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昨日電車で例のアナウンスを聴いてふと思った。
This train is bound for Ikebukuro.・・・・
いつも私は「到達点の to 」と「方向の for 」の違いについて
生徒たちにうるさく言っている。だから、このアナウンスを聞いたときも、
これを生徒に紹介したらどんな反応をするか想像してみた・・・
「じゅくちょ~、for って言ってるってことは池袋に[到達]しない
可能性もあるってことですか?」っていう質問が来そうだ(苦笑)
そうですね。いつもの私の説明だとそういう誤解も起こりえる・・・
「説明を変えなきゃ」と反省しました。
「方向のfor」は[直接]繋がっていないだけで[いつかは繋がる]を
前提としたニュアンスを持つ前置詞なんです。
私は武蔵藤沢という駅から「for池袋」に乗ったわけですが、もちろん
そのまま乗っていれば事故でも起きない限り、必ず池袋に到着する。しかし、
武蔵藤沢の次の駅は狭山ヶ丘で、その次の駅は小手指で、その次は
西所沢で、その次は所沢で・・・・(ローカルな話の上にキリがない・・・)・・・
要は間に邪魔?になるものがあり、直接直線で繋がっていない、ということ
なのです。ドットをつなげていくと最後に到達する、という感じはまさにforです。
こういう説明をしていると「じゃあ、直通電車はtoですか?」という質問が
来そうですが、(色々な見解がありそうですが)私の答えはYesです。
生徒諸君もこういうくだらない疑問を暇なときに散々考えると、自然と
ニュアンスが身につきますよ。
つくづく言葉って面白い!!!