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2009.01.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
NHKの国会中継で、衆院の予算委員会の様子が放映されていた。

番組表では9時から6時まで中約1時間の違う番組を挟む以外ぶっ通しの番組である。
何度か短時間見ることはあったが、今日は比較的長く見ていた。

裏番組が面白くないのと、民放を朝から見続けると、何回も同じ事をやるので、いい加減飽きが来てしまうということもある。

予算委員会の質疑も自民党の質問は、政府をよいしょするだけのものが多いので見ていても面白くない。

今日はたまたま民主党の質問の時間から見ることになった。

菅直人氏の突っ込みはいつもながら、なかなか面白いと感じて、見ていたが、中継を終わるといったい何を話していたか忘れてしまった。

次の仙谷由人氏の質問は歯切れが良く内容も唸らすものがあった。
氏は4点ほどに的を絞って質問をしていたが、最後の論点は忘れてしまった。


2.「渡り」の問題(公務員の天下りを何度も繰り返す渡り鳥という意味)
3.年金記録の問題

やりとりの詳細な内容はおそらく新聞にも載るだろうが、彼の論点は、弁護士らしく、法的な根拠を突く鋭いものだった。
如何せん受ける裸の王様首相(後の逢坂誠二氏の比喩)は蛙の面に小便的で何とも心許ない。

このやりとりは、下手なドラマや、一発ギャグのお笑い番組よりも面白い。

面白く思ったポイントは、2兆円のばらまきに対しては、何ら法的な根拠がないという点だった。仙谷氏は如何なる法的根拠によるものなのかを聞いたのだが、首相以下、まともに答えられる者はなく、予算が通ればそれで良いという中川財務省の答弁に、では、予算さえ通れば法律は要らないではないか、との反論にその後の答えはなかった。まずばらまきありきという感が否めない。

首相は、呉れるというなら貰うという人が80%以上いるという。ただそれだけが根拠である。新聞紙上では愚策であるとの意見があるのを知っているかに対しては、無視である。誰だって、呉れるというもので、要らぬと言うものはいないだろう。ご自分はと言うと、決まらないと貰うか貰わないかはいえないという。

前に答弁したように、あれだけの資産があって貰うと、「さもしい」と言うことになりかねないから様子を見るのだろうか?
首相にとっては、1万2千円程度は、赤坂の酒代にもならないから、貰わないと言っても良さそうなものだが、裏の駆け引きはよく分からない。

次に面白く迫力があったのは、「渡り」の問題である。
これについては、離党覚悟の造反議員の渡辺喜美前行革相が内閣に宛てたこのままで良いのかという手紙を手にしての追求だった。


人事監視委員会の委員が決まらないから、首相がやむなくこれを行うのだという言い訳に、仙谷氏は法律で決めておきながら、これを政令で変えて良いのか、と言う点が主眼であった。こういう事をしているから、官僚になめられるのだと小気味よい。
私自身も、こういうのが骨抜きかと言うことを感じたが、今回は法律ではなく、政令でこれを行っているという点が、官僚国家と言われる所以であると感じた。首相の答弁はまるで当を得ない。

今までなし崩しであったのはノーチェックの首相の意向で決まっていたので、これを第三者機関を設けて委任するという趣旨を委員がいないからと言ってまた首相権限に戻して良いのかと言う指摘であった。

法制局長だかの、言い訳に、52歳頃からの勧奨退職云々があり、停年を60までにすると人件費がかさみ・・・とか全く行革会議で決めた以外の古めかしい理屈を述べ立てるだけの政府側答弁に、仙谷氏は、天をも恐れぬ不届きな所業で、これでは旧陸軍の暴走にも等しいと手厳しい。
政令は国会で審議したことがないし、そもそも法律に劣後の政令をまかり通らせるのは憲法に違反するというものであった。



レイムダックとなったお粗末な内閣ではあるが、これほどまでに醜悪な委員会答弁を聞いたことが無く、矢張り一度政権を自民党から切り離さないと、自民ー官僚の腐れ縁は断ち切れないと感じた委員会質疑であった。





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Last updated  2009.01.11 22:09:23
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