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出雲族と大和族の話（パート２）

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2024.01.13

ＮＨＫで昔（1963年4月1日から1985年3月31日まで）「明るい農村」という番組をやっていましたが、私が当時やろうとしていたのは「明るいオカルト」シリーズのようなモノでした。
オカルトというとオウム事件のような暗い事件を思い起こしてしまう人が多いと思いますが、あれはカルト。オカルトとカルトは全く違うものです。

しかし、わかりやすい「明るいオカルト」では表層的になり、深みや奥行きが出てきません。
本当にオカルトを書くためには、今までのように、超常的な現象を経験してもどこか他人事のように淡々と記述しているわけにはいかなくなってくるんですね。

実際に私の執筆活動は、２００６年１０月に『カストロが愛した女スパイ』を上梓した後、次の本を出すのに行き詰まり、どうしようか思いあぐねているところでした。
その段階から次へ進むきっかけを作ってくれたのが、同年６月の退行催眠であり、翌年２月の前世リーディングだったわけです。
オカルト体験者を探して取材しようとしていたら、自分自身が体験者になってしまったという意味では、「ミイラ取りがミイラになった」ことになります。

ところで、言い忘れていましたが、２００６年１２月の退行催眠で、催眠中に私は面白いことを自分に対して語っています。
質問の内容は、「未来の自分から今の自分に対して、羽根ラインに関係することで何か教えてあげたいことはありますか」というものでした。

もちろんそれは正しい答えであるのですが、それは省略した答えでした。
その本当の答えは、「これからの人生において、羽根ラインに関係する私の過去生の謎を解き明かしてくれる決定的な人物、おそらくは私の過去生と密接に関係するソウルメイト、もしくはツインソウルのような人物に出会うであろう」というものでした。

もちろん秋山氏もその一人ではあるのですが、秋山氏以外に新しくソウルメイトとも呼べるような過去生からの関係者に出会うという意味でした。

その未来の自分からの提言を受け入れて、私はそれを気長に待つことにしました。
（続く）

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