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2007.09.06
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カテゴリ: 雑感
薔薇の名前
バラ

「バラに名前なんかいらないわ」と言ったのはジュリエットですが、その名前にこだわったのが、記号論の分野で有名なイタリアの哲学者ウンベルト・エーコが1980年に書いた小説『薔薇の名前』。1986年にはショーン・コネリーが主演した映画にもなっていますね。14世紀、北イタリアのカトリック修道院を舞台に起きた怪事件を、コネリー扮するフランシスコ会修道士が解決していくという物語です。

この小説の最後には12世紀に作られたラテン語の詩の一節が出てきます。
Stat rosa pristina nomine, nomina nuda tenemus.

rosa は薔薇、pristineは原初のとか、昔のという意味ですから、rosa pristinaで「原初の薔薇」あるいは「古代の薔薇」となります。statはあるとか、残るという意味。nomineは副詞的に使って「名前により」というような意味だと思います。前半部分は「古代の薔薇は名前に残り」となるでしょうか。

後半部分では、nomina は「名前」、nudaは「裸の」で、直訳すると裸の名前。「ありのままの名前」「純粋な名前」などという意味でしょうか。tenemusは「私たちは持つ」とか、「私たちは手にする」という意味。すると訳は「私たちが手にするのは純粋な名前」となるでしょうか。

意味を類推してつなげると、「古代にあった薔薇は名前で残っているに過ぎない、だから私たちに今あるのは、名前だけ」というような意味になると思います。

タイトルの「薔薇の名前」はこのラテン語の詩から取っていますが、いろいろな解釈が可能です。事実、映画の字幕では(私は忘れていましたが)、「バラは神の名付けたる名、我々のバラは名もなきバラ」と訳されているそうです。私の解釈とは、だいぶニュアンスが異なります。

ここには一つだけの正解というのはないように思われます。どうやら、概念が先か、個物が先かといった実念論と唯名論の間の哲学論争が背景にあるようです。「神は『光あれ』と言われた。すると光があった」とする旧約聖書の一説をめぐる神学論争でもあります。

ただそう難しく考えずに、この物語の「語り部」が思いを寄せた「名も無き農民の少女」を「薔薇の名前」であったと考えることもできます。一方、薔薇をローマやキリスト教に置き換えて解釈してもいいでしょう。栄華を誇った国も、美しきものも、やがては滅びます。そこに残るのは名前だけなのか、それとも・・・。答えはあなたの中にありますね。

薔薇






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最終更新日  2007.09.06 11:07:02
コメント(14) | コメントを書く
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Re:薔薇シリーズ2(09/06)  
カズ姫1  さん
過去も未来も複数で、ここでも正解は一つではない。
異次元を詮索してもしょうがない、バラが、目の前のバラが美しければそれでよし。とアバウトなカズ姫は思うのですが。ところが、今アバウトでは困る事に直面しています。絵を描いてるんですが、3ミリのご誤差が埋まらない。ここから測ればぴったりなのに、何故この誤差が出るか。色々やって見ても分からない。結局キャンバスの歪みからきているようです。で、結局自分が一番大事だというところを合わせて、そうするとどこかでフェイクしないと合わなくなるわけですよね。そんなこと多分気付く人はいないかも知れないのにです。全部に深入りは出来ませんが、深入りしているのを読ませて頂くのは、楽しいです。どうでもいいと言いながらこうして毎回来ているということは、結構シリアスなのかも。な何を言いたかったのか?!
答えは一つじゃない。バラシリーズも面白そうですね。 (2007.09.06 12:00:45)

Re:薔薇シリーズ2(09/06)   
furafuran  さん
白山菊理姫さん
こんにちは。

どんなにおじいちゃんになっても、アイルランド出身のショーンコネリーが大好きな私は、ずい分前にちょっと難しかったこの映画を何度か見ました。

古典的なバラも含め、今現在も人の名前がついたバラもあり、何を思いその名前となったのかに思いをはせると面白いと思えるものもあります。

現在も次々新しい品種が生まれ、古典的なバラで探してもなかなか見つからないものもあり、どこかのお庭にあっても名も知れずとなっている有名な名のバラもたくさんあるのでしょうね。 (2007.09.06 13:06:56)

Re:薔薇シリーズ2(09/06)   
furafuran  さん
↑上記訂正です。
誤)アイルランド 正)スコットランド
ごめんなさい。
(2007.09.06 14:54:46)

立派なバラですね  
色の名前を覚えたいなぁ、と常々思っているのですが、バラを通じて、今日は特に意識させられています。
優雅な香りとチャレンジ精神旺盛な香りが、そよいで感じられた気がします。 (2007.09.06 20:40:44)

Re[1]:薔薇シリーズ2(09/06)  
白山菊理姫  さん
カズ姫1さん
こんばんは。

>過去も未来も複数で、ここでも正解は一つではない。

ここでも複数正解でしたね。数学と違って文学では、正解が一つしかないという場合は少ないようです。

>異次元を詮索してもしょうがない、バラが、目の前のバラが美しければそれでよし。とアバウトなカズ姫は思うのですが。

ジュリエットもそのようなことを言ってましたね。

>結局自分が一番大事だというところを合わせて、そうするとどこかでフェイクしないと合わなくなるわけですよね。そんなこと多分気付く人はいないかも知れないのにです。

そのわずかなズレが気になるわけですね。こだわりたくなる気持ちもわかります。

>全部に深入りは出来ませんが、深入りしているのを読ませて頂くのは、楽しいです。どうでもいいと言いながらこうして毎回来ているということは、結構シリアスなのかも。な何を言いたかったのか?!

私も思いつくままに書いているところがありますので、お気軽にお読みください。

>答えは一つじゃない。バラシリーズも面白そうですね。

たまたま薔薇の写真が余っていたので、文学や映画と結びつけてシリーズにしましたが、4回で終わる予定です。文学シリーズは続けるかもしれません。 (2007.09.06 20:56:17)

Re[1]:薔薇シリーズ2(09/06)  
白山菊理姫  さん
furafuranさん
こんばんは。

>どんなにおじいちゃんになっても、ショーンコネリーが大好きな私は、ずい分前にちょっと難しかったこの映画を何度か見ました。

ショーン・コネリーは超一流の役者さん(昨年引退?)ですよね。私も好きですよ。007のイメージから抜け出すのに苦労したようですが、すごくいい味を出しています。

>古典的なバラも含め、今現在も人の名前がついたバラもあり、何を思いその名前となったのかに思いをはせると面白いと思えるものもあります。

プリンセス・ダイアナとかプリンセス・ミチコという名前の薔薇もあったように思います。色も大きさも形も、薔薇は本当に種類が多いですね。

>現在も次々新しい品種が生まれ、古典的なバラで探してもなかなか見つからないものもあり、どこかのお庭にあっても名も知れずとなっている有名な名のバラもたくさんあるのでしょうね。

神代植物園のバラ園には古代薔薇のコーナーもあり、楽しめました。えっ、これが薔薇なのかと驚くような小さな薔薇もあります。野性の薔薇の花は概して小さいようですね。秋にまた咲くので楽しみです。 (2007.09.06 21:28:42)

Re[1]:薔薇シリーズ2(09/06)  
白山菊理姫  さん
furafuranさん
こんばんは。

>↑上記訂正です。
>誤)アイルランド 正)スコットランド
>ごめんなさい。

コネリーがスコットランド、ピーター・オトゥールがアイルランド出身なんですね。私も時々混乱します。ところで、スコットランドの英語はまったく異なる英語です。リズムもアクセントも違うので、聞いていると楽しくなってしまいます。 (2007.09.06 21:36:11)

Re:立派なバラですね(09/06)  
白山菊理姫  さん
ヤンチャリカ☆358さん
こんばんは。

>色の名前を覚えたいなぁ、と常々思っているのですが、バラを通じて、今日は特に意識させられています。

色の名前ってたくさんありそうですね。自然の中には何一つ同じ色がないようにも思います。一瞬一瞬色が変わり、それぞれの個性が輝いている感じがします。

>優雅な香りとチャレンジ精神旺盛な香りが、そよいで感じられた気がします。

色、香り、触感・・・。一輪の赤い薔薇からイメージがドンドン膨らみますね。薔薇が昔から西洋文学の材料として登場するのも、そのためでしょう。西洋の薔薇は、日本の桜に匹敵するのかなとも思います。 (2007.09.06 21:57:36)

Re:薔薇シリーズ2  
カメ さん
白山さんこんばんは 拝読しながら、私が『薔薇の名前』の映画を見たのは、そんな昔だったのかと軽いショックを感じています(笑) 薔薇をマリアさんの隠語としてとらえる逸話をふと思いだし、名も無きマリアをイメージしています… (2007.09.07 20:08:07)

Re[1]:薔薇シリーズ2(09/06)  
白山菊理姫  さん
カメさん
こんばんは。

>拝読しながら、私が『薔薇の名前』の映画を見たのは、そんな昔だったのかと軽いショックを感じています(笑) 

20年(!)ひと昔ですね。今から思うと、『ダヴィンチ・コード』の先駆けだったかも。

>薔薇をマリアさんの隠語としてとらえる逸話をふと思いだし、名も無きマリアをイメージしています…

薔薇をいろいろなものに置き換えることができますね。思い当たることがあれば、それが正解になります。私にとっての薔薇は・・・!? (2007.09.07 21:39:07)

Re:薔薇シリーズ2(09/06)  
heliotrope8543  さん
最初レンタルビデオだったと思うのですが、この映画をみたとき、ラテン語はわからないながら、最後のラテン語のことばの訳が間違っているような気がしました。訳者は少女を名もなき薔薇と解釈しているように感じましたが、原作ではたしか、少女はそれほど重要視されていなくて、火あぶりにされてもしかたないと主人公達は見捨てて去っていったように記憶しています。あとでテレビで見たとき字幕が直してあったような気がします。といっても覚えていなくて…すみません。
それにしてもいろいろ解釈できそうですね。 (2007.09.08 00:54:54)

Re[1]:薔薇シリーズ2(09/06)  
白山菊理姫  さん
heliotrope8543さん
おはようございます。

>この映画をみたとき、ラテン語はわからないながら、最後のラテン語のことばの訳が間違っているような気がしました。訳者は少女を名もなき薔薇と解釈しているように感じましたが、原作ではたしか、少女はそれほど重要視されていなくて、火あぶりにされてもしかたないと主人公達は見捨てて去っていったように記憶しています。あとでテレビで見たとき字幕が直してあったような気がします。といっても覚えていなくて…すみません。

映画の字幕は、字数に制約がありますから何となく分かればいいというレベルになってしまいますね。でも映画を観てわからないので原作を読むというパターンもいいですね。活字を好きになる人が増えるかも。

>それにしてもいろいろ解釈できそうですね。

作者自身も解釈を読者に委ねています。一つだけの答えは与えず、わざと観客や読者に考えさせるのが、作者の意図である場合が多いようです。チャネリングでも、そのように言っていた存在さんがいましたね。この世界は文学の世界のようなものでしょうか。 (2007.09.08 09:08:53)

Re[2]:薔薇シリーズ2(09/06)  
furafuran  さん
白山菊理姫さん
こんにちは。

以前少しだけ英会話を習ったときに、1日だけイギリス人の先生がいらっしゃって、スコットランドの言葉は、すごい訛りでわからないと確かに話していらっしゃいました。

3歳程度の子どもの英語(話すのも苦手ですが)らしい私と友人は、そのきれいなわかりやすいキングスイングリッシュの方ではなく、オーストラリアの方で少し訛りのあるという方に習っていて、ゴミという単語がギャベジに聞こえたりして、笑える3ヶ月を過ごしながらも、彼女が留学生だったために3ヶ月で打ち切りとなってしまいそれ以来英語からは遠くなっています。
もう少しまじめにやっておくのだったと、ちょっと反省しています。

プリンセス・ダイアナかな・・・確か白っぽいバラで、ダイアナさんのバラは知人の庭にあり1週間前にちょうど写真でしたが見てきました。

それもあってか、おかげで昨日のTVを見てまたもや涙腺が壊れ、大泣きしてしまった私です。 (2007.09.08 16:03:41)

Re[3]:薔薇シリーズ2(09/06)  
白山菊理姫  さん
furafuranさん
こんばんは。

>以前少しだけ英会話を習ったときに、1日だけイギリス人の先生がいらっしゃって、スコットランドの言葉は、すごい訛りでわからないと確かに話していらっしゃいました。

私も生粋の青森弁を話されたら、たぶん分からないと思います。スコットランド語も一応英語なんですよね。青森弁もそうでしょうが、一週間ぐらい経つと、慣れてくるそうです。

>3歳程度の子どもの英語(話すのも苦手ですが)らしい私と友人は、そのきれいなわかりやすいキングスイングリッシュの方ではなく、オーストラリアの方で少し訛りのあるという方に習っていて、ゴミという単語がギャベジに聞こえたりして、笑える3ヶ月を過ごしながらも、彼女が留学生だったために3ヶ月で打ち切りとなってしまいそれ以来英語からは遠くなっています。

オーストラリア語も独特の英語ですね。

>もう少しまじめにやっておくのだったと、ちょっと反省しています。

一ヶ月ぐらい旅行していれば、すぐに話せるようになると思います。中学卒業程度の英語で支障はないのではないでしょうか。文法なんて間違えても一向に構わないんですから。ようは通じればいいんです。

>プリンセス・ダイアナかな・・・確か白っぽいバラで、ダイアナさんのバラは知人の庭にあり1週間前にちょうど写真でしたが見てきました。
>それもあってか、おかげで昨日のTVを見てまたもや涙腺が壊れ、大泣きしてしまった私です。

女王陛下の殺人機関・MI6がやった可能性が強いような気がします。動機もノウハウも、MI6は持っていますね。国益のためには殺しも厭わないのが、殺しのライセンスを持った007でした。ショーン・コネリーも悪役だったのか、とも思えてきます。 (2007.09.08 21:18:22)

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