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2020.12.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日のウォーキングは第1842日目で8739歩だった。
連れ合いは三人会があるので、山科の「かねよ」に出掛けていった。以前2人で行ったところのようだ。山科駅に戻り昔のブライトンホテルだったところの喫茶「山楽」で話したという。

日経新聞の各県毎の感染者の増減はどうやら出鱈目のようだ。各県毎の累計発症者数は合っているのだろう(他に拠り所が無い故)が、11日の累計から10日の累計を差し引いた値とでは全国で40人も少なめになっている。
之では県ごとに見た時に誤解を生みかねない。

今日の例で言えば、山梨が1人、和歌山の10人、島根が6人、香川が3人、佐賀が13人、長崎が12人少なめに書いてあるし、逆に兵庫は4人多く書いてある。些末なことに一喜一憂しても詮ないがやはり集計方法が気になる。

姫達が呉れた日めくりカレンダーも残り少なくなった。例年の気ぜわしさも、コロナでかき乱されて、落ち着かない。今年は特別な年だった。

今日の日めくりの言葉には取引先の取締役の言葉として「頼られすぎたら辞めどき」とあった。その理由として「下が育たなくなるから」と聞き、感銘を受けた若い社会人の言葉として紹介されていた。私は、そうは思えない。心配しなくてもその取締役がいなくても確実にやっていけるくらいには皆育っている。その取締役がそう思いたいだけだろう。

私も、病気で2ヶ月の入院を余儀なくされた経験があるが、さぞ、私が居なくて困っているだろうと思いながら退院したら、全く変わりなく仕事は回っていた経験がある。皆ただの歯車にしか過ぎないのだと、痛感したものだ。

コメディアンの小松政夫が亡くなった。あと2年で私も同じ年になる。



ナショナル ジオグラフィックが世界の秘密都市と言うのを紹介していた。既に書物が刊行されているようだが、こうした隠れた事柄を知る事もなんだかわくわくするものだ。
写真があれば、なお興もそそるのかも知れないが、兎も角ネットを使って、謎の世界に踏み入ってみよう。

何処も行った事が無いところなので、地図で位置を調べて、写真を見て、紹介時事を追うだけの空想の旅だ。自分が感動したわけではないから多少は手直ししても基本は殆どが紹介記事のコピーになる。

1番目は、アイルランド・ケリー州の沖合に浮かぶスケリッグ・マイケル島だ。

ゴツゴツとした岩の孤島に、石を積み上げただけの小屋が6戸並んで建っている。何に使ったのか、住んでいたところなのかは分からないが、映画「スター・ウォーズ」の主人公のルークが過去から逃れ、隠遁生活を送っていた島だとの紹介だ。映画は観ていないので、残念だが繋がらない。

石の小屋(どうやら修道院のようだ)は修道士たちによって6世紀に建てられたとみられている。修道士たちがアイルランド南西沖に浮かぶこの島を選んだのは、荒れる大西洋を見下ろす高さ約180mの崖の上にあってより神に近づけると感じたようだ。その頃すでに、アイルランドは、世界的に見てもかなりキリスト教化された地域だったが、修道士たちは世俗を忘れるため、さらに強い孤独を求めて岩だらけのこの島へとやってきたとのことだ。

このほかにもイギリスの周囲の島々には、こうした修道士たちの共同体が多いのだという。自己を滅し禁欲的な生活を送るのにうってつけの環境だが、日本の僧侶たち(昔の)もこうした人里離れたところに隠遁することが多いのは何か共通点があるのだろう。

修道士たちは崖の途中に営巣する海鳥のごとく、身を寄せ合って暮らしていた。小さなコミュニティーを作り、共同生活を送りながらも、救いを追求するために孤独であることを基本としていた。彼らの心の目はアウグスチヌスのいう「神の国」、つまり自己の内面へと向けられていた。

2番目は、エチオピアの聖ゲオルギウス教会だ。
エチオピア北部のラリベラには、11の岩窟教会がある。中には7世紀頃のものとみられる古い教会もあることで有名な聖地だ。堆積岩をくりぬいてつくられていて、周りの風景に溶け込んでいる。

エチオピアでキリスト教が始まったのは、原始教会の制度やローマ帝国とのつながりを嫌い、エジプトの砂漠へと入っていった、「荒野の教父」と呼ばれる人たちが最初だ。聖アントニウスを始めとする禁欲主義の隠遁者たちのことだ。



現代のエチオピアにも、志を同じくしたバヒタウィと呼ばれる隠遁者の集団がいる。洗礼者聖ヨハネを手本として、俗世との繋がりを断ち、荒野の教父たちの頃のような禁欲的な生活を送っている。

北部のゲラルタ山の岩肌をくりぬいた住居はとても狭く、大人一人がやっと座れるほどのスペースしかない。教会は多少広く、いたるところに色彩豊かなフレスコ画が描かれている。

ラリベラの岩窟教会群の中目を引くのは、巨大な一枚岩を掘り下げて造られた十字の形をした教会だ。信仰の強さを物語る。イスラム教によりエルサレムが陥落したため、エルサレム巡礼ができなくなったラリベラ王と民が第二のエルサレムとして造ったものといわれる。

高さ・幅・奥行き12mの聖ギオルギス教会は龍退治で有名な聖人の名前を採っている。

3つ目は、ギリシャのメテオラ修道院群だ。


9世紀に、孤独を好む隠修士たちが住み着いたのが始まりで、最盛期には24の修道院があった。メテオラというギリシャ語は、「中空に浮かぶこと」の意味だ。なるほどだ。

ギリシャ正教ではこうして、救いを求めて山にこもる修道士も多かった。こう言った所が、俗世間とのかかわりを断つのに理想的な場所だったと言うが、写真を見ると納得だ。修道士たちは1000年以上たった今でも、石灰石の険しい崖の上に建てられた修道院で祈りを捧げている。
現在でも活動しているものが6つあるという。

ハルキディキ半島東端にあるアトス山の修道院自治州は15世紀初頭に女人禁制が敷かれ、のちに、男性に対する1日あたりの受け入れ人数も制限された。アトス山の修道院共同体はギリシャ国内で最も古く、治外法権も認められていて、EU法によっても、特別な法的地位を与えられているとのことだ。

この寺院の始まりは、1700年前で、エチオピアで見た荒野の教父たちの時代に、隠修士たちがこの地に建てたスケーテと呼ばれる小さな僧院だった。現在は20の修道院に約2000人の修道士が共同生活を送っているとのことだ。中には海に突き出た小さな都市のような大規模な修道院もある。グーグルマップで行った気になるが、要塞の様な修道院が6つほど確認できた。

次からは前記とは違った、負の遺跡とでも云えそうな都市だ。

4つめは、ロシアの北極圏にある閉鎖都市ヴォルクタだ。
全く聞いたことも勿論見たことも無い。説明には、地図から消され、世界から隠された旧ソ連の「閉鎖都市」とある。

1930年代に大量の石炭を採掘するため、グラグ(強制労働収容所)の収容者たちによって建てられた。炭鉱は数十年前に閉山になり、人口は急激に落ち込んだために閉鎖都市になって仕舞ったようだ。日本なら軍艦島とでも対比されるような場所だ。

こうした閉鎖都市はロシア全土に40以上点在していることは確認されているようだ。日本の限界集落という類いでは無く、意図的に造られ、意図的に放置された都市だ。
ロシアは今では名目上は民主主義の体裁を採っているが、内実は、全体主義の流れを一掃できず、更にはプーチンの独裁で、ツァーリ(皇帝)が再現したかの様だ。

このように、都市が閉鎖されるようになったのは1940年代後半からで、偏執症的な政治を執るスターリンの命令によるものだった。シベリア送りとかの言葉に代表される、過酷で、容赦の無いところだ。

ソルジェニーツィンの「収容所群島」を買って、読まずに無くしてしまったが、旧ソ連における、反革命分子とみなされた人々に対してのグラグへの投獄、凄惨な拷問、強制労働、処刑の実態を告発するルポだった。

ソ連の陰湿さをそのままに引き継ぐ様な現ロシアも、好きになれない。何しろ政敵を平気で毒殺するのだから、中世のヨーロッパそのままだ。

特筆すべき都市は、戦略的軍事施設を抱えるニジニ・ノヴゴロドだ。今は過去の忌まわしい記録を呼び起こさないように当地で生まれた文学者ゴーリキーと言う新都市名を架している
旧ソ連時代は、外国人はもちろん、ロシア人でさえ、正当な理由がなければこの街に立ち入ることが許されていなかった。そして人口100万人を超す大都市だったにもかかわらず、1970年代に入るまで、住民であっても市街地図を手に入れることができなかったという。

旧ソ連の閉鎖都市に関してはまだ続くので、明日に持ち越すことにする。





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Last updated  2020.12.12 12:58:03
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