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2009.01.13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
アメリカ新大統領の就任式まであと1週間となった。

黒人の流れを汲む大統領がアメリカに誕生するかも知れないと言われ初めて、足かけ3年が経っているが、長い間かけて醸成された新大統領に期待される案件は多い。

大統領選挙期間中に戦う相手は本来の共和党ではなく、同じ民主党のヒラリー・クリントンであった。

どちらが大統領になってもアメリカ史上初の大統領になると言うことだ。
方やは黒人として初、方やは女性として初である。

日本人的感覚からは、他国にも女性の元首がいる世の中だから、女性大統領の方が可能性が高いかに思われた。
だが、黒人大統領が誕生する。一部白人にとっては青天の霹靂のようなものかも知れない。人種が混在するアメリカにおいても、黒人の割合は1割強だという。
合衆国と言われるだけあって、そのアフリカ系の人たちの人口比率は国の3位だという。

その何割の人が元奴隷としてアメリカに連れてこられたのかは知らないが、アメリカ合衆国が出来て以来、ずっと虐げられた民族がその頂点を極めるなどとは、いつの時点で考えられただろうか。



かつて、暗殺されたキング牧師が「I have a dream」と言っていたことが現実になったわけである。

変革(Change)をスローガンに「Yes We Can!」と簡潔な言葉で、民衆の想像力をかき立てる心理的な手法は、各々の人の心に、各々が感じる変革を期待させ、増大させる、もっとも多弁な言葉になっているのかも知れない。

世襲でもないだろうし、親の威を借りただけではないだろうが、現ブッシュ大統領は、我々日本人にとっては日本流二世大統領である。

アメリカが、何故ブッシュ大統領を選んだのはか、今となっては謎のような気がする。
石油会社をバックにして出てきた大統領がとった従来のアメリカスタイルの政策は、9.11事件をきっかけに世界中に戦争をまき散らしたという結果に終わった。

大量破壊兵器を有するとされたイラクのフセイン大統領を捕捉した辺りまでは、よくぞ「悪の枢軸国家」を倒してくれたものだと喝采に似たものがあったが、結局それも虚構だと分かるや、やることなすことが無為無策のように写った。

ブッシズムと言われるほどに、迷言癖があるほどに軽々しい性格のようであり、高学歴にもかかわらず治世の面ではクエスチョンマークが付くとされていた。

ここら当たりは、麻生首相を彷彿させるのかも知れないが、まあ、似たり寄ったりと言うところかも知れない。

ところがここからが、アメリカと日本の違うところと言うべきかも知れないし、
大統領制と、議院内閣制の違いと言うことかも知れない。

全く予想外の大統領候補が現れ、丸1年かけて、その人格や人となりを観察して今回の黒人大統領を選んだわけである。



政権が変わると、事務方も総入れ替えとなるアメリカでは、日本のような、腐れ縁や、官僚主導型の政治は持ち込む余地が少ない。

単なるお飾りの二世議員では、やっていけない仕組みになっている。

今霞ヶ関をぶっ壊せという声が出始めているが、明治以来醸成されたこの国の体制を変えることは至難の業であろう。

とてもアメリカのように、「Yes We Can!」とはいえない気がする。

もうすでに始まっている新政策が、軌道に乗り、アメリカ初の世界不況を克服し、テロに対しての有効な手段と世界平和のために是非とも力を発揮して欲しいものである。






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Last updated  2009.01.16 10:06:08
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