いやーぁ、実にまったく、とっても、良かったよーーーお。
思えば、43年くらい前の少女の私は、
地方に住んでいて、テレビや雑誌、映画以外のタイガースを知らなかった。
10年位前に、タイガース結成35周年記念CDのBOXが出たとき、
せっかくだからと、買ってみたら、
「ええぇっ、タイガースが、英語の歌、歌ってるー!!!」
と、びっくりしたくらいです。
それで、あわてて調べてみて、
ローリングストーンズやら、ビートルズ、モンキーズなど、
海外のバンドのコピーをいっぱいやっていたと知りました。
ロックバンドだったなんて!!
タイガースのコンサートに行ったファンの皆様方、
さぞかし、熱いコンサートだったことでしょう。
今回、みんな64才くらいのおじいさんになっているというのに、
演奏は上手い、声、ハーモニーが美しい、
とにかく、楽しい。
これを、昔の綺麗な可愛いジュリーたちがやっていたのなら、
それはそれは、素晴らしいステージだったと思います。
さて、セットリストには特に触れませんが、
今回のコンサートで、始めの英語の曲は、ノリノリで聴いていたけど、
その後、デビュー曲である「僕のマリー」と「モナリザの微笑」が
続けて演奏されたら、もう、ごめんなさい、でした。
そう、私が愛したタイガースが、今、私の目の前にいるんだ。
とうとう、本物に会えたんだ!!
涙が、出るわ出るわ。
ボロボロ状態でしたよ。
仲間に囲まれたおじさんジュリーが、きらきらして見えました。
サリー(岸部一徳さん)のベースの指の動きの見事さ、
そして、激しく弾きながらのステップや、歌唱には、
もう、脱帽です。
だって、この間のライブで、
私もベース弾きながらコーラスやらないといけなかったんだけど、
「いかん、無理。指がおろそかになってしまうけん、歌えん。」
と、あきらめたんですもん。
やっぱり、プロは違うんですねー。
シーサイドバウンドの時、右、左、1.2.3.4とステップを踏みながら、
サリーの右手は、激しく動いていたんです。
ジュリーの鉄人バンドには、ベースがいないので、
今回、サリーのベースは、とても目立ちました。
よく知っていた曲に、あんな、難しいベースがついていたなんて、
知らなかったぁ・・・・
そうそう、サリーが弾いていたバイオリンベースも、
ものすごーく、良かった。
バイオリンベースを一躍世界へ広げたと言っても過言ではない、
ポール・マッカートニーが使用していたことでも知られる
'62年仕様を復刻した本器。
Hofner 500/1 VINTAGE ’62 ELECTRIC BASS GUITAR
これ。
実は、夏ごろ、このベースが気になって、
天神の楽器店で、じーーーっと眺めていたんです。
おっと、コンサートに戻ります。
「坊や祈っておくれ」は、なんか聞いたことがあったような・・・
と、思ったら、
以前買っていたCDに、メドレーで入っていました。
その中では、「坊や歌っておくれ」という題名でしたよ。
サリーの低音、それに乗っかったタローとジュリーの声、
素敵なハーモニーでした。
あ、この時、ピーはハモっていたのかなぁ。
タローさんの陰になっていたので、ピーの表情は見えなかったのです。
あと、最後の方の「落葉の物語」「ラブラブラブ」も、
涙ボロボロ・・・・
タローさんも、ジュリーも、涙を浮かべて歌ってたよー。
24曲が、あっと言う間の、
それはそれは、素敵なコンサートでした。
せっかくだからと、一泊した私は、
今日、またまた足を酷使して、京都めぐりをしましたよ。
そのお話は、次の日記で。
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