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ワタクシどもナゴヤ堂のアジトの前は、交通量の多い道路が走っているのですが、そこにイチョウの木が並んでいるのです。イチョウは、東京都のマークにも描かれているように、都のシンボル。都内のいたるところで街路樹として植えられているので、みなさまにもお馴染みかと思いますが、この時季、イチョウの木は「アレ」を落とすじゃないですか。アレが落ちて、硬いアスファルトにぶつかって割れますと、実にこう、植物から出るものとは思えないような、一種異様な、強烈に個性を主張する、そしてその個性が残念ながらワタクシにとっては好ましくない、とても残念なニオイがします。ま、要するに、大変クサイことになるわけですね。(今、どちらもカタカナで書いてみましたが、「ニオイ」と「クサイ」が同じ漢字だというのは、言葉として問題があると思います。 いいニオイの場合は「匂い」という書き分けもありますが、そんなの無用。 ニュートラルな意味合いの漢字をひとつ、ぜひ作ってほしいものです)イチョウの木は雌雄異株だそうでして、アレを落としてくるのは雌株だけなのですが、どうもアジトの前に立っているのがそうだったらしく、ここんとこ、ものすごいニオイに参っています。ところが、世の中には実に奇特な、と言いますか、あのニオイを嗅ぐと、ガゼン元気になってしまう人というのもいるものでして・・・。ママン「ギンナン拾いに行ってこよ!!」・・・こんなに身近にいたか。実際問題、ここんとこのママンは異常でして、アジトの前の木にギンナンがなることを知って狂喜乱舞。毎朝の散歩がてらにギンナンを拾って、隣駅の阿佐ヶ谷、さらにその隣の高円寺方面にまで勢力を伸ばしてしまい、もともとこの地域にいたと思われるギンナンピッカーズのみなさまの縄張りを荒らしまくっています。アジトにいても日がな一日窓の外を眺めては、「拾いにいってこようかなー。もうそろそろ、また落ちてると思うけどなー」などと言って、ソワソワしています。アンタ、今朝拾ってきたばっかでしょ。たまに、他のギンナンピッカーを見つけたりしますと、もう、エライ剣幕で、「しまったー。さっき拾いに行こうと思ってたのに!」などとわめき散らします。家から見えるイチョウの木は全部自分のものだ、とでも思っているんでしょうか?雨が降っちゃあ「ギンナン落ちてるかも」、風が吹いちゃあ「ギンナン落ちてるかも」。川越に行って夜に帰ってきたとき、ちょっと雨が降っているにもかかわらず拾い始めて、ワタクシを呆れさせたり、夢中で拾っているうちに、アジトの表玄関の鍵が閉まってしまう午後10時を過ぎていて、入れなくなってしまって、鍵はモチロン携帯も持たずに出ていたものだから、同じマンションの住人の方が帰ってくるのを待って、一緒に入れてもらった、なんていうこともありまして、さすがのママンもこれには懲りた様子でした。しかし、それでも、一向にギンナン拾いを止めようとはしないのです。ワタクシには、ギンナンのどこに魅力を感じて、そこまでアツクなれるのか、サッパリわからん。だってさあ、ギンナンですよ?ま、そりゃ、茶碗蒸しの中に入ってると確かにうれしい気はしますし、がんもどきに入っているのもまぁ、それはそれで。でも、まぁ、その程度のことじゃないですか。「いやーっ、やっぱり秋の味覚はギンナンだねえ! サンマ、松茸、栗ご飯もいいけど、ボクはやっぱりギンナンがイチバン好きだなぁ!!」なんていう人は、見たことがありません。いたらごめん。実際、味といっても、特にこれといった明確なものはありませんで、非常に淡白なもの。ただ、種類豊富な栄養素を含んでいるようですので、決して悪いものではないのですが、何も別にそうまでどうしても食べたいものではありません。だいたい、食べ方があまりないじゃないですか。茶碗蒸しにしても、がんもどきにしても、ご家庭で作るってものではないでしょうし、じゃあ、他にと言いますと、もう、普通に炒って食べるくらいでして、これは食事じゃなくてオヤツの扱いになってしまいます。どうしても食品として、小駒の印象は拭えないわけですね。しかし、それでも、ママンは毎日毎日拾いに行ってます。もう、拾うことが楽しくなってきているのですね。ワタクシがいくら「もう充分あるし、これ以上あっても食いきれん」とか「街路樹のイチョウなんて排気ガスまみれだし、道路に落ちたギンナンの衛生面も気になる」とか言っても聞くものではありません。食べ方はいたってシンプル。適当な数のギンナンを、紙の封筒に放り込んで、電子レンジで数分間。これだけで食べられるようになってしまいます。ワタクシはまぁ、味の方はそれほど嫌いではありませんが、何せあのニオイを発するものですので、あまり気持ちよくなくて、それほど数は食べませんが、ママンなんか、放っとくといつまでも食べています。なんとなく、年老いたサルに見えてきます。何度も言うようですが、そこまで美味いか!?一度、炊き込みご飯の具に加えて「ギンナンご飯」というのが出てきたことがありまして、ま、これも普通に食べてしまったのですが、どうもギンナンというのは、あまり食べ過ぎるとよくないようです。食べ過ぎると、けいれんなどの中毒症状が起こることがあるようで、特にお子様には危険だそうですね。なので、それ以降、なるべく数を数えて、控え目にするようにしています。以上、お話してきましたように、総合的に考えて、別にまぁいいや、というものなのです、ワタクシにとってギンナンは。別に年寄りの楽しみですから、ママンには好きなだけ拾いに行ってもらって構いません。近所のギンナンピッカーズのみなさまにはヒンシュクを買っているに違いなくて、それだけは恥ずかしく思うのですが、ま、ま、ま、それはいいとしましょう。味だって、特にどうということはありません。なきゃなくたっていいくらいです。あるから、食べる。その程度です。ママンがギンナン拾いに、異常な情熱を燃やすのは、ま、時々うっとうしいですが、それも許せないものではないってことにしておきましょう。ただ!!ただ、一点!!あのニオイだけは、断じてガマンならん!!アジトに帰りついて、ほっと一息、玄関のドアを開けた瞬間に、あのニオイがワタクシに毎日毎日襲いかかって来るのが、ワタクシは本当に悲しいのです。オレハコノニオイノナカデスンデイルノダ、というのは、全く持って受け入れがたいことなのです。もしも誰かがワタクシのアジトに遊びに来たとして、「お前んち、ギンナンのニオイするな」なんて言われたら、ワタクシはきっと恥死にすると思います。ワタクシだって、ギンナンのニオイのする家になんて遊びに行きたくありませんもん。しかし、そこに今、住んでいるというのが、目下のワタクシの真実。もしかしたら、もう、ワタクシ自身、ギンナンのニオイを周囲に撒き散らして生きているのかもしれないのです。イヤだぁ!加齢臭なら仕方ないけど、ギンナンのせいで周りの人に疎まれるのは、イヤだぁ!!もう一度だけ言いますけど、そうまでしてギンナンって食べるものか、これホント!?ギンナンが、秋のこの時季にしかできないことは、本当に不幸中の幸いだったと思います。いっそのこと、秋はすっ飛ばしていいんで、この際もう、さっさと冬になっちゃってください。(ところで、これまたどちらもカタカナで書いてきましたが「イチョウ」と「ギンナン」が同じ漢字なのも、この日記書いてて不便でした)
2006年10月31日
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タイトル:「全員からの拒絶と一人からのトドメ」「タバコ、吸うなや」「吸うなや」「吸うなや」「吸うなや」「あっち行けや」いや、これ、もっと椅子がたくさんあって、そのいちいち全部に「禁煙」シールが貼ってあったのです。それがあまりにもしつこくて笑ってしまって、JR某駅にて撮影。
2006年10月24日
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またも川越に行って来ました(ヤケクソ)!!今朝11時、タップリ寝て起きてみますと、昨日はもう「明日は一日ゆっくりするわ」て言ってたママンが、やる気マンマンで「川越行こうよ!」と叫ぶのです。起き抜けで軽くめまいを感じましたが、よく考えてみれば、です。昨日の川越行きは、実に不本意だったのですね。歩く歩くとは思っていたのですが、ことのほか歩いちゃいまして、寝不足だったこともありまして、あれほど意気込んでいたのに、午後3時頃で早過ぎる終幕。行きたいところはまだまだあったのです。ママンさえ、今日も歩くというなら!ワタクシだってタップリ寝ましたし!2日連続の川越、望むところじゃあないか!!行こう行こう、川越行こう!!・・・ところで、ママンはすでに早起きをして、ギンナンを拾いにアジト周囲を結構歩き回ったそうです。すげえな。昼ご飯を食べて、出発。本日は、新宿から西武で本川越へ出るルート。東武東上線の川越駅は、ちょっと離れたところにあるという、昨日の反省が活きてますね。マ「で、まずは、どこに行く?」ナ「カフェ! カフェ!」ワタクシの中で昨日行きたくて行けなかった場所NO1の「一軒家カフェ・パチャンガ」さんです!築80年の民家を、使えるものはなるべくそのまま使うという方針で改造してカフェに。縁側にテーブルと椅子(小学校にあるような奴です!)を持ち出した感じのテラス席の写真が「散歩の達人」さんに載ってまして、「絶対ここ行く! ここで、丼で出てくるカフェオレ飲む! 飲んで写真撮る!」と叫んだワタクシだったのですが、昨日の土曜日は、昼の営業時間が短かったので、行くのを諦めたのでした。「さあー! 行こう行こう!!」元気に歩き出すワタクシでしたが、ママンは露骨にイマイチっぽい様子です。「えー、アンタ、そんなにコーヒーとか好きやったっけー?」「どこで飲んでも同じやんかー?」うるさいの! 行くの!ちょっと迷って周りをウロウロしまして、正直諦めそうになったところで、天の助け。すぐそばの商店街「クレアモール」に「←一軒家カフェ・パチャンガ」の看板が。行ってみたら全くの民家でして、確かに門の辺りに「Cafe」などと書かれてはいるものの、正直ちょっと戸惑います。ママンは、慌ててワタクシを呼び戻そうとしてます。しかし、その時、お店の中の様子が見えて、ワタクシは自信を持ってお店に踏み込んでいきました。どうだいどうだい! この入り口ですよ!右端に見切れてるのが、ワタクシがぜひ座りたいテラス席ですね!入りますと、「お好きなお席へどうぞ」の声。これがうれしいじゃないですか!お店の都合で、座席を決められちゃうんじゃなくて安心しました。モチロン、テラス席に一直線。ワタクシは、予定を変えてホットチャイ、ママンはトマトジュースをオーダー。運ばれてきましたよ。見事チャイは丼での登場です!わはは!! どーだどーだ!!美味い、美味いのう。チャイは、美味いのう!吉田ナゴヤ、ちょっぴり靴下の色がセンス悪いですが、そんなことは黙ってろ!!美味いのう!! わはははははははは!!ママンのトマトジュースも、市販のものとは違って、ちょっとくすんだ赤色。こちらのオーナーは農家が本業で、ここで出される一部の野菜は自家製だそうですので、トマトもそうかもしれませんね。ママンも渋ってたくせにスッカリご機嫌で、「氷の色まで、普通じゃない! ちょっと赤い色がついてるみたいよ!」なんて喜んでますが、それはトマトジュースの色が透けて見えているだけじゃ・・・。店内も本当に民家にリサイクル家具をめったやたらに持ち込んだという風情でして、床の間だったと思われるところにソファが置かれていたりと、適度なカオスぶり。と、トマトジュースを飲み終えたママンが、また騒ぎ出しました。「あれ、おかしいな! やっぱり氷は透明やったみたい!」いや・・・だから・・・その・・・つまり・・・ま、いいや。大満足で「パチャンガ」さんを後にしまして、クレアモールを北上します。ここは、普通に商店街なのですが、昨日歩いたような何もない道とは違って、やはりいろんなものに目が行くので、歩いていて楽しいのです。「こんな道やったら、歩いても疲れへんわ」と言ってるママン、早くも買い物を始めました。運動靴と冬の時期に家で穿くズボン。いずれも「なんで川越まで来て!?」と全力で問いたくなる品物です。「ええねんええねん。こういうものって、見つけたときに買わんと、次はないのよ」まあ・・・そりゃあそうかも知れんけど・・・。途中のお菓子屋さんでママンが買い食いした「焼きだんご」は、醤油味で甘くなく、みたらしだんご好きのママンも、「これはこれで美味しいよ! ちょっと辛いけど」と言ってましたが、実はこの「焼きだんご」も川越名物らしいです。道はそのまま「大正浪漫夢通り」と名前を変えます。ここは蔵造りの建物も多いですが、大正時代風(?)の洋館の造りと言いますか、古めかしい石の背の高くないビルディングが数多く立ち並びます。車がほとんど通らないので、広い道をゆっくり歩けるのも魅力。その中で、その名も「大正館」という喫茶店がありまして、ガラス張りになってて店内の様子が見えたのですが、ウェイトレスさんがメイド服!!あ、でもね、あれはきっと、秋葉原界隈で見かけるメイド服とは、きっと違いますよ。違うと思うのですよ。間違っても作り物感満点のアニメ声で、「いらっしゃいませ、ご主人様」とか言わないと思うんですよね!そういうメイド服なんだよ、あれは!普通に、真面目に、当たり前に接客してくれるんだけど、そのウェイトレスさんがメイド服だってことなんだ、これは!!・・・うぅ・・・接客されてぇ・・・。なんだって、ママンと二人でこんなとこへ来てしまったんでしょう!「パチャンガ」さんを出たばっかりで、いくらなんでもまたお茶ってのは不自然ですし・・・。結局、泣く泣く諦めました。くそーっ! また来るぞ、川越! 覚えてろよ!!突き当りを左に曲がって、蔵造りの街並・中央通りへ、今日も来たぜ!!それっ、昨日は取れなかった「まめや」さんの写真だっ!今日はもう買い物はしませんでしたが、すかさず試食。そして和菓子の「亀屋」さんに今日も突入。昨日えらく気に入った「紫いもシュー」を今日も食べるつもりだったのですが、日曜だからかすでに売り切れ。代わりといっては失礼ですが、「右門」さんで昨日は買わなかった「いも恋」を購入。ママンは「時の鐘」近くの酒屋さんで、念願のサツマイモを買ってました。そう言えば「時の鐘」、結局鳴るところは聴けずじまいでしたな。早くもリュックを背負って、昨日と同じ「ヤミ市」状態のママンでしたが、さらにそのまま菓子屋横丁へ突入。やはり昨日野菜を買ったお店で、にんにくやキュウリを買ってしまいました。全く、なんだってこんなにロマンに欠ける買い物ばかりするのでしょうか!・・・と、思ってたら、菓子屋横丁の駄菓子屋で・・・ついに、ママン、「日本一長い麩菓子」買ってる!な、なんでそんなものを・・・。マ「北海道に行ってたーちゃん(甥っ子です)とみーちゃん(姪っ子です)に見せてあげるのよ!」そ、そうですか。そりゃー、よかったですね・・・。結局、この後、ママンは大量の野菜をリュックに背負い、長ーい麩菓子を小脇に抱えて、なおも颯爽と川越の街を歩き続けたのでした・・・。全く、何食ってりゃ、こんな元気なんだ!?以上、結局は2日もかけて下見を行いましたので、もはやワタクシの川越デート・エスコートプランは完璧です!さあ、この日記を見てくれている、ちょっと内気な(何せ昨日から一人も応募がありません)18歳以上未婚美女のみなさん!チャンスは、今! 今ですよ!!さあ、恥ずかしがらずに!
2006年10月22日
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川越に行ってきました!関東の小京都とか小江戸とか呼ばれ、蔵造りの街並みが実に風情がある街だそうで、以前から一度訪ねたかったんです。「どうバカ」のみなさまにとっては、名企画「対決列島」の時の、関東大会の開催地。大泉さん達が、買ってきた駄菓子で死闘を演じた名所として有名ですね!好きな街が特集されている時だけ買っている雑誌「散歩の達人」も、タイミングよく特集してましたので、抜かりなく買ってあります。朝8時、ママンに叩き起こされて、しぶしぶ起床。JRで池袋へ出て、そこから初めて乗る東武東上線で川越駅着。なんと、まだ朝の10時です!埼玉県ということで、ずいぶん遠いのかと思っていましたが、荻窪から1時間ほどの旅でした。なあんだ、近いじゃん!来る前にママンと「散歩の達人」を熟読しまして「あそこも行きたい、ここも行きたい、これは絶対食べたい」などの打ち合わせを入念に行いまして、「もしも1日で回りきれなかったら、泊まっちゃおう」とまで勢い込んでたんですが、この所要時間なら、わざわざ泊まらなくても、明日また来ればいいですね。初めて降り立つ川越駅前は、思っていたよりも都会で(失礼)、いきなりレトロな世界が広がるのかと思っていたワタクシ、ちょっと面食らいます。モチロン、いくら川越さんだって、街中全部が蔵造りってわけではありませんで、そういったいかにも川越!って地域からは、この川越駅、ちょっと離れたところにあるようなのでした。早速、そっちの方面へ歩き始めたのですが、これがちょっと遠い。前回、世田谷を歩き回った時は、ワタクシが驚くくらい平気で歩き続けたママンでしたが、今回は早くも、「遠いね。まだー?」とか言ってます。ワタクシも、寝不足で疲れ気味だったのですが、「ま、ま、ま、もうちょっとだから・・・きっと・・・」などと必死でなだめすかします。しばらく行くうち、ようやく中央通りの「蔵造りの街並」と呼ばれる界隈に到着。こちらは、古美術商の「フカゼン」さん。「散歩の達人」で写真を見て、建物と看板のカッコよさに惚れまして「ぜひ自分でも写真を!」と思ったのでした。こちらは、川越郵便局さん。ちょっと狙い過ぎのような気もしますが、ステキな建物ですね!建物の写真だ、って言ってんのに、ママンが勝手に入り込んでしまいましたが・・・。こんなような建物がずらっと軒を連ねてまして、まさに壮観!ただね、郵便局さんの写真でもお解りかと思うのですが、この通り、かなりの交通量でして、車がビュンビュンに走ってます。で、歩道が狭くて車道との間に段差もないので、景色に見とれてボヤボヤしてると、アッと言う間に車に轢かれちゃいそうで、なかなかじっくり見物したり写真撮ったりできないのが残念でした。休日だけでも、歩行者天国にしてもらえませんかねえ・・・。無理なんでしょうねえ、あの交通量ですしねえ・・・。さて、冒頭の写真は、街のシンボル「時の鐘」。寛永年間(1624~44年)に川越城主・酒井忠勝が、城下多賀町に建てたのが始まりだそうで、火事で消失した度に作り直されてきて、現在のものは明治26年(1893年)製だそうです。6時、12時、15時、18時の1日4回、今でも時を告げているのだそうですが、残念ながら今回はその音色を楽しむことは出来ませんでした。・・・って言うか、今「散歩の達人」読んでて、ガクゼンとしました。しまった、まだ鳴ってるのか・・・。さて、観光のもうひとつの楽しみは、やっぱり食べ物!ワタクシとママンは、中央通りに入るや、いきなり角のところにあった「まめや」さんという甘納豆などの豆菓子の専門店に心奪われまして、きなこ豆や抹茶豆などを次々と試食。ママンは、しばらく後に妹夫婦の所に行く際の手土産として、いくつかを買ってました。ちなみに、ここの建物もとてもステキでした(写真、撮り忘れた・・・)。「まめや」さんを出てすぐに、和菓子屋の「亀屋」さんにひっかかります。川越の名物は、芋。早速、形も芋そのままの「川越いもシュー」を、サツマイモとムラサキイモ1個ずつ買います。ま、こういうものは、そもそもがほんのご愛嬌って性質のものですので、たとえ美味しくなくても、これは気分で食べなきゃ・・・なんて思ってたら、クリームが濃厚でコクがあって、ちょっとビックリしました。しまった、美味かったのか! 特にクリームも紫色のムラサキイモの方。お芋関連のお菓子は他にも多くて、他のお店では、おまんじゅうにサツマイモの輪切りとつぶあんが入った「いも恋」というお菓子、「これおいも!?」というジュース、紫いもソフトクリーム、果てはなんと「紫いも餃子」がある中華料理屋さんまで!時の鐘近辺では、お店に売ってるサツマイモそのものにママンが魅了されまして、買って帰るというのを必死で「帰りにしろ!」と止めました。午前中から荷物増やしてどうするんだ!しかし、そんなワタクシの努力も、菓子屋横丁でスッカリ無駄に・・・。駄菓子屋さんがひしめく一角ですが、その入り口のお店で早速野菜だのお茶だの手作り納豆だのを買って、しかもそれをどこからか取り出したリュックサックに詰め込んでいるではありませんか!戦後のヤミ市か、ここは。ワタクシも、気を抜いていますとついつい「水曜どうでしょう」で大泉さんが食べていた、日本一長い麩菓子なんかを買ってしまいかねないので(これがまた、結構、この麩菓子を持ってる人がいるんです、この街には)、必死で自重していたのですが、ついつい買ってしまいました。「千歳飴」を。モチロン、七五三の時の、あの「千歳飴」です。ワタクシ、子供心にアレが好きだったのでしたが、何せアレは七五三の時の食べ物ですので、普段食べようにも売っているところがなく、また自分が七五三とかいう歳でもないもんですからスーパーとかで買うのもはばかられる。自分で食べようと思って買ったのに、「お子さん、七五三ですか?」なんて言われたら、恥ずかしくて死んじゃいそうです。・・・と、思ってたら、飴屋さんで普通に売ってましたので、つい買っちゃいました。やっぱり、千歳飴は、白とピンクの1本ずつですよね!後で、この味を懐かしみながらコッソリ食べてみようっと・・・ああ、ママン、そこにいたの?マ「アンタ、何買ったん?」ナ「千歳飴。子供の頃好きやってんけど、普段は売ってへんやろ?」マ「こんなん、奈良の家の冷蔵庫に入ってるで」ナ「え、何で!?」マ「こないだ、みーちゃん(姪っ子)が七五三やったもん」ナ「・・・」頼むから、ママン、ワタクシのささやかなロマンを台無しにせんでくれるか・・・。昼ご飯は、川越のもうひとつの名物・うなぎで決まり!たくさんある中から、行きたいお店も決まってまして早速・・・と言いたい所だったのですが・・・。マ「どこ、そのお店?」ナ「うーん、この辺やと思うんやけど・・・」お店自体もそもそも遠いところにあった上、大まかな場所しか知らないもんですから、大いに迷いました。ワタクシは常々、散歩者として、「ガイドブックを広げながら観光をするほどみっともないことはない」という思想を持っていましたが、今や自分がカンタンにその状態に陥っています。結局散々歩き回って、目指すお店に到着。・・・しかし・・・このお店が・・・。まず、カウンターに案内されてしまいましたので、なんとなくゆっくり出来ず、加えてナゴヤ堂名物「食べてる写真」も撮れずじまい。小さなお店で、座敷も埋まってましたので、さすがにワガママを言うわけにもいきません。注文したうな重、さすがにうなぎはフンワリ柔らかくて、いい感じだったのですが、タレがちょっとワタクシには味が濃かったみたいだったのですね。ま、ま、ま、さっきからお菓子なんか食べてまして、とりわけ芋シューのクリームが効いてた上に、ここまでちょっと歩き過ぎてたってのもあるでしょう。万全の体調で臨んでいれば、また違う感想になったのかもしれません・・・。ちょっとテンションが落ちて、また長い道をひたすら歩いて市街に戻りまして、今度は喜多院さんという大きなお寺に。ワタクシは街中に興味があっただけだったのですが、ここはママンの希望で。マ「天海住職が~。春日局が~。家光が~」などとママンは興奮していますが、ワタクシは歴史には正直、アンマリ興味がないのです。お経が上げられている本堂で、お賽銭を投げて願い事。モチロン「金、金、金!」と心でつぶやきます。目を開くと、ママンはお寺の人に、読経について、またこの寺について何事か質問をしているようでした。ワタクシも歳をとると、お寺だの仏教だのに興味を持ったりするのでしょうか?・・・なんとなく、まだ、そういう自分になりたくはない気がします・・・。そして「トイレに行きたい」という、どうしようもない理由で、喜多院さんを後にします。その後、お土産物屋さんで、例によって試食のお菓子を食べてお菓子は買わず、お茶までいただいて出たりしながら、だらだら歩いていると、西武・本川越駅に出ました。いや。まだ3時です。陽も高いです。「何なら泊まっちゃおう!」とまで意気込んでいた今回の川越行脚です。まだまだ行きたいところはあるのです。雑誌で見たカフェだとか、古着屋さんだとか。ママンは、川越駅近くにあるイタリア料理店に行きたいと言ってました。しかし・・・お腹はもう、全然空いてません・・・。加えて二人とも、結構重い荷物で、かなり歩き回ってしまっていたのでした。「帰る?」「帰ろうか」どちらともなく言ってしまいました・・・。今日最も親子の気持ちがひとつになった瞬間でした・・・。帰りの西武線急行電車では、新宿に着くまで1回も目を覚ましませんでした。いやぁ、疲れたー。そして、これしきで疲れたのが情けないですな。アジトに帰り着いて、ママンが、マ「ところで、こういうのって、ホンマは彼女と行くべきと違うん?」と、痛いところをつくので、ナ「モチロン。今日はその下見やんか。 デートで行ったら、今日のを参考にして、完璧なエスコートを見せるで!」と、実に悲しい答えを答えておきました。ですので・・・。・・・えー、この日記をご覧の、川越散策に興味のある、えー、18歳以上の、未婚の、えー、美女の方。そういうことで、よろしくお願い致します。どうか、助けると思って!!
2006年10月21日
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さあ、東京に帰りましょう。久しぶりにおばあちゃんに会って、10年ぶりに墓参りして、回転寿司食って和んで、もう手に入らないと諦めていたCDを買って、後はここには書いていないけど、でっかい公園でママンと山歩きをして、大阪ではいつもどおり友達と遊んで。何の意味もない旅行になるかと思いきや、まぁ、確かに何ということはなく、ただただ遊んでいたのですが、気分的には意外と充実してた、今回の帰省。しかし、それももう終わりです。さあ、東京へ。ワタクシにとって、大いなる日常の地へ、帰ろうじゃありませんか。・・・ということで、荷物をまとめているのですが、ママンが変な動きをしています。前に東京にやって来たとき、この人は、普通なら海外旅行でしか使わないような、キャスターのついたバカでかい旅行カバンに死ぬほど重い荷物を詰めて、一体どういう手段を用いたのかは知りませんが、とにかくそいつをズルズルと引きずってきたのですが、そのカバンを出してきたのです。「そうか、いよいよアタマの方が始まっちゃったか」とワタクシが思っていますと、見る間にそのバカでかいカバンにワタクシが持ってきたイカしたカバンを放り込んで、さらに変な袋を入れようとしています。この変な袋が、持ってみると異常に重いのですね。ワ「何、これ?」マ「米」ママンの答えは簡潔でした。しかし、それはワタクシがほしかった答えではありませんでした。答えを得るためには、なおも問いかけを続けなければならないようです。ワ「何で米やねん?」マ「東京の米はマズくて高いから、昨日のうちに安くて美味しい米を買っておいたんよ。持って行って、食べなさい」ワ「(なんとか気を落ち着けつつ)何キロあんねん、これ?」マ「20キロ」ワ「いらん!!!」間髪を入れず喚いてみたのでしたが、モチロンそんなの無駄でした。着々と荷造りが進められていきます。そして、とうとうそのバカでかい旅行カバンと一緒に、実家を放り出されてしまいました。みなさん、どう思います?そりゃ、まぁ、確かに、東京で売ってる米はマズくて、高いかもしれませんよ。実家の近くで売ってる米の方が、美味いでしょう、きっと。しかし!だからって、どうして、ワタクシは、楽しかった連休の最後に、20キロの米を、キャスターつきのバカでかいカバンに入れて、新幹線に持ち込まなきゃならんのでしょうか!?何の罰ゲームよ!?いいんです。いいと言ってるんです。本人が。たとえ、いくら東京で買える米がマズくとも、それを買って食うのだと。そりゃあ、米が美味ければ、ワタクシだって嬉しい。白いご飯は、ワタクシだって大好きなのです。しかし!そのために、バカでかい旅行カバンに米を入れて、新幹線に乗って帰れと言われるなら!そりゃあ、話が別なのです!!別に、そこまでしたくはないのですよ!!いくら味が違うったって、東京にだって米くらい売ってるんです!!喜んでそれを食おうじゃないか!!今までだって、別にワタクシが「東京の米はマズい」って泣き言を言ったわけでも何でもないじゃありませんか!いや、モチロン。それを押してまで、息子に美味い米を食べさせたい、というのは、確かに親心だと思います。ありがたい話です。でもね、ママン。そこまで言うなら、どうせなら、送ればいいじゃないか。宅配便ってものがあるんですから。頼むから、送ってくれ、ママン。しかし。たとえワタクシがどんなに大きな声でそう怒鳴ろうとも、ママンはそのどれもダメだというのです。この米(20キロ)は、断じてお前がその手で持って帰れ、と。この、恥ずかしいカバンに入れて持って帰れ、と。それしかお前に選択肢はないのだ、と。何度言っても同じなのだ、と。一体、何の嫌がらせだ、これは!?誰に頼まれて、ママンはこんなことをするのでしょう!そして、どうしてこうも頑ななのでしょう!誰だって、ワタクシの方が理屈にかなっていると言うに決まっているのに!あまりにも理不尽です!いや、むしろ、もう、シュールですらあります!そもそも、いろいろと遊び回った連休の終わりに家路につくときくらい楽にしたい、というワタクシの自由を、人権を、どうしてこうもアッサリ無視できるのでしょうか!?しかし、何を言っても無駄だというのは、ワタクシだって解っているのです。だって、ワタクシは、このママンの息子ですからね!実家近くの駅まで、パパンが車で送ってくれました。この馬鹿げた荷物を持たされて、楽しい休みの最終日だというのにスッカリぶっさくれてしまったワタクシに、ワタクシよりほんの少し長くママンと共に生きてきたパパンは、「まぁ、そんなに怒るな」と、同情を込めて言いました。解ってます。解ってますとも。でもね、これが怒らずにいられるか!?今回は京都駅から新幹線の自由席で帰るのです。新大阪からなら、少し待てば始発列車があるので、自由席でもすぐに座れます。しかし、京都発の列車というのは、ありません。まず、座席が確保できるかどうかという、無駄なプレッシャーがかかるのです。そこに、この大荷物。否が応でも動きが緩慢にならざるを得ません。東京までデッキの床に座るなんてのは、絶対にゴメンです。こういう、ワタクシにかかる余分なストレスのことまで考えて、米でも何でも持たせやがれ。考えた末、ワタクシは、まず荷物と一緒に列車に乗り込み、荷物を一旦デッキに放置して、座席を確保しました。その後、列車が動き出して、充分に車内が落ち着いてから、デッキに荷物を取りに向かいました。モチロン、こんなバカな荷物を持っていくほど、この国の置き引きはマヌケではありません。でも、万が一、この荷物を持っていった置き引きがいたとしたら、ワタクシはその人に全力で謝らねばなりますまい。せっかく必死で盗んだのに、中身は20キロの米(多少美味い)だったなんて。ゴメンねゴメンね。そうだよね。誰がこんなバカな荷物を持って新幹線に乗ったりするもんか。そう思うよね。そう思ったんだよね、アナタも。ゴメンね! バカな家族を持っててゴメンね!結局、全乗客に迷惑をかけながら、ワタクシは東京に帰ってきました。新幹線から中央線への乗り換えの際の移動については、全部エスカレーターが使用できました。しかし、中央線の荻窪駅は、そんなことありませんでした。中央線の、中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺、あたりの駅は、どれも非常に感じが似ています。初めての人には見分けがつきにくいと思います。しかし、この中で唯一荻窪駅だけは高架駅ではなく、ホームがほぼ地面の高さにあるのです。ですが、改札は地下にあるため、荻窪駅東口から電車に乗ろうとすると、一旦地下にもぐって改札を通り、その後階段を登ってホームに出なければなりません。高架駅なら、高さ移動は一度で済むのです。ついこの間まで西荻に住んでいたワタクシ。そして、大荷物で移動する機会が多いワタクシ。この、高架駅のありがたみについては、イヤというほど心得ております。頼むから。頼むから、荻窪駅も、周りとおなじ高架駅にしてほしかった!この時ほど、心から思ったことはありません!しかも!荻窪駅にはエレベーターがない!!現在エレベーター設置工事を行っていやがるのです!間に合わせろ! ワタクシに間に合わせろ、JR東日本!!ワタクシが20キロの米を持って来るまでに、エレベーターをつけておけ!!でなけりゃ、そんなエレベーターに意味などない!!!心の中で理不尽に罵りながら、工事のため狭くなっている荻窪駅を何とか脱出しました。疲れた身体で、アジトまでの道を、バカな荷物を、引きずって、引きずって、引きずりました。アジトにエレベーターがついていたのが、せめてもの救いでした。玄関の鍵を開けるや、靴も脱がずに倒れこみました。1分ほど、じっとしてしまいました。それから、無理矢理気合を入れなおして、このバカな荷物を床に引き上げようと、最後の力を振り絞った途端、カバンの取っ手が壊れました・・・。カバンも、ようやくアジトに着いて、気が抜けてしまったのでしょうね・・・。いや、もう、全く、これで米が美味くもなかったら、大笑いです。で、米が美味かったのかと言いますと・・・。まだ、食べてません。だって、これまで食べてた「マズい米」がまだあるんですもん。そっちを先に食べてますよ。結局、死ぬ思いで生駒山から引きずってきた20キロの美味い米は、ワタクシのアジトでゆっくり時間をかけて、着々とマズくなっていってるのでした・・・。
2006年10月14日
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さて。おばあちゃんと墓参りにも行ってしまうと、早くも実家でやることがなくなりました。ママン&パパンと楽しく過ごしたい、という気持ちはあるのですが、ハッキリ言って親孝行よりは親不幸の方がずっと得意なワタクシ、どうすれば両親が喜ぶのかサッパリ解りません。仕方がないので、ノートパソコンでネット見たり、スパイダソリティアなんか遊んだりしてました。いやぁ、優雅だなぁ・・・。思わずゆっくり流れる秋の休日の時間だったりしたわけなのですが、さっきからどうも気になるのです。パソコンの画面のすぐ脇にCDが置いてあるんですよ。ママンやパパンの音楽の趣味というのは、ワタクシにとっては、何の興味もないものがほとんどでして、普段なら気にもしないはずなんです。しかし、この時。パソコンの画面のすぐ脇に置いてあったCDは、どうも無視できない気配を放っていたのでした。こういうことって時々ありますけど、あれは一体何なのでしょうね?「虫の知らせ」と言いますか「神様が囁いてる」と言いますか、なんかそんな感じの予感めいたもの。この時には、まだそれに気づいていなかったワタクシは、「何だよ、これ?」軽い気持ちでCDをつまみ上げました。「DANCING ALL NIGHT 2005 / WESTWIND ORCHESTRA」「となりのトトロ」「昴」「川の流れのように」などの人口に膾炙した曲を、ソシアルダンスで使用するために演奏したもののようです。ソシアルダンスには、ワタクシ、特に用事はありません。しかし、そのCDには、ワタクシ、大事な用があったのでした!とりあえず、そばにいたママンに言います。ワ「このCD、どうした?」マ「ああ、その楽団でアレンジとかやってる人が知り合いで・・・ホラ、こないだナゴヤ堂のTシャツも買ってくれた人やんか。 その人から直接買ったんやけど」ワ「何を!! じゃあ! この他のCDも買えるんか!?」マ「ええ? ・・・まぁ、ワカランけど、買えるんちゃう? どうしたん?」「ウェストウィンド・オーケストラ」。その名を、ワタクシは久々に思い出したのでした。数年前の「JAZZ LIFE」誌に、「DO YOU KNOW WATERMELONMAN?」というアルバムのレビューが載っていまして、それを読んだワタクシは、このアルバムに興味を持ったのです。それからというもの、大きなCDショップに行った時、ジャズ専門のCD屋さんを見つけた時、中古CD屋さんの棚を巡ってる時、ずいぶんこのCDを探したものでした。でも、いくら探してもこのCDのジャケットを見ることはできなかったのです。きっとごく少数しか発売されなかったのでしょう。今や発売から時間も経ち、もう手に入れることはモチロン、ただ1回聴くことさえも叶わない、そんなワタクシにとっての幻のアルバム。その、ウエストウィンド・オーケストラのことを、まさかこんな形で思い出すなんて!直ちにママンに頼み込んで、アレンジを勤めておられるというSさんに電話をかけてもらいました。そしてですね、幸い、SさんのところにこのCDの在庫もあるので、すぐにでも売っていただけるということになってですね、ウチの実家とSさんのお宅がそれほど遠くもなかったものですから、じゃあ、申し訳ありませんが今すぐにってことになってですね、お互いの家の間にあるコンビニの駐車場で待ち合わせをしてですね、お会いしてですね、それでですね、えーっとえーっと・・・も、も、も、もういいの!! そんなことはどうだって!!とにかく、晴れて「幻のアルバム」を手に入れたワタクシだったのでした!そーそーそーそー!!このジャケットですよ!!覚えてます! 覚えてますとも! たった1回雑誌の中の白黒写真で見ただけだったけども!!この可愛いイラストが、音楽に対する興味と結びついて、強烈にアタマに残っちゃってたんですよ!!いやー! まさかナマで拝むことができようとは!!なんと! このジャケットのステキなイラストは、イラストレーターとして活躍されているSさんの甥ごさんが描かれたそうです。そんなことを、Sさんご本人の口から説明していただいて、さらに直接CDを手渡していただいて、もう、至福のひとときでした!Tシャツを買っていただいたお礼も、何とか忘れずに言うことが出来ました。(子供か、ワタクシは!?)早速車に乗り込んで、帰るのも待ちきれずにCDを聴いてみました。来る時の車では、家にあった「DANCING ALL NIGHT」を聴いてみたんですが、これはさっきも言ったようにソシアルダンス向けのアレンジということで、おとなしく上品な仕上がりだったのです。んま、下品好みのワタクシとしては、もうひとつ下品さがほしかったのですよ。で、果たしてこちらは、ということで「DO YOU KNOW WATERMELONMAN?」をプレイ!・・・2秒で解りました。演奏のスタイルが全っ然違う!!ファンキーなのです!何がいちばん違うって、コチラの方は「本当にやりたい」音楽なんでしょうね。さっきのCDを聴いた後だとなおさら、このファンキーな「若い」アレンジが意外に思えます。「DO YOU KNOW WATERMELONMAN?」は、表題にもある「WATERMELONMAN」を始め「TAKE FIVE」「TAKE THE "A" TRAIN」などジャズのスタンダードナンバーをロック風に聴かせる内容で、特にラストに収録された「IT DON'T MEAN A THING IF IT AIN'T GOT THAT SWING」、邦題を「スウィングしなけりゃ意味がない」という曲がワタクシは大好きで、これがいちばん聴いてみたかったのです。これまでも、いろんなバンドがこの曲を演奏するのを聴いてきましたが、例えばワタクシの大好きな「角田健一ビッグバンド」が演奏するこの曲などは、アレンジを施して独自色を出しながらも、正統派として堂々とした雰囲気がありました。それに対して、ウェストウィンドオーケストラの演奏は、やはり最後までロックテイストでこのスタンダードに挑んでいます。しかしながら、それでいて軽い感じはちっともしない。正統派のそれとはまた違う形の堂々とした味わいを持っているのです。厚みがあってメリハリのあるホーンセクションの音が実にステキです。途中のベースソロ、ドラムソロも全くもってお見事。・・・ええい、こんなワタクシの筆では所詮伝わらないんでしょう!もう一度「DO YOU KNOW WATERMELONMAN?」へのリンクを貼っておきますので、どうかみなさん、試聴してみてください。なんと全曲試聴できますよ!モチロン、CDを買うこともできます!「在庫少」とのことですので、急いでお買い求めになった方がいいかと思います!・・・いや、それにしても、ホントたまたまこのCDを買えてよかったです!ほしいのに買えなかったCDのプロデューサーが、親の知り合いだったなんて、なんという偶然!今回ばかりは、ママン、でかした!!そして、このCD、ジャズファンの方に、そしてジャズをあまり知らない方にも、本当にもっともっと知られてしかるべきだと思うのです。
2006年10月13日
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さあ、帰ってきたものは、しょうがない!行くぞ、吉田ナゴヤの「家族愛2006」シリーズ!今日のイベントは「おばあちゃんと墓参り」!ドンドンドンドン、パフパフ~♪誰だ「ショボい」っていう奴は!?いいの! こういうのなの、家族って!!ウチの母方のお墓は、奈良と大阪の境目の山にあります。ママン運転の車で生駒山を出て、JR四条畷の駅でおばあちゃんをピックアップ。お墓を目指します。こういうところってのは、どこもこうなんでしょうかね。お墓までの道は、かなりの登りで、当然ワタクシは、「おいおい、登るったらないよ?」「あぁりがぁたいなぁぁ」などと、スッカリ「水曜どうでしょう」の「四国八十八箇所」みたいになっています。実際、テレビで見たのとそっくりな道でしたよ。このお墓には、ワタクシが小学校に上がる直前に亡くなったジイサンがいるのです。日頃はおばあちゃんの家に行ったときに、仏壇にご挨拶ってことで勘弁してもらっていまして、お墓まで来たのは10年ぶりくらいです。周りの景色なんかが全然変わっていなくて、懐かしい気持ちが沸いてきました。ワタクシ、夏の真昼間の人気ない墓地というのが結構好きで、東京では谷中霊園なんか、ぶらっと入り込んだりします。あの、真四角な墓石が、静かに整然と並んでいるのを見ていると、何となく現実離れした気分になって、「もしかしたら、この地球には、もう自分以外人間がいないんじゃないか」なんてバカなことを、ふと考えてしまうのです。さて、このお墓に久しぶりに来てみたかった理由のひとつは、ここからの眺望です。大阪平野を一望ですよ。どうだ!秋晴れの一日。小学校で運動会をやっているらしく、楽しげな音楽と人々の声が、遠く聴こえてきます。墓石にタップリ水をかけて、よく磨いて、きれいになったところで、線香に火をつけます。なかなかねぇ、生意気盛りの頃は、「バカくせぇ」なんて言って、お墓なんか来なかったもんですが、なんか、こうして来てみるとなんだか心が落ち着くのです。ワタクシも、もう年だってことでしょうかね・・・?お墓を後にして、おばあちゃんの家に向かいます。ところで、ママンのような全くの方向音痴の人が、こうして車を運転できるのは、ホントにカーナビのおかげなのですが、お墓からという慣れないルートですので、今日のカーナビさんは、あまりワタクシ達が通ったことのない道を見つけ出してきました。せっかくなので、その指示に従ってみることにします。よく知っているつもりの大阪でも、ちょっと2、3本違う通りを行くだけでこんなに、ってくらい新鮮な感覚でした。もっとも、ワタクシなんか今ではもう、東京の方が土地勘があるのかもしれません。大阪の街の中でも、大学時代くらいしか縁がなかった天王寺の近くを走ります。と、突然、おばあちゃんが「あ、一心寺さんや! 参ろうかな・・・」と言い出して、車を止めます。天王寺公園の広い緑地の端っこにあるこのお寺は、建物がとにかく立派。そして、納骨された骨で、10年に1体くらい出来るという「お骨佛」で有名です。いちばん新しいお骨佛は、平成9年に開眼されたとのこと。本堂には、それを真ん中に、ずらりとお骨佛が並んでいました。ありがたいけど、ちょっと不気味。天王寺に程近いということで、お寺からは、通天閣がドーンと見えます。通天閣の見え方としては、なかなか変わったアングルだったのですが・・・写真を撮るのを忘れてました・・・。タワーファンのワタクシ、通天閣さんも大好きでして、よく登ったもんです。1週間で東京タワーと通天閣に登ったという珍しい記録も!何年前だったか、ぺっかぺかの銀色に塗装しなおされて、なんだかサイバーでテクノな感じに生まれ変わった通天閣ですが、ホントは昔の、エレベーターに乗る前に卓球台があったり、古本を売ってるスペースがあったりしたような、テキトーさが好きだったんですけどね・・・。そのうち、また登りたいもんです。懐かしの天王寺近辺に心癒され、おばあちゃんも一心寺さんに参ることが出来て大満足。じゃあ、ゴハン食べに行こうってことに。ママン「おばあちゃんの好きなものでいいよ? 何がいい? 回転寿司?」ワタクシ「何で回転寿司やねん!?」おばあちゃん「うん。回転寿司がいい」ワ「ええのんかい!!」マ「おばあちゃん、回転寿司好きやねんで! お寿司が流れてくるのが楽しいんやもんね?」ば「そやねんそやねん」ワ「・・・」聞けば、前回ママンとおばあちゃんとでお墓に来たときも、帰りに回転寿司を見つけて、特にお腹も空いてないのにどうしても入りたくなって、一皿ずつ食べて¥200払って帰ってきたのだそうです。お店がかわいそうやから、やめたれよなー、そういうことは。ファミリーレストランみたいな、何の変哲もない回転寿司屋に入ります。プリンとかメロンも一緒に回ってくるようなお店ですね。で、おばあちゃんが、さぞかし大喜びだろうと見ていると、なんだかさっきから、タコとイカしか食べてません。ワ「おばあちゃん、他のは食べへんの?」ば「うん。おばあちゃん、これが好きやねん」マ「いっつもそうやねん。タコとイカだけでええねん」ワ「・・・」さすが、子供みたいなママンに、「ホンマ、子供みたいなとこあるから」と言われるおばあちゃんです。それにしても、生タコを取った後に、わざわざ普通のタコの皿も取ったおばあちゃんには、笑いました。結局、おばあちゃん、タコとイカだけで終了。ホンマに回転寿司が好きなんやろうか!?・・・いやぁ、ホントに、何かが起こるってこともなく、ただただのんべんだらりと過ごしているだけなのですが、なんか楽しかったのでした。こういうのが、家族、ってことでいいね?
2006年10月12日
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先週、生駒山の実家に戻っているママンから電話がかかってきました。今思えば、この電話がよくなかったのです。ママン「・・・足、痛くないか?」ワタクシ「おう、もう平気やな。薬、飲んでるから。・・・どうしたん?」ママン「ん・・・? どうもせんよ」ママンの声が、いつもより頼りないように聞こえました。ママンという人は、殺しても死なないような強靭な性格をしているのですが、実は身体は強くありません。いや、むしろ病気がちだと言ってもいいでしょう。最近はたまたま調子がよかったので、東京へ来たりしてくれていましたが、歳も歳ですし、やはりいろいろ無理をさせてしまったところはあったと思います。もちろん、口に出してそんなこと、ワタクシだって言いませんが、「身体に無理が出ないといいけどな」くらいには考えるわけです。マ「・・・ところで週末はどうするの?」ワ「週末?」マ「3連休やんか。また帰ってくるの・・・?」ワ「あ、そうか・・・」10月7日8日9日の連休のことですね。ワ「いや、だって、9月にも帰ったばっかしやんか。そうそう帰ってばっかりおれんわ」本当にそう思っていました。マ「そう・・・」ママンがそう言って、なんかヘンな電話は終わりました。それでほっておけばよかったのです。しかし、ワタクシは、後でつい、「どうもヘンな電話やったなあ」と考えてしまったのです。この3連休も帰ってきてほしかったのか・・・?ママンはまたすぐに東京に出てくる予定なのに?そして、何よりもママンの声に元気がなかったのが気になりました。まさか、何か病気が出たのか・・・?それで、東京へは来れなくなったとか・・・?(今思えば、この辺り「A型魂」炸裂です・・・)一方、ワタクシの帰省ライフを振り返ってみますと。実家に帰っては、いつもいつも大阪まで出て行って、友達とひたすら遊び続けています。実家では、ほぼ、風呂入って寝て起きて朝飯食うぐらい。毎回毎回、そんな調子です。前回も、ワタクシが発病して以来初の帰省だったのに、結局心配してくれてたおばあちゃん(ママンのママン。大阪に住んでます)にも会わずじまいでした。東京に戻ってすぐ、おばあちゃんが電話をしてきてくれました。うーん。これは、ワタクシ、イカンのではないか?もう少しこう、家族との絆を大切にしなければ、いけないのではないだろうか?ママンは、ワタクシが病気になれば、わざわざ東京に出て来てくれた。今度は、ワタクシが弱ったママンを助ける番なのだ!いや、それは、ママンは料理とか洗濯とかでワタクシを助けてくれたわけで、ワタクシにはそんなことでママンを助けることはできない。むしろ、余計にメシを作らなくてはならなくなるし、洗濯物は増えるし、逆に負担になるのだが、そういうことではないのだ!ワタクシが近くにいる、それだけでママンは元気が出るのだ!!そして、ワタクシを心配して、この前電話して来てくれたおばあちゃんにも、今回は必ず顔を見せよう!!今回は、家族のために帰省するのだ!!・・・。全く、自分でもどうかしてたんじゃないかと思うわけですが、ものすごく単純に盛り上がって、翌日、息せき切ってママンに電話しました。ワ「ああ、おれおれ。あんな、連休、帰ることにしたから!!」気分はもう、主人公の少年のピンチに颯爽と現れるスーパーヒーローです。ワタクシ、カッコいい!!マ「あ、そう。ま、東京おってもすることないもんね?」まぁ、ママンったら照れちゃって。ホントはうれしい癖に!!ワ「おばあちゃんとこも行くから」マ「まぁ、好きにおし」この時の電話では、ママンの声も普通に戻っているのに、そんなことにも気づかずに電話を切ったワタクシです。残念ながら、だいぶアタマがおめでたいことになってしまっているようで、と今なら冷静に思えます。7日、土曜日。昼頃の新幹線に乗っかって、一路、大阪へ。大阪に着くや、ママンから電話が入りました。マ「あんた、いつも通り大阪で友達と遊ぶんやろ?」ワ「まあ、でも、夕方頃には家に着くようにするけど?」今回の帰省のテーマは「家族愛2006」に決定しましたしね。早目に家に帰って「家族との時間」を過ごすのです。ところが、ママンは、言いましたね。マ「うーん・・・いつも通り夜に帰ってくる方が、都合いいけどね・・・」? 何を言っているのでしょう?せっかく今回は家族最優先の3日間にするつもりなのに。そして、電話の、ママンの背後が、なんだか賑やかなのです。まさかとは思うけど、ママン、お友達と遊んでるの・・・?身体の調子が悪かったんじゃないのか!?ちょっと事態がよく解りませんが、まぁいいや、とワタクシは、遊びに行ったのでした。前回からたった3週間で再び大阪に登場したワタクシは、友達たちから存分に、「何で、また来たの?」って顔をされました。まぁまぁまぁ、それでも楽しく遊んで、その日の夜。たまたま大阪に出て来ていたというパパンと合流して、一緒に家に帰りました。パパンにも言われました。パ「お前、何しに帰って来てん?」ワ「はぁ? ママンの具合が悪いんやろ? ちょっと心配してやな・・・」パ「いいや。ここんとこ調子ええみたいやぞ?」・・・。おかしいなぁ。一体何が起こっているのでしょう?生駒山の実家に帰りつきますと、元気一杯のママンが待っていました。じぇんじぇん調子悪くなさそうです。そして、昼は、やっぱりお友達と遊んでいたそうです。ワタクシがなかなか帰ってこない方が都合がよかったのでしょう。さすがのワタクシも、これはどうも、何かがおかしい、とだんだん思い始めました。ワ「だって、この前電話してきた時、声が頼りなかったやん! なんかしんどそうやったし! 横になりながら電話してきてたんとちゃうんか!!」マ「ああ、あの時? あれは、寝起きやってん」ワ「寝起き!?」マ「夜に電話しようと思ってたら、夕方からゴロッと寝てしもて。 あの時間に目が覚めたから、まぁええわと思って、ベッドに寝たまま電話したんよ」ワ「体調は!?」マ「もう、快調快調。あんたのとこで一緒に食養生したら、思いがけずスリムになって、身体が軽いわー」新幹線代、返せ!!
2006年10月11日
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ユニクロを、ほとんど利用したことありませんでした。ほら、やっぱどうしても、思うじゃないですか!ユニクロさんってのは、どうしても、こう、「とにかく値段さえ安けりゃいいっ!!」ってことだと、思うじゃないですか!ワタクシは、百円ショップがニガテなのですが、それは百円ショップに集った商品達が、なんの趣味で集められたものでもなく、ただ「値段!」の一点で集められているからだと思うのです。そこには何の面白みもないわけです。デザインとか、色とか、そんなものは、どーでもいーじゃないですか、と。ただ、お値段の方だけは、精一杯勉強させてもらってます、と。ワタクシには、そういうのは、おもしろくないのですよ。子供の頃、「お買い物」って言葉を聞いて、アナタもワクワクしたでしょう?キレイなもの、おもしろいもの、カッコいいもの、不思議なもの、そういういろいろを手に入れたい、手に入るかもしれない。そういうロマンを予感させる「お買い物」という言葉。ところが、百円ショップには、それがない。もう、全く、ない。おもしろい色、柄、など、望むべくもない。いかにもどっか漢字で書ける外国の工場のベルトコンベア出身です、と言わんばかりの無愛想な商品群。たまに「百円ショップですけど、柄に凝ってみました!」みたいな商品を見つけると、かえってセンス悪くてアタマに来たりします。まるで、普段冗談を言わない奴が、何を思ったか、急に「ボクだってジョークが言えるんだぞ!」ってな感じで繰り出す冗談みたいです。モチロン、笑えません。そんなんじゃ笑えません。こちとら、そういう役に立たないものには、宇宙一ウルサイと来てるんです。「できへんのやったら、黙っとけや!!」口には出さずとも、そう思います。「冗談、ナメんなよ!」とも。百円ショップで手に入るのは、ただただ「安く済んだ!」という、満足感のみです。これはもう、全くロマンと正反対のベクトル・「生活感」の観点における満足じゃないですか。ワタクシ、買い物ロマン主義者として断言します!こんな満足、決して買い物中で得てはならーん!!どうせなら、「ちょっと高かったけど、ステキなもの買えたー!」って、こういうのが買い物における正しい快楽なのです!こういう買い物がしたいわけです!・・・とまあ、関係ないと思われる百円ショップを叩きのめしたわけですが、ユニクロさんってのは、まさにファッション界における百円ショップのようなものだと、そこまで言ったら言い過ぎでしょうか?言い過ぎですね。いくらなんでも、ユニクロさんでは百円じゃ買い物できませんものね。言い過ぎなんですが、でもまあ、どうしても似た印象を持ってしまうのです。ロマン度に乏しくて、何と言うか、とにかく「安けりゃいいの!」って感じが。インターネットのそこここでは、モテない男どもが自嘲して、「おれ、私服のユニクロ率高いしなぁ・・・」なんてコメントを吐いていたりするし、ワタクシの知り合いには、日曜日なんぞにアキバに出かけたら、道行く奴を眺めて、「あ、あのシャツ、ユニクロ。あのズボンも。あ! あいつ、全身ユニクロ!」なんて次々看破するという困った特技を持った奴もいたもんです。そんな、ユニクロさん。ワタクシ・吉田ナゴヤは、もはや言うまでもなく、Tシャツ屋・吉田ナゴヤ堂本舗の店主であります。いや、まぁ、あんなブランドで、モチロン、おしゃれだ何だとエラソウに言う資格なんかないのは百も承知ですよ。でもね、やっぱり着るものを買うのは好きなのですよ。楽しいのですよ。ワクワクするのですよ。だからこそ、どうも百円ショップに似た印象を持つユニクロさんで買い物をするというのは、気が進まないのです。いや。ワタクシは冒頭「ほとんど」と書きました。実は、ごくわずかな品目で、ユニクロさんを利用したことはあったのです。まず、靴下。正直に書いて、今、ワタクシが持ってる靴下、ほとんど全部ユニクロさんです。ユニクロさんの6足¥1000のカラーソックスがなかったら、ワタクシは石田純一さんばりの素足生活を余儀なくされるでしょう。あと、長袖Tシャツ。何枚か持っています。お解りでしょう。ワタクシがユニクロさんで買ってもいいと思えるもの。それは、無地のものであり、カタチもそんなに変わったものが考えにくい、オーソドックスなものなのです。そして、付け加えて言うなら、それほど目立つ形で身につけないもの・・・。靴下は言わずもがな。長袖Tシャツというのは、ワタクシにとっては、春や秋の肌寒い時期に、半袖Tシャツの下に着るものなのですね。どちらも限りなく下着に近い分類であるものです。これなら、別に抵抗なくユニクロさんで買えるのです。逆に、こういったタイプの商品においては、ワタクシ、むしろ逆にユニクロさんを信頼しているくらいです。つまり、靴下や長袖のTシャツは、ワタクシにとって嗜好品ではなくて生活用品なのですね。で、今回。ワタクシは、カーゴパンツを買おうと思い立ったのでした。もはやカジュアルファッションの定番アイテムですね。ワタクシの中では、年中ずーっとそれでもいいくらい愛用しているものであり、色もカーキグリーンとグレー、この2色は常に持っていたいのです。ところが、あんまり愛用するもんですから次々と破れてしまいまして、まともに穿けるものがない状態に。ヨッシ、一発買ってやろうじゃないの、と思って、ここんとこ結構アメ横をウロウロしてました。ワタクシ、着るものを買う時は、ほぼ必ずアメ横に頼ります。前回安いものに飛びついたら、えらくハズレをつかまされたってこともあって、今回はお値段もちょっとは上のクラスのものにしようかしらん。などと考えて、いろいろ見て回っていたのですが、どうもイマイチ気持ちにフィットするものが見つからないわけです。お値段ちょっとするものほど、何かいらん工夫が施された結果、悪趣味になってたりしまして好ましくない。で、そんなアメ横から、帰りにアキバまで歩いて、アキハバラデパートの中のユニクロさんの前を通ってみますと、あらら、カーゴパンツがセールにかかっています。1本¥2900と、期待を裏切らないリーズナブルな価格設定なわけですが、それだけにアメ横で見てきたようなエキセントリック路線はもともと望むべくもなく、図らずもワタクシが探していたシンプルなカーゴパンツに仕上がっていたりします。う・・・うぬぬぬ、やりおるわい・・・。し、しかも、1本だと¥2900なのに2本だと¥4990という、ボリュームディスカウント。いくらお得なのか、咄嗟には解りませんが、きっと安くなっているはずです。ほしいのは、グリーンとグレーで2本・・・ピッタリじゃあないですか!!いやいやいやいや。待て待て待て待て、ハデに待て。じゃあ、何か? 買うってか?自ら決めた「ユニクロは、靴下と長袖Tシャツのみ可とする」の不文律を破ってまで、このカーゴ買うって言ってんのか?「ユニクロの買い物じゃあ、ときめかない」なんて、上の方でエラソウに吠えたのは誰だ!?しかも、今、「2本で¥4990ってことは、高めのカーゴを1本買うよりはるかに安く2本買える」ってソロバン弾いたろ?安いの1点で買い物することを、アレだけこき下ろしてたのは誰だ!?買えん!! このカーゴ、断じて買うわけにはいかん!!・・・ややややや。でもね、ちょーっと待ってくださいよ?確かに、今までワタクシはユニクロさんをあまり利用せずに来ましたよ?でも、じゃあ、これまでワタクシがどんだけ高いものを身につけてきたか?いつもいつも羽織ってる、あのアメリカ軍放出のカーキグリーンの厚手のシャツ、あれ、中田商店さんとかで¥1400くらいで買ってるよね?しかも、同じの3枚くらい持ってるし。夏になると、下品シャツを探して回って、気に入ったらお金に糸目はつけないみたいなこと前に書いてたけど、ホントは高くて諦めたのもいっぱいあったよね?「EXPO '75」の時なんか、夏中迷って、結局半額になった途端買ったんだよね?今、初めて書くけど、あれの元値は¥5000。つまり、買った時は、たったの¥2500だったじゃないか!しかも、そのシャツを、それ以来お気に入りで着まくってるじゃないか!「『ちょっと高かったけど、ステキなもの買えたー!』 って、こういうのが買い物における正しい快楽なのです!」とか書いてたけど、そんな買い物したことないじゃないか!むしろ、ユニクロさん買った方が、クラスとしては上になるんじゃないか!!じゃ、じゃ、じゃ、じゃ、じゃあ、ユニクロさん、買いますか!言ったじゃないか、「無地のもの、オーソドックスなものについては、ユニクロさんを信頼してる」って。カーゴパンツは、まさしくそういうオーソドックスなものになるんじゃないのか。「靴下、長袖Tシャツ、カーゴパンツは、ユニクロさんで」って考え直せばいいじゃないか!・・・いや! でも! これ、買うのか!?おれの中で何かが変わるんじゃないか!?・・・ぐ。ぐむむむむううううぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーっ!!!!!アキハバラデパートの中のユニクロさんで、1本¥2900のカーゴを握りしめて、うなる中年男。なんて悲しい光景なんでしょう!ワタクシだってね、こんなものにはなりたくなかったですよ。ええ! 断じてなりたくなかったなあ!!で、この数分後、カーゴパンツ問題は全面的に解決しました。相変わらず、ワタクシにとって、カーキグリーンとグレーのカーゴパンツは、永遠の定番です。この秋、カーゴパンツ姿のワタクシを見かけても、どうかみなさん、「それ、どこで買ったの?」とだけは聞かないでください・・・。
2006年10月05日
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mixiのナゴヤ堂コミュにて、昨夜ふと思いついた遊びを書き殴って見ました。題して「ナゴヤ堂コミュ・メンバー一覧をカタログに!」mixiに参加している方ならお解りかと思いますが、自分のプロフィール画像というのがあります。ま、自分を表す画像ってことで、参加者が自由に決められるものなのですが、そこにナゴヤ堂のTシャツ関連の画像を載っけていただけないかと。そういうことを、ナゴヤ堂コミュにご参加いただいている方々にお願いしたわけなんです。そうしていただけますとですね、ナゴヤ堂のコミュニティの「メンバー一覧」のページにですね、コミュニティ参加者のプロフィール画像がずらっと並んでいるわけですが、そのページがナゴヤ堂のTシャツのカタログみたいになりましておもしろいかなーと、ただそれだけの思いつきでして、昨日の夜にそういうことをナゴヤ堂コミュのトピックに書いてみたのでした。ま、ま、ま、「プロフィール画像をナゴヤ堂のTシャツに!」なんて言いましてもね、そもそもまずナゴヤ堂のTシャツを持っていないと、そんなことできっこないわけですよね。また、よしんば持っていようとも、わざわざそのために写真なんか撮って、しかもそれを「自分を表す画像」として各個人のプロフィール欄に貼り付けていただこうなんて!全く、どこまで図々しい話なんだ! ってことですね。ですので、例によって、これはワタクシ一人のお遊びになるであろうと。ワタクシだけが、「何で誰もやってくれないのぉー!?」と、世界の中心で叫んでいればいいのだと。ワタクシだってそう思って、それでもいいから、一応やるだけやってみようと。そんなことでも、何も言わないよりはマシであろうと。最近ナゴヤ堂のコミュも、ホッタラカシでしたしね。何か一発、やっておこうと。それだけで、何となく、始めてしまったのです。一応、10月の1ヶ月間だけの遊びであると、期間設定も設けました。いくらなんでも、いつまでもそのまんまじゃ、ワタクシだって痛々し過ぎますからね。で、昨夜遅くにその旨をコミュに投下して、そのまま寝ちゃいました。今日、昼過ぎに起きてみまして、本当にそんなこと書き込んだのを自分でも忘れていまして、コミュを開いて、ビックリしました。なんと、早くもお二人のメンバーの方が、ナゴヤ堂Tシャツの写真をプロフィールにしてくださっているじゃありませんか!しかも、夜になってみますと、また新たに2、3人の方が参加してくださってる・・・。みなさん! ペース早過ぎですよ!!若干マジで慌てましたが、またしてもみなさまに支えられるナゴヤ堂。今回もこの調子で、みなさまに楽しく遊んでいただいちゃおうと思っております。みなさまの温かいご協力に、さっさとよっかかっちゃうのは、ワタクシ最も得意とするところ!今回も、お世話になっちゃいますよぉ!!・・・あ、モチロン、さすがにワタクシはナゴヤ堂のTシャツ全種類を持ってますので、なるべくみなさまとカブらないTシャツを、常にプロフィール画像に表示していきますので。さあ、10月末までに、全種類・・・は無理でも、何種類のTシャツがメンバー一覧に並ぶのか!ワタクシだけは楽しみにしております!
2006年10月01日
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