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2018.06.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは雨のため中止した。本格的な梅雨になったようだ。小雨はあったが、本格的な雨は1ヶ月ぶりだ。
連れ合いは三人会で、京都伊勢丹に出掛けていった。

***

「世界デジタルサミット2018」が開かれ、5Gや人工知能(AI)について議論されたようだ。
その中でも、第5世代移動通信システム(5G:5th Generation)について振り返ってみた。
5Gは現在規格化が進行中の次世代無線通信システムである。

現在スマートフォンで使っているのが4G(LTE)と呼ばれる。5Gは、4Gに比べて通信速度が最大10Gbps以上と現在の4Gの100倍以上、高速化したものだ。(すでに、過去5年間で10倍になっており、2020年には、併せて4Gの1000倍になる)。今までは、人と人を繋ぐ手段であったのが、これからはそれに加えて、人と物、物と物を繋ぐ手段として位置づけられる。

問題になるのは、データ通信量の急増による無線周波数帯の確保と、より高い周波数帯を用いる事によって電波の直進性が増し、より多くの小型基地局が必要になることだ。さらに、スマートフォンなどの消費電力の増加も問題だ。高容量の電池は、使う側にとっては、大きな問題だ。

NTTドコモによれば、現在様々な実証実験段階であり、2020年のサービス提供開始をめざしている。エリクソンと共同で実施した実証実験で、屋内外で10Gbpsを超える通信速度を達成。5Gの要件を満たす通信速度の実現は可能だとの見解に達しているようだ。



さらには、家庭の中に無数にある各種家電のコントロール、ウェアラブル・デバイス、産業用ドローン、農業用センサー、道路や橋梁の異常検知センサー、セキュリティカメラおよびセンサー、高齢者や子どもの見守り機器、ペットの見守りアイテムなど、例をあげると枚挙にいとまがない。

IoT(モノのインターネット)というあらゆる機器がインターネットで接続されようとする世の中で、この技術は大いに貢献できるだろう。

日本が一歩進んでいたようだが、2016年辺りから世界的な盛り上がりを見せている。2020年の東京五輪に5Gの一部を取り入れたサービスを提供する思惑もあるようだ。

私などは、その先に何があるのか興味深い気持ちではあるものの、現在の4Gのユーザーの間ではそれほど高い関心が示されていないという。それは、今あるコンテンツであれば、現在の通信速度で、ほぼストレス無く使えるからだ。現在のスマートフォンの仕様では一部機種で下り最大500Mbps、Wi-Fiルーターであれば、下り最大682Mbpsの通信速度が実現できている(理論値)。

つまり、現状のスマートフォン上で提供されるコンテンツやサービスを利用するだけなら、数百Mbpsの通信速度の4Gでも十分であり、それ以上の通信速度を必要とするコンテンツはまだ登場していないということだ。

今後、VRやAR、IoTが台頭することで、より高速・大容量で、多くの機器を接続する新しい通信方式が必要になってくることは予想できるものの、現状で、何ら困っていないと云う事なのだ。それゆえ最近ではネットワーク技術だけでなく5Gの特徴を生かした新しいコンテンツやサービスの研究開発にも力を入れている。

そんな新しいサービス内容としては、自動運転車両の遠隔監視(ドコモとDeNA)とか、VRなどを活用したサービス(ドコモと東武鉄道)など、新たなサービスを開拓中である。然し乍ら、核となる新サービスを提示できない故に、なかなか関心は高まっていないという。

今年辺りからアメリカでは、5Gが特に脚光を浴びている。通信速度に限定すれば、先に述べたように4Gでも0.7Gbps程度は出る機能があるので、それほどの切実さはないのだが、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」向けのサービスではこの5Gが生きてくると云うわけだ。

ここで登場するのが人工知能(AI)だ。5GとAIは表裏一体の関係にある。
アメリカで5Gを先導するベライゾンは、「LTE(4G)はコンシューマー向けの技術だが、5Gはビジネス向けの技術だと発言している。
中国の百度は2018年には自動車とクラウドに搭載したAIで自動運転車を走行させる目論見だという。



日本はせいぜい「V2V」(Vehicle-to-Vehicle)といった、「車車間通信」が今のところの主流で、車のセンサーでは捉えきれない見通し外の情報や信号等の情報を、道路と車、あるいは車同士が直接通信し、ドライバーに知らせることで安全運転を支援するといった段階だ。

その他にも、5Gでは遅延が非常に短くなるので、「動画を通じた新たな出会い」などと云った事が想定されている。通常はモバイル端末で動画や写真を撮影するので、端末のメモリー容量はどんどん拡大するが、5Gでは素早くネットワークで配信できるため、メモリーは小さくても済むということだ。之を利用すれば、AIによる顔認識や場所認識などといった新しい目的にも使用できることになる。

期待が膨らむ5Gだが、その技術開発とネットワーク整備は容易ではない。機器開発では、スウェーデンのエリクソンや米インテル、韓国サムスン電子、中国・華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)などが競争を繰り広げている。なかでもクアルコムへの期待が大きい。

思えば、4半世紀前に、車の中から電話が出来ると言った場面に遭遇し、大きな驚きであった。その時でさえも、ITの進化がこれほど急速に訪れるとは想像だにしなかった。
これから先、様々な展望が述べられているが、それすら凌駕する時代がやってくるのでは無いかと思う。



【古今和歌集】

456.浪の音のけさからことにきこゆるは 春の調べやあらたまるらん (安倍清行朝臣)

波の音が今朝から異に聞えるのは、立春と共に春の音調も新しくなっているのだろうか

(「けさからことに」で地名「唐琴」を詠み込んでいる。:岡山県児島半島の琴浦か





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Last updated  2018.06.07 12:09:21
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