賀の病院では著明な先生の手術を見学することができました。日本の第1人者であり、考え方、技術、統率力、すべてに関して素晴らしかったです。教科書では知る事が出来ない実際の微妙なテクニックを見ることができました。疾患の治療は、知識だけではなく、技術だけでもない。また、個人技だけでは限界があり、他人の物まねだけでも発展はない。今回の訪問は私にとって想像以上の有益な経験となりました。 そいえば、孔子の有名な言葉があります。 学びて おもわざれば、すなわち くらし。おもいて まなばざれば、すなわち あやうし。 その通りである事を、実感しました。
2012.05.15
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今週末、手術の勉強のため横須磨に行く予定です。横須賀。よく聞くけど、実際に行くのは初めてです。関西人にとっては、なかなか行く機会がない所ですよね。 変形性膝関節症の手術治療の一つに「高位脛骨骨きり術」という術式があります。全世界で圧倒的に行われている手術は「人工膝関節全置換術」で当院でも沢山行われています。骨きり術とは、人工のインプラントを使用せずに自分の関節を温存する手術なんです。脛骨を骨きりして、脚の形を変えてあげよう、というのがコンセプトなんです。横須賀には第1人者の先生がいらっしゃって、その先生に御指導していただこうという企画です。関西ではあまり行われていない手術なのではるばる横須賀へ。 40歳になっても、新しい事を学んだり、自分に足りないものを習得するのは、楽しくて嬉しいものです。まあ、医学の世界では40歳はまだまだ赤子ですからね。強行スケジュールで観光はできそうにありませんが、港のよーこ、よーこはま、横須賀~を楽しんできたいと思います。
2012.05.09
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GW中の山の遭難事故報道が絶えません。北アルプスでの6人の遭難死。本当にいたたまれないです。 私の父は大学時代に山岳部でしたので、私も中学生高校生の時、何度か夏の北アルプスには連れて行ってもらいました。正確に言うと、連れて行かされたのかも。でも今から考えると、夏といえども非常に辛くて厳しい登山でした。山小屋に宿泊して、1日中山道を歩きまわり、時には岩のようなところをふるえながら登ったのを覚えています。疲労と空腹、高山病によるものか頭痛で本当につらい思いをしました。美しい景色なんて全く記憶に残っていません。でも今から考えると、父は足手まといになる未熟な私をわざわざ連れて行ってくれたのです。私は辛抱強いほうだと思いますが、それでも父は大変だったでしょう。今の私にはまねはできません。 素人の雪山の遭難事故は毎年報道されています。専門家はちゃんとした準備と計画が必要だときつく警告しています。それほど、大自然は厳しいということなんでしょう。今回の遭難したグループは低体温症で死亡したと報道されています。軽装での登山だったようですが、専門家たちの意見は厳しい。まるで死んで当然かのような報道をされている。 本当に辛くて、寒かったことでしょう。もちろん後悔もしていたに違いありません。とても無念な最期だと思います。もう少し報道の仕方を考えたらどうだろうか。
2012.05.05
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GW後半は有馬温泉へ家族旅行でした。有馬温泉は大阪から近くて、それでいて自然の中に囲まれた温泉街です。まさに都会の中のオアシスの表現がぴったりです。 有馬温泉街を探索して、六甲に上り(ロープウェイですが)、おいしい食事をして、家族団欒しながら雑魚寝状態。子供たちも大満足です。有馬温泉に「切手記念館」があり、意外にも子供に大人気でした。最近切手に興味を持っていた息子が大興奮でした。 また、たまたま温泉街で昼食に入ったお店が大ヒットでした。銀の湯 近くにある「グリル六甲」。温泉街で洋食?と疑いながら入りましたが、カジュアルな雰囲気とは対照的に本格的な料理でおいしさに感激しました。 温泉旅館では恒例の朝風呂も気持ち良かった。私と息子と娘の3人で有馬の湯で朝風呂。贅沢。 子供が少し大きくなって温泉街の旅行もできるようになってきました。そこで子供たちに質問。「今年の夏休みどこに行きたい?」 声をそろえて「ディズニーランド!!」やっぱりTDLは強い。
2012.05.05
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最近の会話はリアル世界だけでなく、Facebookやツイッターなど文字の世界だけの交流が盛んになりましたね。私が研修医の頃は、メールですら一般的ではありませんでした。ポケベルの時代でしたから。人との会話は必ず面と向かっての会話か電話での会話でした。今みたいな顔も知らない人との会話なんてありえませんでしたね。 それが今では、あった事のない人が昨日したことや食べた物までわかる時代になったんですね。個人情報に厳しい昨今にいささか危険を感じるのは私だけでしょうか。先日、私の誕生日の出来事。職場に着くや否や、いろいろな人から「誕生日おめでとう」と言われて、正直びっくりしました。facebookでみんなが知れるんですね。 FBではあまり情報は発信しないほうがいいかもしれない。そう思ってしまいました。知らない人が、文字の世界だけでつながっていく。広がるのは友達だけとは限りません。実名公表を売りにするFBでは、使い方次第では個人情報が垂れ流しになる可能性があります。 その点、ブログでは言いたい事や秘密事まで打ち明けられます。限られた仲間との交流にはブログのほうがいいかもしれません。
2012.05.02
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久しぶりに書くブログが40歳誕生日です。今日から40歳。これまでの誕生日とは感じ方が全く違います。いろいろな意味での責任感を感じます。家族を支える責任感、仕事を任される責任感、後輩を指導する責任感、研究する責任感。どれも強制ではなく自主的に気持の底から湧きあがる感じです。これが今までと違うところでしょうか。今日の朝の通勤もせっせと走ってきました。街の様子は一寸も変わることなく、暖かな春の風も同じで、いつも道ですれ違う人も同じ。世の中は変わることなく、自分は大きな地球の1つの存在である事を実感しました。まわりは変わらなくても、自分の気持ち次第で何か変わるような気がするのでした。
2012.04.27
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「未来永劫な不変の真理を追究するのが数学者の仕事である」と数学者の藤原正彦氏は言う。確かに数学の世界では、その結果に曖昧さはない。それゆえに覆されることもなく、不変の真理である。 私たち医学の世界でも様々な研究がなされているが、それは如何なものだろう。データのねつ造疑惑が時々浮上するが、それは論外である。不変の真理から最も対極にある。 In vitroの研究は比較的、不変の真理に近いと思う。しかし、臨床の場で日の目を見るにはかなりの時間を要する。根気のいる仕事である。 一方、In vivoの研究はデータが曖昧になる事が多い。研究条件を完全に一致させることが難しく、必ずしも万国共通の一致した結果が得られるとは言えない。 そして最も曖昧なのは臨床研究である。臨床研究では症例数不足や年齢、性別、体格の不一致、測定方法の不備、など数え切れないほどの問題点がある。たとえば治療法の有用性を証明できても、時代の進歩とともに古い治療となりその後行われなくなるとその研究そのものが闇に埋もれてしまう。医学の世界で未来永劫に不変の真理を突きとめるのは本当に難しい。 整形外科の領域では「解剖学」や「運動力学」が比較的 不変の真理に近いのではないだろうか。折角研究をするのなら、やはり不変の真理を追究したいものだ。
2012.03.16
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苦しい事を成し遂げようとするとき、ある一定の我慢と努力が必要になります。ただがむしゃらに突き進むだけでは、生活のリズムが崩れて長続きしなかったり、体調を崩したりします。目標に向かって末永く突き進むためには、それを続けるだけのリズムが必要ですし、それを乱す障害物を極力排除しなければなりません。一流選手の発言にはよく見られる傾向です。「当たり前のことを当たり前のようにやり続ける」 簡単に思えて難しい行動です。1年365日続けることができるか、一流アスリートの場合には5~6年続けなくてはなりません。1年に一度くらいは風邪で寝込むこともあるでしょうし、酒を飲んで二日酔いもあるでしょう。暑かったり、寒かったり、雨が降ったり、台風が来たり、天候も様々です。 瀬古利彦語録。「自分で決めたことをしっかり守るのが、精神力を鍛える近道ではないかと思う。」「マラソンは練習と生活を律して積み重ねていけば、必ず走れるようになる。それが強いマラソン選手の本質である。」 仕事も研究もマラソンも、私はそうでありたい。
2012.03.15
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つい最近発売された瀬古利彦さんの本を読んでいるのですが、面白いです。いわゆる苦労話と栄光と影を赤裸々に語っています。瀬古さん好きになりました。 瀬古語録のひとつ。「無駄をたくさんするのが練習。結果が出た時にしかその無駄が本当に無駄であったかどうかはわからない」 苦労人の考え方ですね。人生すべてのことに当てはまる事だと思います。 多くの人が共感できるのではないでしょうか。ただし、共感できるけど実践できる人は少ないと思います。無駄に時間をかけるのは不安ですからね。少しでも楽して成功したいと思いますからね。 最近のマラソンブームはすごくて、本屋に行くと沢山のマラソン攻略本が並んでいます。沢山走らなくてもフルマラソンを完走できる といった内容の本もあります。辛い練習をしてその褒美としてゴールの感動があるのに、私にはまったく理解できませんね。 レース直前の行動で何十分とタイムが速くなる といった本もあります。そんな楽な方法を考えるくらいなら、その分練習で早くなりたいと思うのが普通のランナーじゃないでしょうか。 そんなふざけた本が並ぶ中、この瀬古利彦さんの著書は硬派で泥臭くとてもいい本だと思いました。
2012.03.13
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先日の篠山マラソンは悪天候の中無事完走でき、しかも記録は大幅なベスト更新という最高の結果でした。毎回プロのカメラマンがランニング姿を撮影してくれるのですが、数十枚とあった写真をまとめ買いしました。(セット価格で八千円弱)大ベストの記念と今シーズン頑張って走り続けた褒美に購入しました。その一部ですが、お見せいたします。これは終盤ですね。結構雨が降っています。サブスリーはギリギリ無理かなと思いつつ、結構テンションが高まっている状態です。このころから足の痙攣が起こりそうになっていました。 そして、ゴールシーン。結構な雨でしたが、心は晴れていました。今回のゴールは本当にうれしかったです。8割の満足感と、2割の悔しさ。 来年は必ずサブスリー、いや、3時間切りは単なる通過点にしたいです。
2012.03.09
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昨日の篠山マラソン 興奮が冷めやまぬ今日ですが、いつもにも増して全身の筋肉痛がひどいです。最近はフルマラソン後も軽い筋肉痛だけでADLに支障をきたすことはあまりなかったのですが、今回の筋肉痛はかなりのものです。気温が低くて筋肉の疲労が強かったことと、今までの予想をはるかに上回るスピードに筋破壊が強かったためと思います。もしかしたらK値また上昇しているかもしれません。 マラソン事務局のHPには早速昨日の結果が載っていました。男子の出走人数は7878名。その内、陸連登録ランナーは725名。(陸連登録とは住んでいる地域の陸上連盟に登録申し込みをすると会員になれます。公式大会には陸連登録しないと参加できないことがありますので、エリートランナーだいたい登録しています。)未登録ランナーは7133名。私もその一人です。総合順位100位とは7133名中の順位です。ちなみに全体の順位を見ると250位くらい/7878名。 以前は全体の1割くらいを目標にしていたのですが、最近は5%位となっていました。そして今回は上位3%まで成長しました。 今シーズンのフルマラソンは終わりました。来シーズンは夢の3時間切りと言う大きな目標ができました。この筋肉痛が治れば、練習は再開です。1年後のために。
2012.03.05
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先ほど篠山マラソン走り終えてきました。今は帰宅バスの中で待機中。今日は予想に反して序盤から雨。さらに気温が低く、後半は走りながら凍えていました。しかし、雨にも負けず、風にも負けず、記録更新いたしました。手元タイムですが、3時間1分36秒。7分ほど更新しました。今日は本当に最初から突っ込みました。いつも後半のことばかり気にしながら走っていましたが、思いきってぶっとばしてみました。最後まで走り抜くことが出来たので 、びっくりする記録が出ました。とりあえず何事も起こらずに無事終わったことに感謝しています。
2012.03.04
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2月に入ってから身内の不幸や健康問題、仕事の忙しさで気づくとすでに3月になっていました。2月は実際に少ない日数の月ですが、本当に早く過ぎてしまいました。そして出場を悩んでいたマラソン大会も明日に迫ってきました。 娯楽イベントやレクリエーション、宴会などは四十九日まで不参加しますが、マラソンのレース参加はずっと迷っていました。マラソンレースは私にとって娯楽ではなく、生活の大きな目標の1つとなっています。楽しく走るということよりも記録更新を目標に走っています。もちろんベストタイムが更新できれば結果的には楽しい思い出となりますが、あくまでも娯楽のためのイベントではありません。妻とも相談しましたが、マラソン参加は快く承諾してもらえました。やはり、家族の協力と理解がなければ走れませんので。 と言っても、マラソンに人生を賭けている訳でもありません。健康第一が絶対条件ですから、無理は禁物です。体調が不十分であれば迷わず欠場もいたします。 久しぶりのフルマラソンのためか少し緊張しますね。昨晩から下痢が続いています。何となく体もだるい。流行性の胃腸炎でもかかったのかと少し心配しておりますが、職場にも家族にも同様の症状は全くいませんのでストレス性の下痢かもしれません。
2012.03.03
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NHKの朝の連続TV「カーネーション」が終盤に向かっています。コシノ3姉妹の母コシノ綾子の生涯をドラマ化した物語です。戦前から一歩先の発想でデザインをして洋装店を開業繁盛させてきた綾子氏が30歳代後半になると時代が変わってきました。自分がこれだと思ったデザインが若者にはうけない。逆に若者が好むデザインに対してはどうしても理解できない。 最先端を進み続けて成功し続けた自信と誇りが新しいデザインを拒否してしまう。一方、自分には理解できない若者の流行デザインが娘たちはよくわかっている。時代の流れについて行っていない自分に対するもどかしさで思い悩む主人公。 よくわかります、この気持ち。なんだか自分の過去の努力と栄光が崩れ去って行くような寂しさと怖さ。自分の自信にしがみついて、新しいものを拒んでしまう。しかし、時代は流れているのだと気づくことは重要なことですね。そこで葛藤して、これまで通りの自分を突き進むのもよし、新しい技術を取り入れるのもよし。これは昔からのテーマですね。「故きを温めて新しきを知る」 論語古いことに習熟して、さらに新しい事もわきまえる 朝ドラを見ていろいろと考えさせられました。
2012.02.18
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2012年2月4日 未明に私の義父がなくなりました。1年半の闘病生活でした。病院の入退院を繰り返し、なくなる1週間前にホスピスに転院しました。闘病生活中は時に私の家で療養していた時期もありました。事情をよく知らない子供たちは義父との生活をたいそう喜んでいました。 人との別れは筆舌できない悲しさや、辛さ、戸惑い、様々な後悔や悔い、が入り乱れます。私の場合、本当に親身になれなかった対応に恥ずかしさと苛立ちを感じます。人として私はまだまだ未熟で自己中心的だと反省します。 健康に生きる。思いやりを持って生きる。自分らしく生きる。義父を思い返した時に、なんとなく頭に浮かんだこと。 永遠の課題としたいです。
2012.02.16
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「マカルーの旗」 ヒマラヤ山脈には8000m以上の山がいくつかあり、登山家にとってその登頂はあこがれのものです。世界最高峰のエベレストは有名ですが、登頂が極めて困難とされる山の一つに「マカルー」があります。世界の登山隊が挑戦しては失敗し、ようやく成功したのはフランスの登山隊でした。一度成功した登頂には別ルートが次の目標となります。当然のことながら、より厳しいルートとなるわけです。マカルーの南東ルートは特に厳しいといわれており、登頂不可能と思われていました。それに挑戦した日本登山隊があったのです。 フランスチームの初登頂成功から15年後、日本の登山隊が偉業を達成しました。世界中にこの快挙が報告されたそうですが、その真偽についてもささやかれたそうです。<登山は審判のいないスポーツ>といわれている。登頂を証明する人がいない限り、証拠を残さなくてはいけません。登頂地点からの写真は最も信頼性が高いといわれています。当時の日本隊はその写真が残っていなかったのです。もちろん持参して登頂したのですが、高度8000m以上の極寒の地でカメラが機能しなくなったそうです。そこで日章旗に日付と名前を書きピッケルに結び付けて山頂に残してきました。しかし、これを調べるすべがありません。虚偽を疑われた日本隊は相当悔しい思いをしたそうです。 その1年後、ふたたびフランス隊がマカルー登頂に成功したニュースが流れてきました。そして、登頂したフランス隊はその地で証拠写真を撮りました。その手には薄れた字で「Tanaka Ozaki 」と書かれた日章旗が写っていました。日本隊のマカルー東南ルート登頂が証明された瞬間です。これはフランス隊にとっても揺ぎ無い登頂の証拠写真となったのです。 今この日章旗はフランスの登山協会で丁重に保管されているそうです。
2012.02.01
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「わたし」とはだれか 光村ライブラリーより。小学5年生の教科書にこんなに哲学的な作品がのっていました。この年頃に【自分】を客観的に見つめることが多いらしいです。しかしそれを体験しても本人にはそれがどういう意味かわからず、思い悩む子供が多いそうです。われわれ大人が思っているよりも案外早い時期に子供は自分の存在や生きている事実を実感する瞬間があるそうです。そのきっかけは子供たちそれぞれ違い、著者の場合は学習参観でものすごく恥ずかしい失敗をした瞬間に「わたし」をみることができたそうです。失敗して恥ずかしがっている自分をあたかも周りからみているように客観的にみることができたそうです。 自分の存在を知ることで社会の中での自分の意味を知るようになります。社会の一員であることを知り、自分勝手な行動もとらなくなります。人にやさしくなり、人との関係も少しずつ出来上がってきます。大人になっても社会性に欠く人間や自分勝手な振る舞いを行う人間にはこのような経験がなかったということなんでしょうね。私の場合は?このような衝撃的なエピソードはありませんが、何となく実感したこともあります。語れるほどの明確な記憶はありませんが、、
2012.01.30
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別府大分毎日マラソンが近づいてきました。参加案内書が送られてきました。エリートランナーを対象とした本格マラソン大会で、福岡国際マラソン・びわ湖毎日マラソンに並ぶ男子3大国際マラソンの1つです。昨今のマラソンブームにあわせてか昨年から新たなカテゴリーが追加され参加者枠が広められたのです。3時間30分以内のランナー枠1000名が作られました。 カテゴリーは3つに分けられ持ちタイムにより分けられます。私の参加するカテゴリー3は、いわゆるおまけ枠ということですが、このような名門大会に参加させていただくだけでありがたいです。実力の世界は厳しく、カテゴリーにより選手の扱いは異なります。スタート位置が違うのは当然のこと、スペシャルドリンクの設置有無の違いなど。スタート前とゴール後の更衣室が施設の部屋か屋外テントか。昨年の大会は給水所の水も後方ランナーが通過するときにはなくなっていたそうです。道端に捨てられているペットボトルをみんなで回し飲みしたという話も聞きました。フルマラソンで3時間を切って、陸連に登録すればカテゴリー2への権利が得られます。何とか、この権利手に入れたいです。 今回の大会は優勝ラインが2時間8-11分くらいです。先頭グループはものすごい勢いで走っているのでしょうね。すれ違う時の迫力を感じたいです。私が出てきた大会では優勝タイムは2時間20分前後で、しかもトップだけが飛びぬけて速い。それでもすれ違う時には感動をおぼえます。今回それ以上のものを経験できるのです。それも楽しみの1つです。 この大会の目標は、ベスト更新ですが、3時間3分台を目指しています。前回の奈良マラソンから一気に5分短縮はかなり厳しい目標となりますが、これが達成されれば今シーズン中に3時間切りを目指したいと思っています。
2012.01.27
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光村ライブラリー「映像を見る目」という作品。いいこと書いていました。小学6年生の国語教科書ですが、わかりやすくて奥が深い文章。これも良かったです。 映像を見る時にはじっくりと深く見て、よく考えなさい。第一印象だけにとらわれてはいけません。例えば、いつも兄弟げんかばかりしている二人がたまたまカメラを向けられて撮った写真。笑顔で写っていると、なんて仲の良い兄弟だと知らない人は思うでしょう。本当の笑顔かしっかりと見なさい。これが真実か人物の指先までじっくり見つめなさい。例えば、ある田舎の冬景色。しんしんと降り積もった雪。なんてきれいな景色だと思うだろう。しかし、雪の中での寒い生活を想像したことがあるだろうか。雪の中を移動する大変さを想像したことがあるか。1枚の写真からその真実を見つけ出さなければいけない。 私も論文を読むときにその研究の真実を見極めるように努めている。華やかな結果を見たときに、結論に至るまでの過程をじっくり見つめ直す。世の中には結果ありきの研究がたくさんあります。仕向けられた研究では、その結果は真実ではあるが強引な結論をだしていることも少なくない。 映像を見る目を培われた小学生は将来きっと素晴らしい研究者になれるに違いない。
2012.01.26
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光村ライブラリー 中学生編は読み終えたので、次は小学校高学年編を読み始めました。1つの作品が4,5ページとかなり短いです。 小学校6年生の教科書に載ったという作品「もう一度かんがえる」ですが、内容はほとんど大人の域ですね。物事に賛成する時には一度考えなさい。反対する時にも一度考えなさい。些細な事ならそこまでしなくてもいいが、重要な事を決定する時にはその前にしっかりと考えなさい。そういう内容の作品でした。 とてもいい内容の話です。短い文章の中に考えることの重要性をしっかりと説明していました。しかも、小学生対象の作品なのでとてもわかりやすい文章です。説明するのが難しい事を、小学生にもわかりやすく簡潔に書くということはとても難しい事だと思います。いい文章と言うのは、何も難しい言葉や言い回し方を用いることはないのですね。 私もブログを書いているとついついお洒落な表現や渋い言葉を使いたくなるのですが、どう頭をひねってもそのような言葉が浮かんでこないのです。そして、小説などを読んでいると素晴らしい表現力に感動します。でもそれは本職である作家の作品だから当たり前のことですよね。シンプルでわかりやすい文章も立派な作品だなと改めて思った次第です。 それにしても、小学生も高学年になるとこのような作品を読むようになるのですね。国語教育の重要性を強く感じました。
2012.01.25
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本日、高槻でのハーフマラソンに参加してきました。2年ぶりの高槻ハーフ。前回よりも参加人数は増えて、賑やかになっていました。最近のマラソンブームを象徴しているようです。本日のゲストランナーは往年のマラソンスター 中山竹通さんと現役女子ランナー 大南選手でした。お二人ともハーフに参加されました。スタート前にトラックでウォーミングアップをしていると、中山さんがスゥーと隣を駆け抜けて行きました。それだけで感動です。 今回スタートは良い位置を陣取ってタイムロスは5秒のみ。そのためか前半はこれまで以上の超ハイペース。かなり不安になりました。でも行ける所まで行ってみようと思い、ペースを落とすことはしませんでした。 今日は天候も良く、本当に最高のマラソン日和でした。途中で心が折れることなく終盤まで力を100%近くまで出し切れた良いレース展開となりました。私と同じくらいのランナーではレース後半に大きく崩れる人がほとんどいません。そのため、集団で走っていくと安定した走りを保つことができます。本当に調子が良かった。最後のラスト400mの地点までは。 魔のランナーストップゾーンにまさか引っかかるとは。このレースの最大の問題点は最後に公道を横切るコースであるため、定期的にコースを閉鎖してしまうのです。30秒ほど閉鎖して、少しずつ車を通して行くのです。今回、私のちょうど前で閉鎖されてしまいました。 自己ベスト大更新は確実でしたので、そのショックは大きかったですね。ストップさせられた私の後ろには数十人のランナーが溜まってきました。隣のおじさん、怒って怒鳴っていました。私も爆発寸前でした。最後の400mはうっぷんを晴らすかのように猛ダッシュ。 結果1時間25分22秒(手元タイム)自己ベストを2分更新しました。大ベストであり、いま出し得る最高の成績でしたが、いまいちゴールではすっきりしませんでした。というか、嬉しさ半減ですね。 この大会、これが名物という事ですが、やはり問題でしょう。悪い事で名物というのは、言い換えれば単なる大会事務局の努力不足でしょう。このご時世、努力次第でなんとか出来る問題です。
2012.01.22
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光村ライブラリーの中に「シンデレラの時計」という作品がありました。なんだかふざけた題名だと思ったが、これまたすごく奥が深い作品でした。日本人なら誰でも知っているシンデレラのストーリー。夜中の12時までに帰らないと、魔法で変身した馬車や馬、ドレスなどが元に戻ってしまう。シンデレラは11時45分を示す時計の音でもう12時になることを知り、急いで城から抜け出します。その後は、なんだかんだ、すったもんだがありまして、王子様と結婚して幸せになるのでした。このストーリーを聞いて誰もが夢物語に憧れますよね。しかしこの作者は違うのです。物語に疑問を持つのです。 いくつかの疑問を投げかけて、様々な文献を調べてその謎を解き明かしていくのです。そのひとつの疑問が、シンデレラは本当に11時45分を知らせる時計で時間に気づいたのか。その疑問を解き明かす探究心がすごい。 まずは、物語が舞台となる当時にそもそも時計があったのか。物語の背景がどのくらいの時代なのかを調べ、その当時に時計があったのかどうか。 時計の歴史を調べるのでした。実はその当時、時計が城や宮殿には普及していたそうです。 次の疑問は、さらにシビアです。11時45分を知らせる時計があったのか。0分や30分などきりの良い時間で鐘などをならす時計はあるかもしれないが、45分と言った中途半端な時間を知らせる時計があったのか。実はこれも当時存在していたそうです。 シンデレラの物語は実によくできた話であり、当時の状況を忠実に再現していたのです。「シンデレラ」は昔からある有名な物語で、夢と空想の作品だと私たちは思い込んでいます。そして、そのような幻想的な(と思い込んでいる)作品に対しては、私たちは全く疑う余地を持ちません。シンデレラの物語はこうなのだ!と決めつけています。 常識を覆す作者の探究心につくづく感心した作品です。
2012.01.17
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先日のハーフマラソンの写真です。この大会は35回目と言う伝統のある大会で、毎年にぎやかに開催されます。新年初レースとして挑む本格的な市民ランナーも多くレベルも高いほうだと思います。私も毎年、妻と参加することにしています。 昨年もそうでしたが、今年もスタートラインに並ぶのが遅れて好位置をキープすることができませんでした。スタートは30秒のロス。その後も、混雑の中、ノロノロ運転が続きます。道のわきの草むらを応援する人にぶつかりそうになりながら突っ走りました。 この大会は淀川の河川敷を走る大会です。私はこの風景は好きなのですが、とにかく閑散としており景色の代り映えがありません。もちろん応援する人はほとんどなく、大会スタッフの関係者がポツポツと時々立っているだけです。大会に関係ないランナーや自転車に乗る人、野球少年などいろいろな人とすれ違います。 ラストは枚方の河川敷公園で100mくらいの下り坂を駆け降りてゴールです。毎年、この下り坂だけは気持ちよく走れます。今年はラストまで調子が良くて、ペースが落ちることなく走りきれました。 会心のレースの後はしばらく余韻に浸ってしまいます。次もこの調子で。
2012.01.13
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最後の一句 森鴎外 著 森鴎外の短編作品はいくつか読みましたが、この作品は初めてです。中学国語教科書に載った光村ライブラリーの1つですが、正直この作品の内容は難しい。時代背景が現代とは異なるので中学生には理解できないでしょうね。 このお話は江戸時代 徳川吉宗の時代です。もともと素直でまじめなである船頭がふとしたことでお金をくすねてしまいます。この事件が明るみに出て、奉行所の判決では「さらし者にして、その後斬首」というとても厳しい罪を受けることになりました。子供たち5人と母親の苦労が始まるわけです。長女の"いち"は16歳のしっかり者。何とか父を助けようと思い、母親には内緒で奉行所に嘆願書を持って行きました。父の代わりに子供たちを死刑にしてくださいと。小さな弟妹たちはもしかしたら助かるかもしれない。しかし"いち"は間違いなく死刑になるだろう。死を覚悟して嘆願書を提出したのです。 奉行所には子供5人と母がよばれて、その嘆願書に虚偽かないかどうかと尋問を受けました。親の入れ知恵による嘆願書なら受け入れられない。奉行所のお偉いさんは、拷問道具をちらつかせて、厳しく冷たい尋問を続けました。最後に、「父親の代わりに死ぬのなら、今すぐ死刑となる。父親の顔を見ることはできないが、それでもいいのか」と、相手を試すような、子供を脅すような、冷酷な質問をしました。"いち"は臆することなく「承知している」と顔色一つ変えずに返事をします。そして、少し間をおいてから<最後の一句>を言うのでした。「お上の事には間違いはございますまいから」奉行所のお偉いさんは、不意打ちを食らったような、腹の底を見透かされたような衝撃を覚えて、一言も発することができませんでした。 最後の一句は、自分は死ぬ覚悟ができている。死んだ後の父親の放免はあなた方を信じている。色々な脅し文句や拷問具をちらつかされても、自分の決心は変わらないのだと、"いち"の強い意志をみることができます。一方、奉行所のお偉いさん方は、最初から相手を子供扱いして、上から目線での対応しかしていなかった。脅せば怖気づいて嘆願書を戻すかもしれない。人の命の重さを忘れかけてしまって、お役所的な考え方しかしていなかったのです。"いち"の最後の一句は、奉行所役人の一番痛い所を突いたわけです。しかも、16歳の子供に。そのため、一言も言葉を返すことができなかったのです。 森鴎外の巧みな文章と流れるような展開で物語は進んでいきます。じっくり読まないとこの最後の一句の意味がなかなか理解できません。久しぶりに読み終わった後に、その内容をじっくり考えなおした作品です。このような作品に時々で出会いますが、これは至福のひと時です。
2012.01.11
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昨日、我が家の恒例になりつつある「枚方ハーフマラソン」に参加してきました。私と妻がハーフマラソンに走りました。私も妻も年末年始は練習することなく、体重だけが増えていく状況でしたので少し恐れていたのですが、天候も良くて風なし暖かめという最高のコンディションでした。間寛平がゲストに来ていました。コテコテの関西ネタ。和やかな雰囲気を作ってくれました。 今回は最初から積極的にとばして行きました。いつもイーブンペースで確実なレースをしていた私ですが、前回の奈良マラソンの大幅なベスト更新以来、前半から行けるところまでは自分を抑えないように心がけました。走りながら<いつばてるだろうか?>と不安でいっぱいでしたが、気持ちのいい位最後までくたばることはありませんでした。その結果は、1時間27分21秒(手元タイム)自己ベストを1分更新。 新年早々に最高のレースをさせていただき嬉しいの一言です。2週間後には高槻のハーフマラソンがあります。その2週間後には、大本命の別府大分毎日マラソンです。いよいよ本格的なシーズンとなってきました。 正月で増えた体重をまずは落としていかなくてはいけません。
2012.01.10
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最近毎日1話ずつ読んでいる光村ライブラリー。今回は「くるみ割り」 永井龍男 著。これもシブイ話でした。 ある絵師が父の命日にブランデーを飲みながらくるみを割って食べることについて語った物語です。彼の少年時代に経験した家族の思い出に由来する習慣です。少年から見る父の存在感がよくわかります。この物語もそうですが、子供にとって父親は母親とは全く異なる存在となります。優しさく親近感のある母親に対して、父親は少しとっつきにくく、威厳をもった存在。ある意味、子供にとって父親は神秘的な存在なのかもしれません。 この物語では、父親の象徴としてブランデーとくるみ割りが登場してきます。そして、父の命日には決まってそれが出てくる。子が親を思う愛情ですね。 少年時代に経験した自分の中の葛藤や親とのトラブルなど沢山ありますが、家族の愛情がそれらを振り払ってくれます。家族愛の素晴らしさを感じさせてくれる作品でした。
2012.01.07
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「あの坂をのぼれば」 「あの坂をのぼれば、海が見える」というフレーズが耳に残る詩です。中学教科書に載った作品です。 少年は子供のころからよくお婆さんに子守唄のように聞かされていました。「あの坂をのぼれば、海が見える」家の裏には長い坂がありますが、少年はその坂を上ったことがありません。そして、別に気にもしていなかった坂。 ある日少年は何となく坂をのぼって海が見たくなりました。「あの坂をのぼれば、海が見える」と心で呟きながら、長い長い坂をのぼるのでした。特別強い願望を持っているわけでもなく、のぼり始めるのでした。 しかし、坂をのぼって頂上に着いても、その先はうねり続ける道があるだけです。少年はいくつもの坂を上っては下り、いくつもの峠を越えてはまた新たな坂道に行き当たりました。本当に坂の向こうには海があるのだろうか、と不安になります。 少年は次第に疲れてはててしまい、帰りたくなります。別に海を見たいわけではないのだ、と思い始めるのでした。しかし、これだけ歩いてきた道を引き返すのも大変です。少年はこれから先のことを悩み始めます。 その時、空に1羽の海鳥が飛んでいきました。少年は海が近いことを知り、一握りの希望が芽生え始めました。疲れていた身体はまた自然と動くようになり、新たな希望を胸に力強く歩き始めるのでした。「あの坂をのぼれば、海が見える」今の少年の心には、しっかりとこの言葉が刻まれています。 作者はあとがきで、「道程」がとても大事だと思うと書いています。「あの坂をのぼれば、海が見える」繰り返し述べられているこの1行も、状況により全く思いが異なっています。「道程がない結果よりも、結果を伴わない道程の方が好きだ」と作者は述べています。1羽の海鳥が少年に強い感動と希望を与えたのも、苦しい道程があったから。成長期真っただ中の中学生に「道程の重要さ」を教える最適な作品ですね。思えば私も中学生くらいの年頃では、結果がすべてという気持ちが強かった様な気がします。如何に楽をしてテストで高得点をとるか。如何にさぼりながら部活を乗り切るか。過程が大事だとは思った記憶はありません。 でも、道程のない結果は全く応用が利かないことを知ります。その場をらくしてしのぐだけでは、必ず次の壁にぶち当たる事を知ります。苦労して掴んだ成功には感動がある事を知ります。厳しい道程の中で友情が芽生えることを知ります。 この素晴らしさを若人に伝えるのに最適な作品ではないでしょうか。
2012.01.05
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今日から仕事始めです。年末にちょっとした風邪をひいてしまい、年末年始は療養していました。休みの間に走りこもうと密かに考えていたのですが、全く実行できず。それなのに食欲だけは旺盛で、毎日食っては寝て、食っては寝ての連続でした。 完全に油断していました。私はあまり太る体質ではないと信じ切っていたのですが、この1週間で5kg増加してしまいました。顔を洗う時に、いつもと顔の輪郭が違うことを手に感じます。明らかに胴周りの鏡映りが違う。体重は1日1kgのペースで増え続けました。 これまではランニングで消費できていたカロリーが蓄積されたみたいです。ランニングをしないどころか、ほとんど毎日寝ころんでテレビばかりを見ていました。 しばらく飲まなかったお酒のカロリーもプラスされたみたいです。十分な休養をとったおかげで風邪はずいぶん回復しましたが、鈍ってしまった身体と頭の回復にはもう少し時間がかかりそうです。 この1年、今日から頑張りたいです。
2012.01.04
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先日紹介した「光村ライブラリー」の中の短編に星新一の「繁栄の花」という興味深い話がありました。ショートショートの神様。教科書に載った作品です。 地球がある惑星との交信に成功して、その惑星と貿易を始めることになりました。その惑星から<繁栄の花>といわれる花の種がサンプルとして届けられました。地球人はさっそく、その種を植えて育てることにしましたが、なんとも美しい花が咲いて、不思議な香りを放つ花でした。しかも1年中咲き続けるのです。しかも、簡単に種子がとれるのです。ある人が、このサンプルの花から得られた種子でお金もうけをしようとたくらみました。そしてあっという間に世界中にこの花が咲くようになりました。これは商売を繁栄してくれる花でした。さらに、世界中に広がる繁栄の花となりました。 さて、この花は育つと決して枯れることがありませんでした。 除草剤をまいても枯れません。根っこを抜いても一時的に成長は止まりますが、枯れることはありません。世界中で増え続けるのでした。ここにきて地球人は困ってしまいました。その時に再び貿易先の惑星から使者がやってきました。「この花を枯らす方法はただ1つ。私たちの惑星にいる蜂に花を食べられると枯れてしまうのです。」この繁栄した花を抑えるにはこの蜂しかないのです。困った地球人は蜂を輸入することにしました。地球人はこの蜂を地球で繁殖させて問題を解決しようとしましたが、全く繁殖能力のない蜂だったのです。惑星の使者は「私たちの惑星にいる女王蜂しか繁殖させつことができません。」といって、一方的な貿易をすることとなりました。その惑星は、地球上の繁栄の花がなくなりそうになれば、蜂を搬送する宇宙船の来る間隔をあけ、決して地球上の繁栄の花がなくならないように企てています。繁栄の花とはその惑星が繁栄するための花だったのです。 今の時代の状況にすごく似ていると思いました。人々は科学技術の進歩により原子力という究極の科学を作りました。日本は原子力を利用した爆弾で被害を受けた唯一の国です。非核3原則を唱え、率先して原子力に反対してきました。原子力艦が日本の周囲を通るだけで青筋を立てて怒り続けました。しかし、知らないうちに沢山の原子力発電所が日本中に散らばっています。平和利用の原子力なのでこれは別物と言わんばかりに開発が進みました。地元住民以外に誰か反対したでしょうか?繁栄の花のごとく原子力発電所は世界中に広がりました。開発、建設した企業にとってはまさに繁栄の花でした。 そして今回の原発事故。地球人はその対処方法を知りませんでした。花が枯れないのならまだいいが、花も咲かない世界となったのです。 星新一が生きていたら、何かいい案を教えてくれるだろうか。花を食べる蜂のように。
2011.12.27
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いろいろな紙面で今年の重大ニュースがランキングされています。どのランキングでも圧倒的な1位は「東日本大震災」です。3月11日に発生した大震災は9カ月以上たっても皆の脳裏に鮮明に焼き付いています。この1年は本当にこの天災に限るといっても過言ではありません。その震災に付随するように上位にランキングされるのが「福島原発事故」です。震災の後味をさらに悪くした事故です。 ニュージーランドでの地震や奈良和歌山の台風被害、タイの洪水浸水、など考えると災害は起こり続けています。人災によるものとしては、ビンラディンやカダフィーの死亡があります。最近では北朝鮮トップの死亡もランキングされていませんが、大ニュースです。大相撲の八百長疑惑や島田紳助の引退、スティーブジョブズ氏の死去などもありました。惜しまれる別れ、悔やまれる別れ、その人の人生を物語っているようです。人の評価は自分でするのではなく、他人がするものです。 日本が元気になったニュースは、なでしこジャパンの世界1。1番じゃないといけないのですか?2番ではだめなんですか?と発言した大臣がいます。1番と2番は雲泥の差なんですね。歴史が語っています。2番ではランキングされなかったと思います。タイガーマスクのプレゼントブームや国産スパコン「京」の世界1奪還、小笠原諸島と平泉の世界遺産認定などがありました。 1年を思い返す時期になってきました。えっ!私の重大ニュース?1.職場が変わった事。2.マラソンで大ベストが出たこと。3.こうしてブログを続けられる幸せ…みなさん、メリークリスマス(当直中の医局より)
2011.12.24
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光村図書出版の光村ライブラリーという本があります。国語の教科書に載った事のある作品をまとめている本です。時々、昔読んだことのある懐かしい作品に出くわします。 中学校国語教科書に載った作品は、結構奥が深いものが多く内容の本質を知ろうと思えば真剣に読まなくてはいけません。どの作品も主人公の心理をうまく表現している傑作です。中学生の時にこのような本をたくさん読んで、心の地図を増やしていくと感性豊かな人間になるのだろうなと思いました。同じ作品を読むにしても大人が読んだ時の感想と小中学生が読んだ時の感想は大きく異なります。<あの時あの本を読んですごく感動したのに今読むと大したことないなぁ>、と感じる場合、すでに子供の時に持っていた純粋な感性はなくなっているということです。 子供心に戻りながら読書をするのもいいかもしれません。最近感じたことのない感動に出会えるかもしれません。
2011.12.22
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論語の中ではしばしば用いられる言葉に「巧言」「令色」があります。孔子はこのようなうわべっつらが嫌いだったようです。今の時代にもよく見られますが、昔からいたのですね。 巧言令色(こうげんれいしょく)、すくなし仁。「言葉上手で、顔よしでは、仁の徳はほとんどない。」 巧言、令色、足恭(すうきょう)なるは、これを恥ず。「言葉上手で、顔つきがよく、あまりにも恭しいのは、恥である。」 巧言は徳を乱る。「言葉上手は徳を害する。」 人間、余裕がないとどうしても言葉に頼ってしまいます。中身がない人間が、いくら言葉巧みに取り繕っても、人間の中味、その人の本質までは隠しきれないということでしょう。努力によって中身は埋まってきます。 「巧言令色」 自分にとってもいい戒めの言葉です。
2011.12.21
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先週の金曜日は職場の忘年会で、その翌日は大学スポーツクリニックの忘年会でした。よく考えると30歳代最後の忘年会です。と言っても、何の特別なことではないのですが、自分もいつの間にか年をとったなぁと思ってしまいます。悪い意味でとらえている訳でもなく、感慨深いものでもありません。ただ単に、時が過ぎるのは早いものだと改めて実感させられます。 職場忘年会では年甲斐もなくいろいろ変装して、おどって、コントして、楽しみました。私の場合、研修医や1年目の看護師が登場するのとは違って、意外性というものでしょうか、結構盛り上げてくれました。皆さんの温かい声援のおかげで良いひとときをおくることができました。 スポーツクリニックの忘年会も個人的に思い出となる会となりました。毎年、恒例の様々な表彰があるのですが、私もうれしい賞をいただきました。表彰はすべて40歳以下が対象となるのですが、39歳の私は最初で最後となる「最多主演賞」をいただきました。1年間で最も多く執刀した人に対する賞です。全く意識はしていませんでしたが、知らない間にこのような立場にいたということです。この時、クリニックのボスが私においしいワインをついでくれたことは一生忘れません。 また、私の研究の指導者にうれしい言葉をかけてもらいました。めったに人をほめることがない方なので、びっくりしたのと同時にとても感動しました。「今年は嫌なニュースや事件が多くて重苦しい1年やったけど、お前が自分で考えた研究ネタ(実は12月3日にstudy designを報告した)を聞いて少し明るくなったわ。」 39歳の忘年会。世の中では毎年と同じように忘年会が行われている。皆は毎年と同じように忘年会を楽しんでいる。私にとっての30歳代最後の忘年会は、何か少し思い出に残る忘年会でした。
2011.12.20
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これから職場の整形外科の忘年会です。各部署からもたくさんの参加者がおり100人弱になるそうです。でも、気が重いです。芸をします。 昔はあんなに芸好きだったのに、今ではすっかりその面影はありません。今年就職した人はみんな新人扱いで、芸参加が義務化です。整形外科は2つの病棟があるのですが、それぞれ芸を披露します。この2週間、大変でした。AKB48のEverydays カチューシャ、マルモリ、ショートコント、と夜な夜な皆で練習しました。私はもともとリズム感なしのダンス音痴。振付を覚えるのに本当に苦労しました。 今日はそのお披露目。頑張れば頑張るほど、緊張するもんですね。頑張ったのに、失敗したくないから。 人生、いろいろあって楽しいですね。
2011.12.16
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最近のマラソンブームで過去のマラソン名選手があちこちで引っ張りだこです。大きな大会では誰かしら有名人がゲストランナーや招待選手として参加しています。奈良マラソンもしかり。 昨年の第1回記念大会は高橋尚子さんでした。そして、今年は有森裕子さんでした。この二人は特に沢山のマラソン大会に招待されています。頂点を極めた二人ですからね。でも、雰囲気は対照的です。 高橋尚子さんは、とても明るくて、さわやかな演出をします。皆を明るく盛り上げようという精神です。会場の雰囲気がとても和やかになります。コース上で待機して、皆とハイタッチなども笑顔でしてくれます。どんなに疲れていても、ミーハーな気持ちが抑えきれずに思わず寄って行きタッチをしてしまいます。一時的に疲れを忘れさせてくれるさわやかな気分になります。 一方、有森裕子さんは、すごく力強くて、エネルギッシュな方です。応援にも気合や根性があふれています。今回のコース上で何度かお会いしましたが、雄たけびを上げながら大声で応援してくれました。遠くから誰か叫んでいる声が聞こえるなぁと思いながら走っていると、実は有森裕子さんでした。びっくりするくらいの応援ぶりです。こんな、気合の入った応援は今まで経験ありませんでした。今回、本当に力をいただきました。走りながら、感動で心がジーンとして、目もウルウルしてしまいました。 マラソンを極めた二人。マラソンをこよなく愛する二人。両極端の二人でしたが、本当に素晴らしい方々です。
2011.12.14
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昨日、奈良マラソン 2011を走ってきました。昨年の第1回大会にも参加しましたが、このコースはアップダウンが激しく難コース。昨年参加したマラソン仲間も今回はこぞって敬遠し、私のみの参加となりました。私は奈良への思い入れが深く、また、他の大会にはない超自然的なコースが好きで迷わずエントリーしました。 天気は曇りで気温は6度。風はほとんどなく絶好のマラソン日和でした。記録狙いのランナーには今一つの大会ですが、私にとっては昨年ベストを更新できた相性のいい大会です。前回の神戸マラソンではイーブンペースで行きながら後半失速して失敗しましたので、今回は前半貯金型の展開にしました。前半貯金型のレースは後半にばてて大失速する危険性がありますが、うまくいけば大幅な記録更新が狙えます。今回はその後者でした。 記録3時間8分42秒(ネットタイム)6分も記録を更新できました。こんなに大幅な更新はこれまでなかったので、走り終わった後もしばらく興奮はおさまりませんでした。確実に記録を狙うにはイーブンペースです。大きな失敗はないが、大幅な記録更新も望めない。無難なレース展開です。今回は初めて前半型の展開にしました。5km、10kmとかなりのハイペースで走り続けました。正直言って、ずーっと不安な気持ちでいっぱいでした。いつ失速するか、そろそろ苦しくなるんじゃないか、そんなことを考えてばかり。しかし、意外と20km過ぎても足腰はしっかりしていて、胸も苦しくない。あれやあれやと、そのままゴールまでとばし続けることができました。 無難なレースも必要ですが、時には挑戦も必要だなと思いました。しかし、言うは易し、行うは難しなんですね。フルマラソンで大失速した場合、後半本当に地獄を見ますので。それに負けない、強い自分を作っていきたいと思います。
2011.12.12
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小学生の頃の国語の教科書に車掌の本分という話があったのを思い出すことが時々あります。遊園地のおサルの列車の話です。最後尾の車両からおサルの車掌が列車の安全を見守る仕事をしています。おサルの列車は大好評で次第に車両が増えていきます。しまいに車両が増えすぎて先頭車両がおサルの車掌が乗る最後尾車両のすぐ後ろになってしまいました。おサルの車掌は悩みました。自分の仕事は一番後ろからみんなの安全を見守ることなのに、先頭になってしまったと。それぞれの仕事には役割があって、それを全うしなければいけません。自分は医者の本分を全うできているか?知らない疾患や治療法は無数にあります。最善の治療ができているか?患者の一生にかかっているかもしれない。常に勉強し、学んで、悩み、進歩し続けなくてはいけないと思う今日この頃です。
2011.12.10
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