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今日のウォーキングは第 1589 日目で、 8800 歩だった。久々に晴れた日になった。
昼過ぎに中学校で、高校受験の為の模擬面接試験を行うというので、協力した。慣れない人が座っているだけで雰囲気が締まると云う事だった。
予め想定された問答集もあったが、アドリブで、試験官の先生が、「あなたこれから必要とする○○力は何だと思いますか?」とか、「あなたは自分を何色だと思いますか?」と言った質問に、それぞれユニークな回答をしていたことに一寸した驚きを覚えた。中学 3 年生は、これまでに成長しているものなのかと改めて見直した。
夜は、七草の会のメンバー達と吹田のインブートで夕食会を持った。私は車だったので飲まなかったが、皆少々アルコールも入り、会話も弾んで楽しい夜であった。
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日経の Analysis の特集に標記があった。先ずプラットフォーマーとは何かだが、ぼんやり理解しているものの、この際しっかりとリマインドしてみた。今更聞けない疑問をネットはたやすく答えてくれる。
それによると、「企業や個人などが、特定のインターネットサイトなどの利用者を対象に、販売や広告などのビジネスを展開したり、情報発信したりする際のサービスやシステムといった基盤 ( プラットフォーム ) を提供する事業者」と定義している。
実際にそういった企業はどんなものがあるかについては既に断片的には多くの名前が浮かんでくる。 3 つの大きなグループがあるという。しかし、それらは対等という感じではない。
1 つは GAFA と呼ばれる、米国のグループだ。 G (グーグル)、 A (アップル)、 F (フェイスブック)、 A (アマゾン)の 4 社だ。
2 つ目は BATH と呼ばれる中国のグループだ。 B (バイドゥ)、 A (アリババ)、 T (テンセント)、 H (ファーウェイ)の 4 社だ。
3 つ目は日本だからという付け足しのようだが、あえて YL とでも呼ぼうか、 Y (ヤフー)と L ( LINE )だ。しかし GAFA の 4 社売上が 75 兆円、 BATH4 社の売上が 23 兆 4000 億円に比べて日本の YL は 2 社だけだが、 1 兆 2000 億円にも届かない。そして、この 2 社が突然合併しようというのだ。
こうして並べると、 3 極と呼べるかどうかは疑わしい。ここではそのことに深入りしないが、これらプラットフォーマーのあり方と個人がどう関わっていくのかについて述べられている。
これらの企業は、個人から、検索などのサービスを通じてデータを収集し、そのデータを広告に活用することで、広告の精度を上げ、更に寡占化を進めるといったやり方で、市場に絶対的な地位を築き上げてきた。
データには、パーソナルデータと、産業データの 2 種類がある。こうして収集したデータを如何に使うかによって、プラットフォーマーの存在価値があるという。データを適切に扱い、競争を阻害しない形で、透明性の高いプロセスとすることが重要だという。こうして得られたパーソナルデータと産業データを組み合わせて消費者に提供することが肝要なのだ。然しただ、データ量を多く提供するだけでは意味が無く、そのデータを使用しやすい形に加工する管理能力が不可欠という。
データを提供する場合には、得られる便益もあるが、同時にリスクも負うことになる。従って、提供される側からの信頼が最も大切になる。データを複数の組織間でやり取りする場合には、特に留意しなければならない。
適切なデータ管理能力と組織間の適切な契約、そしてそれらを円滑に行うためにデータの仕様の標準化が必要だという。企業毎にこの管理方法が別々だとすると、プラットフォーム上では不整合が生じることになる。国内だけではなく海外でも同様に利用されるためには、標準化された項目や表現は必須な条件となる。(この辺りは、少し難解で、具体的にどういったことなのか理解が及ばない)
ともあれ、今回統合を発表しているヤフーと LINE は規模は小さいながら、日本の産業データ分野の強みを生かせば、国内外のユーザーから信頼される世界モデルたり得るとのことだ。 LINE の対話アプリの利用者は約 8000 万人で、ヤフーのサービスは 5000 万人に上る。金融、小売りも手がける 1 億人規模のサービス基盤が誕生し、少なくとも国内ネット産業の勢力図は大きく変わる。
こうした基盤の下、アジアを舞台に米国や中国のメガプラットフォーマーに対抗しようとのことだ。
要は、統合によって、どう言った新しい価値を生み出すかというのが焦点だ。
ヤフーは、パソコンという媒体上で、他社の参入を阻止し、ユーザーを増やして、広告収入を増やすという好循環を実現してきた。ところが、端末の媒体がパソコンからスマートフォンに移行した今では、ヤフーの得意分野は陰りを見せ、 LINE がメッセージアプリを介して、ユーザーの支持を得た。
ここに目を付けたのであろうヤフーと LINE だが、 2019 年から急激に拡大している、スマホ決済で、両社の摺り合わせが問題になったのではないか。
20 社以上が参入したスマホ決済だが LINE は自社の LINE Pay を拡大すべく投資を集中したために、 2019 年に 468 億円の最終赤字を出すに至った。
この点ヤフー側の PayPay はソフトバンクの営業力もあって、着実にその勢力を伸ばしてきた。互いの補完関係が、プラスに働くかどうかは、今後に掛かっている。
世界に於けるプラットフォーマーの覇権は、その階層(レイヤー)構造からなる立体的な成り立ちを理解することが肝要だ。レイヤーを示した解説図によると、 5 ~ 6 のレイヤーに別れている。素材のレイヤーの上に部品のレイヤーがあり、その部品で作られた端末のレイヤーと、その端末上で働くアプリケーションのレイヤー、そしてそのアプリケーションを使ったサービスのレイヤーといった具合だ。
インテルはパソコン CPU という部品レイヤーで確固たる地位を抑え、スマートフォンの CPU では英国の ARM が断トツのリーダーだ。アップルは端末レイヤーの雄と云える。
では、ヤフーと LINE がターゲットとしている決済プラットフォームはアプリケーションのレイヤーだ。互いのレイヤー間の直接な対決はないもののこうした階層になっていることを理解していないと、元になるレイヤーが崩れることで、大きなダメージを受けることになりかねないからだ。
GAFA などはこうした多層の関係を理解して様々なレイヤーに布石を打っているのだ。従って、規模だけを見て、第 1 極だとか第 2 極だとかという議論は的を射ないことになる。
ヤフーと LINE としては、営業力や資金力では規制の巨大プラットフォーマーには及ばないものの、消費者が何を求めているかについてより良く戦略を練らなければならないことになる。
GAFA は、こうしたレイヤーを良く理解していて、消費者が何を求めているかを秘密裏に探ることで、新規なサービスを提供するようにしている。
更なる解説が成されているが、これ以上は到底理解が及ばない。こうしたプラットフォーマーは時に国家を越える力を有することになり、時に問題を醸し出す。そうした自身が持つ半公共性を自覚して一定の社会的責任を負う覚悟でなければならないという。
従来のシェアの拡大と囲い込みと云う事にとらわれず、違ったプラットフォーム間の融通性を確保し、消費者が、最も使いやすいやり方でサービスを提供することが必要ではないだろうか。