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July 21, 2004

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テーマ：おすすめ映画(4071)

カテゴリ：映画

昨日から映画日記をいじっていました。

タイトル別にまとめることにしました。
まとめてみたらこの2年近くの間にけっこういろいろ観てたのね。

★★ うるとびーずの映画日記
★★ 映画タイトル別

今日は映画を2本観ました。
韓国映画「ラブ・レター～パイランより～」と

「ラブ・レター」はもちろん浅田次郎原作の
あの感動作品を韓国でリメイクしたもの。
日本では中井貴一主演で映画化されましたよね。
私、この作品は映画では観ていないけれど、
CDブックで聴いて号泣しました。
★★ Love Letter

韓国版もストーリーは同じなのですが、
パイランが働くのはクラブではなくて洗濯屋さん。
この辺が日本よりソフィスティケートされてるのかなって気がしたけれど、
しがないヤクザのカンジェさんがなかなかいい味だしてました。

まさに薄幸の美少女という感じでした。
映画と共にCDブックでの菅野美穂の語りが思い出されて、
もう涙も洟水も一緒くたに流れ落ちておりました。
でもラストが本とはちょっと違ってた。
予想はできたんだけど、やっぱり悲しかったな。（涙）
ここで読んでね。

さてもう1本の「マルセルのお城」、こちらもよかったです。
フランスの国民的作家、マルセル・パニョルの
子供時代を描いたものだそうです。
もう1本の「マルセルの夏」と一緒に観て完結作品ということで、
私は後の方を先に観ちゃったのね。
今週もう一回その2本を同時上映するので、忘れないようにしなくちゃ。
プロヴァンス地方の美しさと、家族への愛、
とくに美しく病弱だった母への想いが描かれています。
ストーリーに関してはこちらをお読み下さい。

整理ついでに過去日記も読み返したりしてました。
修正したい個所があったんだけど、
1年半近くさかのぼるのはめんどくさいので、
ここで直しちゃうことにしよう。
映画日記にもタイトルがでてくる「ジェイコブス・ラダー」。
雲間からこぼれる光が美しい現象です。

Jacob’s Ladder

　　　　　　　　　　　　　　　2003年1月18日（土）

最近の私のお気に入り。
「ヤコブの梯子」または「天使の梯子」。

『雲の切れ間から射し込む、幾筋もの神々しい御光は、
あたかも天と地を行き交うための階段のように思えます。
そこでヨーロッパでは、これを天使の梯子、
あるいはヤコブの梯子などといっています』
(高橋健司著『空の名前』より引用)　
天使の梯子

この光を見ると荘厳な気持ちになるのは何故なんだろう？
なつかしい気持ちになるのは何故なんだろう？
いつかは私も天に帰る者だとわかっているから？
神様が私をこの地に生かしてくださるのなら、
私は自分の使命を果たさなくては。
でも、私の使命って何？

日々が迷いの連続です。
何が正しくて、何が間違いなのか、
求めれば答えは出るのでしょうか？

「ヤコブが、イザクから祝福を受けてイスラエルの地に旅した時、
ある土地で石を枕に寝ていると、天に通じる階段が出来て、
天使が上がったたり下ったりしているのを夢みた。
ヤコブは、ここが天の門の地と知り、
神に祈ってここにイスラエルの国をつくった。」
　（旧約聖書　創世記第２８章）

天使の梯子は私に向かっても伸びているのでしょうか？
私はその梯子を上る資格があるのでしょうか？

忙しい日々の合間に、
ふとそんなことを考えてしまった私なのでした。

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