元・中日の選手だった 佐野心
部長が率いる静岡・常葉菊川高。
ピンストライプ、左胸に大きく 「TK」
の文字をかたどった
まるでヤンキースとウリふたつのユニフォームが、
いずれも高校生離れした大きな身体の選手たちを包んでいる。
昨年のセンバツ、そして明治神宮大会で優勝し、
今大会でも優勝候補の筆頭だったが、今日行われた3回戦であっけなく敗退した。
出場高の多くが 「打倒、常葉菊川!」
を掲げていたが、
それを成し遂げたのは、最近甲子園の常連になってきた千葉経大付高![]()
勝因は、エース・ 斎藤圭祐
の直球とスライダーやチェンジアップを駆使した絶妙な配球、
そして野手の絶妙なポジショニングなどのディフェンス面にあったようだ。
率いるのは、今ではすっかり有名になった 松本吉啓
監督。
高校(桜美林高)-大学(明治大)-社会人(明治生命)と、
常に日本一を経験してきた。
強いて言えば、高校野球の監督としては唯一まだ経験していないが。
ボクにとって最も印象深いのは、松本さんが埼玉栄高の監督時代のこと。
それは98年夏の甲子園。現西武の 大島裕行
を主軸に据え、
新垣渚
(現ホークス)を擁する沖縄水産高を破った試合だ。
(これまで何度も書いたので、ここでは省略)
その後、「ボタンの掛け違い」があって埼玉栄高を追われるように飛び出し、
千葉経大付高の監督に就任して、あらためて強豪校に仕立てた。
昨秋の高校生ドラフトで広島に入団した 丸佳浩
も、
もちろん教え子のひとり。
ほかに、実の息子2人も甲子園で活躍し、
いまでは揃って早稲田大野球部に在籍している。
特に兄の 松本啓二朗
は高校時代、 ダルビッシュ有
を擁する
東北高相手に、延長の末に投げ勝ったこともある。
大学に入学後は外野手に転向。
神宮でも存在感を示し、いまではドラフトの注目選手に成長している![]()
今年のセンバツ、どうにも 「西高東低」
が顕著なのだ。
現時点で「東」で残っているのは、千葉経大付高をはじめ
聖望学園高
(埼玉)ぐらいだろうか。
とりあえず、ボクはこの2校を応援することにしよう。
※ほかに長野日大高もあった・・・
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