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2024.12.22
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カテゴリ: 歴史箱
二人の元CIA情報官と分析官がなぜあのように膨大な論文のリーディングアサインメントを与え、分析させたか――そのすべての答えは、ファイナル試験の問題を読むことによって判明しました。
第二次世界大戦後の東アジアの国際関係を説明するに当たって、あるポジション(議論の軸となる主張)を取って論ぜよという問題だったんですね。
つまり右だろうと左だろうと自分の主義主張とは関係なく、一つの立場に立って、説得力のある歴史的解釈を論じろというわけです。
私が受けたファイナル試験の中で一番面白い試験の一つでした。

そのポジションの例として、次の11の例が挙げられていました。

The international relations of East Asia since World War II are best understood as:

1)-the successful effort of the U.S.-led West to contain Soviet expansionism in Asia. (Orthodox Cold War interpretation)

2)-the unsuccessful effort of the former USSR and the Third World states of East Asia to deter American domination of Asia. (Revisionist Cold War interpretation)

3)-the failure of the United States and the Soviet Union to work out a stable accommodation in Asia and elsewhere. (Post-revisionist interpretation)



5)-the return of China as the hegemonic power of East Asia. (Sinocentric interpretation)

6)-the rise and decline of the United States as the dominating Asian power. (American hegemony interpretation)

7)-the rise and decline of a bipolar global structure of power and transition to multipolarity. (Realistic interpretation)

8)-(Missing)

9)-the triumph of Asian nationalism. (Nationalism interpretation)

10)-the completion of the creation and consolidation of the nation-state system in East Asia. (International society interpretation)

11)-an emergent clash of civilizations. (Huntington/cultural interpretation)

(訳)
第二次世界大戦後の東アジアの国際関係は次の解釈によって、いちばんわかりやすく説明できる:

(1)アジアにおけるソ連の拡張主義を封じ込めようとするアメリカを中心とする西洋諸国の努力が報われた。(オーソドックスな冷戦の解釈)

(2)旧ソ連諸国とアジアの第三世界諸国が、アメリカのアジア支配を食い止めることができなかった。(修正主義者的な冷戦の解釈)



(4)東アジアの支配勢力としての日本が衰退し、再び盛り返した。(日本中心の解釈)

(5)東アジアの覇権勢力としての中国が戻ってきた。(中国中心の解釈)

(6)アジアの支配勢力としてのアメリカが盛衰した。(アメリカ覇権主義的な解釈)

(7)大国の二極構造が衰退し、多極構造へと移行した。(現実主義的解釈)

(8)アメリカが推し進めたグローバル経済と安全保障秩序が東アジアで広まった。(汎アメリカ的解釈)



(10)東アジアにおける国家システムの創生と地固めが完成した。(国際社会的解釈)

(11)文明の衝突が顕著になった。(ハンティントン的、文化的解釈)

このうちのどれが正解ということはなく、このほかにも、自分で解釈を作り出してもいいことになっていました。
ただし、一度ポジションを決めたら、最後までその解釈を貫かなければなりません。
東アジアで起きた事件や出来事をすべて最初に決めたポジションで解釈していくわけです。

この中で、私は(9)のナショナリズム的解釈を選びました。
別にいつもこのような歴史解釈をしているわけではありません。
ただ、この立場をとって歴史を解釈すると、どう見えてくるか、興味を覚えたからです。

次回は、私が書いたそのエッセイを紹介しましょう。
(続く)





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最終更新日  2024.12.22 12:53:25
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