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弊社で出版している「ワイズニュース」の人気コラム「チャラ男に学ぶ中国語」を連載している「ワイズのチャラ男」こと毛利副主任との会話… 毛利:「社長のコラムの『恋のバランスシート』や『恋の損益計算書』は会計の苦手な自分でも理解できました。」 吉本:「君は一夜情(日本語:一夜限りの恋)の専門家だから、わかり易いだろ?」 毛利:「社長、それ、ヤバいっすよ(;^_^A」 吉本:「ハハハ…、じゃあ、今度はキャッシュフロー計算書を恋愛で解説してみようか?」 毛利:「お願いしますっ!」 吉本:「先ず、キャッシュフロー計算書は『営業活動によるキャッシュフロー(以下CF)』『投資活動によるCF』『財務活動によるCF』の三つに分類されている。」 毛利:「う~ん、いきなり難しい(>_
2012.08.17
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●台湾法律事務所特集 弊社ワイズニュースで「台湾法律事務所特集」と題して日系企業が利用する法律事務所のご紹介と日系 企業の法律事務所の利用状況を全7回にわたり掲載しました。 なぜ、法律事務所の特集を企画したかといいますと、 1.法律事務所は敷居が高く、どこがどの様なサービスを幾らでしてくれるのかが不透明。 2.弁護士が必要な場合、交流協会(日本外務省出先機関)に問い合わせても「日本語ができる法律事務所一覧」を渡されるだけで、どこに連絡したら良いのか判断しかねる。 3.日系企業他社ではどの事務所がどの様に利用されているのか? を明らかにすべく、ワイズニュースの取材力とワイズリサーチの調査・分析力を活用することでまとめ上げました。 調査結果から、在台日系企業は従業員50名以上になると法律事務所の利用が急増し、主な利用方法は「法律相談」「契約の内容確認」となっています。 日系企業がよく利用している事務所ベスト5は以下の通りでした。 1.萬國法律事務所 2.フォルモサンブラザーズ 3.理律法律事務所 4.黒田法律事務所 5.建業法律事務所 しかし「利用上位の事務所がけっして満足度の高い事務所とは限らない」ことも明らかになりました。 お見逃しの方、或は弁護士を利用される方は弊社HPに掲載していますので是非一度ご覧下さい。(「台湾法律事務所」で検索) ●在台日系企業の満足度… リサーチを担当した嵐との会話… 嵐 :「社長、分析結果から、すごい事実がわかりました(^_^)v」 吉本:「なになに?」 嵐 :「企業アンケート分析の結果では大手事務所の満足度が高いとは限らないのです。」 吉本:「う~ん、 名誉毀損で訴えられたら勝つ見込みはないな~」 嵐 :「これを公表すれば、日系企業の皆様に喜んでもらえますよ」 吉本:「まだ刑務所に入りたくないので、ボツ!」
2012.06.25
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●コンペを続ける理由 ? 弊社名を冠したゴルフコンペ「ワイズ杯」は3年近く毎月開催しており、先月で第33回目を迎えました。 皆様から「ワイズ杯に参加したいのだけど…」というお話を頂きますが、残念ながら私に参加者の決定権は無いのです。 ワイズ杯はもともと弊社セミナー(ワイズ経営塾or日本人管理者スキルアップセミナー)の参加者と弊社のクライアントの皆様が自主的に集まり開催しているコンペです。 現在は私も含め弊社からも参加者を出していますが、以前は弊社からの参加は無く、お客様だけで自主的に開催されていましたので、弊社が主催とはいえないのです。 この場をお借りして、ワイズ杯の幹事及び創立メンバーの皆様には心から御礼を申し上げます。 さて、私がワイズ杯に参加するのは多くのメリットがあります。 一つ目のメリットは健康に役立つことです。 私は痛風持ちですので、医者から軽い運動を勧められており、定期的なゴルフはよい運動になっています。 二つ目は気心の知れたお客様に定期的に会える事です。 コンペ以外で皆様にお会いするには多くの時間と労力が掛かりますが、ワイズ杯では一度に多くの方にお会いできます。 三つ目は…参加者の中から既に二人弊社に加わって頂いた事です。 弊社は人が財産ですので、台湾で経営を経験された方に弊社のメンバーとして参加頂くのは願ってもないありがたい事です。 多くのメリットが有り、合法的に遊べるゴルフは、やっぱり止められませんね(;^_^A ●ワイズに入社の目的は? 最近、弊社メンバーに加わった佐藤との会話… 吉本:「誰もが知っている大手の副総経理を勤めた方が何故わが社で働きたいのですか?」 佐藤:「今後、大企業で埋もれてゆくのが恐かったのです。」 吉本:「ふ~ん、まあ、わが社にとってはありがたいけど…」 佐藤:「たくさん貢献しますので、儲けてゴルフ会員権をたくさん買いましょうね (^0^)/」 吉本:「それが本当の目的か~ ;^_^A」
2012.05.23
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●コンペを続ける理由 ? 弊社名を冠したゴルフコンペ「ワイズ杯」は3年近く毎月開催しており、先月で第33回目を迎えました。 皆様から「ワイズ杯に参加したいのだけど…」というお話を頂きますが、残念ながら私に参加者の決定権は無いのです。 ワイズ杯はもともと弊社セミナー(ワイズ経営塾or日本人管理者スキルアップセミナー)の参加者と弊社のクライアントの皆様が自主的に集まり開催しているコンペです。 現在は私も含め弊社からも参加者を出していますが、以前は弊社からの参加は無く、お客様だけで自主的に開催されていましたので、弊社が主催とはいえないのです。 この場をお借りして、ワイズ杯の幹事及び創立メンバーの皆様には心から御礼を申し上げます。 さて、私がワイズ杯に参加するのは多くのメリットがあります。 一つ目のメリットは健康に役立つことです。 私は痛風持ちですので、医者から軽い運動を勧められており、定期的なゴルフはよい運動になっています。 二つ目は気心の知れたお客様に定期的に会える事です。 コンペ以外で皆様にお会いするには多くの時間と労力が掛かりますが、ワイズ杯では一度に多くの方にお会いできます。 三つ目は…参加者の中から既に二人弊社に加わって頂いた事です。 弊社は人が財産ですので、台湾で経営を経験された方に弊社のメンバーとして参加頂くのは願ってもないありがたい事です。 多くのメリットが有り、合法的に遊べるゴルフは、やっぱり止められませんね(;^_^A ●ワイズに入社の目的は? 最近、弊社メンバーに加わった佐藤との会話… 吉本:「誰もが知っている大手の副総経理を勤めた方が何故わが社で働きたいのですか?」 佐藤:「今後、大企業で埋もれてゆくのが恐かったのです。」 吉本:「ふ~ん、まあ、わが社にとってはありがたいけど…」 佐藤:「たくさん貢献しますので、儲けてゴルフ会員権をたくさん買いましょうね (^0^)/」 吉本:「それが本当の目的か~ ;^_^A」
2012.05.23
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●ルールは活用するもの ゲーム(スポーツ)はルールに従って競うのが大前提です。 経営も法律を守りながら如何に利益を上げるかを考え努力するところがゲームに似ています。 以前、ある日系企業の経営者の方から飲んだ席で「台湾には当業界の法律がないので、どうやれば良いのかわからない」と相談を受けました。 私は「日本の業界の法律で禁止されていることをやれば良いのでは?」と提案しました。 日本の法律の禁止事項は裏返せば「成功へのマニュアル」です。 欧米人は自分達が有利になる様にルールを変更します。 スポーツでは欧米人に有利になるようにルールが変更されますし、ビジネスでも母国でなくても政治家や同業会等に圧力をかけて法律を変えようとします。 中華系では「上有政策、下有対策」(上に政策有れば下に対策あり)という諺が有り、法律の抜け穴を探し最大限に利用します。 ルールや法律は守るものだと考えるのではなく、活用する方法を考えるのが得策かもしれません。●複数でもOK? ある食事会での会話…吉 本:「弁護士さんにお伺いしたいのですが、なぜ会社法では経理人(支配人)は一人と決まっているのに、私は3社の総経理を勤められるのでしょうか?」弁護士:「それは3社とも株主構成が同じなので、株主の不利益に当らないからです。」吉 本:「なるほど~、では老板にお伺いします。なぜ台湾の法律では一夫多妻は認められていないのに台湾人の老板の多くは複数の奥さんが居るのですか?」老 板:「それは解釈が違います、台湾の法律では『最初の一人は登記しなければならない』と書いてあり『二人目からは登記する必要は無い』という意味です。」吉 本:「なるほど~(;^_^A」●セミナーのご案内 台湾ビジネス必勝法「台湾経営マニュアル」【第1講】台湾ビジネス21年のコンサルが語る 「台湾企業強さの本質」 講師:ワイズコンサルティング 代表 吉本康志【第2講】台湾唯一の日本人弁護士が講じる 「台湾法規と企業の実務対応」 講師:黒田日本外国法事務律師事務所 弁護士 黒田健二氏○日程 :10月17日(月)○開催時間:14:00~17:00(13:30~受付開始)○会場 :文化大学教育推広中心(台北市建国南路2段231號)○費用 :労務顧問会員様 1,000元 ニュース会員様 2,000元 一般企業様 3,000元参加特典:セミナー参加者には、書籍「台湾法Q&A」を無料贈呈●お申し込み、詳細はコチラ↓http://www.ys-consulting.com.tw/seminar/32675.html
2011.09.22
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●急がば回れ? ティーショットが林の中に入った時の事… 顧客:「何処に打とうとしてる?」 吉本:「枝の間に打ってグリーンを狙います」 顧客:「一度、横に出した方がいいよ」 吉本:「最短距離を狙います!」 (>_
2011.09.08
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●ゴルフも経営も辛抱が大切 ゴルフを初めると複数の方から「ゴルフは我慢のスポーツだから」とか「ゴルフは自分との戦いだから」と教わりました。 なるほど他の球技と違い「球をやり取りする相手がいない」「ボールは止まっている」など自分でコントロールしやすい筈なのに、思う通りになりません。 自分の気持ちを切れさせずにどんな障害やピンチ、天候も受け入れて対応してゆかなければ良いスコアーに繋がらないのだと思いました。 創業者でオーナー経営者というのも、はために見るとわがままし放題、会社の事なら何でも自分の思う通りにできそうですが実は何もかもが思う通りにはゆかずに毎日ストレスの連続なのです。 コントロールし易そうでそうでない所が経営もゴルフにソックリですね。●投げ出した時が終わり 私が起業して今まで経験したピンチをご紹介すると… ・起業時:何をやったら良いか?、どうやったら良いか?、資金は?、人材は? ・3年目:社員が顧客を奪っての独立と焼肉屋開店1週間目での台湾中部大震災 ・6年目:サーズ危機で半年間売上ゼロ ・11年目:ワイズニュース開始で資金不足 ・14年目:育成した社員の大量離職 多分、自分一人だけならとっくに投げ出していたと思いますが、 ・創業から支えてくれた家内と家族 ・私を信じて入社してくれた仲間達 ・未熟な私に期待し仕事を依頼してくれたクライアントの皆様 自殺したいほどのピンチも何度か有りましたが、自殺しては支えてくれている皆様に申し訳無く出来ませんでした。 でも過労死なら「頑張ったのだから仕方ないか…」と不義理にはならないと思い、死ぬほど働きました。 そうすると何時の間にかピンチは脱し、努力した部分が逆に強みとなりチャンスに変わったいるのです。 起業家の方にお会いすると「起業成功の秘訣は?」と質問を受ける事があります。 創業時の経営計画から大幅に遅れていますし、今後も成長を続けて行くつもりですので、私は心の底から現在が成功しているとは思っていません。 しかし、せっかく会いに来てくれたので何か役に立つ事を教えて上げようと思い、次の二つを提案しています。「諦めたときが失敗」「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」●後悔したギブアップ 前の日夜遅くまで飲み、ほとんど寝ずにお客様と一緒にラウンドしたときのこと…顧客「今日は調子が悪いというより体調が悪いって感じだな~」吉本「すみません、以後気をつけます」顧客「おっと、池ポチャの次のショットがOBとは…」吉本「グリーンに乗る前ならギブアップしてもいいんですよね?」顧客「投げ出さないで最後までやったら?」吉本「もう、ギブアップします!」(>_
2011.08.31
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●スコアーが縮まらない(T_T) 最初にコースに出たときのスコアーは150台でした(情けない…) しかしそれからコースに出る度にスコアーが5づつ縮まってきました。 ところが121を出し「次は110台確実」と思っていたのですが、それからは何度やっても120を切れなくなったのです。 練習場に行っても、コーチをつけても、ここ数ヶ月はずっと120を切る事ができません。 ドライバーが悪かったのでドライバーの練習をし、ドライバーが上手くなったら、今度はパターが入りません。 パターを練習しパターに自信がついたら次はアプローチが上手くゆきません。 アプローチを練習すると次はフェアーウェイウッドが上手くいきません… ●ゴルフと経営の類似点 ゴルフに苦戦をしながら、一つの仮説が思い浮かびました。 その仮説とは「一番下手なクラブ以上にスコアーは伸びないのでは?」というものです。 経営では企業の一番低い機能(販売、会計、IT、人事労務など)がボトルネックとなり企業規模は一番低い機能レベル以上にはなりません。 ゴルフでも理屈は同じではないでしょうか? 私は以前はウッドはドライバーしか使っていませんでしたが、今はユーティリティーや4番、5番、7番ウッドも使っています。 以前は150ヤード以上の距離はアイアンで刻んでいきましたが、今では欲が出てフェアウェイウッドで距離を稼ごうとします。 その結果、練習するべきクラブの種類が増え、一本当りの練習量が減っています。 これを解決するには以下の方法が考えられます。 1.コースで使うクラブの本数を減らす 2.練習量を増やす 3.練習効率を上げる(コーチを付ける) 私はゴルフは健康管理も兼ねて始めましたので、2の方法を選択します。 来月のワイズ杯の結果をお楽しみに♪ ●宿命のライバル? 同時期にゴルフを始めた弊社 陳との会話… 陳 「社長、夏は日焼けをするので7~9月?はワイズ杯参加を休ませて貰います」 吉本「そうだな君は地黒だから…」 陳 「失礼な、これは日焼けです、日焼け!?ワイズ杯のせいで黒人みたいになっ? たのです!」(T_T) 吉本「そうか~皆寂しがるけど仕方ないね」 ?陳 「私が10月に復帰する時には100を切れる様に成ってて下さいね」(^_^) 吉本「当然だろ、余裕余裕♪」(^_^)v 陳 「出来なかったらお仕置きですよ♪」 …あれから2ヶ月… 吉本「やばいかも…」?(皆様の応援とご支援をお待ちしております)
2011.08.24
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今年入社の若手のホープ「ワイズのチャラ男」こと毛利くんとの会話… 毛利「以前執筆されたコラムで『恋のバランスシート』というのがありましたよね」(http://www.ys-consulting.com.tw/column/32024.html) 吉本「あれは結構評判が良かったぞ、面白いだろ」(^_^)v 毛利「僕は会計が苦手ですが、あんな感じで楽しく会計を教えて下さいよ。」 吉本「じゃあ『恋の損益計算書』なんてどうだ?、君はチャラいから興味あるだろう?」 毛利「チャラいのは余計ですが、興味あります」(;^_^A 吉本「恋愛も経営も同じだが、収入(売上)ー支出(費用)=利益となる」 毛利「なるほど…」 吉本「ところで毛利くんは彼女に年間何回プレゼントする?」 毛利「え~っと、誕生日とクリスマスの2回です」 吉本「日本ではそうだけど台湾では2月14日のバレンタインデーと旧暦7月7日の情人節(恋人の日)もプレゼントをするのだよ」 毛利「え~、昨年も今年も彼女から何も貰いませんでしたよ」 吉本「日本とは違い台湾ではバレンタインデーも情人節も男性が女性にプレゼントを送る日なのだよ」 毛利「そ・そ・そうなんですか~?」 吉本「それからクリスマスも一般的には男性から女性にプレゼントする日だな」 毛利「じゃあ、男は年一回しか貰えないのに、女性は年四回も貰えるんですね」 吉本「そういうことになる…」 毛利「恋の損益計算書は毎年赤字じゃないですか~!」 吉本「男とは、そういうものだ…」 毛利「赤字は嫌だ~~~~~~!」(T_T) ●セミナーのご案内 ~女性コンサルタントと学ぶ~1日でわかる財務諸表の読み方・使い方【第1講】「貸借対照表」で危険を察知する・誰が何のために使う?財務諸表の種類と用途・会社の安全性はここに現れる!業態別のポイント・株主が利益を左右、台湾会計の摩訶不思議○講師:Y's Consulting 主任 佐々木緑【第2講】「損益計算書」でビジネスモデルを見抜く・同業他社の損益計算書を入手したら、どこを見比べるか・減価償却費が利益を大きく左右するわけ・「台湾の大手企業は税率が低い」の真実○講師:Y's Consulting 主任 嵐来未【第3講】「キャッシュ・フロー計算書」でホントの儲けを知る・儲かっているはずなのにカネがない、そんな悲劇を防ぐには・なぜキャッシュ・フロー計算書は粉飾しにくいのか・現金ベースで経営をする利点と注意点○講師:Y's Consulting 経理 陳逸如※セミナー詳細情報はコチラ↓http://www.ys-consulting.com.tw/seminar/31723.html
2011.08.23
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●ゴルフをやらなかった理由 昨年の10月より45才で遂にゴルフを始めました。 21年前に台湾に来てから色々な人に誘われていたのですが、昨年まではずっと断り続けていたのですが遂に始める事になりました。 頑にゴルフの誘いに乗らなかった理由は「コンサルタント・経営者として時間がムダになるから」です。 以前働いていたコンサルティングファームでは「ゴルフは悪魔の遊び」としてゴルフの話しをすると白い目で見られていたのです。 15年前に起業してからは金銭的にも時間的にもでゴルフを始める余裕は無く、また同世代の起業家でゴルフを始めると皆経営が傾いていたからなのです。 ●ゴルフを始めた理由 そんな私がゴルフを始める事ができたのは全て「お客様のお陰」です。 以前から「ワイズ杯」というゴルフコンペが毎月行われていましたが、弊社が主催していた訳では無く、弊社のお客様達が勝手に集まって行われていたものでした。 最初は参加の案内が来ても無視していましたが、何回か続いていたのでスポンサーとして幾らかの共催金を提供する様にしました。 そのうち「誰かワイズからも参加者を出す様に」とのご要望を頂き、ゴルフの経験の有る社員が参加していました。 暫くは平穏無事でしたが、ある時ワイズ杯に参加していた社員が離職する事になり、また誰か参加する様にご命令を頂いたのです。 ちょうどその頃、別の大口のクライアント様二社から「今年中にゴルフを始めないと来年は契約しない」と脅されていました。 どうしたら良いものかとまた別のクライアント様に相談したところ、なんと次の日に男性用と女性用のクラブセットをプレゼントされたのです。(感謝、感謝) ここまでして頂いて始めない訳には行かず、弊社の幹部である陳(女性)を誘い遂にゴルフを始める様になったのです(^0^)/ ●ゴルフの難しさ? 子供の頃から運動神経は良い方で、何をやってもクラスで1~2番でしたし、中学高校とバレーボール部のエースアタッカーとして全道大海に出場していました。 スポーツには何でも自信のあった私ですが、ゴルフはなかなか上手くいきません… あるお客様に「ゴルフはスポーツではなく、ビリヤードやダーツ等のゲームに近いのだよ」とのお言葉を頂き「なるほど~」と変に感心してしまいました。 ワイズ杯にはもう8回も参加しているのに先日のスコアーは127でした (T_T) 私を上達させようとご尽力を頂いている皆様には大変申し訳ないと思っています。 そんな私ですがゴルフをやりながら経営と繋がるところを幾つか発見致しましたので、ご紹介してゆきます。 ゴルフの上級者の皆様からの批判は受け付けますので、宜しくお願い致します。
2011.08.22
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昨年「iPadの衝撃」というタイトルの日記を掲載しました↓ http://plaza.rakuten.co.jp/ysconsulting/diary/201005240000/今回はその第二部をご紹介します。 ●iPadがもたらす産業構造の衝撃 昨年アップルよりiPadが発売され、それまで見向きもされなかったタブレットPCが大きな存在感を持つ様になりました。 iPadの大ヒットに続けと各社もタブレットPCの新製品を発売し始め 米国調査会社ガートナーによると、タブレット端末の世界販売台数は2010年の2千万台弱から2012年には1億台を越える見通しです。 タブレット端末の大躍進は数年前のネットブックブームと違い、サプライチェーンやエコシステムにも大きな変化が見られます。 一例を挙げると、ネットブックはインテルを中心としたクアンタ(広達)やコンパル(仁宝)等の従来のサプライヤーが恩恵を受けるのに対し、タブレット端末ではエヌビディアを中心とした携帯端末サプラーヤーに恩恵が恩恵を受けることになるのです。 これらの環境変化への対応力が今年の飛躍するチャンスになるのではないでしょうか? ●新たなiPadの衝撃? 新しいデバイスをどう活用するかを理解する為、私もiPadを購入しテストをしていますが、先日、使ってみないと気がつかない新たな衝撃に出会いました。 iPadはノートPCと違いベッドに仰向けになりながら操作できるのが便利なところですが、メールや動画(真面目な動画です)を見ているうちに眠くなり、手から滑り落ちそうになる危険があります。 先日は遂に1キロ近い金属の固まりを顔面で受け、唇を切る羽目になりました。 これも一種のiPadの衝撃? (;^_^A ●セミナーのご案内 2月25日開催 ~衝撃!こう変わる!!~ 『iPad がビジネスに与える機会と脅威』 【第1講】 ~ノートパソコンが売れなくなる?~ 「タブレットで部品構成・産業構造はこう変わる!」 ? iPadハードウェア構造の実態! ? ライバルAndroid陣営はどう動く? ? iPad出現で台湾EMS/ODMの将来は? 講師:ワイズリサーチ チーフアナリスト 大槻智洋 【第2講】~もう無視できない!~ 「経営者が知っておくべきiPad活用術」 ? iPhone vs iPad!賢いビジネス活用・使い分け ? PC vs iPad!ビジネスで、できる事できない事 ? タブレット導入で変わる!ビジネスモデル・業務モデル 講師:ワイズコンサルティング 代表 吉本康志 詳細はこちら↓ http://www.ys-consulting.com.tw/seminar/27841.html
2011.01.22
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あけましておめでとうございます。 今年も懲りずに(?)目標を立てました。 ちなみに2010年の目標は… 1.会社売上40%成長(結果:1%の成長 >_< ) 2.15キロダイエット(結果:5キロ >_< ) 3.禁煙(結果12月25日から禁煙実施、現在10日目 ^_^ ) 昨年の反省も踏まえて今年は以下の通り目標を設定しました。2011年の目標 1.会社売上50%成長 2.新ビジネス(内容は秘密…)立ち上げの体制整備 3.2012年引っ越しできる条件整備 4.毎週1回はコラム執筆 5.毎週1回はブログ更新(コラムとは別内容とする) 6.ゴルフスコアーで100を切る 7.毎週一冊ビジネスに関する本を読む 8.10キロダイエット 9.毎朝6時前に起きる 10.マイミクの大ちゃん(今は社員)の中国語をビジネスレベルにする 今年は採点し易い様に10項目の目標設定を行いました。 管首相!どっちがマニフェストの達成率が高いか勝負だ!まあ、来年の今頃は管さんは元首相になっていると思うけど…(;^_^A
2011.01.05
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●オフィスの引っ越しをすべきかどうか? 昨年副総経理に昇格した弊社No.2の荘との会話… 荘 :「今年の3月に予定していたオフィスの引越は来年に延期しませんか?」 吉本:「何故?」 荘 :「来年から労工保險料が5%値上げになりますし、労働三法の大幅改正で労務コストが増加します…」 吉本:「労工保險は今後5年間は毎年5%の値上げになるのだから同じだろう? 労働三法改正については、企業組合を作る30名規模にはなっていないので、大丈夫!」 荘 :「無理して中途半端な大きさの所に引っ越しても、すぐ手狭になりまた引っ越ししなければなりませんよ?」 吉本:「大丈夫、その分稼げば良いんだろ?」 荘 :「 15年連続増収増益を続けていますが、昨年の業績は目標に足りなかったので、社長の言ってた『家賃は粗利額の5%以内』が達成できなくなりますよ。」 吉本:「 来年の業績に上乗せするから大丈夫(^_^)v」 荘 :「失礼ですが、社長はいつも大きな事ばかり言いますけど、実行が伴わないので…」 吉本:「私の実行が伴わなかった事なんてあるか?(=_=」 荘 :「昨年の目標の『年内に禁煙』は実行できました?」 吉本:「お恥ずかしながら…(;^_^A」 荘 :「同じく昨年の目標だった『15キロダイエット』は実現できました?」 吉本:「 …… やっぱり、引っ越しは延期しようか…(;^_^A」 ●セミナーのご案内 ~日本人経営者・経営幹部の為の~ 「3時間で学ぶ台湾労働関係法規」【第1講】台湾労働基準法の概要 ・初心者でもすぐわかる、労基法の概要 ・労基法Q&A >講師:ワイズコンサルティング コンサルタント 嵐来未 【第2講】労働関係法規最新アップデート ・労働関係法規の最近の変化 ・労働争議の現状と労働三法 >講師:ワイズコンサルティング マネジャー 陳逸如 ※内容の詳細とお申し込みはコチラ
2010.12.22
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●春節賞与はどうなる? 上図は弊社調査による日系企業の08年と09年の賞与比較です。 両年の調査サンプル数が違いますが、大まかな傾向はあまり差がありませんでした。 昨年弊の分析では、年間賞与は業績に影響されるものの、春節賞与は売上及び利益ともに相関性が非常に低い状況でした。(下図参照) 今年は急激に景気が回復し、台湾企業の春節賞与が大幅増が見込まれ人材引き止めの為に多めの賞与を支給したいところですが、未だ景気回復が遅れている日本本社の事情を考慮しなくてはならない日系企業はどうするのかが注目されるところです。 ●ボーナスの期待 今年6月にワイズリサーチに入社した李君との会話… 吉本:「入社半年になるけど、何本のリサーチに関わった?」 李 :「ASUSのITプラットフォーム調査、リフロー炉の調査、銅箔基盤の調査、フレキシブル基板調査が終わり、今光ディスク産業の調査をしています。」 吉本:「執筆しているコラムの『台湾人研究所』も評判が良いし、入社半年で大活躍だね。」 李 :「うちは入社1年以内は3ヶ月に1度昇給がありますので、次の昇給は期待しています(^_^)v」 吉本:「……」 李 :「そう言えばもうすぐ賞与ですけど、今年も過去最高を更新しましたので、こちらも期待して良いですか?」 吉本:「いいけど、李君は途中入社なので、皆の半額だよ」 李 :「知らなかった…Orz(挫折)」 ●セミナーのご案内 日本人経営者の賞与決定必須セミナー ~2011年 春節ボーナス徹底解剖~ 【第1講】ワイズリサーチ独自調査! 経済環境一変で日系企業は? 「日系企業の春節賞与と過去比較」 【第2講】ワイズリサーチ独自調査! 日本人の知らない... 「台湾企業の賞与実態」 【第3講】ワイズコンサルティング特別企画! 人事労務のプロが伝授! 「組織活性化に繋がる賞与システム」 詳細とお申し込みはコチラ
2010.11.24
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●労働三法大幅改正 労働三法といわれる「労働組合法」「労使争議処理法」「団体協約法」が今年改正となり、いずれも来年の5月1日から施行となります。 修正箇所は労働組合法だけでも49条(新設13条)となり、その他に8種類の準則が加わる大幅な改正です。 今回の大幅改正により労働組合が作り易くなり、しかも労働者は「企業別組合」「産業別組合」「職業別組合」の三種類の組合に複数加入する事ができるようになりました。 また組合業務にあたる者には公用休暇を与えないと罰金を取られますので企業としてはコストアップは確実です。 「労働争議処理法」では「仲裁体制の強化」「雇用者の不当労働行為の制限」「裁判費用等の費用の減免」「労働者権益基金の設立」など、今以上に労働争議を起こし易くなります。 更に「団体協約法」の改正でストライキも起こし易くなり、雇用側のリスクは高まるのは確実で、企業側は早めの対応が必要です。 ●ワイズの労働組合結成? ワイズニュース編集長の吉川との会話… 吉川:「組合が作り易くなったので、私もワイズの労働条件向上の為に組合を作り、理事長として会社と戦います!」 吉本:「無理だね」 吉川:「何故ですか?」 吉本:「吉川編集長は董事なので、組合には入れません」 吉川:「う~んそうか… それなら、編集部の青木に理事長になってもらいます。青木は要求が厳しいですよ~」 吉本:「組合結成には30人以上の連名が必要だが、わが社の社員は20名なので、やっぱり無理」(^_^)v 吉川:「くそ~」(>_
2010.10.22
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●私のリーダーのタイプは? 日本ではリーダーのタイプを度々戦国武将に例えて紹介されます。 織田信長:「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス」 豊臣秀吉:「鳴かぬなら、鳴かしてみせようホトトギス」 徳川家康:「鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス」 私が憧れるのは「信長型」ですが、理想は「秀吉型」、実際行っているのは忍耐が必要な「家康型」と思っていました。 ところが、先日わが社の幹部の一人と私のリーダーとしてのタイプを話し合ったところ、本人の思いとは違い「どう見ても信長型」であることが判明しました。 現在、経営者で「信長型」にあたる有名なリーダーには「アップルのスティーブ・ジョブズ」や「鴻海の郭台銘」などがいます。 二人とも同じ経営者として尊敬できるリーダーですが、残念ながらわが社はお二人の会社とは規模が天と地ほど違います。 よく「経営者の器以上に企業は成長しない」と言われますが、器(体格)では二人に負けていないのに何故こうも違うのでしょう? ●私と郭台銘の違い ワイズリサーチのチーフアナリスト大槻との会話… 吉本:「大槻さんは鴻海の郭董事長を取材した事があったよね?」 大槻:「前職の日経エレクトロニクス時代ですが… たぶん郭董事長に日本人の記者で取材をしたのは私が初めてだと思います」 吉本:「実際に会った事のある大槻さんだから聞きたいのだけど、私と郭董事長の一番の違いは何かな?」 大槻:「う~ん、そうですね~、一番の違いは『圧倒的なしつこさ』だと思います。」 吉本:「そうか~、なるほど~、俺は淡白だからな~」 大槻:「郭董事長の情熱は半端ではなく、しつこいレベルです」 吉本:「だから、あの年でも若くて美人な奥さんを娶れるのか~」 大槻:「えっ!?、経営者としての話しではないのですか?」 吉本:「女性の話しに決まっているだろ!」 大槻:「…Orz(俺、転職考えようかな…)」 ●セミナーのご案内 ~敵か!味方か?~「見えざる大企業「鴻海」の強さの裏舞台」 ワイズリサーチのマネジャーと元日経エレクトロニクスのベテラン記者が 独自調査により「鴻海」の全貌を明らかにします! 【第1講】 経営力を見る ○驚異的な強大さと成長 - 実はソニーよりも大企業 - 世界中が注目のAppleも鴻海なしでは成り立たない ○強さを支える経営戦略とは - 材料からアフターサービスまでを手掛ける真の狙い - ライバルを圧倒するビジネスモデル ・講演:ワイズリサーチ マネジャー 陳逸如 【第2講】 技術力と先行きを見積もる ○どんな技術が強さをもたらしているのか - 金型技術で世界トップと言われる内幕 - 東大出身の社員に何をさせているのか ○これから何に挑むのか - 人・物・金…鴻海が抱える将来へのリスク - 家電量販店を始めた意図と戦略 ・講演:ワイズリサーチ チーフアナリスト 大槻 智洋 詳細は↓ http://www.ys-consulting.com.tw/seminar/index.php?action=1&tno=25290
2010.09.20
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●股東往来とは? 台湾では貸借対照表(バランスシート)を「資産負債表」と表します。 確かに左側に「資産」「負債」「純資産(資本)」が記載された表なので、漢字の意味としては日本語の「貸借対照表」よりわかりやすいと思います。 さて、台湾の貸借対照表では資産の部にも負債の部にも「股東往来」という勘定科目が有ることをご存知でしょうか? 私も初めて見た時は「股東往来→株主が行ったり来たり?」と何の事かわかりませんでしたが、これは株主へのお金の貸し借りを記載する勘定科目なのです。 資産に有れば「株主への貸し付け」を表し、負債に有れば「株主からの借り入れ」を表しています。 股東往来は粉飾決算としてもよく使われますので、取引先や投資先で股東往来の額が大きければ粉飾決算をしている可能性があり、要注意です。? ●わが社の股東往来 7月に入社したばかりの会計担当の陳小姐との会話… 陳 :「社長に貸しているお金を返して頂きたいのですが…」 吉本:「俺は会社から借金なんてしてないぞっ!」 陳 :「でもお客様と食事に行かれる時、いつもお金をお渡し?していますので股東往来として計上しています。」 吉本:(ちっ! 前の会計はうまく処理してくれていたのに…) ? 「ハイハイ、それで幾ら払えば良いの?」 陳 :「はい、30万元ほどになります(#^_^#)」 吉本:「そ、そんなに借りたか~!(◎_◎;)」 陳 :「あっ、3万元の間違いでした」 吉本:「この娘に会計を任せて大丈夫だろうか~(;^_^A」 ●セミナーのご案内 ~会社の経営状態が驚くほどよくわかる~ 「1日で学ぶ財務諸表の読み方」 詳細はコチラ↓ http://www.ys-consulting.com.tw/seminar/index.php?action=1&tno=24412
2010.08.20
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●仕事のできる人とできない人との違い 堀場製作所の創業者である堀場雅夫氏の名言に「仕事のできる人とできない人との際立った差はコスト意識にある。」という言葉があります。 確かにコスト意識の高い社員には「よくそこまで会社の為に考えてくれた」と思いますし、コストを意識しているからこそ知恵を使い、良い仕事ができるのだと思います。 逆にコスト意識が低い社員には「人も仕事もお金も任せられない」と思い、恐くて出世はさせられません。 先日弊社の佐々木とタクシーから降りた際、彼女がちょっとの間降りて来ないので「何かあった?」と聞いてみました。 彼女は「止まる寸前で5元上がったので、その分は払わないと言ったらマケテくれました^_^」と言います。 未だ若いのに会社の為に5元でもムダなお金を使わないというコスト意識に感動するとともに、今月から主任に昇格した判断は間違っていないと確信したのでした。 ●わが社のコストダウン 7月に加わったITコンサルタントの横尾との会話… 吉本:ITを活用した効率化とコストダウン提案ありがとう。 横尾:いいえ、ITコンサルトとして当然の事です。 吉本:お陰で1ヶ月で大幅なコストダウンができました。 横尾:わが社のIT活用はムダが多いので、まだまだコストダウンができると思います。 吉本:おお~! それならいっその事、IT関連に限らず全社的なコストダウンの旗ふり役をお願いしようか! 横尾:本当によろしいのですか? 一番困るのは社長だと思いますが… 吉本:…やっぱり、やめておこう(;^_^A」
2010.07.22
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●iPadによる影響はIT業界に留まらない 世界的な大ヒットにより台湾では9月以降の発売が見込まれているアップルのiPpdはIT業界に大きな衝撃を与え、競合他社からも類似製品の発売がアナウンスされている。 アップルは過去にGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェイス)でPC操作に革命を起こし、iMacでPCのデザインに革命を起こし、iPodで携帯音楽プレイヤーに革命を起こし、iPhoneで携帯電話に革命を起こしてきた。 今回のiPadは電子書籍の革命を起こすと言われているが、台湾PC業界のお家芸ともいえるNetBookにも既に大きな影響を与え、販売数が激減する事態となっている。 私もiPadの発表当初は「コンシューマー向けの製品」と思っていたが、よく考えてみるとビジネスシーンにも数多くの用途があることがわかってきた。 例えばプレゼン等でPCの画面に表示されている内容を相手に見せる為には、相手の隣に座るか、操作後相手に画面を見せなければならないが、iPadなら対面の人に操作しながら見せることができる。 またPCよりも機能は少ないものの、安く軽いので営業担当者にプレゼン用やメール用として持たせることで、管理者がGPS機能で営業担当者の居場所がリアルタイムで把握することも可能だ。 更にMobile Meというアップルのクラウドサービス(有料、近々無料になるという噂も…)を申し込むと、たとえiPadを無くしてもPCから現在何処に有るのかわかるし、拾い主にPCメッセージを送る事も出来る。 それでも帰ってこない場合はリモート操作でiPadのデーターを全て削除できるので、企業にとってリスクの高い営業担当者のPC紛失による情報漏洩リスクを最低限に防ぐ事ができる。 その他にもビジネスシーンで新たな活用場面が考えられるが、米国や日本では既にiPad向けの新しいサービスビジネスも始まっている。 iPadの流行や機能だけではなく、用途(どう使うか?)を考え、使いこなした企業は競合より一歩先を行くチャンスになるかもしれない。 ●憧れの人? 弊社会計担当の佐々木との会話… 吉 本:「昨日のアップルの発表会は素晴らしかったよ♪」 佐々木:「アップルの発表会の次の日は気分がブルーです…(>__
2010.05.24
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先週の日曜日に学生時代の恩師が亡くなったと、親友から連絡を頂きました。 思い起こせば学生時代… 夜中までバイトをしていたせいで、出席日数が足りなくなりかけていた。 ちょうどその頃、つきあっていた彼女と分かれたせいも有り、自暴自棄になり学校へ行かなくなっていたのだ… 1時間目の授業に私が出ていないと、わざわざ私の住んでいたアパートまで何度も迎えにきてくれた。 時には厳しく、時にはやさしく… 就職するときも内定先を断ろうとしていた私を説得してくれたお陰で最初の就職先に入社することができ、その経験が今の私に繋がっている。 「もし途中で学校を辞めていたら」、「もし就職先を変えていたら」と今思うと思うとぞっとする。 あの頃はまだ教師になりたての先生は私達と年が近く、先生というより兄貴みたいな存在だった。 良い生徒ではなかったので敷居が高く、卒業して24年間も先生には会えずにいたけど、何時かはお会いして私を見て頂き、感謝の言葉を伝えたかった。 生きている先生にはもう会えないし、お葬式には参加できないけれど、今週の土日を使って札幌に行き、焼香してくるつもりです。 学生時代の御礼を言えずにすみません。
2010.03.16
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●日本と台湾の年末賞与状況 昨年日本では業績低迷のため、賞与を減額する企業が多く、サラリーマン川柳でも 「ボーナス日、はにかむつもりが、苦笑い」 「減っていく…、ボーナス・年金、髪・愛情」 など、ボーナス減額についての作品が多く見受けられました。 日本の各種報道によると、今年も昨年同様かそれ以上の減額となる企業が多いようです。 台湾の状況は11月23日のワイズニュースによると「春雪ボーナス、軒並み回復へ」「ハイテク・金融・不動産など各業界で軒並み今年の実績を上回る見通し」と増加の見込みです。 台湾では企業の業績が悪化すると、ボーナスの支給を大幅にカットする代わりに、業績が回復すれば大幅に増加させるのが一般的です。 そこで難しくなるのは在台日系企業のボーナス決定です。 日本本社にあわせたら良いのか、台湾経済にあわせたら良いのか、経営者・経営幹部の皆さんは悩ましいところですね。 ●わが社の年末賞与 ワイズニュース、平松編集長代理との会話… 平松「今年の台湾企業はボーナスが増えるそうですね?」 吉本「台湾企業は業績次第で大きく差を付けるからな~」 平松「わが社は不景気にも関わらず、業績は伸びているので、賞与は期待できそうですね♪」 吉本「…そうそう、このDVD貸そうと思っていたんだ」 平松「えっ、何ですか急に…」 吉本「007慰めの報酬…(;^_^A」 ●12月18日 年末賞与徹底対策セミナー 「大公開!2009年在台企業年末賞与予想」
2009.11.25
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●成長を持続できる理由 世界的不景気にも関わらず、今年もわが社は40%の成長を達成できる見込みです。 このように持続的な成長を維持するには、たゆまざる経営効率向上が不可欠です。 そこで今回はわが社の「経営効率向上の秘訣」についてご紹介致します。 わが社では経営効率向上の秘訣として「一つの問題(課題)の為に一つの解決策を作らない」というルールがあります。 もう少しわかりやすく言い換えると「対策は常に複数の目的を狙う」ということです。 つまり、幾つかの目的を持った対策を実施する事で「例え一つの目的が達成できなくても、他の目的が達成されれば無駄にはならないし、もし同時に複数の目的が達成されれば効率向上になる」のです。 社内ではこのルールが浸透しているので「各人が対策を行えば行うほど経営効率が高まる」ことになっているのです。●人気コラム誕生秘話 弊社出版のワイズニュースの人気コラムに「総経理のちょっといい店」があります。 …時は1年前、営業担当の七沢との会話…吉本「宿題になっていた七沢さんのコラムは決まったかね?」七沢「はい。総経理に行きつけの店をご紹介してもらうという企画で『総経理のちょっといい店』を考えています。」吉本「なるほど… なかなか興味を魅くタイトルだね」七沢「この企画の目的は『読者に役立つ内容』であるとともに『駐在員の間で話題になる』、また日本人経営者に取材をすることで『顧客との関係強化』も狙っています♪」吉本「素晴らしい! 七沢さんも一度に複数の目的を狙うことで効率向上に繋がる発想ができるようになってきたな」七沢「あと…、取材費(飲食代)は会社負担なので『合法的に交際費が使える』という目的も…(;^_^A」11月27日 経営者の為の営業組織力強化セミナー
2009.10.20
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●誰も教えてくれない、退職金制度のタイムリミット 05年7月に「労工退職金条例」が施行され、従業員全員に旧制度(労働基準法の退職金規程)か、新制度(労工退職金条例)かを選択させました。(詳細は弊社HPを参照) しかし退職金制度選択の説明会を行っていなかったり、行っても説明が解りにくかったりした原因で、旧制度を選択してしまった社員も多い状況でした。 旧制度→新制度の変更は来年(2010年)の6月末まで変更可能ですが、それ以降の変更は認められません。 旧制度は社員にとってもリスクが高い制度なのですが、企業にとっても将来の退職金発生額を確定できないハイリスクな制度です。 更に昨年強制定年退職が65歳に延長されましたので、企業の将来リスクは更に増加する事になります。 タイムリミットは来年6月までです。 それまでに旧制度選択者に再度説得を試みては如何でしょう? ●法律を上回る退職金制度?弊社、会計担当の佐々木との会話…吉 本:「我が社では日本人社員が11名になったが、日本人は外国人になるので、労保局に退職金の積み立てはできない。」佐々木:「そうですね~。でも法律ですから仕方ないです」吉 本:「社員を愛するオーナー経営者としては、日本人社員にも台湾人社員と同程度の保証をしてあげたい」佐々木:「そうですか…」(社員を愛する?何か企んでる…)吉 本:「そこでだ、日本人社員を対象にわが社独自の退職金制度を設立しようと思う!」佐々木:「珍しくと言っては失礼ですが、良いことだと思います♪」吉 本:「新たに日本人退職金口座を作り、そこに毎月給与の6%を積み立ててくれたまえ!」佐々木:「わかりました。でも社員を代表して通帳は私が管理させて頂きます。」(キッパリ!)吉 本:「何故だ?」佐々木:「社長に預けると森の兎さんとの宴に使われそうなので…」吉 本:「ちっ!、バレたか;^_^A」●10月16日講演セミナー~在台日系企業の罪と罰~「これからどうする!?人事政策」詳細及びお申し込みはこちら
2009.09.18
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●HPを経営に活用していますか? いまの時代、HPは持っていない企業はないほど普及していますが、その多くは「会社案内」程度にしか利用されていません。 「わが社はB2B(対企業ビジネス)なので、HPに力を入れてもしょうがない」という意見も度々お伺いします。 しかし私は、不特定多数の顧客を相手にするB2Cビジネスよりも、顧客が明確なB2Bビジネスこそ、HPを経営に活用できるチャンスは大きいと考えています。 ●弊社「労務顧問会員サービス」の例 コンサルティングファームの経営の大きな課題は「コンサルタントの早期育成」と「収益の安定」です。 その両方を一度に解決する為に開発したサービスが「 労務顧問会員サービス」(労務顧問会員)です。 労務顧問会員の主なサービス内容は以下の通りです。 1.弊社HP上で台湾の労働関係法規と解釈が日本語で 検索・閲覧ができる 2.メールでの問い合わせは無制限 3.弊社サービスの全てが10%割引 一般的にコンサルタントはお客様とお会いすると、多くの質問に即座に答えなくてはならず、豊富な経験が必要です。 しかし労務顧問会員はHP上のデーターベースに必要な情報のほとんどが掲載されていますので、お客様がご自分で探し出す事ができます。 また問い合わせもメールで頂き、アシスタントコンサルタントが回答案を作成し、シニアコンサルタントが修正することができるので、アシスタントの育成に繋がります。 しかも少人数で多くのお客様に対応できるため、費用は6千元/月(年間契約)とコンサルティングとしては格安で提供する事が可能になり、経営の安定に繋がりました。 えっ? HPの普及していない時代だったらどうするか? …弊社はまだ個人事務所の規模でした(;^_^A
2009.08.24
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●営業担当、牟田口君との会話…吉 本:「どうだ?先日導入したNetBookは便利だろう」牟田口:「ハイ、小さくて軽いし、SIMカードを内蔵しているので、どこでもネットに繋がり、とても便利です♪」吉 本:「喫茶店でネットサーフィンばかりしていないで、ちゃんと営業活動に活用するのだぞ」(彼のNetBookには、操作履歴を私のパソコンに自 動送信するソフトが仕組んである… ^_^)牟田口:「やだな~喫茶店でHなHPなんて見てませんよ~」(不都合な記録を消去するソフトは既に導入済み ^_^v)吉 本:「これで、わが社の業績向上は間違い無しだな♪」牟田口:「お任せ下さい!」二 人:「ワッハッハッハ~!」●セールスフォース…ということで、今話題の「クラウドコンピューティング」で有名な「セールスフォース」を導入しました。たぶん、台湾にある日系企業では初めてだと思います。役に立つかどうかは、今後レポートします(^_^)v
2009.07.19
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●ワイズリサーチ設立皆様ごぶさたしております。「ブログの更新が無いので、倒産したのかと思った」というお言葉を頂きますので、現状をご報告致します。ワイズコンサルティングとワイズメディアのコラボレーションにより、世界的な不景気にも関わらず、上半期は昨年比で45%の成長を遂げる事ができました。これも皆様の御陰と感謝しております。更なるサービス向上の為、3社目のグループ会社「ワイズリサーチ」を設立致しました。ワイズコンサルティング、ワイズメディアと変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い致します。●ワイズリサーチ、マネジャーの陳逸如との会話 陳 :「社長、ワイズリサーチのビジネスコンセプトをご相談したいのですが…」 吉本:「どうぞ♪」 陳 :「まず、日本人経営者にとって、着手しにくい経営課題は二つ 有ると考えました。」 吉本:「ふ~ん…」 陳 :「一つ目は『人事労務課題』ですが、これはワイズコンサル ティングで既にサービスを提供しています。」 吉本:「ふむふむ…」 陳 :「二つ目は『マーケティング・営業関連課題』で、ワイズリサーチはこちらをサポートしてゆこうと思います。」 吉本:「ほ~、よく日本人経営者の目線で考えたね~」 陳 :「マーケティングの4Pでいう、プロダクト(サービス)です が、ワイズの過去のリサーチノウハウを活かし『経営者の意思 決定に役立つリサーチ』を行ないます。」 吉本:「なるほど…」 陳 :「プライシングは『日本人経営者が本社決済を取らずに依頼できる金額』を考えています。」 吉本:「どうやって?」 陳 :「これはプレイスに関わる事ですが、『守秘義務契約を伴わな い場合は、弊社のHPを活用し、再販する契約にすることで費 用を半分にする』ことが可能です。」 吉本:「おお~、それは良いアイディアだ!」 陳 :「プロモーションは、ワイズニュースやHPにレポートを掲載し、お客様から引合を頂く『プル戦略』にするつもりです」 吉本:「うっうぉ~、お前、い・い・いつの間にそこまで…」 陳 :「最後に、1年後このビジネスは軌道に乗る予定です。その時 は社長には引退してもらいます! ホ~、ホッホッホ…」 吉本:「えっ? そ・そっ・そんな~」 …ガバッ!… 吉本:「ハア、ハア… あ~、夢か~ (;^_^A 」
2009.07.16
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●マービン・バウワー「経営の本質」 「マッキンゼー&カンパニー」を 世界で一番権威のあるコンサルティングファームに育てたマービン・バウワーは私の尊敬する経営者でありコンサルタントです。 そのバウワーの著書「経営の本質」(The Will To Manage)によると、経営者の仕事は2種類り、それは「オペレーション業務」と「経営」に分類できると述べてます。 「オペレーション業務」とは、自分のところに上がって来た問題を処理する、部下を選抜する、部下を指導する、部下の仕事を評価・調整する等の仕事です。 対して「経営」とは、経営の仕組みを組み立て、定着させ、改善する仕事です。 バウワーは「オペレーション業務は、大切だし、おもしろいし、やりがいもある。だがそのせいで経営者がすべきもう1つの大事な仕事である経営が侵食され、押しのけられてしまう。経営に携わる意思を持った経営者だけが、時間やエネルギーや知恵を注いで経営の道を見つけようとする」と述べています。 なるほど…と思いますが、問題はこの本が出版されたのは今から43年も前の事なのです。 43年間で経営学は飛躍的に進化し、効果的なフレームワークも数多く創られて来ました。 しかし、今でも43年前にバウワーが提言した経営の本質を実行できている経営者は多くないのではないでしょうか? ●これが経営の本質? 私「○△小姐(女性の「~さん」の意味)、バウワーの言う通り、経営者はオペレーション業務ばかりしていては駄目なんだよ。」 ○△小姐「ハイハイ、経営の本質もいいけど、現実逃避ばかりしてないで早くコラムを書かないと、また出版社に怒られますよ!」 吉本「はい…」(;^_^A
2009.05.01
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●風水への挑戦 この度、8年間賃貸していたオフィスを移転しました。お祝いのお言葉を頂いた皆様にこの場を お借りしてお礼を申し上げます。 私にとってこの8年間は「ある実験」でもありました。 というのも、8年前こんな事があったからです… 吉 本:「ただいま~」 社 員:「お疲れさまでした!」 A小姐:「社長、重要な報告があります。」 吉 本:「どうぞ」 A小姐:「社長が居ない間に、有名な風水師にオフィスを見てもらいました。」 (A小姐は占い好き♪) 吉 本:「なんで勝手な事を…」 A小姐:「その結果、社長室は風水の鬼門に位置するので、 入口近くの会議室と交換した方が良いそうです。」 吉 本:「それは無理だよ。お客様がいらっしゃった時、いきなり私が挨拶したら、 ビックリするだろう?」 A小姐:「でも、この風水師は良く当たると評判です。」 吉 本:「うちの会社は『科学的経営』を手伝う会社です。 うちが風水に頼っていたらお客様に失礼でしょう?」 A小姐:「でも、この風水師は良く当たると評判です…」 吉 本:「よし、それでは風水が勝つか、科学的経営が勝つか、わが社を 使って実験してみよう! 社長室は敢て鬼門のままにし、その他風水師の提案は全て無視する。」 ●実験の結果 01年に「ITバブル崩壊」、03年に「SARS」、08年の「金融危機」を乗り越え、わが社の業績は8年間で6倍になった。 創業当時から手伝ってくれていたA小姐は、2年前にわが社を離れているが、時間を見つけて創業当時の想い出話とともに二人の実験結果を報告するつもりだ…
2009.04.29
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日本では皆様底の見えぬ不景気で大変な事と存じます。 そこで今日は「景気の良くなる話」をご紹介します。 台湾では日本より2ヶ月ほど早く今回の不況が始まりました。 そして、不景気の状況も以前ご紹介した通り12月頃は「昨年対比-30%は平熱、-50%で微熱、-70%以上で発熱」という状況でした。 その台湾では現在先端産業から景気が回復してきています(^_^)v 今年の1月あたりが底で、2月、3月と電子産業を中心に受注が増加し、工場も稼働率が上がっています。 11月~2月の期間でリストラした社員達を呼び戻す動きに変わってきているのです。 アメリカや中国の景気は未だ回復しているとはいえませんが、少なくとも在庫は底を打ったということではないでしょうか? 今回の不景気は台湾の方が日本より先行しているという仮定ですが、日本の景気の底もそろそろ近いというシグナルではないかと見ています。 好景気の様なフル稼働に戻るには数年かかるという見方が圧倒的ですが、少なくとも現状よりは良くなる日も近いのでは?
2009.03.13
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●オフィスの適正額 すみません、三回続けてオフィスの話題です。 わが社は今回で4回目のオフィスになりますが、以前からオフィスを決めるときに目安を持っています。 それは「月額家賃は月間粗利額平均の5%以内に押さえる」ということです。 会社を始めるとき、起業家の先輩達に「最初はぼろいオフィスで十分、立派なオフィスを構えるやつほど早く消えてゆく」と教わりました。 理屈はわかりましたが、具体的にどこまでが「ぼろ」で、ここからが「立派」なのかの目安を教えてくれる方は居ませんでした。 そこで起業家の皆様の為に、私の見つけ出したオフィスの目安をご紹介致します。 過去に4件賃貸して、オフィスの賃貸料が粗利額の5%を切ると、負担に思わなくなるのことを見つけ出したのです。 ●オフィスのコストダウン1 台湾人とか香港人は店を開店するとき、収入が安定するまでは「どうせ帰っても寝るだけだから」と店に寝るそうです。 私も当初はそうしていましたし、知り合いの起業家で上手くいきそうな人はそうしていることが多いです。 自宅の家賃を払うお金が有るのでしたら、事業に投資しましょう ●オフィスのコストダウン2 不景気はチャンスです。 知り合いの起業家はこの不景気で大屋に交渉したら、なんと家賃が1/3になったそうです。 ●オフィスの活用術 業種にもよりますが、オフィス自体が信用や付加価値を上げることがあります。 例えば不動産仲介業のオフィスがボロボロだったら、多分売上に影響するでしょう。 わが社も今まではコストを抑える事を中心に考えてきましたが、今回は付加価値効果も狙っています。 コンサルティング会社は知らない人からすると「何か怪しい」と思い、敷居が高くなりがちです。 わが社ではセミナーを社内で開催する事により、お客様に余計な不安をさせないようにしています。 しかもわが社の場合は、昨年度の毎月のセミナー会場費用とオフィスの賃貸料を会わせると今のオフィスが借りれますので、そうしない手はありません。(つまり固定費はほとんど増えない) 起業したばかりの方は余計な事を考えないで、コストの安いところを探した方が良いですが、ちょっと余裕が出てきた人は考えてみてください。
2009.03.11
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昨日の続き↓昨日の日記をご覧なっていない方は、こちらを先にご覧下さいhttp://plaza.rakuten.co.jp/ysconsulting/diary/200903080000/●会議室1 入口の壁の左右に同じスペースの会議室を1カ所づつ、合計で2つ設けました。 これで社内で2件のコンサルティングと1件のセミナーを同時に開催する事ができるようになりました。 会議室の壁は入口と同じくレンガを白くペイントしています。 ●会議室2 会議室とセミナールームのホワイトボードは全てガラス製です。 社員の皆さん、お願いですからマーカーを使った汚い手で白い壁には触らないで下さい ●コンサルティング部門 オフィスでは一番奥になる私の部屋から入口に向かい撮影しました。 天井板を外して天井はコンクリートに白くペイントをしていますので、天井が高く、開放感があります。 左側にY's Newsの編集室、右側に入口の壁が見えます。 このスペースには14名(会議室を1つ潰せば+3~4名)まで座れます。 えっ?席が足りなくなったらどうするか? また休日出勤して引越しです(^0^)/ ↑ いい加減にしろ!(社員代表) ●Y's News編集室1 前のオフィスの編集室は4人で一杯だったのですが、今度は最大7人まで入ることができますので、編集者増加により更に質の高いニュース提供が可能になりました。 外に見える奇妙な建築物は「京華城ショッピングセンター」で、わが社のオフィスからの眺めは最高です。●Y's News編集室2 編集長の机… わが社で一番整理整頓ができていな机です。散らかっているけど、会社の一番奥ですので、お客様の目に留まる事はないでしょう… たぶん(;^_^A ●私の部屋 以前より狭くなりましたが、きれいになりました。(何時まで保つかは疑問です…) 社員の皆との距離が遠くなったので、皆安心して仕事に集中できる筈です。また、わが社は10Fですので、ブラインドを上げると夜は夜景が綺麗です。 皆さん、お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。
2009.03.09
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昨日(09年3月7日土曜日)に、全社員休日返上でオフィスの引越を行ないました。 明日の月曜日からはニューオフィスで営業再開ですので、本日は電話やADSL等の設定やその他雑用のため出社しています。 未だ一部設備が整っていませんが、汚れる前に(?)オフィスの写真を撮りましたので、簡単にご紹介します。●エントランス1エレベーターを降りてわが社を見たところです。レンガの上に白くペイントしています。ちょっとイタリアンレストランの様でお洒落でしょ?1Fの案内板には社名は有るのですが、エントランス部分の看板は未だ出来上がっていません。●エントランス2コンサルティングファームはある意味空気を売っていますので、ディスプレイできる商品が有りません。そこでエントランスの前をすぐセミナールームにし、しかも一部分を見える様にしてプレゼンテーションしています。また、右側の壁の部分は看板が出来上がり次第、設置することになります。●入口コンサルティングファームは、クライアント様の大切なデータをお預かりしていますのでセキュリティーは厳重にする必要があります。 入口はオートロックになっていますので、トイレに行く時も電子キーが必須です。 入口付近に立つと写真の様に壁が有り、ここには大きなロゴを設置する予定です。 この壁により社内の様子が入口から見えない様になっています。 また、簡単な打合せはエントランスと入口部分に設置した2カ所の打合せスペースで行なえるようにしましたので、部外者は簡単には社内に入れない様になっています。●セミナールーム今までセミナーは社外で会場を借りていましたが、これからは25名以内の小規模のセミナーは社内で開催できます。 未だ設備は搬入されていませんが、天井には液晶プロジェクターを設置する予定です。 社員を弊社セミナーに参加させている経営者の皆様は見学もしやすくなりました。 おっとここで楽天から「一日の登録可能サイズが上限を超えているため、アップロードに失敗しました。」とのエラーメッセージがでてきました。フォトの使い方がわからずに何度もアップロードしてしまったのが原因のようですね(;^_^Aこの続きはまた明日…
2009.03.08
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本日はオフィスの引越です。8年間お世話になってきたオフィスは手狭になったため、本日、新オフィスに引っ越すします。思い起こせば8年前…このオフィスに引っ越してくる時「この家賃を払い続けてゆけるのだろうか?」という不安一杯でした。また8年前の引越日はリサーチ報告書の提出日でもあったため、徹夜でレポートを作成し、朝6時に出勤してきた社員(当時はたった一人)と引越の準備をし、引越のトラックの中でもレポートを作成していました。早いもので、あれから8年…クライアントの皆様、社員の皆さん、およびわが社に関わってきた皆さんのお陰で売上は8年前の6倍になりました。現在のわが社があるのも皆様のお陰と心より感謝しています。現状の売上と規模を維持するのでしたら今のままでも良いのですが、今後の発展の為には社員の増員や業務環境の改善等も考え、敢て不景気な今を選びました。先日、クライアント先に移動中に社員から「社長、新しいオフィス楽しみですね。やっぱり経営者としてオフィスが立派になるのは嬉しいですよね?」と聞かれました。でも私は「全くなんとも思わない」というのが正直な感想です。それよりも、多くの方達と苦労を共にしてきて、たくさんの想い出の詰まったオフィスを離れる事の方が切ないです。今日はこのオフィス最後の夜…壁のシミや傷を見て、ここで繰り広げられた様々なドラマと、出演者達の表情や台詞を思いだしながら朝を迎えようと思います…私の人生の中で「一番苦労したけど充実していた」8年間、本当にありがとう…
2009.03.06
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多くの経営者は好況時の成長は自分の手柄にし、不況になると社員や株主に負担を求めます。 極端な話ですが、好況時には誰が経営していても会社は成長します。 つまり「好況時の成長はその時の経営者の手腕ではなく、過去に経営者が打った手が反映しているだけ」なのです。 こう考えると、好不況時に経営者がやるべき事が見えてきます。 ●好況時…不況対策 ●不況時…好況対策 不況になってから対策を打っているのは、車の運転に例えるなら「既にカーブにさしかかってからブレーキを踏みハンドルを切っている」のと同じで遅すぎます。 そう考えると今不況で苦しんでいる経営者は、ここ数年好況が続いたにも関わらず、不景気対策を怠っていたとは言えないでしょうか? 「不況でも儲かるビジネスモデルを構築する」「自己資金を厚くする」「コストを下げる」「システムの精度を上げる」など、やるべき事はたくさん有ったはずです。 トヨタ自動車でも、東芝でも… 不況になってから「人員削減」「給与カット」「経費節減」などをやっているようでは遅すぎますし、実施したところでたかが知れています。 ここまでの話を実証するのにクライアント企業の業績は守秘義務の関係で公開できませんので、創業以来のわが社の業績でご勘弁ください。 棒グラフは業績、折れ線グラフは対策年業績の成長率、黄色の矢印は台湾における不況を表しています。 2001年のITバブルまでは、わが社も景気の善し悪しに左右されてきましたが、逆張りの経営」に気付いたSARS以降は全く景気の影響を受けていないことがわかります。 今回の不況でも昨年は過去最高の業績となり、今年も今のところ昨年対比61%の成長と、安定した成長を維持しています。(台湾の景気は日本以上に悪い…前回の日記参照) 小規模事業なので成長率は高くなるのは当たり前ですが、「安定している」ということが大切です。 急ブレーキ、急ハンドル、急加速では同乗者に負担を与えるのと同様で、スムーズな経営をしなければ「従業員」「株主」等のステークホルダーにも過度の負担を与えます。 では、安定成長の極意は何かというと「逆張りの経営」という実にシンプルな事です。 「逆張りの経営」とは「好況時には無理に成長を追わず不景気に備え、不況時は好況時に備え次の成長の種まきをする。」ことです。 株の格言に「人が売るときに買い、人が買うときに売る」というのがありますが、経営も同様です。 今、私の頭の中は24時間「好況対策」でいっぱいです。 今回の不況はしばらく続くと言われていますので、じっくりと取り組むつもりです…
2009.02.24
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●倒産企業の増加 世界的な不景気で、台湾でも企業の倒産件数が増加しています。(下図) 取引先の財務上の安全性を知るには、 貸借対照表(バランスシート)で流動比率・固定比率・自己資本比率などの 安全性分析を行えば一目瞭然です。 ●恋愛とバランスシート(B/S)の共通点 弊社、M君との会話… M君:「損益計算書は会社の収支を表しているのでわかりやすいのですが、貸借対照表っていまいち良くわからないんですよ…」 私 :「じゃあ、M君の興味のある恋愛に置き換えてみるといいよ」 M君:「それって『恋のバランスシート』ってことですね?」(^_^) 私 :「まずB/Sの右側は資金の調達を表しています。他人から調達したのが『負債』 、自分で調達したのが『純資産』」 M君:「女性の調達に置き換えると…、人から紹介された女性は紹介者に借りを作るから『負債』、自分で見つけた女性は『純資産』か、なるほど!」 私 :「次にB/Sの左側は調達した資金が何になっているかを表しています。短期所有するのが『流動資産』、長期保有するのが『固定資産』」 M君:「ということは『流動資産』は『遊び友達』で、『固定資産』は『本命』かな?」 私 :「上手い上手い 、じゃあ、ちょっと応用問題です。企業の安全性を表す流動比率(流動資産÷流動負債)を恋愛に例えると?」 M君:「浮気する確率!」 私 :「なるほど…」(;^_^A
2009.02.21
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明けましておめでとうございます。 昨年は大変お世話になりました。 今年もよろしくお願い致します。 半年以上ほったらかしなので、読んでくれる人はいないでしょうけど…(;^_^A 一応、自分の備忘録として、昨年の反省と今年の目標を記録しておきます。 昨年は会社の経営が忙しくてブログもmixiも書いている暇がありませんでした。 以前は、ブログやmixiで知らない人と知り合い、情報交換をすることが楽しかったのですが、昨年から会社が忙しくなり、それどころではなかったのです。 不景気で皆さんがご苦労されている中、大変申し訳ないのですが、我々「ワイズコンサルティンググループ」は昨年44%の売上成長を遂げることができました。 不景気の影響が無ければ目標の55%成長も夢ではなかったのですが、創業以来12年連続平均成長率40%以上という目標は維持することができました。 まあ、人様からお金を頂いて経営のお手伝いをしている訳ですから、どんな状況下でも成長を持続させなければならない宿命でしょうね。 2007年7月に立ち上げた「Y's News(NEWS配信ビジネス)」もお陰様で200社を超える企業様からご契約頂き、グループ企業として利益貢献できるほどに育ちました。 今後景気の底が見えない不透明な状況下で、毎年継続して売上が見込めるビジネスは経営者としてとてもありがたいことです。 従業員も現在15名と増えてきていますが、毎年各人の1年前と比べると、比較にならないほどレベルアップをしています。 今年の目標は… 1.3社目の新規事業を立ち上げ、グループ企業間の相乗効果により売上51%成長 2.情報管理システムの導入による、効率と付加価値の向上 (労働生産性30%UP) 3.透明性、合理性の高い人事システムの導入 4.年内に最低3名の増員 おまけ 1.禁煙 2.体重を70キロまで減量(現在85キロ) 3.スポーツを始める 世界的な不況下で厳しい年となることが予想されますが、なんとしても生き残れるようにします。 今年もよろしくお願いします。
2009.01.05
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ここ暫く、毎日色々な事が起きすぎていて、日記を更新できずにいました。少し落ち着いてきたので、ここ数日であった事をご紹介致します。●生命の危機5月12日…提携会社の取締役が日本から来台していたので、今後のビジネス展開の打合せを兼ねて、食事~スナックへ行く。5月13日0:30頃、お開きとなり仕事の為、会社に戻る。私のプレイベートルーム(わが社には総経理室の横に秘密の扉が有り、私が寝泊まりできる部屋が有る)で仕事をする。2:30頃 お腹が空いてきたので、コンビニに夜食を買いに行こうと思ったが、太るので我慢する。3:00頃、物音がする…上の階の人達はいつもこの時間にドタバタしているし、わが社の社員も夜中にこっそり会社に忘れ物を取りにくるので、無視しながら仕事を続ける。3:15頃、総経理室のドアを開けようとしている音がする。総経理室の鍵は私しか持っていないので、社員達は空けようとしないはず…(もしかして…)プライベートルームのドアを開けてみると、見知らぬ若い男が、長いドライバーを使い、ドアをこじ空けようとしている。(ドアの横はガラス窓なのでお互いが見える)「ド、ド、ドロボ~!」(ちなみに、本当は中国語で「小盗!」と叫びました^^)私と目の合ったドロボーが2人、玄関の方へ逃げる!(液晶モニター2台と長いドライバーを持たずに逃げた)私もヌンチャクを持って後を追うが、総経理室のドアが壊されていて開かない。直ぐに警察に電話する。相手は複数だったので、武器を持って引き返して来ても対応できるように、更なる武器を探す。警察に3度電話で催促し、10分以上経って警官がやっと到着。総経理室のドアを空けてもらい、外に出る。●私は超ついている?盗難の被害はノートパソコン(MacBook)×8台+液晶プロジェクター×1台+玄関のドアで、すぐに同じ物を全て揃えるには約40万元(120~150万円くらい)掛かることになる。でも、私は心の底から「ラッキー」と思った。その理由は…1.わが社ではデーターをサーバーで管理しているので、盗まれたパソコンにはほとんど顧客データーは入っていなかった。2.顧客データーや重要データーの入っているパソコンを持っている社員達は、パソコンを持ち帰って仕事をしていたため、盗難に遭わずに済んだ。3.総経理室内には、管理部が有るので、わが社のNo.2のパソコンと、会計担当者のパソコンは無事であった。4.総経理室には金庫が有るので、現金や通帳を盗まれると被害額は一桁違う数字になっていた。5.私は仕事をしていたため、社内の一番の重要データーが入っている私のパソコンは無事だった。6.犯人は玄関の鍵を壊して侵入してきているので、もし犯人達が侵入する前に私がコンビニに行っていて、帰ってきた時に鉢合わせしていたら…7.犯人達がサーバーに気づき、サーバーを盗んでいたら…8.もし、私がプライベートルームで寝ていて、物音に気づかなかったら…9.私がプライベートルームのドアを開けた時、犯人達が既に総経理室に入っていたら…こう考えると、メチャクチャラッキーでした。今回の盗難のお陰で、わが社のセキュリティーレベルは以下の通り、数段レベルアップました。1.玄関に鉄製のシャッターの設置2.セキュリティー会社と契約し、セキュリティーシステムの設置と保険加入3.サーバーへのアクセス権の強化と各パソコンのセキュリティー強化などなど…(あとはナイショ;^_^A)でも、私の不運はこれで終わらないのでした… (次回へ続く)
2008.05.26
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最近知り合いから「日本へ帰任命令が出たので、吉本さんの様にコンサルタントとして起業したいのですが…」という類いの相談を受けます。 それに対し私は「台湾で大失敗して日本に帰れないのなら別ですが、そうでないのなら日本に帰った方がいい」とお勧めします。 それは「競合が増える」という意味で仕向けているわけではなく、こころから「同じ日本人として、異国の地で起業して失敗するのはもう見たくない」と思うからです。 コンサルタントを目指す人達の多くは、 1.台湾の事は知っている 2.業界の事は知っている 3.中小企業診断士の資格を持っている 4.無料でコンサルティングしている などを理由に挙げます。 しかし、ビジネスはそれほど甘くありません。 「台湾の事は知っている」という方には、「ネットが一般的になり、無料で手に入るのに、情報提供にわざわざお金を払いますか?」「あなたは他人が入手できない特殊な情報を入手するルートやノウハウがあるのですか?」と尋ねます。 「業界の事は知っている」という方には、「あなたと同じ業界で働く人の知らない情報ですか?」「あなたの属する業界の人達がお金を出してくれるほどの情報なのですか?」と尋ねます。 「中小企業診断士の資格を持っている」「今でも無料でコンサルティングしている」という方には、「お金を払ってでも依頼してくれる人を、どう見つけるのですか?」「ビジネスとしてコンサルティングするのなら、ノウハウを創りだす能力が必要ですが、新しいノウハウをどう創るのですか?」と尋ねます。 いじわるな質問でしょうが、この程度の質問に答えられない人はコンサルタントとしてビジネスが成り立つわけがありません。 しかもそれ以前の問題で「コンサルタントを使った事がありますか?」という質問の返答のほとんどは「使った事はない」です。 「ある」と答えた人でも「セミナーに参加した事が有る」とか「会計士にコンサルティングしてもらっている」という返答です。 「セミナー」は広告活動ですので、台湾ではほとんど収入にはなりませんし、「会計士」はコンサルタントではありません。 「会計士」が相談でお金が貰えるのは「公認資格」だからで、一般の人が会計士と同じ内容を話せても信用が全く違うので、ほとんどお金にはなりません。 これって「寿司屋で寿司を食べた事は無いけど、寿司屋をやる」といっているのと同じ事です。 寿司屋をやりたければ寿司屋で修行するように、コンサルタントをやりたい人は最低コンサルティングファームで修行が必要です。 しかも、コンサルティングファームで優秀であったコンサルタント達が独立しても、ほとんどうまくゆかないのが現実です。 なぜ自分の精通している商売ではなく、見た事も無い商売に自分の人生を賭けるのでしょうか? 私が12年前に起業した当時から、台湾でコンサルタントとして独立した知り合いは数十人に上ります。 その中で10年間続いている人は誰もいません。 私が起業する前からやっている人達で、今でも続いているところはありますが 、全て廃業寸前で成長しているところはありません。 「お寿司を食べた事がないのに、寿司屋ができない」ことぐらい、小学生でもわかりそうものですが… 今日もまた、知り合いのコンサルタントが廃業しました…
2008.05.08
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…といっても台湾のテレビドラマです。 ロケは南部の新營と言う場所(場所は熱帯)で、日本時代に建設された台湾糖業の施設で行なっています。 私は第7話に主人公達の恩師役で登場します。 大まかな設定は以下の通りです。 時代は終戦前の台湾、場所は台北帝国大学(現在の台湾大学)医学部。 私は、当時の台北帝国大学医学部教授で、肺結核の治療法を発見したとして有名だった「桂重鴻」(日本人:かつらしげひろ)の役を演じました。 後でしらべたのですが、この桂重鴻という人、なぜ肺結核の治療法を発見するという功績を残したにも関わらずあまり有名でないかというと、戦後新潟で「人体実験」をやった人なのですね。 ですから、現在では日本よりも台湾で知名度が高い人なのです。 さて、ロケ現場の状況ですが、毎朝9:00~夜中2~3時頃まで撮影が続き、あと6ヶ月くらいは続くそうです。 私は10:00~24:00まで、スーツと白衣を着たまま、エアコンも無いロケ現場に缶詰にされていました。 周りは台湾のテレビはほとんど見ない私でも知っている男優さんや女優が5~6名いました。 皆さん、知らない日本人の私にも気さくに声を掛けて、やさしく接してくれましたし、写真撮影をお願いしても快く引き受けてくれました。 でも周りの人に気を使って明るく振る舞っていても、疲れきっている様子でしたので、結局写真撮影はしないで帰ってきました。 台本は北京語で書いてありますが、私は日本語に訳して話さなければならず、また周りの日本語の台詞が有る人に日本語指導をしなければならなくて大変でした。 私が俳優さん達に日本語を教えている時に、こんなことが… 私:「次は美佐子さん役の方~」 「は~い、お願いします!」私:「あなたは美佐子さんではないでしょ?」 「どうして、私が美佐子ですよ!」私:「だって、あなたは男…」 監督:「美佐子は女性の名前か~、しまった!至急手配しろ!」 至急手配をしましたが、なんせ南部のど田舎… 残りは全て美佐子さんが加わるシーンばかり…その後、1時間半の間、撮影は進みませんでした(;^_^A
2008.04.28
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世界で注目を浴びている新型EeePCが今週発売されました。 でも、日本にいらっしゃる皆様は、もう少々お預けです。 なぜならば、現在は台湾地区のみの発売となっているからです。 新しいもの好きの私は、社員達の「社長~無駄遣いは止めて~」との叫びを無視して、早速会社の費用で購入しました(^_^)v 購入理由は「世界で注目されている新型EeePCを日本語で一番速く、Y's Newsにレビュー記事書くため」というわがままな理由です。 社員達の「本当に必要なの?」「単に社長の趣味では?」「そんな金あるのだったら、私のMacを新しくしてくれ~」などという意見は聞こえないフリをして、強引に購入しました。 詳しくは、弊社Y's Newsに掲載した日本語での世界最速レビューは弊社のHPをご覧下さい。http://www.ys-consulting.com.tw/news/index.php?action=1&tno=7041 本日の日記では、「写真で見る新型EeePC」と題して、せっかく社員の反対を押し切って購入した、新型EeePCの魅力を少しでも皆様にお伝えしたいと思います。 いつも購入しているMacと比べると、センスの欠片も無い、おもちゃの箱のようなパッケージ。 こういうところにもコストダウンの努力があるのだろうか? 付属品。 インナーケースは手触りもよく、カッコいいかも? Windows XPが標準インストールされている。(Linuxバージョンも有り) バッテリーはカタログ上では3時間と保つらしい。 キーボードはデブな私には多少打ちづらい(;^_^A 右側にはUSBポートが二つ、マイクロミニSDスロットが一つ。 左側はUSBポートが一つ装備されている。 130万画素のWEBカメラ これで約53,000円! 貴方なら買いますか? P.S. そうだ、今度は「世界が注目するノートパソコン対決」と題して、「EeePC900」と、「Mac Book Air」のレビュー記事なんていいかも(^_^) もちろん、会社のお金で… 「ゴン!」(社員からの鉄拳制裁)
2008.04.25
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●経常利益率は?台湾和伊頭公司は昨年設立した日本のワイズ株式会社の台湾現地法人である。青木総経理は初代総経理として、本社から「事業を軌道に乗せ、3年以内に営業利益率15%,経常利益率5%の達成」をミッションとして与えられていた…青木総経理と社員の努力もあり、開業1年でビジネスは軌道に乗ってきた。1年目の決算が終わり、青木総経理が会計担当者の楊小姐と決算書の確認していた時のこと…青木:「営業利益は○○だから営業利益率は10%だ。このぶんだと来年にはミッションが達成できそうな。経常利益は…? ん? 経常利益はどこだ?」楊 :「台湾には経常利益という利益はありません。」青木:「そんなばかな話しはないだろう! 日本の損益計算書では重要視される利益だぞ!」楊 :「本当に無いんですよ…(T_T)」●解説日本では「経常(けいつね)」と呼ばれ重視される「経常利益」ですが、台湾の損益計算書(中国語:損益表)にはありません。これは台湾の会計基準が遅れているからではなく、むしろ日本の会計基準が国際基準からズレていることが原因です。2007年8月に日本の企業会計基準委員会(ASBJ)が国際会計基準理事会(IASB)との共同声明である「東京合意」によると、2011年6月末までに国際会計基準との違いは解消することになっています。近い将来、「経常(けいつね)」は、「おじさんしか知らない死語」になりそうですね。●会計リベンジ講座のご案内【5月15日開催】今度こそ分かる!なるほど財務諸表http://www.ys-consulting.com.tw/seminar/index.php?action=1&tno=6734
2008.04.16
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私は社員達を「人材」と呼ばずに「人財」と呼んでいます。今回は、なぜ「人財と呼ぶか」を、ご紹介致します。わが社のクライアントは、在台日本企業の日本人経営者ですが、日本人を雇おうと思ってもワーキングビザが発行できませんでした。 また、優秀な台湾人を雇うにしても、台湾ではコンサルティング業の地位が日本以上に低く、外国人が作った吹けば飛ぶような零細企業に良い人材が入社してきてくれるわけがありません。日本語と中国語ができて、コンサルタントとして必要な知識が有って、台湾のビジネス事情に精通していて、頭の回転が早くて、しかもビザがいらない(台湾人と結婚している等)… 創業当初はそういう人材を探していましたが、ある日起業家仲間の友人が私に気づかせてくれました。「経営者と同じことができる人材はいない。もし居たとしても既に経営者になっている。」このことに気づかされて、時間は掛りますが、「条件を一つでも満たす人が居れば積極的に雇用し、足りないスキルは入社後身につけてもらう」方法を採ることにしました。わが社で利益を生み出せる様になるには、早い人で2年、遅い人は5~7年ほど掛りますが、前向きに人に投資してきたお陰で、最近どんどん実になり始めています。 そうすることで12年間、毎年40%の成長を続けてこれましたし、舵取りを間違わない限り、これからも成長は続いてゆく筈です。しかも、「人材」を「人財」に変える努力をすることで、現実では簡単には見つからない人財が沢山増えるわけですから、これは競合にとって大変強力な参入障壁(他社が容易に参入できない壁)になります。つまり、当初意図したわけではないのですが、「競合が参入してきても容易にはキャッチアップできない」状態を創り上げることができたのです。ビジネス規模の小さい時期には社員の給料が私の給料よりも高かったことも、数度となくありました。 でもその投資のお陰で、皆素晴らしい「人財」に育ってくれています。何人かの社員達から「昇給額を多少減らしても構わないから、もっと会社に内部留保してほしい」との要望も頂きますが、私はこう答えます。「預金してあるお金は年1%も増えないが、人に投資すれば、年数十%~数百%に増える」 私が社員達を「人財」と呼ぶのは、私にとって本当に財産だと思うからなのです。
2008.04.11
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成長する会社と成長できない会社は社長の誇りが違うのではないだろうか? 先日、長年成長を続けている会社の社長さんと話しをしていて、「あっ、私と同じ考え」と思い、閃いた。 私の周りの数十社という少ないサンプルであるが、伸びる会社の社長の誇りは「社員の給料水準」ではないだろうか? ある程度の規模になれば、創業社長の給料は、極端な話たくさん貰おうとすれば貰える。 だから「社長が幾ら貰っているかは、誇りにならない。」 それよりも、会社としての成長するための投資や社員達の給料を少なく押さえて、自分がたくさん採っている様では会社は伸びない。 社員達にたくさん給料を払えば、社員達が一生懸命頑張ってくれるので、その結果会社が成長し、最終的には社長の給料も増えることになる。 逆に、伸び悩む会社の社長の誇りは「自分の給料」や「従業員の人数」「利益」「売上高」「知名度」であることが多い。 伸び悩む会社の多くは、社長はたくさん貰っているが、社員の給料水準は低いことが多く、良い人材が居着かない。 お客様が得をするビジネスを考え、社員がたくさん貰える戦略を構築することに努力していれば、結果は自ずとついてくる単純な構造だ。 創業時の苦労はよくわかるが、大きく育つ可能性が有るのに、小さく摘み取らなくても…
2008.04.07
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●経営コンサルタントの売り物は?経営コンサルタントという名刺を持っていても経営ができるとは限らない。いや、逆に経営はできない人の方が多い。経営コンサルタントという職業柄、多くの経営コンサルタントにお会いしてきた。多くのファームのコンサルタント達、個人でやっているコンサルタント達…もし本当に高いお金を頂いている程の経営力があるのなら…ファームの中で、或は自分で経営する会社や事務所で、5年も有れば少なくとも業績を数倍に伸ばしていなくてはおかしい。また夢を持って独立した人達の多くは、数年以内に消えていっている…つまり、「自分達の売り物」である「経営」ができていない。実は私もファームに居る時はそうだった…所属していたファームにとって有効な戦略を提案できていななかったし、飛躍的な成長に貢献できなかった。つまり、経営力が無く、「寿司が握れない寿司屋」と同じだ。「人事労務に特化したコンサル」「ISOに特化したコンサル」「IT専門のコンサル」なら構わない。だけど「経営コンサルタント」という肩書きを持つからには、「○○の導入」「○○の作成」を目的とせず、クライアントの経営環境、ビジネスモデル、戦略をイメージし、経営全体を看て一番良い方法を提案しよう。いつまでも人に胸を張れる職業でいれるように…●先輩の未来は?先輩コンサルと数年来の再会での会話…先輩:「君の会社は、頑張っているな」私 :「ありがとうございます」先輩:「どこに行っても噂は聞くし、ビジネスも拡大している」私 :「まあ、確かに…、先輩は?」先輩:「俺は拡大を望んでいないので、個人でレベルの高い仕事をしているよ」私 :「私は先輩の教えを実行しているだけです」先輩:「ほ~う、何を教えたっけ?」私 :「成長を諦めた時点で衰退が始まる…」(本コラムは弊社社員の教育用に執筆しています)
2008.04.05
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先日、創業2~3年当時に働いてくれていた社員が訪問してきた。 今のわが社があるのも、彼を含めて既に辞めていった社員達の努力があったからだ。 会社に入ると彼は「皆さん頭が良さそうですね」と私に言った。 今居る社員達を褒められて「ありがとう。でも今のうちが有るのも、過去において貴方達が頑張ってくれた御陰です。」と素直に答えた。 お世辞ではなく、心底そう思う… 9年前の当時は私と社員1~2人の小所帯であった。 人材を採用しようにも今の様に人材紹介会社を使える余裕も無く、知人の紹介で人材を見つけていた。 労働環境も過酷で、今より更にボロなオフィスで、休みは週1回有るかどうか、週1~2回の徹夜しなければならないのに、給料は現在の社員達よりもずっと低かった。 私自身も週3回以上は徹夜していたし、給料も社員より少なくしか貰えない事がほとんどであった。 「何時かは社員達にも良い生活をさせてあげたい。」と心に決めていたが、業績がついてこない… そのうち、せっかく私を信じて入社した者達も、耐えきれずに去ってゆく… 彼もその中の一人だった。 昔話をしていた時に、彼はこう言った。 「一番記憶に残っているのは、二人で徹夜をした朝、吉本さんが私に栄養の有る物を食べさせたいと言って一緒に朝食を食べに行きました。でもその当時の吉本さんは朝食代すら無くて、一緒に遠くのホテルまで歩いて行ってカード払いで朝ご飯を食べた事です。」 それを聞いて「本当に苦労を掛けたね。今は何でも期馳走できるので、好きな物をリクエストして。」と、一緒に食事に行った。 彼と食事をしていて思いだしたのは「起業間もない頃の空気」だった。 今思いだしても「暗く、重い」空気… 今は20分程度で稼げる程度の金額を頂く為に1週間徹夜したこと… 「無料でも講演させて頂けるだけでチャンスが広がる」と、無料の講演会の為に、何日も準備をしたこと… どうすれば、社員と家族に普通の生活をさせてあげられるかばかり考えていたが、全く出口が見えなかったこと… 昔の私は毎日必死だったのでなんとも無かったが、今の私には思いだしただけでぞっとする。 訪ねてきてくれて、初心を思いださせてくれて、そして短い間だったけど手伝ってくれて、本当にありがとう…
2008.03.28
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●ストックか?フローか? 世の中のビジネスは「ストック型ビジネス」と「フロー型ビジネス」とに分類する事ができます。 1.ストック型ビジネス:契約が継続するビジネス 2.フロー型ビジネス:契約が単発のビジネス 例えば「税理士や会計士」等のビジネスは一度契約すると、毎年契約が更新してゆきますので、新規顧客を開拓した分だけ売上が増加する「ストック型ビジネス」の代表例といえます。 それに対し「フロー型ビジネス」は建設業等の固定資産を製造販売する業種に多く見られます。 実際には、ストック型ビジネスとフフロー型ビジネスの中間に属するビジネスがほとんどなのですが、自社及び他社のビジネスと比較して、「どちらかに分類」した方が、ビジネスモデルを構築しやすくなります。 ●各業種の両タイプ 同じ業種、あるいは同じ会社でも両方のタイプのビジネスが存在します。 例えば貿易商社を例にとると、化学材料や電子部品等は一度契約になるとビジネスが長く続きますので「ストック型ビジネス」、高額の設備等は売り切りの「フロー型ビジネス」になります。 人材ビジネスでは、人材派遣は「ストック型ビジネス」に分類され、ヘッドハンティングや人材紹介は「フロー型ビジネス」に分類されます。 飲食業を例にとると、常連客で成り立っている店は「ストック型ビジネス」、高価格の店や一見客を相手にするのは「フロー型ビジネス」といえます。 一般的にストック型ビジネスは低価格になりやすく、フロー型ビジネスは高価格でも受け入れやすい傾向にあります。 また、ストック型の方がフロー型よりも経営が安定するという特徴もあります。 ●わが社のビジネスモデル構築 起業前から日本のコンサルタントが提供するストック型ビジネスの代表例である「顧問契約」というサービスは台湾では成り立たない事がわかっていました。 そこでコンサルタントが私一人の頃は、プロジェクトベースで数十万元~数百万元のコンサルティングだけを請け負っていました。 しかしこの様なフロー型ビジネスモデルでは忙しい時には要望が有っても全ては引き受けられない上に、暇な時はする事が無く、繁忙期の利益を閑散期に食いつぶす状態が長く続きました。 また常に「来年度の売上は保証できない」不安と危機感を抱えていました。 そこでこの状況から脱する為に、以下のビジネスを付け加える事でフロー型ビジネス中心のビジネスモデルをストック型ビジネスの割合増加に進化させてきたのです。 1.3~10ヶ月のシリーズセミナー定期開催 2.インターネットを利用した「労務顧問会員」の 年間契約の低価格サービスの開始 3.台湾のニュースを日本語で当日配信する 「Y’s News」の年間契約サービス開始 1→2→3と、後に実施したサービスほど、投資金額が大きくなっているのは、いきなり3から参入できるほど経営資源が無かったので、少ない経営資源を膨らませながら現状に進化してきています。 当然ながら、各サービス導入時には、新規参入者が容易には参入できない様、「参入障壁」も構築しています。 こうして、低単価のストック型ビジネスで固定費をまかなう一方で、高単価のフロー型ビジネスで利益を創出するという安定したビジネスモデルが構築できたのです。 えっ!、私が今の会社を追い出されたら? 台湾では、わが社の組織としての参入障壁が高過ぎて、私がもう一度起業しても、同類のサービスでは参入できませんね~(;^^A ●小規模企業成長の原則6「各タイプの良い所を融合する」詳しい話しはこちらで→11月16日開催「小規模事業成長の秘訣」
2007.11.15
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子供が3歳の時に買ってあげた靴を5歳になっても履かせるのは無理がありますし、5歳の時に買ったシャツを10歳まで着せるのも無理があります。 人間は成長に伴い、衣服のサイズを変えていますが、これは会社にもいえることなのです。 会社に、いつまでも同じサイズの靴を履かせていませんか? ●成長にともない器を変える 社員が10人の時に賃貸したオフィスは、社員が30人になる前に引っ越しするはめになります。 どんなに内装にお金を掛けたオフィスでも、社員が増えるに従い手狭になり、もっと広い場所に引っ越さなくては入りきらなくなります。 これはオフィスに限ったことではありません。 「社内規則」「人事制度」「組織」「ネットワークシステム」「セキュリティー」等々、会社の成長に合わせてバージョンアップしなければならない事はたくさんあるのです。 例えば社内規則に関するだけでも。従業員が30名を超えると「就業規則を労工局に申請し、認可を得る義務」「セクハラ予防対策を用意する義務」がでてきます。 50名を超えると「福利委員会」を設立し、従業員福利金を積立てすることが法律で義務づけられます。 これらを実施しないで成長を続けても、いつか労働争議となる可能性が高く、非常に大きなリスクを背負うことになるのです。 わが社のネットワークシステムを例にとりますと、3人までの頃はパソコンをスタンドアロンで使っていましたが、5人を超える頃にはデーターを一元化する必要が生じ、私が簡単なネットワークを構築しました。 現在では専門家に委託していますが、もう数人社員が増えると、更に大幅な投資が必要となります。 ●次のボトルネックは何か? 瓶入りの飲み物を飲むとき、一番細い所から出る量以上に出てこない様に、会社の成長は一番レベルの低いところまでしか成長しません。 この様に会社の成長を阻害する要因を「ボトルネック」と呼びます。 ボトルネックは解消しても解消しても次々と現れ、経営活動を妨害しますので、先先を読み、ボトルネックを解消していくことが成長する要諦です。 わが社の「現在のボトルネックは何か?」「将来のボトルネックは何か?」を経営者は常に把握し、対策を打つ必要があるのです。 ●1・3・5の壁 一般的に、成長には「1・3・5の壁」という原則があります。 3人の時のシステムは5人になれば変えなくてはなりませんし、5人の時のシステムは10人になれば変えなくてはボトルネックとなってしまいます。 ボトルネックの対象はオフィスやシステム・備品等の見えるモノから、制度や規則、幹部の能力など見えないモノまで多岐にわたります。 「1・3・5の壁」という原則を知ることによって、次のボトルネックも予想がつきます。 社員達に「わが社のボトルネックは何か?」と尋ねたら「それは社長です」と言われぬ様にしたいですね(^_^;) ●小規模企業成長の原則5:「ボトルネックは先手で解消する」 詳しい話しはこちらで→11月16日開催「小規模事業成長の秘訣」
2007.11.14
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「美味しい市場」といっても、卸売市場ではありません。 ビジネスの話しです^^ さて、味覚には個人差があります。 市場(マーケット)も同じで各社、「美味しい市場」は異なります。 経営資源の少ない小規模企業にっとって「自社にとって何が美味しいマーケットなのか」を把握せずに努力する事は、報われるかどうかもわからずに努力しているので、博打に近い行為と言えます。 そこで今回はこの美味しいマーケットをどう見つけるかをテーマに3つの作戦をご紹介します。 ●作戦1:大手の参入できない市場を狙え 美味しい市場を見つける上で、一番効果的なのは「大手が参入できない市場」を見つける事です。 これは私自身が大手企業のコンサルティングをやっていて、いつも痛感している事です。 例えば大手企業が「新規事業開発」のプロジェクトをやっているとしましょう。 プロジェクトが進むにつれて「この程度の利益しか出ないのなら参入する意味は無い」というビジネスがたくさん出てきます。 多くは「市場規模が小さ過ぎる」「手間が掛かり過ぎる」「本業との相乗効果が無い」「違法では無いが…」等々。 利益率は高くても大手にとっては「そこまでして参入する意味が無い」ビジネスばかりなのです。 しかし、これらのビジネスは大手企業にっとっては美味しくなかったとしても、同業の小規模企業にとってはとても美味しい市場です。 この様な市場を見つけ、経営資源を集中する事こそ小規模企業が成長できるチャンスなのです。 ● 作戦2:一番になれる市場を狙え 専門的に言うと有名な「マーケットのセグメンテーション」で、要は「自社がNo.1になれそうになるまで市場を分割してゆく」ことです。 起業したての私自身を例に採ると、「世界No.1のコンサルティングファーム」になるのは夢の様なお話しでした。 「アジアNo.1」も「台湾No.1」も豊富な経営資源を持った既存企業が存在するので簡単ではありませんでした。 「在台日系企業に対してNo.1はどうか」、「在台日系企業の人事労務課題に対してNo.1はどうか」と市場を分割してゆく事で、「No.1になれそうな市場」を見つけてゆくのです。 ちなみに現在のわが社は「在台日系企業の人事労務課題」については既に実績No.1となりましたので、次のステップである「在台日系企業についてのコンサルティング全般でNo.1」になる事を目標にしています。 ●作戦3:相乗効果を狙え 弊社で発行している「Y’s News」もそうですが、「他社では美味しくなくとも、自社には相乗効果があるので美味しい市場」が必ず存在します。 例えば、台湾における「日本語ニュース配信事業」は、元来小さな市場規模で、年々市場規模が小さくなっています。 これでは誰も見向きもしないかも知れませんが、コンサルティング事業を持つわが社にとっては、 1.顧客が同じで両事業に相乗効果がある 2.自社独自のデーターベースが構築できる 3.人材やオフィス、備品などが共有できる 4.内緒… (;^^A と、多くの相乗効果がありますので、「とっても美味しい市場(ビジネス)」になるのです。 ●小規模企業成長の原則4「自社にとっての美味しい市場はどこかを見つける」詳しい話しはこちらで→11月16日開催「小規模事業成長の秘訣」
2007.11.13
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●人材の定着 小規模企業では一般的に人材の流出が頻繁にあり、「人材の流出」を食い止めなければ、企業の成長は望めません。 小規模事業の経営者で「去る者は追わず」と公言している方もいますが、小規模事業にとって人材の定着は「経営者の面子よりも重要な経営課題」だと思います。 面子をかなぐり捨ててでも人材を定着させなければ、経営資源の乏しい小規模企業にとって成長は絶望的です。 実は、私自身も人材の定着には一番苦労してきました。 「人材が定着していれば、もっと早く成長していたのに…」と、経営者としての器の大きさを深く反省しています。 しかし、苦労したかいがあり、ここ数年は入社した「人材」は辞めずに「人財」となり活躍してくれています。 その人材定着のノウハウとは… ●辞めにくい人を採用する 「そんな事、事前にわかれば苦労しない」と思われるかもしれませんが、よく考えてみると「辞めにくい人」を探し出す事は可能なのです。 例えば「大企業で出世している人材」は、うまくヘッドハンティングできれば、「辞めにくい人材」になります。 なぜなら、大企業から小規模企業に転職したわけですから、当然周囲からの猛反対にあっています。 周囲の猛反対を押しのけて転職してくれたわけですから、本人にも面子があり、そう簡単に転職するわけにはゆかないのです。 他にも「遠くに住んでいる人を採用する」(引っ越しが伴うので辞めにくい)、「日本人を現地採用する」(辞めるとビザが無くなるので辞めにくい)、「知り合いから紹介を受ける」(知り合いの面子を潰すので辞めにくい)等、「辞めにくい人を見つける方法」はたくさんあるのです。 ●本人の家族や恋人と仲良くなる 本人が「辞めたい」と思っても、家族や恋人が相談に乗り、うまく説得してくれれば、行動に起こす可能性は低くなります。 人は不満を口に出すだけでもストレスを発散する事ができますし、身近な方が説得してくれれば「辞めよう」という気にもならなくなります。 「ご主人」「奥さん」「両親」「恋人」等、採用した人材が一番先に相談するだろうと思われる人と仲良くなる事で、無料で強力なカウンセラーを手に入れる事ができます。 星野仙一さんではないですが、「部下の奥さんの誕生日にプレゼントを贈る作戦」は、日本でも効果があるでしょうが、奥さんの発言力が強い台湾では効果絶大なのです。 それを知ってかどうかはわかりませんが、台湾企業では「忘年会」や「社員旅行」等は奥さんや恋人等の同伴者を認めるところが多くあります。 多少のコストは伴いますが、人材流出から比べれば安いのではないでしょうか? ●暇にさせない 社員のモチベーションの低い会社は、きまって「暇な会社」です。 人は暇だと、あれこれあれこれと余計な事を考えてしまいます。 徳川家康の「生かさず殺さず」とまでは言いませんが、社員を忙しくさせるという事は、言い換えれば「人材を活用している証拠」とも言えます。 常に本人の能力より10%程度レベルの高い仕事をさせることは、本人の成長にも繋がりますし、達成感を味わえるので、モチベーションが向上します。 特に小規模企業の場合は社員に楽をさせても本人の為にもなりませんし、会社にとっても大きな損失になるだけです。 社員の健康状態には充分注意しながら、ちょっと背伸びすれば届く仕事をしてもらう事が肝要です。 ●小規模企業成長の原則3;「人材の定着が成長への第一歩」詳しい話しはこちらで→11月16日開催「小規模事業成長の秘訣」
2007.11.08
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●小規模企業の人材問題 「企業は人なり」といわれる様に、規模の大小に関わらず、人材は重要な経営資源です。 しかし多くの小規模企業は、二つの大きな問題を抱えています。 1.人が集まらない 2.採用しても直ぐに辞めてしまう 採用される側から考えてみると「寄らば大樹の影」ではないですが、小規模事業は不安なものです。 できれば入社したくないし、入社してもチャンスが有れば直ぐに転職したいと考えるのは当然です。 日本では誰もが知る有名企業の台湾拠点であっても、条件は同じです。 台湾では有名でないことに加え、外資系企業ですので何時撤退してもおかしくない不安を抱える職場なのです。 ●小規模企業の採用戦略 では小規模企業が人材を集める為にはどうしたら良いのでしょう? まず第一のポイントとして「経営者にビジョンとパッション」が必要になります。 実現できるかどうかは別として、「将来どうしたいか?」が決まっていない小規模企業は不安の固まりです。 また、情熱の有る人にはなぜか人が寄ってくる習性があります。 熱中している人には魅力がありますし、なぜ熱中できるのか知りたくなるのが人情です。 次に採用方法ですが、「一般的な求人方法」でよい人材を採用するのは難しいのが現実です。 交友関係を広げ、経営者が自らのヘッドハンティングでなければ良い人材は集まりません。 なぜならば、採用者に与える事ができるのは「高い給与」や「充実した福利厚生」「名誉」「安定」ではなく「将来の夢」でしかないのですから… 第三のポイントは給与水準です。 「業界トップの企業がこれだけなのだから、末席のうちは8割ぐらいで…」と考える方が多いのですが、実はこれは逆です。 「業界トップの企業だから、この水準でも良い人材が集まる」のであり、リスクの高い小規模企業に入社してもらうには業界トップの企業より多く支払う必要があります。 えっ? そんなお金がない? それなら経営者の給料を減らしてでも、また一時的には経営者の給料より高くなったとしても資金を捻出しましょう。 なぜなら「相手にリスクを負わせて、経営者だけがリスクを負わない」と考えるのは甘過ぎますし、経営者もリスクを負う事により、採用した人材を活用しようと必死になります。 小さな安定を採らず、優秀な人材達を活躍させ、今の数倍の給料を貰う事を考えましょう。 第四のポイントは「社員に不安を与えない」ということです。 例えば「基本給は○○と低いが、成果に応じて歩合で払う」とは一見合理的に聞こえますが、これは言い換えるなら「経営者としてのリスクを社員に転換している」ことになります。 リーダーがリスクを取るので人は就いてきます。 責任を転換するリーダーの下では人は居着くわけがありません。 ●小規模企業成長の原則2 「小規模企業では制度より経営者のパーソナリティーが重要」詳しい話しはこちらで→11月16日開催「小規模事業成長の秘訣」
2007.11.06
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