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2008年07月21日
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カテゴリ: 観ました



 だいぶ以前に読んだ梨木香歩さんの原作がとても良かったので

 「映画化かぁー・・・楽しみだけど、どうかなぁ~??;」 と思って

 いましたが、その心配は杞憂に終わりました。

 それはゆみたろだけでなく、多くの原作ファンに共通する感想

 ではなかろうか? と想像するほど、原作の持つ世界を大事に

 していた映画でした。

 きっとこの映画を作った方たち全員が、梨木さんの 「西の~」 に






 おじいちゃんからのギフトであるワイルドストロベリーの群生、

 よく眠れるおまじないのベッドサイドに吊るした玉葱のネット、

 お母さんのパジャマでリメイクしたまいのエプロンとスモック、

 曾々おばあちゃんが体験したという婚約者との海のエピソード、

 森や庭に溶け込むように建つ、暖かで可愛いおばあちゃんの家、

 そしてラストの 『・・・ダッシュツ ダイセイコウ』 のメッセージ

 どれも原作どおりで感激でした。




 原作は、どちらかというとまいの視点で読んでいたゆみたろ

 ですが、映画はおばあちゃんの視点で感じることが多かった



 特に、おばあちゃんが眠れないまいに “約束” をする場面、

 それと、両親と行くことを決めたまいを一人見送る場面では

 涙が止まりませんでした。






 ことってないですね。

 ゆみたろは孫も娘もいませんが、自分が担任や担当した子に

 同じような気持ちを持つので、まいへのおばあちゃんの愛が

 よく解るように思います。

 最後には、おばあちゃんの死と対面するまいですが、それは

 決して不幸なことでなく、おばあちゃんとの約束が果たされ、

 まいのおばあちゃんへの “大好き” が ちゃんと伝わっていた

 ことの証明となります。

 自分のために、どんな時にも損得なしに、泣いてくれる人や

 笑ってくれる人を持っている子は幸福だと思います。

 せつないけど、とても幸福で豊かなお話 (本も映画も) です。

 娘や、娘のような子に、ぜひ勧めたい作品です。









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最終更新日  2008年07月22日 02時59分53秒 コメント(6) | コメントを書く
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