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2005.07.06
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カテゴリ: 米外交史
▼二重構造
 いずれにしても、政府の内部に、複雑な権力の2重、3重構造ができあがってしまったのだ。大統領とは別の権力が暴走、政府を影でコントロールしていた可能性が強い。ジョンソン大統領のスミスに対する発言は、それを裏付ける“証拠”ともいえるのだ。

 分からないのは、あれほどの権力と情報を握っていたエドガー・フーバーが、どういう役割を演じたかだ。ケネディ暗殺前に、マフィアによるカストロ暗殺計画を含め、CIAと、反カストロ分子やマフィアの不穏な動きは当然、つかんでいたはずだ。フーバーはそれを大統領のシークレット・サービスには伝えず、静観していたのか。ケネディ兄弟とフーバーの仲が悪かったことは周知の事実だ。1965年の定年後も長官職に留まりたかったフーバーにとって、ケネディは邪魔な存在だったのかもしれない。

 ジョンソンはおそらく、最後までカストロ陰謀説を信じていたのではないか。ちょうどハワード・スミスに自分の信じる真相を打ち明けた約1ヶ月後の4月25日、CIAに対して、CIAによるカストロ暗殺計画を密かに報告させたという記録が残っている。口頭でなされ、文書はジョンソンにも渡されなかった、というその報告書は、CIAが暗黒街の人間を使ってカストロ暗殺を図ったことを認めた内容だった。

推測するに、ジョンソンはスミスに話した都合上、ケネディがカストロ暗殺を企んだが、先にカストロにやられてしまった、というマコーンから聞いた説をもう一度、CIAの内部報告という形で確認したかったのではないだろうか。ジョンソンにとっては、CIAがマフィアを使ってカストロ暗殺を図っていたことさえ驚きだった(メモ41参照)。だからこそすぐに、カストロが報復したに違いないとするマコーンの報告を信じたのだ(メモ42参照)。

 マコーンもカストロ陰謀説を信じた一人だろう。何しろ、マコーンら上官が知らないところで、カストロ暗殺計画が実行に移されていたのだから。中止になったと聞いていたカストロ暗殺計画が継続され、しかも、オズワルドがカストロと関係があると部下から知らされたとき、マコーンは仰天したに違いない。すぐにジョンソン大統領にそのことを告げたのだ。
(続く)

(メモ41=ジョンソンに知らされたCIAの暗殺計画)
 これに関連する話として、ジョンソン大統領が71年、作家のレオ・ジャニスに対して「大統領に就任するや、米国が、カリブ海を舞台にして忌まわしい“暗殺会社(Murder Inc.)”を経営していたことが分かった」と嘆いた事実がある。このことから類推できるように、ジョンソンは大統領になる前は、CIAのカストロ暗殺計画を知らなかった可能性が高い。


 ハワード・K・スミスにカストロ説を披露した後も、ジョンソンは実は、何度か同じようなことを口にしている(編注:このこともあまり知られていない)。2年後の1969年、ジョンソンはCBSとのインタビューの中で、ケネディ暗殺の背後に国際的な陰謀があった可能性を完全には否定できないと述べた。当時、CBSはこの発言を放映できなかった。というのは、ジョンソンが米国の安全保障上、支障があるとの理由でその部分の放映を認めなかったからだ。ところが73年のジョンソンの死後、まず、新聞コラムニスト、マリアンヌ・ミーンズが、死亡する1年前にジョンソンは、オズワルドはカストロの命令の影響を受けて犯行に及んだ疑いが強いと信じていると語ったことを明らかにした。さらに、ジョンソン大統領時代のホワイトハウス主席補佐官、ジョゼフ・カリファーノも、ジョンソンはケネディ暗殺がCIAのカストロ暗殺計画に対する報復だと信じていた、と証言した。これを受けてCBSは、かつてジョンソンの要求で放映できなかった前出の発言部分の放映に踏み切った。(以上はCIAの75年4月のニュース記録による)





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最終更新日  2005.07.06 10:21:12
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