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2018.06.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のセミウォーキングは水無瀬堤から堤東終点までを往復した。
小学校の放課後学習会で、はじまりが2時と何時もの3時より早くなっていたので、早めに出掛けたら、2時より更に30分早く始まったのでちょうど良かった。

今日は時折のゲリラ雨で、妙な天候だった。

***

アジアの未来を語る国際交流会議が6月11日と12日東京で開かれた。そのブリーフィングが、日経に掲載されていた。アジア太平洋地域の政治、経済界のリーダーが集うこの会議はもう24回目だという。

現役トップと云うより、サブクラスのメンバーが集まっているようだ。アジア圏を中心に「開かれたアジア~繁栄と安定への課題」というテーマで話し合われている。アジアで最も重要な国際会議のひとつに数えられていると言う事だ。

背景には、アメリカのTPPからの脱退と、その後のアメリカ抜きのTPP11の今後、中国の広域経済圏構想「一帯一路」、日本の「自由で開かれたインド太平洋戦略」等の動向と今後について、アメリカがまさに保護貿易化に走ろうとする中、アジアとしての立ち位置を世界に発信する会議だ。一帯一路があまりに喧伝されているので、日本がカウンター的に提唱している自由で開かれたインド太平洋戦略が存在していることを之で知った。国内にはあまり宣伝されていないようだ。

全てを手際よく書くことは出来ないが、気の向くままに、話題を掻い摘まんで、取り上げてみた。冒頭講演したマレーシアのマハティール首相は92歳という高齢だ。先ず之に驚く。自由貿易については、各国の力に応じて扱いを変えるべきだとの見解だ。ゴルフのハンディと同様の考えを導入すべきと唱えている。マレーシアの民族間の格差問題も重要な案件だという。どうやらマレーシアで勢いが良いのは華人系だけのようだ。

グローバル化について、中国の李向陽は一帯一路に対する世界の警戒感に先ず、正当性と、現在の経済活動を補完するものであるとオブラートをかましている。アメリカのシーライトはトランプの保護政策を、貿易戦争の可能性を含むと批判的発言だ。メキシコのグアハルドも之に同調、アメリカの保護主義を憂う、と共に、NAFTAについては切実な問題だけに何としてもアメリカとの再交渉の妥結・批准を望んでいる。



シンガポールのテオ・チェーヒエンは総花的に現在の経済協定全てを肯定しながら、アメリカと中国の貿易摩擦の行く末を懸念している。日本とASEANのパートナーシップ45年への評価と、自由で開かれたインド太平洋戦略への賛辞も付け加えている。

ベトナムのチュオン・ホア・ビンは、アジア飛躍を阻みかねない3つのリスクを述べている。1つはアメリカの保護主義、2つ目は、生産性向上による労働者からの職の奪取、3つ目は、自然災害、気候変動など地球規模の変化に対応するための負荷の増加だ。そして例えアメリカが抜けた後の、TPP11でもその意義は大きいと期待を寄せている。

韓国の金東兗は北朝鮮との融和が目下の最大関心事であろう、先ず之を解決して、その後にTPP11などへの態度を明らかにするとしている。恵まれている国とそうで無い国の間の架け橋になれればとの意向も示している。

北朝鮮に対する見方はそれぞれで、韓国の文正仁は金正恩を信頼すべきと云い、アメリカのトワイニングは金正恩が替わらないと無理だとにべもない。

日本の安倍は金正恩の変貌に期待をしているようで、北朝鮮が保有する資源へも言及している。又、「質の高い」と彼独特の修辞語を交えて、アジアでのインフラ投資を行う旨の発言をしているが、特に教育への門戸開放で、途上国の若者を受け入れる旨表明している。

ミャンマーのチョー・ティン・スエはアウン・サン・スーチ治政下となって、外資の導入が増加したことをのべ、このことを大切にして、多国間ルールを守る必要性を述べている。軍政の名残が徐々に解消されている現状と云う事だが、イスラム系ロヒンギャの問題は、一鳥一石には解決できそうも無く、腰を据えて解決に向かうとの言及だ。

インドネシアのユスフ・カラはアメリカの保護主義や、イスラエルの首都移転問題をテロ(ISなど)がつけ込む余地を与えるものと牽制しながら、世界の富の偏在(経済格差)に言及、また南シナ海に於ける資源採掘については、一国が独占するのではなく、共同プロジェクトを編成する重要性を述べている。

自由貿易は、一国の搾取の上に成り立つものでは無く、公平さが求められるとし、最貧国への援助も又考えなければならないとしている。
インフラの重要性については、遠隔地を繋ぐ交通インフラ整備や膨大な人口を吸収する都心フラは重要であることはもちろんだが、ITなどの先端技術のディジタル分野のインフラも需要だとしている。例えば、太平洋諸国を海底ケーブルで結ぶ事などもその一環だ。

従来から有る日米主導のアジア開発銀行(ADB)と中国が主導するアジア投資銀行(AIIB)は双方の副総裁から、共にアジア地域の発展に必要だとのベースで、述べられている。ADBは2016年~30年までで、26兆ドルのインフラ需要を目論んでいて、之に対してAIIBは2018年で、最大35億ドル規模になるとしている。

当面需要がある間は良好の協力体制を維持していくようだ。AIIBは重債務国にも融資していて、返済面で大きな負担を増やしているとの見解には、返済が見込めない国には融資はしていないと言明していた。AIIBは北朝鮮をも、融資の対象にする用意があるようだ。



ラオスのシスリットは、日本の自由で開かれたインド太平洋戦略を評価している。中国とも、昆明とラオスを結ぶ鉄道敷設を2016年から着工しているとのことだ。この鉄道は更に南進して、タイのバンコクまで繋げる計画だ。

ラオスは海のない内陸部の小国だ。周辺国との協調をしていかねば発展はない。中国がラオスのためにだけ鉄道敷設するわけではなく、海への通路としての位置づけだ。又メコン川の開発でも、タイや、ベトナムの支援の下で発展を模索している。

最後にモンゴルは特別1ページを割いて、現状の報告が成されている。モンゴルは唯一日本とだけEPAを結んでいる。日本の一方的な輸出に対して、もう少し均衡することを求めている。モンゴルは日本と相撲だけで繋がっているわけではなく、日本が提示するアジアからの留学生受け入れにも多大の期待を寄せている。

小国ながら、古くからのロシアとの深い結びつきや、鉱物資源では中国との関係を深くし、北朝鮮とも国交を有するチャンネルがある独自のステータスを持っている。
元首相のバドボルドは、小国も大きな経済的潜在力を有していると、経済協定から諸国を外すなと表明している。






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Last updated  2018.06.30 15:52:45
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