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2020.12.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1841日目で8970歩だった。
夕刻から連れ合いも木曜ウォーキングに出掛けた。

***

バイデンが米国大統領になることが確実になった。トランプのアメリカ第一主義は、変わらないという見方もあるが、それでも今までとは違った米国が少し帰ってくるような感じがしている。

日経に5回に渡って特集記事があったので、読んでみた。一体どのように変わるのだろうか。
まず、「中国が最大の課題である」との認識は新しく国務長官に任命されたトニー・ブリンケンが選挙期間中から言っていた言葉だ。

中国が米国の外交上の問題点である事はトランプと同じだが、トランプが独善的に進めてきたやり方を改め同盟国と調整を図りながら進めていくと柔軟になってきた。

民主主義と中国(共産主義)の関係が、より赤裸々に進められることになる。民主主義国家の約80カ国が既に集結してハリファックス国際安全保障フォーラムがこの関係を報告書にしている。

対中国への接し方で軌を一にすることが決まったようだ。中国(大学教授)の見方はこれらの反中国統一戦線に警戒を強める発言をしている。



之に対して、中国は、日本に急接近しているという。日本は中国の市場を当てにしていることは元よりだが、習近平を国賓で招こうとしていた国だ。このコロナ禍にやられてもやられても「経済が・・・」と言い続ける現政府は、こうした点では安倍の焼き直しに近い。

中国はコロナ発祥の原点でありながら、人権を無視した強烈な施策で、今やコロナを克服した国になっている(本当に克服したのか嘘なのか・・・)。国を開くことに消極的な習近平も、日本を取り込もうと、経済交流を持とうとの意向のようだ。

日本企業に足かせを嵌めてしまえば、簡単に日米が協調して中国に対抗することが困難になると云った思惑がある。習近平が、トランプが離脱したTPP11に参加の検討を仄めかしたのもこうした流れからだ。

私などは、中国のこうした目に見えたやり方が、歯がゆくてしょうが無いにもかかわらず、政府が動かないのは、既に築かれた中国市場と中国の工場が現として存在する故だろうとは思うが、何か騙されているような気がしてならない。既に尖閣列島付近へは、中国に言わせれば、日本の漁船が侵入してきているとの言い方で、臆面も無く領土の自国化を言い放つ。

何度騙されても、毅然とした態度が取れないのは、日本自身が弱いからもあるが、米国も及び腰だったからだと思っている。

バイデンが中国を完全に拒否するのではなく扱おうとする問題に地球環境問題がある。習近平が異例の発言、「CO2を2060年より前に実質ゼロを実現するよう努力する」と敢えて言及したことに明かりを見いだしているようだ。

今後の動きに緊張感を持ってみていかねばならない点だ。私は習近平が、それほど環境問題を深く考えているようにはどうも思えないのだが。

習近平は一旦敵と定めたら、徹底的に叩く姿勢を崩さないのはオーストラリアに対する行動でもらかだ。

バイデンの北朝鮮対策はどう転ぶのだろうか。北朝鮮は10月の対中貿易が、前年同月比で99%減ったとある。之では北朝鮮が立ちゆかなくなるのは目に見える。米国の対北朝鮮外交は政権交代毎にくるくる変わってきた。トランプが対話を基調にしたことに対してバイデンがどう出るのか、金正恩はじっと身構えている。

どうやらトランプのようには行かず、瀬戸際外交も、無視を決めつけられないまでも、核放棄の選択を実務レベルで迫るようだ。

再び、弾道ミサイルの発射などの脅迫行為は、自らの首を絞める(制裁強化)に繋がることを知るだろう。



中東問題については、トランプが離脱したイランの核合意復帰を再度元に戻そうとの思惑がある。一方でイランのロウハニは、任期が2021年夏となるなか、イランの核開発計画の中心人物暗殺に怒るイランの強硬派を押さえ込めるかどうかにかかっている。

イランも、経済制裁により、追い込まれていることは確かで、何とか糸口をと思うだろうし、トランプの行き過ぎたイスラエル偏重政策をどう修正するかだ。イランを徹底的に潰そうとするネタニヤフの心境もまたざわついているだろう。バイデンはトランプほどエキセントリックではないからだ。

サウジのムハンマドも自身が行っているサウジの改革に障りのある問題をトランプと協調して拡大してきたが、之にも一石を投じられることになりそうだ。先ずイエメンへの侵攻はバイデンによって、規制がかかるだろう。

イランが究極の悪で、それを徹底して潰そうとするイスラエル。そのイスラエルのネタニヤフが極秘にサウジに飛んでムハンマドと会見したとか。こうした、中東のイラン包囲網が、バイデンに変わることによって、イラン説得方向に傾くことで、また中東のパワーバランスに変化が見られるだろう。

NATOがトランプに揺さぶられ、内部亀裂が心配されてきた。同盟内に楔を打ち込むことで独自性を強調してきたトランプとは逆に、かつての米国がここでも帰ってくる感じだ。トランプはあまりに独善的にアメリカ第一主義を進め、シリアからの軍の撤退、ドイツ駐留軍の削減など、同盟国との協議無しで進めてきたトランプだったが、失われ掛けた同盟関係が確実に修復に向かうだろう。



トランプは無理難題を投げかけるばかりだったが、バイデンの方がまだ与し易いという感じがしているが、正常感覚の方が、無理難題が通りにくいかも知れない。

トルコのエルドアンも、冷静に対処するであろうバイデンの動きに構えている。バイデンはエルドアンの、独裁者的な施政をこのままで良しとしていないからだ。

ドイツのメルケルは先が短いし、バイデンも高齢だ。フランスのマクロンにとっては飛躍に繋がるかも知れない。世界の各所でのパワーバランスは、再構築されていくようだ。

バイデンはまた東南アジアへの風向きも変えそうだ。トランプは人権を最前線に押し出すことなく、タイの強権化も、フィリピン、カンボジアの強権化にも強い牽制は送ってこなかった。ミャンマーもアウンサン・スーチ-が中国の習近平を立てる演説をするのは、自身が窮地に立つロヒンギャの人権問題を棚上げしようとの魂胆からだ。

残念ながら、経済で困窮すると、どうしても強権化が行われがちなのだろうか、民主主義を全うするには、やはり大きなコストが掛かるし、人権などと柔いことを言っては居られなくなるのか。

自ら人権を無視する路を行く習近平は、人権などと云う事を無視して、経済で諸外国を手なずけ、やがて困窮に陥れて、後で美味しく料理して食べて仕舞うという感じだ。

バイデンの出現で、何やらトランプがひっくり返したちゃぶ台が、元に戻されるように動いてくれるのではないかと、期待している。





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Last updated  2020.12.11 11:50:18
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