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2010.10.01
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カテゴリ: 歴史散歩
日の出の時刻と関係する祭りには、次のような儀式や風習も伝えられています。

「もう一つの羽根のライン」が通る愛知県北設楽郡一帯には、かつて行われていたという白山(しらやま)の浄土入りと呼ばれる籠もりの習俗があります。『日本の祭りと芸能』(諏訪春雄著)などによると、毎年一一月から三月にかけて、この地方の村々では歌舞を伴った花祭りである冬の神楽が夜を徹して上演されます。この祭りが世に出たのは、一九三〇年ごろでしたが、実はその時点ではすでに絶えてしまっていた「大神楽」という祭りがありました(最後に行われたのは一八五六年)。

「大神楽」は、白山信仰と結びついた祭りで、神楽の舞いが行われる庭から少し離れた畑の中に、白山(しろやま)と名づけられた方形の建物が造られます。そして、舞いが行われている場所から白山には無明橋という三途の川にかかった橋が設置されます。白山はここでは、いわば黄泉の世界なんですね。

祭りの二日目の夕方、六一歳の還暦に達した男女や厄年の男女が白装束を着て橋を渡り、この白山に籠ります(浄土入り)。白山の中には枕飯がそなえられ、中に入った男女はじっと夜明けを待つんです。そして、日の出を待って五色の鬼が鉞(まさかり)を持って白山に乱入、男女を外へと連れて帰るんです。こうして再生の儀式は終わります。

栃木県小山市白鳥にある白鳥八幡宮の日の出祭りは、旧暦一月一一日に近い日曜日に行われるお祭りです。日の出を合図に供物を持った行列は八幡宮に向かいます。神事を行った後、鳥居に吊るした鬼の面を弓矢で射ることで、その年の悪霊の村への侵入を阻止するのだそうです。

三重県鳥羽市神島で元日の夜明けに催される八代神社の「ゲーター祭り」では、深夜から東の空が明るくなるまで、島中の男衆がグミの枝を束ねて編んだ直径二メートルほどの輪である「アワ」(日輪)を竹で刺して持ち上げ、長時間たたき合って落とします。祭りが最高潮に達するのは、やはり日の出。そのときに「天に二つの日輪はなく、地に二皇あるときは世に災を招く、もし日輪二つあるときは、神に誓って偽りの日輪は是の如く突き落とす」と諸悪を払うのだといいます。起源はわかっていませんが、冬場もっとも力の衰える太陽を棒でたたき刺激することにより、再び太陽に活力を与え、太陽霊を復活させる呪術であるともみられています。

夫婦岩の夏至の祭りのように、夏至の日の出に祭祀を開催したと思われる古の神社もあります。岡山市一宮の吉備津彦神社は、夏至の日の出が正面の鳥居の真正面の山から昇り、その日の光は祭文殿の鏡に当たるため、朝日の宮とも呼ばれています。同神社は吉備国最古の神社とされ、神紋が太陽と月が重なり合った金環色を表す二重丸に、四葉木瓜が入っていることからわかるように、古代より太陽、月、泉、磐座や巨木を祀っていたことがわかります。実際、本殿の奥には八大龍王の磐座と祠を祀った竜王山がありますが、夏至の日の出の方角に鳥居と本殿、竜王山の磐座が一直線に並ぶようになっているのです。

このほか、毎年五月八日には東京都青梅市の霊山である御嶽山でも日の出祭りが開催されるなど、日の出の時刻に祭りのクライマックスを迎える儀式は、昔から頻繁に行われていたことがわかりますね。

こうした日の出の時刻に合わせた祭りが各地に残っていることは、実に興味深いことです。こうした祭りは、古代において日の出ラインとも呼べる白鳥ライン、羽根ラインを作った人たちが行っていたとみられる光通信という「儀式」の名残ではないかと思うんですね。






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最終更新日  2010.10.01 22:23:22
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