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2005.07.09
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カテゴリ: 米外交史
▼亡霊
 リチャード・ニクソンはどうだろうか。自分が手塩にかけた、密約の当事者でもあるマリオ・コーリーなどキューバ人の反カストロ右派の動きは気になっていたのだろう。コーリーが通貨偽造で捕まったことを知ったニクソンは64年3月、自ら地方裁判所判事に手紙を書き、コーリーの刑期を短くできないかどうか嘆願している(メモ43参照)。

 ニクソンの大統領就任後も、いたるところでピッグス湾事件の影がちらついていた。ちょうどウォーターゲートの忍び込み事件が発覚してから約5週間後の1972年7月23日、今後ウォーターゲート事件の捜査が進んだときの対応についてニクソンは、ホワイトハウスで録音されたテープの中で、部下のハルデマンと次のような会話を交わしている。

 ニクソン:・・・ハント(編注:前出のCIA情報部員、ハワード・ハント)のやつは知りすぎているし、関係しているからな。気を付けなければいけない。もし、これがすべてキューバのことと関係していることが分かったら、キューバのことは大失態だったことが分かってしまう。CIAが悪者になってしまうだろう。ハントも同じだ。このままでは、まずいことにピッグス湾事件のことまでばらされてしまいそうだな。それはCIAにとっても、我が国にとっても、この時期、米国の外交政策にとってもまずいことになる。何とか止めるようにやつらに言ってくれ。

 ハルデマン:確かに、それが我々の行動の拠り所です。そこで止めておくべきです。
 ニクソン:やつらにはこちらが何を企んでいるか知られたくない。我々の関心は政治的なものだからな。

 それから約10ヶ月後の73年5月18日には、次のようなやりとりも録音されていた。
(続く)

(メモ43=ニクソンの嘆願書)

「エドワード・ウェインフィールド地方裁判所判事殿
 外国の通貨を偽造した罪で1年間の禁固刑を言い渡されたマリオ・コーリーのために、彼の弁護士の依頼で、この手紙を書いています。私は裁判内容に関しては詳しく知りませんが、私の知る限りでは、コーリーは評判の良い人物で、今回の有罪につながった行為も、彼個人の利益のためではなく、彼の国のためにやったことであると信じています。
 キューバ問題を身近に感じている一人として、私は、現在の困難で、危険で、かつ変化しやすい情勢を鑑みると、カストロ政権に対する米国の政策の複雑さが、特にコーリーのような亡命キューバ人にとって、誤ってはいるが、真摯に、今回のような犯罪行為が米国の利益にも反しないと信じさせてしまうような雰囲気を作り出してしまったことも十分あり得ると思っています。キューバの共産化以来、米国における亡命キューバ人の置かれた状況というのは、多くの点で、我々の歴史の中でも特異であります。彼らが米国にいることは、カストロ政権の米国に対する敵対行為や、米国民やマスコミ、それに米国政府がカストロに抱きつつある反抗心と無関係ではありません。結果として、亡命キューバ人は時として、閣下もご存じのように、米国の激励や支援を受けながら、キューバ政府を打倒するために努力してきたのです。そうした努力は、ことの性質から、秘密であったり、時には法律の範囲を逸脱したりしたものもあったのです。こうした反革命の機運を高めようとする亡命キューバ人の愛国心、勇気、それにエネルギーは、過去においても、また未来においても、キューバの利益になるだけでなく、米国の利益になると見なされてしかるべきです。
 私には、公共の利益に反しない限り、これらの特異な状況が、コーリーに下された懲罰の程度を決めるに当たって、考慮されるべきであると思われます。
 私がこの手紙を書いている目的は刑の執行停止か減軽を申請している弁護側の意向を裁判所に考慮していただくことであると、閣下に理解していただけると信じております。
リチャード・ニクソン」





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最終更新日  2005.07.09 09:39:26
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