晴れ、ときどき手作り。

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2019.01.14
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書いた字がこすれば消える,便利なフリクションペン。
ゴムの摩擦熱で透明に変化して見えなくなります。

温度が変わると色が変わる物質は昔からあって,
商品もいろいろなものがありますが
特定の温度で色が変化し,その温度になればまた元の色に戻ります。
フリクションペンの優れた点のは,冷えても消えたままであるところ。
インクに様々な工夫があるようです。
開発の歴史も面白いです。

パイロットのフリクションペンのHP で調べると
変色温度幅は65℃から-20℃ということでしたので
-79℃のドライアイスなら色が戻るかな?と試してみました。

  • フリクション63.jpg

  • 低温のアイロンを軽く当てます。
  • フリクション64.jpg

  • 当てた瞬間,字が消えます。
  • フリクション68.jpg

  • ドライアイスを置き,3秒くらい待ちます。
  • フリクション65.jpg

  • 1秒くらいで字が戻ってきます。
    浮かび上がってくる感じが面白い。
  • フリクション69.jpg

数回やってみましたが,同じように変化しました。

-20℃ということだと冷凍庫でも難しい温度かもしれないので
消した文字を蘇らせたいというときには
ドライアイスを使うのも一つの方法かもしれません。

北海道では-20℃を記録したということでしたので
外に放置しておいたら消したはずの文字が見えていたりするのかしら?

簡単で我が家の子供たちも喜んでいましたが
アイロン,ドライアイス,どちらも火傷の原因になりますので
お試しする場合は軍手をして
ドライアイス,アイロンの置き場所を決めるなどの
準備を大切になさってください。

また使い終わったドライアイスは密室に置きっぱなしに
しないように注意してください。
2センチ角のドライアイスは大体800倍
6Lくらいの気体になります。



 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
温度で色が変わるもの
​​ ​​
* 先日東芝未来科学館で,印刷が消せるコピー機
というのを拝見しました。
frictionペン同じ原理のトナーを使うそうです。
色々な発想がありますね。

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chee






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Last updated  2023.08.30 10:28:56
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