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鍛えれば何とかなると思った先輩のTさんが、主に一年生のために昼が過ぎると霜が融けてぐちゃぐちゃなコートになる冬期とともに始めた朝練――私はその朝練でメキメキ力を付けます。
Tさんの通称「テニス塾」で特にためになったのは、フットワークです。
細かいステップの重要性とスタートを早くする方法を叩きこまれました。
Tさんの指導は非常に細かくて、打点の位置、ボールのどこをどう打つかなどの基礎から、体重の移動の仕方や構える時の重心の位置まで、しっかり丁寧に教えてもらいました。
私もそうした基礎練習を参考にしながら、いろいろな打ち方を思いつき、試しては自分のものにして行きました。
そして、最終的にレギュラーの座を射止めたのは、リーグ戦が始まる直前だったと記憶しています。
別に是が否でもレギュラーを取ろうとは思っていませんでしたが、そのころまでにはナンバー5くらいまでのレギュラー選手に勝てるほどに上達していました。
当時のレギュラー選手は、ナンバー1が朝練を主催してくれた三年生(本当は四年生ですが、卒業を一年延ばしたので出場できる)のTさん。後にソニーに就職します。
ナンバー2が2年生のOさん。Oさんも何と就職先はソニー。
ナンバー3がキャプテンで三年生のHさん。三井物産に就職しました。
ここまでが「ビッグ3」といわれた不動のレギュラー陣です。
そのほかは変動が激しく、ナンバー4が2年生のYさん、ナンバー5が三年生のSさん、ナンバー6が三年生のHさんや二年生のYさんでした。
そこに一年生の私が入り込んで、いきなり公式戦のリーグ戦でナンバー6としてデビューすることになったわけです。
(続く)
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